弓折岳（新穂高〜双六小屋〜西鎌尾根〜槍ヶ岳の予定だったが撤退）

2022年08月14日(日) 〜 2022年08月15日(月)

• GPS: 15:16
• 距離: 30.1km
• 登り: 1,894m
• 下り: 1,886m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 1:11
• 合計: 7:48

6:06 中崎山荘 奥飛騨の湯
6:14 6:20 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
6:39 6:40 お助け風穴
6:56 6:56 中崎橋
7:08 7:08 笠新道登山口
7:25 7:28 わさび平小屋
7:49 7:49 小池新道入口
8:42 8:43 秩父沢出合
8:59 8:59 チボ岩
9:20 9:20 イタドリが原
9:56 10:01 シシウドヶ原
10:49 10:50 鏡池
10:52 11:37 鏡平山荘
12:30 12:34 弓折乗越
12:57 13:02 花見平
13:16 13:16 くろゆりベンチ
13:50 13:50 双六池
13:54 双六小屋

2日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:52
• 合計: 6:50

6:22 双六小屋
6:25 6:25 双六池
6:59 7:01 くろゆりベンチ
7:17 7:18 花見平
7:33 7:37 弓折乗越
7:47 7:47 弓折岳
7:49 7:55 弓折岳(分岐)
7:56 7:58 弓折岳（三角点）
8:01 8:01 弓折岳
8:06 8:09 弓折乗越
8:49 8:51 鏡平山荘
8:55 8:55 鏡池
9:29 9:30 シシウドヶ原
9:52 9:52 イタドリが原
10:08 10:08 チボ岩
10:21 10:28 秩父沢出合
11:09 11:12 小池新道入口
11:47 12:00 わさび平小屋
12:11 12:12 笠新道登山口
12:23 12:23 中崎橋
12:41 12:41 お助け風穴
12:56 13:00 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
13:07 13:10 新穂高温泉駅
13:12 中崎山荘 奥飛騨の湯

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉に前泊

コース状況／危険箇所等

小池新道は素晴らしい整備（しっかり登山道だが石の大きさや配置に配慮が行き届いている感じ）
帰りは雨の中で登山道も川になってたが特に危険もなく

その他周辺情報

ホテル穂高の温泉に入って帰途

写真

8/14 6:08

新穂高ロープウェイの乗り場から川を渡って向こう岸に行ける歩行者用の橋

8/14 6:14

新穂高温泉の左俣ちょっと登った所にある素泊まり温泉ニューホタカを過ぎるとゲートがあって登山ポストがある。前泊はニューホタカにしようかと思って電話したら、現在お風呂が壊れているとのこと。

8/14 6:42

最初ずっと林道を登ってくが、右側の岩たちの隙間から冷風が出てる。

8/14 7:25

わさび平小屋のスイカやバナナ。奥はトマトとキュウリ

8/14 7:53

小池新道は整備が素晴らしい登山道。このようなガレた道も安定した岩たちを通って行く経路がしっかりしている

8/14 9:04

クルマユリ

8/14 9:52

シシウドヶ原。ヤマレコでは旧大ノマ分岐となってたと思う。大ノマ岳へのトレイルがあったのかな。複数のベンチや岩がある見晴らしの良い広場で、休憩場所として賑わっていた

8/14 10:48

鏡池。本来、逆さ槍が見えているはずの方向

8/14 11:27

鏡平山荘でラーメン。双六小屋に着いてからにするか迷ったけど、雨になる前に食べて良かった。

8/14 11:45

鏡平山荘を出てちょっと登った辺りで、振り返ると上空にそびえる槍ヶ岳近辺と思われる山塊が雲間に一瞬見えた。今回の山行で最も槍近辺が見えた瞬間‥

8/14 12:12

トリカブト

8/14 12:15

ヤマハハコ（らしい）

8/14 12:18

ハクサンフウロ

8/14 12:37

オヤマリンドウ

8/14 14:14

翌日西鎌尾根から槍に行く予定だったが、雷伴って激しくふるとなると怖すぎる・・。この時点でかなり撤退なムード（停滞も検討したら良かったかも）

8/14 18:07

双六小屋の夕食。「一泊目のお客さんには天ぷらを」とのこと

8/15 5:07

日の出の時刻頃には、北側だけ遠くまで見えてた。これは北東方向（大天井から燕から鹿島槍・五竜・白馬方向だと思うけど、山の同定はできてない）

8/15 5:07

真北方向きれい。奥は多分、劔・立山

8/15 5:10

終日霧に変わった！と思ったが、外に出るとかなり本降りで、撤退ムードは覆せず‥

8/15 6:15

双六小屋とテント場。その後ろに双六池。昨晩は強風と豪雨で、かなりのテントの人が小屋に逃げてきてた

8/15 7:42

弓折乗越から弓折岳への道にいた雷鳥

8/14 22:52

今回の唯一のピーク弓折岳。これによりヤマレコが自動的に付けたタイトルが弓折岳になった

8/15 7:56

弓折岳山頂のすぐそばに少し雪が残ってたので、まだ咲いてるチングルマあるかもと探したらいくつか咲いてた

8/15 11:40

わさび平小屋の名物そうめん（これは相方ので自分はプルコギ丼を食べた）

撮影機器：

OPPO Reno5 A 楽天モバイル OPPO

感想

equo

新穂高から双六小屋に泊まって、西鎌尾根から槍ヶ岳山荘に泊まって、新穂高に下りてくるという、二泊三日の山行計画だったが、悪天候で西鎌尾根を断念して、結果的に双六小屋ピストン。
どこのピークも踏まずはどうなの？と途中で弓折乗越から弓折岳山頂に往復してきたら、雷鳥に会って、チングルマを見た。
西鎌尾根は近いうちに必ずリベンジする。

新穂高から双六小屋までトータルで1600くらい登るからきつそうだなあと思ってたけど（実際きつかったけど）、最初の林道歩きが意外と標高をかせいでいて、合戦尾根みたく最初から腿上げたくさんなのよりお得かも。登山道に入ってからは小池新道の整備が素晴らしいと随所で感じた。歩きやすいようにマーキングも丁寧にたくさん。
途中水場はたくさんで、もっと少な目に持ってきても全然ダイジョブだった。
鏡平山荘を過ぎると森林限界を超え始めて高山植物がきれい。たくさん。
弓折乗越から双六小屋までは意外と長かった。テント場から小屋が見えないくらい濃い霧だった。雨もかなり降ってた。

到着時は、朝食は5時か6時で、日の出が5時頃だから見たいけど6時では出発が遅くなっちゃうし・・とか迷った。翌日の弁当を頼もうかも迷ってたら、「うちのはお箸で食べるタイプなので、西鎌尾根で槍ヶ岳までだと食べられる場所が無いかもです」と言われて、え？そんなに厳しい道なの？と思ったけど、雨が激しい見込みに基づいてのコメントだった。それに気付かない程度には翌日はなんとかなると思ってた我々だったが、小屋の受付横のホワイトボードに明日の天気は「雷伴って激しくふる」と書かれていた。。
雷と聞いて、以前焼岳の山頂付近から雷に追われながら樹林帯まで走ったのを思い出し、岩稜帯の尾根で雷は無理だ〜と、一気に断念する方向に・・

本当は一休みしたら双六岳まで行ってこようとかいうつもりだったけど、雨も風も激しくなる一方で、夕方には雨戸閉めて回り始めるし、テント場の人もどんどん小屋に避難してくるし・・

双六小屋の食事は美味しかった。座敷で腰が辛かったけど

夜中すぎに雨は止んで風もだいぶ弱まってきたので、翌朝行けるかも？という希望も若干感じ始めた。朝は日の出前くらいから北側の空が赤くなってて、出てみたら北東方向が美しかった（東西南は前日と同じく厚い雲）。天気予報も「終日霧。にわか雨」となってて、これは行けるかもと思った。しかし準備をして小屋を出るとかなり本降り。結局レインウェアを着てザックカバーもして、下山することに・・

下りはひたすら雨で、わさび平小屋くらいでようやくやんだ。弓折乗越から弓折岳はすぐなので、弓折乗越にザックを置いて往復したら、途中で雷鳥が登山道を歩いていた。雪が僅かに残ってたので周囲を探したら、咲いているチングルマの花をいくつか見つけた。

やっぱ行けたんじゃないかという思いと、やむを得ない妥当な判断だったというのがせめぎ合うが、山は逃げないを信じて、また同じコースでリベンジしよう

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1ヶ月後に追記：リベンジしました！
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4697326.html