小津権現山 周回ルート探索 結局薮漕ぎ
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,214m
- 下り
- 1,213m
コースタイム
10:39 取付き
10:46 ルート修正
10:54 ルート発見
11:18 尾根
11:28 494.1 三角点
11:48 岩場
12:38 薮濃くなってくる
13:17 昼食 〜13:47
14:07 権現・花房縦走路合流
14:19 P1068
14:29 杉林
14:41 小津権現山山頂 〜14:48
15:00 谷
15:07 前衛峰
15:27 高屋山三角点
15:31 新道・旧道分岐
15:49 〃 合流
16:11 登山口 〜16:21
16:32 白山神社横駐車場
天候 | ピーカン 駐車場20℃ 山頂付近12℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・取付きは地図上では破線がありますが道はよく分かりません ・赤目印は一箇所だけ有りましたが494の三角点へのものか? 他には一切ありません ・竹と杉の混在林の急登を登りますが足場が崩れやすいです ・破線の道を発見・合流しても尾根に上がるまでは落ち葉が20cmくらい積もってる上、倒木・薮であまり使い物になりません ・直登する踏み跡とそれを縫うように蛇行する踏み跡2本が地図上の破線部分には付いてます ・494.1の三角点からしばらくすると岩場がありますが、灌木が岩にまとわりついててかなりうっとうしいです ・縦走路合流手前500mくらいから笹と灌木の薮漕ぎになります ・雪の重みで灌木が水平に生えてますので登りの場合顔に突き刺さってくる感じで邪魔くさいです ・縦走路に出ると笹が被ってる所が時々あります ・山頂下の杉林辺りでは道がちょっと分かりにくいところが有ります ・所々残雪の上を登るところがありますが靴先をたたき込んで登れば大丈夫でしょう ・山頂直下、残雪の上を急登するところは雪解け直後の所はぬかるんでて滑ります (ロープがほしいところ・あと1週間もすれば雪は消えそうです) ・山頂からの下山路は高屋山を過ぎると落ち葉で滑りやすいところが有ります ・一部旧道へ入ってしまったところはザレた上に落ち葉でかなり気を遣います(ピストンの場合は旧道へ入ることはないでしょうけど) ・林道終点の登山口より白山神社方面への下りはかなり滑ります |
写真
感想
いや、決して薮マニアじゃありません
ただ、ピストン登山があんまり好きじゃないだけですw
今回は小津権現山
普通は林道終点の登山口からピストン登山
最近では藤波ルートが出来てバリエーションが増えたようだけど、そちらへの周回とか花房山経由の縦走だと車2台は必要、って事で地形図を眺めていると、494.1の三角点のある北東の尾根に途中まで破線が付いてる。
これを巡っての周回ならイケるんじゃね?!ということで。
積雪期の周回記録は見つけること出来たけど無雪期のは皆無(薮が濃いためか?)
最初は正規の登山ルートで登って、下山でルート外れて北東尾根へ、って考えてたけど、
下りで薮漕ぎだと知らず知らずに支尾根に入っちゃって迷う恐れと、初めのうちのモチベーションの高いときのが時間もあんまり気にしなくて良さそうなので、登りで北東尾根から花房山縦走路へ合流、権現山から正規ルートで下山の方向で行ってみました。
取付きも下山も楽なように白山神社へ車を駐める
ここの駐車地は隣の民家の持ち物らしく、ちょうど家の人がいたため一言挨拶して出発。
最初は部落の中を川沿いに歩いて取付き方面へ
枝垂れ桜やソメイヨシノ?もちょうど満開、下界よりも1週間ほど遅い感じか?!
地図で確認しながら破線の方へ入るが道は分からない
適当に斜面を登るけど、楽な方楽な方へ行きがちになるため破線からどんどん離れてく
こりゃイカンと軌道修正すると道らしきのに合流杉と竹の混合林を登っていく
竹が無くなる頃にはしっかりした道になったけど、倒木や積もった落ち葉で道を外れて歩いた方が楽な感じ
しばらくで尾根に出ると傾斜も緩やかになってちょっと楽に。
直登の道とそれを縫うようにジグザグの道の2本が付いてる
直登はかなりキツイためジグザグに登るとしばらくで、「三角点」と表示のある杭が目に入る
ピークでも何でもなく斜面の途中に有るただの測量点のようだった
三角点手前からの尾根道も標高が上がるにつれて緩やかになって非常に気持ちいい
尾根幅も5〜10mほどで北斜面は杉の植林帯になってるけど尾根より南側は落葉樹
もうドコでも歩けるしドコで休憩してもいい感じで、秋の紅葉時期なんかここらくらいまで上がって紅葉見物もあり、かと
大きな鹿が二度ほど目の前を横切って谷底へ消えていったけど、さすが四輪駆動(四足駆動?)急斜面をすごいスピードで駆け下りて消えていった・・・・・・w
尾根には至る所にカタクリの葉っぱが見えてるしヤブレガサの群生もいっぱい
ただカタクリはまだ花の咲かない一つ葉の若い株ばかり、2,3年経つといい感じに群生が見られそう
途中に出てきた岩場は、岩の間から灌木が岩にまとわりつくように生えてて乗り越えるのに非常にうっとおしい
ほんの2,30mのことだったけど、そこを過ぎればまた気持ちいい尾根
段々標高を上げると小木が増えてきて、おまけに雪の重みでほぼ水平に生えてるから、下から登ると顔に突き刺さってくるように枝が伸びてて邪魔くさい
暑くて暑くて半袖だったからもう腕傷だらけw
笹が散見されるようになってきた頃、右下に残雪が残ってるちょっとした窪地があったのでそこでお昼に
本日もレトルトのカレー
中辛表示だったけど思ったより辛い
暑い時期にあんまり辛いのは水分がぶがぶ飲んじゃってあんまり向かない感じ
先週までは500mlのペットボトル1本とゴハン用に水1.5lが標準だったけど今回はペットボトル2本にした
もうここまでで1本消費してたから2本にして正解だったw
花房縦走路の合流点まで500mくらいの所から笹も背丈ほどになってきてホントに薮漕ぎ
顔に向かって突き出してくる枝を避けながら笹を掻き分けて何とか縦走路合流
下りでこの尾根使う場合、縦走路からの取り付き点でまず薮に怯みそうなのと、笹の中で知らずに谷へ下りてしまうのに注意すれば、思ったほどの支尾根の分岐もなくて薮漕ぎの下りを乗り越えれば周回時間としては早そう
権現への縦走路は時々出てくる残雪と(これはもう1週間くらいで消えそう)山頂下の杉林の中でルートが分かりづらいのと
山頂直下の滑る激登りさえ注意すればいい感じ
結局、山頂までは4時間、昼ご飯除けば3時間半かかりました
たぶん逆回りすれば1時間くらいは早く回れそうです
山頂からの下山はもう正規ルート、
途中新・旧の分岐で旧道の方へ入っちゃって時間ちょっとロスしたけど1時間半ほどで林道終点の登山口へ
登山口では明日(4/16)が山開きの行事が有るとかで地元山岳会の人たちが準備中、ご苦労様です
10分ほどルートの様子などを話して白山神社へ下って駐車場へ
縦走路合流500mくらいの間の薮と途中の岩場の整理をすればなかなかいい周回路が出来そうな感じでした
でも、整備しちゃわないで、尾根のカタクリはそっとしてあげるのがいいようにも思うけどね
興味のある人は周回してみてください
今はまだいいけどもう少しして低木に葉っぱがつき始めるともう少し難易度は上がりそうです
積雪期は割と楽そう
他の登山者には会いませんでしたが、鹿の鳴き声やウグイスの声、他の野鳥の鳴き声もいっぱいでなかなか賑やかでした。。。
一緒ですね。
jerrさんこんばんは〜。
あたしも今日は傷だらけです。
鹿のお尻も見ちゃいました。
周回しましたか!
さすがですね。
昨日は景色がよかったみたいでイイですね。
今日は霞が強くて残念ながら景色があんまりでした。
うさ茶さん、こんばんは
今日は伊吹でしたか?
傷だらけ?
ザレ斜面滑落しちゃったとか??
まぁレポ楽しみにしてます
周回路、やっぱ積雪期のルートかもしれません、または鉈もって刈り払いながら進むとか・・・・
至る所に鹿のウン○が・・・・
昼飯食べたときに座った下にも・・・・・
でも、動物が多いところの薮にはダニが結構いるのかも
暑いからと半袖だったむき出しの腕に赤い点々が、かゆくてかゆくて・・・・
薮漕ぐ可能性のあるときには暑くても長袖必須!!!
jerryogu さん こんばんは
全く知らない尾根でした。
花房山と小津権現山の稜線は最近藪がかられて縦走路が開通しましたが、2008年に花房山方面から小津権現山へ稜線向かって歩いた時には、まだものすごい藪こぎで傷だらけになりました
・36枚目 シロモジ?
・118枚目 キランソウ ではないかと思われます。
alpsdakeさん、こんばんは、初めまして
花の名前ありがとうございます。
そうですね、縦走路も道の真ん中から笹が顔出してるところもたくさんありました。
しばらくほっとくと道も埋もれちゃいそうな感じで、山岳会?の人も縦走路の方は整備しても歩く人少ないからすぐに元に戻っちゃうんだよね、なんて言ってました。
北東の尾根、縦走路側の500mくらいの間の藪さえ何とかすれば中間部は非常に気持ちのいい感じでした。
その気になったら挑戦してみてください
biwakotaroの相方、チャメゴンです。
小津権現への話もあったんですが
登り時間が長かったので貝月にしました。
私らの体験したヤブとはまたレベルが違いますねwww
ゆっても私らは一応登山道だし
30分のガマンですみましたもの。
のぼりは草木が襲い掛かってくる、てゆうの
すごーくわかります。w
でもソロなんですから
じゅ〜ぶん気をつけてくださいね。
チャメゴンさん、おはようございます。初めまして
ご心配ありがとうございます。
う〜ん、好きで藪歩いてるわけじゃないんですけどね(笑
藪歩かないならそれに越したことはありません
ただ、今回のはうっとうしいだけで進むべき方向も明瞭で 滑落、の危険もなかったから安心でした。
先々週の南木曽岳とは大違いw
私も1月の終わりに貝月、チャメゴンさんたちとは逆回り(というか本来回るはずだった)ルートで周回したけど雪多くて、おまけに天気も急変で結構大変でした
レポにもあげてあるからよかったら見てくださいw
どこかでお会いしたらよろしくお願いします。
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