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記録ID: 442426
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ハイキング
東海

一人貸切の美濃平家岳

2014年05月06日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.6km
登り
1,406m
下り
1,396m

コースタイム

駐車場発8:10-登山口8:30−9:30最初の鉄塔(49号)9:40−鉄塔46号10:10−
鉄塔43号11:30−鉄塔41号12:00−美濃平家岳分岐13:00−13:10美濃平家岳山頂(昼飯)13:30−15:00鉄塔43号15:10−鉄塔49号16:30ー17:00登山口
17:10−17:30駐車場帰着。(登りは写真を撮ったりしながらの、ゆっくり上りです。)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
5:50分に家を出て植田ICで名古屋高速に乗り、名神を経て東海北陸道の美並ICで降り、国道156号、256号、県道52号を経て、関市板取地区川浦渓谷沿いの新深山トンネル手前の駐車場に8:00に到着する。大型連休も最後なので混雑は全くなし。立派なバイオトイレのある駐車場である。通常は新深山トンネル上口の登山口まで入れるが今回は道路工事で6月30日まで1.3kmほど手前で通行止めとなっている。
コース状況/
危険箇所等
 新緑とシャクナゲが綺麗な素晴らしい稜線歩きです。美濃平家岳の取りつきまでは鉄塔の管理道のようで、良く踏まれた歩きやすい普通の登山道です。ロープをかけたガレ場が一か所ありますが、特に危険な場所はありません。ほとんどの鉄塔は4本脚のいずれかに番号が書いてあります。美濃平家岳への入り口分岐は、布切れが多く付けてありますが、色あせて判りにくいです。山頂の西で左20mほど下にあるにある38号鉄塔分岐を過ぎ、50mほど先の道がZ形(6mほどの小さなZ)に折れる右上から取りつきます。ここからは笹藪で、急斜面に階段状のわずかな踏み跡があります。平らな頂上の30mほどは踏み跡の無い藪となっており、山頂のプレートは右の少し奥まった所にあります。帰り道を覚えておかないと藪の中をうろうろすることになるので注意です。登山口までの新深山トンネルはわずかに曲がっていて、光が入らないのでライトがないとまともに歩けません。
登山口より1.3kmほど手前の広い駐車場。奥の建物は綺麗なバイオトイレ。
2014年05月06日 08:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 8:12
登山口より1.3kmほど手前の広い駐車場。奥の建物は綺麗なバイオトイレ。
駐車場からすぐのところに通行止めのゲートがある。6月30日まで通行止めと書かれている。
2014年05月06日 08:13撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 8:13
駐車場からすぐのところに通行止めのゲートがある。6月30日まで通行止めと書かれている。
新深山トンネルの坑口。左へ迂回すれば距離は3,4割長くなるが通れるようである。
2014年05月06日 08:19撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 8:19
新深山トンネルの坑口。左へ迂回すれば距離は3,4割長くなるが通れるようである。
トンネルの長さは800mほどあり、中は真っ暗で、まともに歩けない。ライトが必要である。
2014年05月06日 08:20撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 8:20
トンネルの長さは800mほどあり、中は真っ暗で、まともに歩けない。ライトが必要である。
トンネルを出てすぐ右に登山口がある。カーブミラーの右奥に階段の登山口が見えている。1/25,000地図とは入口が違っている。
2014年05月06日 08:33撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 8:33
トンネルを出てすぐ右に登山口がある。カーブミラーの右奥に階段の登山口が見えている。1/25,000地図とは入口が違っている。
登山口に取りつくとすぐ、標高500mから850mの間はジグザグの急登である。標高820m付近に最初の49号鉄塔がある。
2014年05月06日 09:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 9:01
登山口に取りつくとすぐ、標高500mから850mの間はジグザグの急登である。標高820m付近に最初の49号鉄塔がある。
美濃平家岳までの尾根道には49号鉄塔から38号鉄塔まで12基の高圧線鉄塔が並んでいる。
2014年05月06日 09:47撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 9:47
美濃平家岳までの尾根道には49号鉄塔から38号鉄塔まで12基の高圧線鉄塔が並んでいる。
尾根道は素晴らしくきれいなブナ林や雑木林である。杉や桧の人工林は最初の急登の範囲で終わりとなる。
2014年05月06日 09:53撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 9:53
尾根道は素晴らしくきれいなブナ林や雑木林である。杉や桧の人工林は最初の急登の範囲で終わりとなる。
標高1200m付近までは新緑が素晴らしく綺麗である。標高1200mを超えるあたりからはまだ芽吹いたばかりである。
2014年05月06日 09:58撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/6 9:58
標高1200m付近までは新緑が素晴らしく綺麗である。標高1200mを超えるあたりからはまだ芽吹いたばかりである。
ピンクが鮮やかなツツジの花。
2014年05月06日 10:24撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 10:24
ピンクが鮮やかなツツジの花。
満開のシャクナゲは上品な淡いピンクが綺麗である。
2014年05月06日 11:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/6 11:01
満開のシャクナゲは上品な淡いピンクが綺麗である。
同じシャクナゲでも咲き初めは鮮やかな濃いピンクのようである。
2014年05月06日 11:02撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/6 11:02
同じシャクナゲでも咲き初めは鮮やかな濃いピンクのようである。
三本足で立ちあがった幹回りの直径が1m近い桧の大木。
2014年05月06日 11:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 11:12
三本足で立ちあがった幹回りの直径が1m近い桧の大木。
三本足でも風雪に耐えて元気に枝葉を茂らせている。
2014年05月06日 11:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 11:12
三本足でも風雪に耐えて元気に枝葉を茂らせている。
何方かの写真にもあった、たくさんのきのこが付いた枯れ木。よほど相性が良かったようである。
2014年05月06日 11:38撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/6 11:38
何方かの写真にもあった、たくさんのきのこが付いた枯れ木。よほど相性が良かったようである。
手前の39号鉄塔から見る美濃平家岳である。
2014年05月06日 12:45撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 12:45
手前の39号鉄塔から見る美濃平家岳である。
美濃平家岳の昇り口、Z形の曲り道で、Z字の右上から取り付く。Zは38号鉄塔付近の上下6,7mの小さな曲りであるので意識して歩けば判ると思う。
2014年05月06日 13:00撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 13:00
美濃平家岳の昇り口、Z形の曲り道で、Z字の右上から取り付く。Zは38号鉄塔付近の上下6,7mの小さな曲りであるので意識して歩けば判ると思う。
美濃平家岳へ登る笹藪の中の階段状の僅かな踏み跡。5,6分で山頂の平坦な藪へ着く。
2014年05月06日 13:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 13:01
美濃平家岳へ登る笹藪の中の階段状の僅かな踏み跡。5,6分で山頂の平坦な藪へ着く。
やっとたどり着いた美濃平家岳山頂は平坦な藪で見通しはほとんど無い。しかし、ここに至るまでの尾根道はすこぶる見晴らしが良い。
2014年05月06日 13:22撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/6 13:22
やっとたどり着いた美濃平家岳山頂は平坦な藪で見通しはほとんど無い。しかし、ここに至るまでの尾根道はすこぶる見晴らしが良い。
帰りに確認した美濃平家岳への昇り口。写真の、登山道が左下から斜め右上にがり、左へ折れるZ字の右上辺りから取り付く。ここの木の枝にたくさん符丁が附いているが色あせて判りにくい。
2014年05月06日 13:40撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 13:40
帰りに確認した美濃平家岳への昇り口。写真の、登山道が左下から斜め右上にがり、左へ折れるZ字の右上辺りから取り付く。ここの木の枝にたくさん符丁が附いているが色あせて判りにくい。
写真では見にくいが、雪をまとった御嶽山、乗鞍岳や北アルプスの山々が見える。白山、能郷白山や荒島岳なども見える。
2014年05月06日 13:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/6 13:55
写真では見にくいが、雪をまとった御嶽山、乗鞍岳や北アルプスの山々が見える。白山、能郷白山や荒島岳なども見える。
登山道に顔を出した根曲り竹の竹の子。
2014年05月06日 14:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/6 14:04
登山道に顔を出した根曲り竹の竹の子。
青空をバックに満開のタムシバ。
2014年05月06日 14:08撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/6 14:08
青空をバックに満開のタムシバ。
鉄塔越しに見る平家岳。
2014年05月06日 14:15撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 14:15
鉄塔越しに見る平家岳。
艶やかなシャクナゲ。
2014年05月06日 14:48撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/6 14:48
艶やかなシャクナゲ。
登山道脇にあった風穴。そこだけ枯れ草が揺れているので手をかざすと涼風が吹き上げていた。ストックをいっぱいに伸ばしても底が判らないほど深い。
2014年05月06日 14:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 14:55
登山道脇にあった風穴。そこだけ枯れ草が揺れているので手をかざすと涼風が吹き上げていた。ストックをいっぱいに伸ばしても底が判らないほど深い。
純白のタムシバの花。誰が名付けたか知らないが、もう少し姿に似合った良い名前が欲しかった。天ぷらにするとうまいそうである。
2014年05月06日 14:57撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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5/6 14:57
純白のタムシバの花。誰が名付けたか知らないが、もう少し姿に似合った良い名前が欲しかった。天ぷらにするとうまいそうである。
帰りの駐車は2台だけ。朝は6台の車があったが、往復の間1人も会わなかった。全ては渓流釣りの人達のようである。
2014年05月06日 17:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/6 17:29
帰りの駐車は2台だけ。朝は6台の車があったが、往復の間1人も会わなかった。全ては渓流釣りの人達のようである。

装備

個人装備
ザック
1
25ℓ
登山靴
1
布製
雨具上・下
1
ゴアテックス
コンパス
1
高度計付時計
1
ヘッドランプ
1
小型ナイフ
1
アーミーナイフ
非常食
各1袋
乾パン、氷砂糖
スパッツ
1
ロング
小型デジカメ
1
替え電池
携帯電話
1
充電器
地図
1
1/25,000
筆記用具
1
ボールペン
ツェルト
1
軽アイゼン
1
4本爪
笛と熊除け鈴
1
折りたたみ傘
1

感想

 連休最後の絶好の山日和であるが、登ったのはただ1人、貸し切りの美濃平家岳であった。朝の駐車場は6台ほど駐車していたが、全て渓流釣りの人達だったようである。登山は釣りに比べると人気がないようである。これも無理な計画による山岳遭難の報道が多いせいからかもしれない。
 美濃平家岳への登りは、新深山トンネル上口の登山口からはいきなりの、標高差350mの急登が始まるので、準備運動も兼ねて1.3kmほど手前の駐車場から歩くのが良いと思われる。トンネル内は真っ暗闇であるからライトが必要である。最初はストックで地面と壁面を探りながら歩いたが壁にぶつかったりして危険を感じたので引き返してライトを取り出して通過した。駐車場にはたくさん車があり、何人かの先行者がおられると思って熊除け鈴もしまい込んでいたが、尾根まで上がっても人の歩かれた気配が無いので途中から熊鈴を鳴らしながら歩いた。結局誰1人会わず、貸し切りの美濃平家岳であった。天気が良くて見晴らしも良く、爽やかな風に新緑とシャクナゲ、タムシバ、ツツジなどが綺麗な素晴らしい山であった。少し距離はあるがおすすめの山である。

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