風イラズ 栗代林道より 大無間に届かず

2014年04月27日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.8km
• 登り: 1,715m
• 下り: 1,709m

コースタイム

05：30　ウサギの辻
06：43　取り付き
07：39　1280m三角点峰
07：49　尾栗峠
10：36　風イラズ
　風イラズピーク下にて　昼休憩〜11：50
13：21　抜ヶ谷山
14：34　尾栗峠
14：48　1280m三角点峰
15：34　取り付き
16：51　ウサギの辻

天候

晴れ
穏やかないい日でした

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

4/27 5:30

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4/27 16:24

4/27 16:51

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-1 オリンパス

感想

ukky

風イラズに大無間山、名前からしてカッコ良すぎるセットの計画です。
栗代林道より往復。
なが〜い1日を思うと、故障が完治していない足で乗り切れるか、数日前から少しドキドキでした。
テーピングで対策して地下足袋です。
数年前にone hunterさんが来たときは栗代林道へ車で入って行けたようですが、
林道入り口、分岐にバリケードがあり、手前の道路脇に駐車。
林道歩きからスタートすると、林道脇にはミツバツツジの彩り。
崩壊して左が切れていたり、崩れて溜まった土砂の上を乗越したり、
崩壊地を階段で迂回したり・・・取り残された車やバス
奥地まで来たことを感じます。
途中、キハダの木が林道に横たわっていました。
樹皮を剥がすと、鮮やかな黄色。下痢留めの薬になるそうです。
林道が崩れて途切れたところまで来て、少し引き返して山へ取り付くことになりました。
復路、迷わないように印を付けながら登ります。
少し登ると、針金の2m高程のフェンスがあり、乗り越えてさらに上に。
道がついているのか、いないのか、辿っては外れてはしながら登っていくとまたフェンス。
今度は、扉になっているところへ行きついて、出られました。
枝が足に絡まって苦戦気味で、さらに登って尾根に出ると、歩きやすいいい道。
尾根まで歩きにくくて大変だったので、こちらは歩いてください♪って言われているような
勝手な解釈をして調子をあげます。
アップダウンをいくつか繰り返して、1280m三角点。
尾栗峠から先は、
左にどっしりした朝日岳を見ながら歩けます。
アカヤシオの花が開いた木が1つ2つ
いかにもかわいらしいピンク色。花それぞれに違う濃淡がまた良いです。
これだけの木々の花が満開になったら、どんなに見事でしょう。
GWの頃には見頃でしょうか？
午後に通過すると、午前よりも開いた花が増えたようでした。
途中、西側が大きく崩れ、なんとか残っているような箇所もありました。
遠くでガラガラ石が落ちていく音が聞こえたり、崩壊は進行中です。
黒枯山の登りは笹有りの記録を読んで地図に記入していましたが、
現在は枯れて、進行を邪魔することはありませんでした。
空に突き出した風イラズの姿が見え、やっと近づかせてもらった気がしました。
むき出した岩や木の根っこを頼りに、両手も使って登る急傾斜
風イラズピーク周辺までくると残雪がありました。
さっそく、雪を味わいました。
「風不入」ほとんど消えかかった標識に、この山の"らしさ"も感じます。
たいやきを分け合って糖分補給してしばしの休憩。
大無間まで行けずとも、先へ進もうと、伸びた尾根を下ろうとしたその時、
地下足袋なので、この先は濡れる一方・・・と弱気になり、
気をつけて下る箇所も多いため、早めにお昼をとって下ろうということに。
風イラズピークから少し下がった、日当たりのよい傾斜地に腰かけてお昼にしました。
食べている途中、そういえば、たい焼き食べたのはどこだったか？と頭を遮り、
すぐそこのピーク、つい先ほどだったと思い出して、
随分食いしん坊な自分にあきれました。
復路では、行きに通過せずにわからなかった抜ヶ谷山の標識を通過。
下り始めると、進行方向はさらに下るばかりであったために、ルートを外れていることに気づいて
ピークまで戻り、地図と地形を再度確認して、印を多めにつけて、ルート修正しました。
アップダウンが多くて長く、大無間への道のりは遠いと、みんなで納得。
やはり日帰りするには、相当な気合いが必要なロングコースです。
リベンジなるか！？