大日連山から弥陀ヶ原
- GPS
- 29:22
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,672m
- 下り
- 1,321m
コースタイム
おおよそ。大日岳まで12時間。そこから室堂まで4時間。弥陀ヶ原まで30分。
天候 | 快晴。無風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰りは、弥陀ヶ原からバス(30分前までに予約が必要)、そして立山駅までロープウェイ。そして、クムジュンまで徒歩。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
早乙女岳の辺りまでが標高が低いからかクラックビシバシ。これが段々標高が上がっていき、完全な残雪になるのだろう。クラックの拡大、崩落にはお気をつけあれ。 その他特に通過不可となるようなものはないが、奥大日岳のコルからの登り始めと、最後のヨイショっというところが、ちょいと急。手をつく程度。 |
写真
感想
GWだ!いい天気だ!山だ!ということで、金曜帰ってきてから準備して就寝。朝起きて、飯食って4時出発。七姫のクムジュンの駐車場に5時到着!とおもいきやGPSの電池がない。地図は持ってきたが、GPSは使いたいのでラスコンまで往復40分ほどのタイムロス。。準備して、6時出発。
今年度担当することになるであろう現場を眺めながら人津谷を詰めていく。途中でおじさん一人を追い抜いて、シールでペタペタ。作業道から離れるくらいからスキーで行けるくらいの雪量だった。
詰め上がって、登山研究所の冬山前進基地。立派。そこから、急なところではツボにしたりしつつ、シールで尾根上まで。一気に視界がひらける。よきかな。
大日岳までシールでずっと行けるっしょと思っていたのに、早乙女岳までの登りとか雪稜が意外とある。ありゃ?EP履いたりしながら進んでいく。途中、両側から沢が突き上げてきている所謂鞍部で、見かけの尾根上の両側にクラックが入っていて、真ん中にもNの字になるようにクラックがつながっているところがあったり。どこを通ればいいのか考えるのが難しい。そのほかにも、そこたら中にクラック。春だ。
そして、精魂尽き果てた頃に大日岳。たらくなってからはずっとスキーだった気がする。小屋めがけて、ちょっとばかしシールを外して滑る。そして、テン場。快適。
朝起きると剱岳が綺麗。最初からEPでサクサク歩いて行く。細くなってきてからは完全に雪庇の稜線。奥大日岳への登りは遠くから見ていて壁のように見えて、大丈夫か?と思ったが、歩いて登れる斜度。あとは、クラックが入っているけれども、そのクラックが雪庇の塊なのか、斜面の雪崩なのか、どちらのものなのかがよく分からん。というか、どちらともだから、崩れるときには一気に崩れるんじゃね?とか思いながらスタスタ歩いて行く。もう雪も安定してるしそう簡単には落ちないっしょ。
奥大日岳への最後の登りで、歩いて登れず、四つん這いのところがあったが、短いので何も。奥大日からはトレースバッチリなんだが、僕の感覚としては、雪庇に寄りすぎている気がしてならない。雪庇の断面を見れる角度で見てみても、明らかに尾根上じゃなく、雪の上だったりするし。まぁ、事故らなければ問題ない。
だいぶ降りた所から、やっとEP脱いでスキーにして、雷鳥沢のキャンプ場の辺りに。昔と比べるとスキーもうまくなったもんだ。
あとは、ロープリフトみたいなものがあったので、試しに乗ってみたら、実際歩いて登ったほうが楽なくらいのリフトだったり、見渡すかぎりシュプール、スキーヤーの列だったりする状況に萎えたり、完全に観光地と化している室堂周辺の様子に辟易したり、雪の大谷を上から眺めてみたりしながら、弥陀ヶ原へ。番号のコース案内みたいな標識はあるが、完全にガチトラバース。滑る範囲だけれども、ぎりぎりの角度でトラバースしていかないと行けない。もうちょっと角度をつけて案内板をつけてくれると皆さん楽しめるのではないでしょうか?
本当は美女平まで歩いて行くつもりだったが、斜度もないし、疲れたし、上から見ていた感じ尾根が狭いしそのくせアルペンルートの道は目一杯使ってくねくねしてるしで、面倒くさそうだったので弥陀ヶ原からバス。ケーブルカー。昼前だったので、登りはぎゅうぎゅう。下りはスカスカだった。
そして、立山駅についてからが本番。入山点までのウォーキングである。途中から、荷物も重いし、靴も痛いし嫌になったので、道端に靴から何から全部置いて、裸足で数キロウォーキング。何とかたどり着いて、荷物回収して、立山駅近くのアオキと言う軽食屋さんでラーメン・カレーライス800円。こういうところの割にはお手頃な価格帯な気がした。
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