金峰山!五丈岩の上に水平環と暈が!
- GPS
- 10:54
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,297m
- 下り
- 1,287m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
瑞牆山荘から富士見平小屋までは夏道,その後,徐々に凍結した登山道となります.特に大日小屋から砂払の頭まではアイゼンがあった方が良い凍結斜面が沢山出てきます.逆に砂払の頭から山頂までは岩稜帯の夏道が半分,粗目の雪道が半分になります.アイゼンを履いている方が多かったですが,夏道はアイゼンを履いているととんでもなく歩きにくいですし,粗目の雪道もアイゼンが効くような効かないような感じでしたので,アイゼンを脱ぐ方も少なくありませんでした.私はアイゼンを脱いでトレッキングポールで山頂まで行きました. |
写真
感想
GWだし,近所で森林限界を越えた山に行きたいと,金峰山に登ってきました.片道約6km,累積標高差約1300mの道のりは私には結構大変な山行でした.しかし,砂払の頭から続く美しい稜線は素晴らしいものでしたし,山頂に到着直後に同行者が五丈岩の上に彩雲と暈を発見!とてもラッキーな気象現象に出会えました.ミラーレスとフルサイズ一眼を無意味に2台持って行ったりして,無駄に荷物が重くなったせいか最後はヨロヨロと駐車場に帰ってきましたが,とにかく満足できる素晴らしい山行でした.また,写真の撮り過ぎで18時頃の下山となったのは反省材料です.
[瑞牆山荘ー富士見平小屋]
夏道が出ていて,凍結箇所もありません.快適な登山道歩きになります.
[富士見平小屋ー大日小屋]
富士見平小屋から大日小屋に至る登山道の中間地点くらいから凍結した登山道と凍結していない乾いた登山道が交互に出てきます.また,雪解け水によって小川のようになっている部分もあります.アイゼンを履くか迷うようなコンディションです.しかし,登山道には氷を被っていない岩も多く顔を出し,その上を歩くようにして進む事が可能であったため,結局,アイゼンは履きませんでいた.
[大日小屋ー大日岩]
凍結箇所が増加し,登山道全体がアイスバーンとなる部分も少なくありません.私達は大日岩直下の凍結した急斜面からアイゼンを履きました.
[大日岩-砂払の頭]
凍結した登山道が続きます.また,結構な急斜面も出てきますので,今回,一番汗をかいた区間です.長く続いていた急斜面にげんなりした頃に砂払の頭に到着して一気に景色が開けると,「やったー!」という気持ちになります.
[砂払の頭ー山頂]
砂払の頭からは楽しい稜線歩きです.とても美しい稜線と遠くに見える五丈岩に向かって歩きだします.歩き始めは完全に夏道が出ていて,アイゼンでは歩きにくい岩稜帯が続きます.稜線の雪も粗目で私はここでアイゼンを脱いでしまいました.その後,山頂まで夏道が露出する区間と粗目雪の区間が交互に現れますが,アイゼンがなくてもストック等を使うだけで転ぶことも無く,山頂に立つことができました.金峰山の稜線は本当に薄くしくてとても満足できるものでした.その上,五丈岩に到着すると同行者の一人が五丈岩の上に水平環に内暈を発見しました.恐らく,珍しい光景だと思うので,それを見ることができて本当にラッキーでした.
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