片羽山 （片葉山）

2014年05月18日(日) [日帰り]

• GPS: 03:54
• 距離: 8.7km
• 登り: 818m
• 下り: 811m

コースタイム

片羽山、六黒見金山跡分かれ　　9：40
片羽山登山口　　　　　　　　　9：49
一号目　　　　　　　　　　　　9：58
二号目　　　　　　　　　　　　10：15
三号目　　　　　　　　　　　　10：20
四号目　　　　　　　　　　　　10：33
五号目　　　　　　　　　　　　10：42
六号目　　　　　　　　　　　　10：55
七号目　　　　　　　　　　　　11：09
八号目　　　　　　　　　　　　11：21
九号目　　　　　　　　　　　　11：29
片羽山雄岳山頂　　　　　　　　11：44

下山開始　　　　　　　　　　　12：30
片羽山登山口　　　　　　　　　13：30　　　　　

天候

晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笛吹峠を遠野方面から下り青ノ木橋のたもとより右に進入

コース状況／危険箇所等

三号目までは幅広の登山道
三号目から七号目までは狭い林道
七号目から九号目までは苔の岩、滑りやすい
九号目行こうは視界が開かれた登山道。

全体的に急坂多し

写真

5/18 14:06

笛吹峠の由来。義経が逃げた道…らしい

5/18 9:42

登山口のそばの分かれ

5/18 9:42

ここに駐車。先客も何台か停まってました。

5/18 9:44

林道を歩いて行くと…

5/18 9:48

登山口。ここまで車で来れたな。

5/18 9:49

立派な鳥居の登山口

5/18 9:49

看板と石柱と登山ポスト。

5/18 9:51

緑が眩しい

5/18 9:58

一合目まだまだ

5/18 10:02

頭上に危険な罠が…怖

5/18 10:11

和山牧場を振り返る

5/18 10:15

二号目とカッコイイ木

5/18 10:20

三号目　

5/18 10:30

ニリンソウ　川中美幸

5/18 10:33

四号目と太い木

5/18 10:42

五号目　やっと半分

5/18 10:55

六号目と素敵な木

5/18 11:05

ピークが見えてきた。雪渓が見えるが、まさかあそこを登るのか？

5/18 11:06

と思ったら、登山道の雪はここだけ

5/18 11:09

七号目の看板、壊れてます。

5/18 11:09

苔の生えた岩が…すべらないように

5/18 11:13

真っ赤で派手な蜘蛛がいました。

5/18 11:18

だんだん険しい行程に…

5/18 11:21

八合目。もう少し

5/18 11:29

九号目。あと200m　頑張れ！

5/18 11:29

六角牛山も応援しています

5/18 11:32

振り返ると和山牧場の風車が約40基

5/18 11:33

どこまでも山が続いています。

5/18 11:35

早池峰山方面

5/18 11:36

パノラマで撮影

5/18 11:37

もうすぐピーク。藪を掻き分け…

5/18 11:44

山頂三角点

5/18 11:46

釜石大観音も見えました

5/18 11:46

大槌湾

5/18 11:46

風車。風の丘

5/18 11:47

六角牛山

5/18 11:47

早池峰方面は雲がかかってた

5/18 11:47

雌岳。

5/18 11:48

五葉山の裏側。
（先週、氷上山から見たのが表側です（笑））

5/18 12:09

山頂でぺヤングを食す。

5/18 12:20

三角点　二等

5/18 12:20

仙磐山も忘れずに

5/18 12:21

鳥居と社が藪に埋まってた。

5/18 12:22

ホント絶景。いつまでも眺めてられる

5/18 12:22

さすがに鳥海山までは見えないだろ…

5/18 18:33

こんな木もありました。

5/18 13:09

ダケカンバ

5/18 13:24

最高の森林浴

5/18 13:28

無事下山完了

5/18 13:46

橋野高炉跡にも寄ってみた

5/18 13:46

5/18 13:48

昔、鉄を作っていたのだろう

5/18 13:51

二番高炉

5/18 13:52

バックホーもユニックも無い時代にどうやってこんな石積み上げたのだろう。（多分人力）

5/18 13:55

山桜の並木道が綺麗でした。

5/18 14:02

今日登って来た片羽山。

撮影機器：

OLYMPUS PEN mini E-PM1 オリンパス

感想

kazu93

国土地理院の地図でも物の本によっても【片羽山】と表記されているのだが
現地の看板は全部【片葉山】になっていました。

遠野物語りにも出てくる山で、となりの仙磐山で撃たれた白い鹿が、この山に逃げたとかいう話が…ゴニョゴニョ
詳しくは知りません。なんせ遠野物語りは「水木しげる」の漫画版しか読んでいないので。
（柳田邦男のも書棚にはあったんですよ、読む前に津波で流されましたが）

前置きが長くなりましたが、遠野方面から笛吹峠を降り、
もちろん車内BGMはあんべ光俊の「遠野物語」♪〜遠野の街を自転車に乗り、涼んだ笛吹峠で〜♪　と
（こんなキツイ峠自転車で来るとは、この唄の主人公は実業団のロードレーサーだな、きっと。）

目的の片羽山の登山口の看板を見つけましたが、道がデコボコで登山口まで行くのは諦め
途中で車停めて歩きました。頑張れば登山口の鳥居まで車で行けましたね。

結構急坂の登山道にすぐに息があがり、イマイチ調子が悪いな…と感じました。
良く考えたら朝飯食ってこなかった。ハンガーノックってやつかな。
カラマツやダケカンバの林の中を進み、四号目ぐらいまでくると調子も戻って黙々と進みます。
もちろん新緑の緑や対面の和山牧場に設置されてる風力発電の風車を楽しみながら。

七号目あたりからピークが見え、さらに雪渓まで見えました。
登山道に残ってた雪渓はわずか10mくらいでしたが。
そこから先は、非常に急坂で、岩もゴロゴロ、しかも苔生えてるし、
藪も多少漕ぎながら九号目あたりまで進むと
突然視界が晴れ、物凄い絶景が広がりました。
何故山を登るのかと聞かれたらこの絶景を見るためだと答えよう。
聞かれる事もないけれど。

山頂にはお二人の先輩がいました。360°のパノラマを一緒に堪能し、
色々お話をしました。仕事の関係で大槌から来たとの事、復興関連のお仕事でしょうか。

先週は真裏からみた五葉山や雄大に広がる早池峰連峰、釜石湾の白亜の大観音など
本当に素晴らしい眺めで、「来て良かったね」と三人で感動したりしなかったり。

強風の中昼食をとっていると、かぶっていたハットが強風で飛ばされるというハプニングが発生、
決死の覚悟で藪を下り、プチ遭難するも、無事下山。

雌岳には無雪期には相当の藪こぎを覚悟しなければならないので断念。
こんど真冬に来たときに…冬は登らんけど。

帰り道に橋野高炉跡をちょっと見学。さすが鉄の街だなと思った。