将監峠・飛龍山・唐松尾山
- GPS
- 29:39
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 2,207m
- 下り
- 2,201m
コースタイム
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 9:53
天候 | 11日晴れ。12日くもり(濃霧・強風)のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
将監峠をベースにして、飛龍山を往復してきました。
行ってみたかった竜喰山の先の稜線。やっぱりいいですねぇ、ここ。きれいだし、眺めもいいし、人も少ないし。大常木山の周辺は思ったより険しくて、踏み跡探しつつ岩場を越えて行く感じで、とても面白かったのですが、想像より時間がかかってしまいました(同行者の調子もちょっと悪かった)。いくら歩いても、全然距離が進まない。でも、頂上からの展望はすばらしかった。
そんな大常木山を下りてから、大ダワから飛龍山への道もきついですねぇ。なんでここらへんってトラバースがこんな好きなんだろう。道の保全も大変だろうし、歩きにくいし。
でも、禿岩からの展望はすごかったです。頂上のある北側以外は、周囲に比肩する山がまったくないので、圧倒的な眺めですね。奥秩父方面に連なる山並みがずっと見えますし、奥多摩、丹沢、小金沢方面も全部見下ろす感じです。仏果山が低いけどきれいな三角形だったのが、なんか印象的(現地では大山と間違えたくらい)。新宿や横浜も見えた。
飛龍山の頂上自体は地味でしたw
頂上から大ダワまでショートカットして尾根で下ろうか迷ってちょっと様子見に行ってみましたが、時間が遅めだったのと、禿岩と頂上の間がシャクナゲでいっぱいだったのが気になって、おとなしく登山道で往復。シャクナゲのヤブには嫌な思い出しかないのでw
大ダワからの帰りは登山道で。わざわざ一番いいところを通らずトラバースしちゃうのは、伊豆の稜線歩道を想起させます。
将監峠のテント場はもっと混んでるかと思いきや、ガラガラに近い感じ。そういえば歩いている時も、1、2人にしか出会わなかった。夜には雨が降りました。
次の日は霧が深かったのですが、ゆっくり出発。雲が切れて一瞬下界が見えると、日が照っていたので、時間がたてば少し回復するかもと思って。雨はもう降っていないけれど、風が強く、森の中では水をたっぷり含んだ葉から水が落ち、雨が降ってるのと同じ。笹もびしょびしょなので、まあ特に足元はずぶぬれです。
唐松尾山を越えて、頂上はどうせ地獄だろうから笠取山はスルー、黒エンジュ経由で下山しました。黒エンジュは広々してていいですねぇ。でも休憩していたら、がっかり微調整が入ってざーっと雨が降ってきたので、さっさと下りました。この日も朝のテント場以外では、会ったのはわずか1人のみ。静かな山行でした。
民宿みはらしでは、お茶と煮物と果物をふるまっていただきました。ありがとうございます。おいしくて完食してしまいました。
帰り、丹波山と奥多摩湖の間が落石で通行止めになっているのを知りました(行きは塩山・柳沢峠方面からだったので)。
もしかして人が少なかったのは、天気だけでなくその影響もあったのかな?
飛龍山、唐松尾山では、シャクナゲに白やピンクの実のようなものがついているものがかなり多く目立ちました。葉っぱに直接ついていたりするので、ちょっと異様な感じ。調べたら、これは虫えい(虫こぶ)といって、虫が産卵・寄生し、その刺激により植物の一部が異常発育したものだそうです。
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