焼山北面台地
- GPS
- 09:16
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,197m
- 下り
- 1,181m
コースタイム
天候 | 霧(1600m以上は晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
火打山川の橋を渡った林道入り口から雪がつながっていました。 ここのところの暖かさで縦溝たくさん(笑) |
写真
感想
山スキーの聖地と言われ、前から行ってみたかった焼山北面台地。
今シーズンは知り合いが何人も行かれているのを見てやっと行くことに(笑)
私がまだ行ってなかったのが意外〜とも言われたりした(爆)
最近は山スキー初心者さんの案内が多くて新規開拓は控えめであったが
久々の追加である^^
天気予報は一日晴れ。期待感も高まると言うものだ。
白馬にていつものよーこさんと待ち合わせ。糸魚川の笹倉温泉に向かう。
山に行くのに途中海沿いを走るのが何とも新鮮だ。
笹倉温泉付近からは海谷の山々が快晴の空に朝日に輝いている。
よーこさんとYOHさんがこの間行った昼闇山も見えている。
右手には阿弥陀や烏帽子の山々が残月に輝いている。初めて見る景色に胸が躍る。
早川の谷の奥まった所に笹倉温泉がありそのこ駐車場に車を置かせてもらう。
もう何人か上がって行った様である。
九十九折りの林道までは板を担いで歩き、橋を渡った所から雪がつながる。
橋の近くの公園の様な所には咲きかけの桜。根元にはまだ雪がある。
残雪と桜と言えば山形県の小国町にもある。そう言えばこの辺りの景色は
飯豊や朝日の麓の景色に似ている^^
林道は最初は傾斜が緩いのでショートカットして行けるが最後の数カーブが
急になってきて気を遣う。噂の難所は確かに滑れば崖下200mくらいは
落ちそうなのでクトー付けて通過^^;;
あとはアマナ平まであまり高低差のない複雑な地形を行く。
何故か晴れ予報に反してガスってきて視界は10mもない。
霰も降ってきたのでGPS見ながら行く。右手の谷に降りない様に行けば大丈夫だろう。
アマナ平も真っ平らで視界が悪く、台地末端への取り付きに迷うが先行者のトレースを
見つけて追いかける。赤布もあって良かった。
帰りに視界が良くなって来てみれば一番急な所を登ってしまった様だったが(笑)
台地末端に上がるが相変わらず視界10m以下で無木立斜面では下手に動けない^^;;
先行の5人くらいはここらで引き返して帰って行ったが私らと前後して来た一人だけもう
少し上に行ってみますと上に行った。
さてどうするか。予報では午後から晴れになっているのでしばらく岳樺の根元で
様子見停滞(笑)私はふて寝(爆)よーこさんはいつもの様にウサギの雪だるま。
時々薄日も差す様になってきたのでもう少し上に行ってみようと再び行動開始。
先ほど言葉を交わした単独の人が滑って来て興奮した様子で上は雲海で晴れてますよ!
と教えてくれた。こりゃ行くしかない!!
その言葉の通り1500mくらいまで行くと晴れ渡り火打や焼山の大パノラマが
目の前に広がっていった! いや〜これ見られて良かった!
10分くらいでまた元のガスガスになってしまったが14時を折り返し時間と設定
して前進したのであった。
結果ずっとガスは晴れることは無かったのだが今回はここまで。標高は1600m位の
大曲と言う地名が付いている辺りである。
雷鳥の足跡も発見。ずいぶん下まで降りてきているんだなあ。標高1600mとは言え
岳樺が所々生えているのはまさに越冬にはうってつけの環境である。
最近読んだ本によれば焼山周辺の雷鳥は東北から南下してきたグループの子孫らしい。
個体数が少ない割に長く生息出来ているのは北アルプス北部からも行き来しているかも
しれないとの事なので意外と長距離を飛んで移動出来る様である。
ここで3人組のパーティと出会った。彼らはもう少し上にテントを張って明日山頂へ
行くそうである。私らが日帰りと言うと「もったいないねえ、泊まっていけばいいのに」
と言われる。確かにその通り!!次回は泊まりで来て山頂にも行きたいもんです。
さてさて14:18滑降開始。しかし相変わらず視界は悪いのでGPSと登りトレースを
頼りにそろそろと降りる。ここが晴れだったらどんなに気持ちいいのだろう。
台地末端まで降りるとガスの下になり、視界が良い。山の中腹にあった雲が上では雲海に
なり時間とともに上がっていったのだった。
ここにテントが二張り。アマナ平に一張り。中から楽しそうな笑い声が聞こえる。
視界が良くなったのでアマナ平から台地上へのルートも確認出来た。
あとは朝と違った印象の春真っ盛りの林道に沿って鳥の声と雪代の音を聞きながら
下るだけである。地形が複雑なので時々位置確認するが迷路の様だったが(笑)
笹倉温泉には : 着。外来用の温泉(800円)に入ってさっぱりして
海に沈む日没を見て糸魚川で新鮮なお寿司をいただいて帰路につく。
今回は初めての焼山北面台地であったがまあ最初から良い思いはさせてもらえないのは
また来なさいと言うことでしょう。下見だと思えばルートの確認も出来たし良かった
と思う。何より少しの時間であったけれども晴れ渡った時のあの光景は忘れられない
素晴らしいものだった。見られてよかった^^
今後も楽しませてもらえそうなエリアである。来年もまた行こう・・・
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