テントしょって塩の道へ!糸魚川から小谷をゆく
- GPS
- 12:33
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 1,941m
- 下り
- 1,708m
コースタイム
09:45塩の道資料館
10:10大ザイの神
10:50白池
11:00角間池
11:50大網峠
12:05屋敷跡
12:20茶屋跡
12:30菊の花地蔵
13:00牛の水飲み場
13:15横川の吊り橋
13:45芝原(ここまではnaturegirlと同)
14:25くさの湯
15:30平岩駅
16:07白馬大仏
16:17ボッカトチノキ
16:23葛葉峠(ここでテン泊)
■2日目
07:10葛葉峠 発
07:29新潟-長野県境
07:49猫鼻石仏群
07:52湯原温泉
07:54道筋の大岩
08:15砂山の石仏
08:33城の越
08:57唐沢の庚申塚
09:07ザットウ菱
09:10道の駅小谷
09:56岩鼻
10:07西方堂
10:40松ヶ峰
10:53中浦の大岩
11:19稗田山大崩落慰霊碑
11:35石坂
11:42賽の神
12:15中土駅
12:34下里瀬温泉(サンテイン小谷)
14:16中土駅
天候 | はれ時々くもり若干ポツポツ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 白池周辺残雪有りです。角間池周辺はまだまだありますので、軽アイゼンあると安心かもしれません。でも、なくても歩けます(我々は使用せず) 角間池から大網峠までは沢沿いを歩きますので、この時期は踏み抜き要注意です!あと、滑ります! その他、危険箇所はありません。ただ、標識が分かりづらいところがありますので、分岐は安易に進まず、標識をよーーく探しましょう。おや?と思ったら、地図を広げ、標識を探し、分岐まで戻ることが重要です。 ■登山ポスト 無いと思われます。 ■下山後の温泉 温泉はたくさんありますので、お好きな場所を! ・塩の道温泉(シーサイドバレースキー場内) ・姫川温泉郷(我々はくさの湯に入浴) ・ホテル国富 ・湯原温泉 ・道の駅小谷 ・来馬温泉 ・下里瀬温泉(我々はサンテイン小谷に入浴) ほか、まだまだあると思います。 |
写真
感想
■5/3(土)
この日の工程は、チーム海谷のnaturegirlも書いてくれていますのでこちらも参考にしてください。
重複する部分もあるかと思いますが・・・
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-438370.html
■姫川温泉 くさの湯でnaturegirlと別れ、我々4人は温泉へ。こんな温泉、あったかやー・・・と思ったら、どうやらできたばかりの様子。「こんにちはー!」と、中に入ると、居間が広がっていて温泉客がくつろいでいました。その中で1人、おばちゃんがいらっしゃいまして、600円を渡して、入浴。浴場は、居間を通過してその先にあります。我々、荷物が入りきらないので、居間に置かせてもらいました。
温泉はちょっと熱めだったような・・・?シャワーありません、が、蛇口からは豊富な湯が出ますので、蛇口のお湯を溜めてご使用ください、・・・みたいな言葉が、壁に書かれていました(手書きで)。窓を開けると、姫川が見えます。
気さくにも、プラティパスに水を補給させてくれました!くさの湯さん、ありがとうございます!また、来ようと思います(^^)
■くさの湯から暫く、舗装路歩きです。ホテル国富の桜は綺麗に咲いていましたが、そろっとお終いのようですね。国富を過ぎると、公園?があります。滑り台と、土管たちがいます。作りかけでしょうか?ちょっと寂しい・・・そんな印象でした。(残念ながら、写真なし)お手洗いと駐車場があります。ここから葛葉峠までは登りです。
途中、白馬大仏と、ボッカトチノキというものを通過します。白馬大仏とは・・・?ボッカトチノキとは・・・?
wikipediaに書いてありますので、参考までに。
http://ja.wikipedia.org/wiki/白馬大仏
http://ja.wikipedia.org/wiki/ボッカトチノキ
■葛葉峠につくと、数件のドライブイン跡が見受けられるようになります。かつて旧国道だった名残でしょうか。昔、姫川流域を水害が襲い(7.11水害)その影響でこの旧国道は通行止めとなり、ドライブインも撤退、今や廃墟と化すようになったようです。
未だにここら近辺では河川の工事が行われており、いかに甚大な水害だったかが感じ取れます。この葛葉峠では、工事のための砂利が堆積していたり、あと、工事の方々のためと思われる簡易トイレ、自販機がありました。我々はここでテントを張ることに。
■夕飯は、乾杯のビールとナッツ、そして豚汁と炊きたてのご飯!・・・の予定が、お米入れすぎてうまく炊けませんでした・・・半分ほど、生米のままでした(><)ガスで米から炊くのは難しいんだな、と実感。次回はアルファ米か、サトウのご飯が無難かも。
ご飯を食べたら少しおしゃべりをして、9時ごろには消灯でした。
(夜中、風がびゅうびゅうでなかなか寝付けなかったそうな・・・)
■5/4(日)
朝食はパンとベーコンエッグ、スープ春雨。春とはいえ、早朝の気温は5度!さ、寒い、、、
ちゃっと済ませ、7時過ぎには出発。
昨日まで、ゆー君に持ってもらっていた75Lのザックはわたくしが引継いで持っていくことになりました。その代わり、私が持ってきた5人用テントはゆー君にバトンタッチ。それでも、食糧が減ってだいぶ軽くなりました(^^)20kgはなかったと思います。
■葛葉峠からは、一旦旧国道を離れて林の中を歩く。峠からほどなくして蒲原温泉があります。国道も目の前です。
国道に出ますと、7.11水害で、被害に遭われた方々の慰霊碑があります。姫川を眺めれば、大きな爪痕。派手に崩れたんだというのが、分かります。
慰霊碑から国道を反対側へ渡り、県境のトンネル手前で、姫川へと降りていきます(これが分かりづらかった・・・)
姫川を眺めながら、茂みを進むと・・・かつての猫鼻温泉跡・・・でしょうか。これも、水害でやられたと、聞いています。ただ、今でも蒲原温泉と名を変え、場所も変わっていますが、温泉はあります。猫鼻温泉跡から少々歩くと、猫鼻石仏群とその先に蒲原温泉。左手には小さな小屋と、右手に温泉。温泉手前でおじさんが椅子に座ってニッコリしていましたが、管理されている方でしょうか・・・?
■道筋の大岩を通過し、姫川沿いを歩いていくと、また、国道に出ます。国道を渡り、ここから久しぶりに登りといえる登りです。姫川ともしばしお別れです。森の中を、歩きます。
暫くして、右手に城の越の文字と、左手に三峯様(←うーむ、覚えていないんですが、そんな看板があったような・・・)ちょっと丘になってまして、登っていったところ、わらの細い注連縄のようなものが!そして奥には、藁に囲まれた三峯様がいらっしゃいました。左右の藁は、何もなかったような・・・でも真ん中の藁の中には、お札が置いてありました。埼玉の三峯神社と所縁があるようです。が、詳しいことはちょっと分かりません(勉強不足ですみません。)木製ベンチがあり、休憩できます。
城の越の看板から左に行くと三峯様、では、右は?というと、行ってません我々(汗)山道はあるんですが、、、城跡でもありそうですね(推測)
因みに、城の越の看板近くには飲み水とひしゃくがあります。休憩にちょうどいいですね(^^)ここからは下りだったと記憶しています。
■唐沢の庚申塚を通過し、国道に出ますと、道の駅はすぐそこです。GWとあって、朝9時だというのに、大賑わい!そんな中、ソフトクリームとおやきをげっとした我々は、意気揚々と嗜むのでした(^^)ところで、庚申塚ってなに?とおもったら、wikipediaに書いてありました!書いてありますが・・・なかなか難しいお話のようで(汗)気が向いたら見てみてください!
http://ja.wikipedia.org/wiki/庚申塔
ここからまた、暫く舗装路を歩きます。来馬温泉、西方堂(入れなかったので何がいらっしゃるのかわかりませんでしたけども)、来馬諏訪社、等々を通過しながら、松ヶ峯というところを目指します。今まで、「塩」!と書かれた標柱を頼りに来ていた我々。足元に書いてある「塩の道▽▽」の文字に気づかずあさっての方向へ行ったりしながら、地図を広げ、戻っては「あー!あったあった!」を繰り返しながら、松ヶ峯へ。
■松ヶ峯って何ぞ?というと、恐らく、地名のようですね。塩の道と、稗田山の大崩落を語る看板から、お洒落な?建物が丘の上に見えましたが、あれも松ヶ峯展望台というそうです。我々、行っていないのですが・・・日本三大といわれる稗田山の崩落ヵ所。機会があれば、展望台から眺めてみたいものです。
ここからは、稗田山から流れる浦川沿いに、上っていきます。前半は、砂利道脇の林を歩く感じ。でも、途中から砂利道と合流します。集落が左手に見えますと暫くして、大きな橋を渡ります。ここまでくると、道も舗装されるようになります。
渡って少しすると、稗田山の大崩落を物語る看板や、幸田 文さんの石碑、大崩落によって亡くなられたかたがたの慰霊碑があります。水が出ていてベンチもあり、休憩に丁度いいですね。
■舗装路を暫く行くと、集落の中を突っ切るように、塩の道は続いています。(ここらへんからまた上ります)家のすぐ横を道が続いていたりして、集落の方々にちょいちょいお会いしたり。ゼンマイをもったおばあちゃんがいたり、ブドウ?の手入れをするおじさんがいたり。気さくにも声をかけてくれる人もいたり。楽しいですね(^^)
■石坂を過ぎ、森の中を歩いて賽の神を過ぎると、あとは下りです。また別の集落がでてきて、舗装路にでますと、いよいよ今回のゴールは目前!池原諏訪社を過ぎて、てくてくと歩いていきますと、目の前にはようやく中土駅!これで帰れる!
しかし時刻表をみると列車の到着時刻は2時間後・・・何と・・・(汗)
ということで、以前も行ったことのある、サンテイン小谷へ(片道およそ20分くらいでしょうか)!いいお湯でした(^^)癒されました(^^)で、お昼ご飯もちゃっかり食べましてですね、2時間もあるある!といっていたのに、「乗りおくれるー!!」と、早足で駅へと向かう羽目に。。。せっかく汗流したのに・・・何とか、列車には間に合いましたけども(^^)
JR大糸線、久しぶりに乗りましたが、静かで景色いいですね!ただ、疲れちゃったのか、でび君とやっちゃんはウトウトしていたようですけども。
ということで、初めての塩の道トレイルは無事、終了したのでした!次回は中土駅から!今度はどこまで行こうかなー(^^)
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