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Yamareco

記録ID: 430716
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ハイキング
丹沢

大倉尾根_西側大トラバースで堀山の家へ★下りは美尾根と水平歩道で快速下山

2014年04月19日(土) [日帰り]
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GPS
05:51
距離
11.3km
登り
969m
下り
968m

コースタイム

ルート図は概略でつないでいるので実際と異なる部分が多いので注意ください。

_8:23 大倉バス停
_8:46 雨乞岳取付
_9:08 雨乞岳
_9:49 水無堀山林道

_9:57 尾根取り付き
********************
(尾根取付からトラバースと直登で約2時間)
********************
11:56 大倉尾根(P910m)合流

12:07 堀山の家
    (昼食休憩 ~12:30)

12:44 下り尾根取り付き
********************
(尾根下り29分)
********************
13:13 水無堀山林道

14:08 大倉バス停

天候 完全な曇り 
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
渋沢から大倉までバス
コース状況/
危険箇所等
●西山林道〜雨乞岳(西側尾根)
 踏み跡明瞭で問題なしでした。
 東側尾根は急で倒木も多くかなり難儀しますがこちらは楽でした。

●雨乞岳〜水無堀山林道
 これまでは雑事場ノ平から林道に下っていましたが、今日はうっすらとしたトラバースをたどりました。
 途中急斜面で踏み跡が消えたり、多数の倒木に遮られたりでルート選択に頭を使いっぱなしでした。

●水無堀山林道尾根取付〜大倉尾根(P910m)
 できるだけトラバース可能なルートを探して進みましたが、谷が断続的に現れ高巻するために急斜面の直登を何回もしました。踏み跡は所々にありますが、多くは獣道に見えます。ここもルートの見定めが常に必要でした。

●大倉尾根〜水無堀山林道(下り)
 地形図を見るといかにも素直な尾根に見えるルートを選択しました。
 実際もその通りで尾根が広く、傾斜は急であるが植林帯で土が柔らかく足にやさしかったです。そのためハイピッチで下りあっという間に林道に到着しました。

●水無堀山林道〜水平歩道(仮称)〜西山林道
 これまで存在を知りませんでしたが、林道から偶然道の一部が見えたため歩くことができた。落石や倒木・枯れ木が散乱する場所も多いですが基本的に昔整備された作業道のように見えます。なお、この道の途中で一人(男性)とすれ違いました。
4月第3日曜日は山開きですね。
4月第3日曜日は山開きですね。
雨乞岳への尾根に取付くとすぐに祠がありました。
雨乞岳への尾根に取付くとすぐに祠がありました。
最初だけバリルートの雰囲気ですが・・・
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最初だけバリルートの雰囲気ですが・・・
しばらくしてきれな作業道?が現れます。
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しばらくしてきれな作業道?が現れます。
そして尾根が広くなります。大きな桜の木がありましたが花はすべて散っていました。(地面は桜の花びらです)
そして尾根が広くなります。大きな桜の木がありましたが花はすべて散っていました。(地面は桜の花びらです)
ひとり静かに咲く花を見つけました。
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ひとり静かに咲く花を見つけました。
そして山頂。「雨」だけなんとか分かります。
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そして山頂。「雨」だけなんとか分かります。
ここも桜は散っています。
ここも桜は散っています。
少し下って、いつもはまっすぐ行きますが今日は左に延びている踏み跡を行ってみます。
少し下って、いつもはまっすぐ行きますが今日は左に延びている踏み跡を行ってみます。
最初は明瞭ですが・・・
最初は明瞭ですが・・・
こんな場所が現れたり、ざれた急傾斜で道がなくなったりで頭を使います。
こんな場所が現れたり、ざれた急傾斜で道がなくなったりで頭を使います。
水無堀山林道が見えてきました。ここを下りようと思ったらなんと工事中です。なぜこの「途中断念された未使用の林道」で工事をしているのか不明です。そのため高巻しました。
水無堀山林道が見えてきました。ここを下りようと思ったらなんと工事中です。なぜこの「途中断念された未使用の林道」で工事をしているのか不明です。そのため高巻しました。
ここに下りました。
ここに下りました。
場所は違いますがこの林道標識あります。
場所は違いますがこの林道標識あります。
そして以前から気になっていた、いかにも「ここを登ってください」というはしご。その上には木材の階段も見えます。昔の作業道でしょうか。
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そして以前から気になっていた、いかにも「ここを登ってください」というはしご。その上には木材の階段も見えます。昔の作業道でしょうか。
尾根を登っていくと見晴茶屋裏の急登を登り切った辺りにでるはずですが今日は途中からトラバース。結構きわどい急斜面を横切ります。
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尾根を登っていくと見晴茶屋裏の急登を登り切った辺りにでるはずですが今日は途中からトラバース。結構きわどい急斜面を横切ります。
かなり古い道の残骸がありました。
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かなり古い道の残骸がありました。
ここだけ石垣があります。
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ここだけ石垣があります。
そしてその先にはスコップのデポ? さびているのでかなり前に放置されたようです。
そしてその先にはスコップのデポ? さびているのでかなり前に放置されたようです。
踏み跡もなくなり獣道だけとなりルート選びが難しくなります。
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踏み跡もなくなり獣道だけとなりルート選びが難しくなります。
ここは谷が浅いので沢を横切ります。ここはうっすらと踏み跡のようなものがありました。
ここは谷が浅いので沢を横切ります。ここはうっすらと踏み跡のようなものがありました。
でもすぐに踏み跡らしきものもなくなり、トラバースと直登の繰り返しになります。
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でもすぐに踏み跡らしきものもなくなり、トラバースと直登の繰り返しになります。
いきなり踊り場のような尾根が出ました。ホットします。ここで小休止。
いきなり踊り場のような尾根が出ました。ホットします。ここで小休止。
トラバースを続けますが岩場のザレた谷筋となり高巻せざるを得なくなります。
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トラバースを続けますが岩場のザレた谷筋となり高巻せざるを得なくなります。
尾根をよじ登ります。
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尾根をよじ登ります。
この辺りはトラバースは危険すぎるので止めます。
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この辺りはトラバースは危険すぎるので止めます。
暫く登って植林帯になるとまたトラバース。
暫く登って植林帯になるとまたトラバース。
でも結構スリルのあるルートの連続です。
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でも結構スリルのあるルートの連続です。
ずるずるの場所が多いですね。
ずるずるの場所が多いですね。
その後谷が深くなり、トラバースできないのでかなり急な尾根を登ります。
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その後谷が深くなり、トラバースできないのでかなり急な尾根を登ります。
おやこんな所でソールがはがれた人がいたのかな? ほとんどすり減っていますね。これではかなり滑ったでしょうね。
おやこんな所でソールがはがれた人がいたのかな? ほとんどすり減っていますね。これではかなり滑ったでしょうね。
大倉尾根まで結構距離があります。
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大倉尾根まで結構距離があります。
直登ばかりでは疲れるので横方向を狙います。
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直登ばかりでは疲れるので横方向を狙います。
そして出ました大倉尾根。まるで別世界。緊張が一気に緩むのが分かります。(緩んじゃいけないんだけど・・・)
そして出ました大倉尾根。まるで別世界。緊張が一気に緩むのが分かります。(緩んじゃいけないんだけど・・・)
かなり散っていますがまだまだきれいです。
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かなり散っていますがまだまだきれいです。
今日のゴール。普通に登ったら塔ノ岳の山頂に着く時間を過ぎているのでここで昼食。
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今日のゴール。普通に登ったら塔ノ岳の山頂に着く時間を過ぎているのでここで昼食。
やっとこれ買いました。すると「あめ」がサービスで付いてきました。
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やっとこれ買いました。すると「あめ」がサービスで付いてきました。
雨乞岳からの倒木地帯を通過した時にザックが汚れてしまいました。
雨乞岳からの倒木地帯を通過した時にザックが汚れてしまいました。
じっとしていると肌寒いくらいなので、カップ麺で温まります。あと、コンビニ弁当。
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じっとしていると肌寒いくらいなので、カップ麺で温まります。あと、コンビニ弁当。
あれま〜、堀山の家に記念撮影用の顔出しボードが。。。
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あれま〜、堀山の家に記念撮影用の顔出しボードが。。。
さあ、下ります。
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さあ、下ります。
最初から広い尾根です。
最初から広い尾根です。
塔ノ岳方向、ガスが深いですね。
塔ノ岳方向、ガスが深いですね。
尾根は快適、ハイウエイのようです。
尾根は快適、ハイウエイのようです。
こんなに楽で良いのだろうか?と思うくらい歩きやすい下りルートです。(でも、登りだと別ですけどね。)
こんなに楽で良いのだろうか?と思うくらい歩きやすい下りルートです。(でも、登りだと別ですけどね。)
とにかく広く見通しの良い尾根です。
とにかく広く見通しの良い尾根です。
切った幹が多数置かれています。
切った幹が多数置かれています。
かなり下まできましたがずっとこんな感じの尾根でした。
かなり下まできましたがずっとこんな感じの尾根でした。
林道のガードレールが見えます。
林道のガードレールが見えます。
林道の行き止まりではまだ工事をしていました。
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林道の行き止まりではまだ工事をしていました。
なので、水平歩道(仮称)をなんとか見つけてほっと一安心。
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なので、水平歩道(仮称)をなんとか見つけてほっと一安心。
なんと歩きやすい道でしょうか。
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なんと歩きやすい道でしょうか。
・・・と思っていたらこんな場所も。
・・・と思っていたらこんな場所も。
でもすぐに復帰。
でもすぐに復帰。
西山林道のあるところに出ます。
西山林道のあるところに出ます。
戸川公園は「花」満開。
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戸川公園は「花」満開。
これは言うまでもなく・・・
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これは言うまでもなく・・・
チューリップも満開です。
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チューリップも満開です。
植えるのはボランティアの方も協力したようです。
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植えるのはボランティアの方も協力したようです。

感想

雲が低くたちこめ眺望がまったく期待できないので、山頂へは行かず探検しましょう。

ということで以前から大倉尾根で気になっていた場所を訪ねてみました。

●雨乞岳
 東側尾根から登ったことは何回かありますが、西側尾根は今日が初めてです。
 断然西側が楽でした。

●水無堀山林道からのトラバースと大倉尾根への上り(GPS軌跡の東側ルート)
 地形図を見てだいたいの見当はつけていましたが、想定と全く違うルートとなってしまいました。
 谷筋の傾斜や斜面のザレ具合でルートがどんどん変わります。
 直登で高巻する場面が頻繁に現れました。
 尾根ルート以外を地形図から想像するのはとても難しいです。

 遭難して道迷いになったら通るかもしれない・・・というようなルートを疑似体験したような感じです。
今日は地形図との照合で自分の位置が常に把握されていましたから全く不安はありませんでしたが、自己位置不明になったらかなり焦るでしょうね。(上るも、下るも滑りやすく急だと体力消耗しますから。)

●下りに使った尾根(GPS軌跡の西側ルート)
 地形図から得た感触とほぼ同じでした。広めの尾根はやはり歩きやすい。
 同じ標高差で上りルートは約2時間、下りルートは約30分という違いになりました。
 もっとも上りはトラバースが頻繁にありましたからね。

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