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Yamareco

記録ID: 446902
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山滑走
剱・立山

立山(雄山)

2014年05月11日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.7km
登り
965m
下り
1,873m

コースタイム

9:50室堂-11:08一ノ越11:45-12:43雄山(社務所)12:54-13:05一ノ越13:20-
14:38雄山15:00-15:50黒部湖岸の道15:57-16:30トロリー黒部ダム駅
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
アルペンルートは5/11(日)は扇沢7:30が始発、室堂着は9:25
一ノ越まではシールのみ。雄山までの斜面は1段上ったところでアイゼンを装着。どうせなら一ノ越で着けるほうが楽だと思った。今日は雄山を西東と2本滑り、1本目が山崎カールの1つ南の谷〜トラバースして一ノ越、2本目が御前谷〜タンボ谷〜黒部湖。雪質は標高差があるので様々であり、そこが山岳スキーの奥深さだと思う。雄山の社務所直下は少しだけアイスバーン-
中間部はやや締まったターンしやすい雪質-一ノ越付近はザラメ
2本目雄山直下は少しだけアイスバーン-御前谷上部は時間が遅くなったためクラスト気味-
2600mのトラバースはスラフが起きやすい雪質-タンボ谷上部はスラフの嵐-黒部平から下の黒部湖岸までは少雪ではあるが、雪を拾って何とか滑れる。
まずは一ノ越へシール登行
2014年05月11日 10:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 10:17
まずは一ノ越へシール登行
大日-奥大日
2014年05月11日 10:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 10:23
大日-奥大日
あそこまで頑張るぞ!この時のモチはまだ高かった!
2014年05月11日 10:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 10:33
あそこまで頑張るぞ!この時のモチはまだ高かった!
山崎カールの1つ南の斜面、1本先行のシュプール有り
2014年05月11日 10:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
1
5/11 10:58
山崎カールの1つ南の斜面、1本先行のシュプール有り
やっと一ノ越。これから上の雄山へ向かう。見えているのは1段目。一ノ越〜雄山は全部で3段の構成
2014年05月11日 11:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 11:47
やっと一ノ越。これから上の雄山へ向かう。見えているのは1段目。一ノ越〜雄山は全部で3段の構成
今日も槍穂-水晶が見えた。この程度の体力では新穂高〜水晶の日帰りは到底無理である!
2014年05月11日 11:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
5/11 11:48
今日も槍穂-水晶が見えた。この程度の体力では新穂高〜水晶の日帰りは到底無理である!
まだこの時は余裕があった。
2014年05月11日 11:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 11:58
まだこの時は余裕があった。
御山谷コース、大きな岩までで登り返すのが一般的である。
今は亡き三浦敬三さんのお気に入りのコースでもある。
2014年05月11日 12:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
5/11 12:05
御山谷コース、大きな岩までで登り返すのが一般的である。
今は亡き三浦敬三さんのお気に入りのコースでもある。
東沢谷をつめると昨年の秋に訪れた裏銀座の野口五郎岳-真砂岳-水晶岳の稜線に出る。
2014年05月11日 12:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 12:05
東沢谷をつめると昨年の秋に訪れた裏銀座の野口五郎岳-真砂岳-水晶岳の稜線に出る。
龍王岳と一ノ越山荘。だんだん離れて高度を上げていく。
2014年05月11日 12:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 12:05
龍王岳と一ノ越山荘。だんだん離れて高度を上げていく。
社務所のすぐ脇から1本目スタート
2014年05月12日 00:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/12 0:52
社務所のすぐ脇から1本目スタート
上部はこんな感じ
2014年05月11日 14:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 14:17
上部はこんな感じ
中間の急斜
2014年05月11日 14:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 14:17
中間の急斜
2本目は祠のすぐ下からスタート。
正面は剱
2014年05月11日 14:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 14:59
2本目は祠のすぐ下からスタート。
正面は剱
真砂岳(2861m)の上に剱(2999m)がドーン!
2014年05月11日 14:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 14:59
真砂岳(2861m)の上に剱(2999m)がドーン!
誰もいない一人きりの山頂、絶対にミスできない!
しかも時間が迫ってきた。
天候は安定しているものの少し冷えてきた。
2014年05月11日 15:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 15:02
誰もいない一人きりの山頂、絶対にミスできない!
しかも時間が迫ってきた。
天候は安定しているものの少し冷えてきた。
蓮華と針ノ木。下に黒部湖がチラリ。
目の前の稜線をどこかで乗り越さないと黒部湖まで降りられない!
2014年05月11日 15:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 15:03
蓮華と針ノ木。下に黒部湖がチラリ。
目の前の稜線をどこかで乗り越さないと黒部湖まで降りられない!
迫力ある立山東面
2014年05月11日 15:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 15:03
迫力ある立山東面
御前谷の上部〜中間部。下部には滝があって降りることはできない。必ず2250m近辺からトラバースしないといけない。
2014年05月11日 15:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 15:03
御前谷の上部〜中間部。下部には滝があって降りることはできない。必ず2250m近辺からトラバースしないといけない。
剱の左手には毛勝三山もある。毛勝山も今年は雪が豊富で実においしそうに見える。
2014年05月11日 15:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 15:03
剱の左手には毛勝三山もある。毛勝山も今年は雪が豊富で実においしそうに見える。
祠で安全祈願を行う。
野沢の湯沢神社のスキー御守もきっと守ってくれると信じて!
2014年05月11日 15:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 15:03
祠で安全祈願を行う。
野沢の湯沢神社のスキー御守もきっと守ってくれると信じて!
とりあえず先行者はボーダーが2名だけ。
自分がこれから3番目のシュプールをつける。
ボルテージがアップしてきた!
2014年05月11日 15:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 15:04
とりあえず先行者はボーダーが2名だけ。
自分がこれから3番目のシュプールをつける。
ボルテージがアップしてきた!
ダム湖に向かって、さあ、行くぞ!
2014年05月11日 15:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 15:15
ダム湖に向かって、さあ、行くぞ!
滑り出しはクラスト気味!
転倒は避けたいので小回りの縦づらしを多用し、何とか高度を下げる。やばい!こんな斜面ばかりでは足がもたない!標高差は1500m以上ある。
案の定クラスト斜面を終えたら足がつってしまった。
2014年05月12日 00:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/12 0:52
滑り出しはクラスト気味!
転倒は避けたいので小回りの縦づらしを多用し、何とか高度を下げる。やばい!こんな斜面ばかりでは足がもたない!標高差は1500m以上ある。
案の定クラスト斜面を終えたら足がつってしまった。
見た目のシュプールはとりあえず満足!
上段、中段とも一番左端がマイシュプールです。
2014年05月12日 00:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/12 0:53
見た目のシュプールはとりあえず満足!
上段、中段とも一番左端がマイシュプールです。
登り返しを避け、自分は2600mから早めにトラバースラインに入る。ただし、スラフが頻発し、足を取られないよう細心の注意が必要であった。
2014年05月11日 15:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 15:35
登り返しを避け、自分は2600mから早めにトラバースラインに入る。ただし、スラフが頻発し、足を取られないよう細心の注意が必要であった。
少し雪庇はあったものの、尾根の乗り越えは簡単であった。もし、もっと大きな嫌らしい雪庇の乗り越しであったら、ウィペットやスコップの必要があり、もっと時間がかかったはずである。
2014年05月11日 15:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
5/11 15:37
少し雪庇はあったものの、尾根の乗り越えは簡単であった。もし、もっと大きな嫌らしい雪庇の乗り越しであったら、ウィペットやスコップの必要があり、もっと時間がかかったはずである。
御前谷下部。この下は滝が待ち受けている。
遠景は後立山連峰で、白馬-唐松-五竜-鹿島槍-爺と続く。
2014年05月11日 15:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 15:37
御前谷下部。この下は滝が待ち受けている。
遠景は後立山連峰で、白馬-唐松-五竜-鹿島槍-爺と続く。
2400mで尾根を乗り越しタンボ谷に入る。滑るとスラフが頻発し、その度に足を取られ、体力が奪われる。さすがにきつくなってきた。でも、根性で滑りきる以外道はない!ファイト!
2014年05月11日 15:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 210 IS, Canon
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5/11 15:47
2400mで尾根を乗り越しタンボ谷に入る。滑るとスラフが頻発し、その度に足を取られ、体力が奪われる。さすがにきつくなってきた。でも、根性で滑りきる以外道はない!ファイト!
撮影機器:

感想

  5/10(土)に乗鞍岳を滑り、乗鞍高原温泉湯けむり館でマッタリした後、再び扇沢に移動して車中泊。
そして、翌5/11(日)の朝。きれいに晴れ渡っている青空と赤沢岳-鳴沢岳の稜線を見ると、もう行くしかない!始発のトロリーに乗って室堂へ。雄山の西面と東面を2回楽しんだ1日であったが、御前谷のクラスト斜面をやり過ごした後で腿が1回つってしまい、黒部平から黒部湖に降りる林で雪が切れて少し登り返しているときに再び腿がつってしまった。やはり、このくらいが自分の限界かな〜!?と思う。
 単独は確かにマイペースで行動できるというメリットがあるが、いざ何か起きてしまうとパニックになる恐れがある。50歳を過ぎた現在気力・体力の強化を図っていく必要性を感じたこの2日間の山行であった。

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