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Yamareco

記録ID: 4653519
全員に公開
ハイキング
剱・立山

【薬師岳】折立〜太郎平小屋〜薬師岳山荘〜薬師岳

2022年09月04日(日) 〜 2022年09月05日(月)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
20.8km
登り
1,797m
下り
1,797m

コースタイム

1日目
山行
4:10
休憩
1:05
合計
5:15
7:00
70
8:10
8:20
10
8:30
8:30
50
9:20
9:35
35
10:10
10:35
20
10:55
10:55
30
11:25
11:40
35
2日目
山行
5:20
休憩
2:30
合計
7:50
4:10
30
4:40
4:40
15
4:55
5:35
10
5:45
5:45
25
6:10
7:15
30
7:45
7:45
25
8:10
8:10
25
8:35
8:50
10
9:00
9:05
5
9:10
9:20
30
9:50
9:50
45
10:35
10:35
10
10:45
11:00
60
12:00
折立
天候 【一日目】晴れ(山頂付近はガス)
【二日目】快晴
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【移動】車:自宅〜富山県富山市
【駐車】折立駐車場(無料)
【備考】有峰林道(2,000円/台)
薬師岳へ向かうため折立登山口に来ました。以前悪天候で延期してましたがやっとで実現しました。
薬師岳へ向かうため折立登山口に来ました。以前悪天候で延期してましたがやっとで実現しました。
今回はゆったり計画。一日目は薬師岳山荘まで登って、二日目に山頂へ行き下山する予定です。
今回はゆったり計画。一日目は薬師岳山荘まで登って、二日目に山頂へ行き下山する予定です。
樹林帯歩きから始まります。この辺りは特に眺望もないのでひたすら登っていきます。
樹林帯歩きから始まります。この辺りは特に眺望もないのでひたすら登っていきます。
現在の天候は快晴。青空がこのまま続いてくれることを期待して進みます。
現在の天候は快晴。青空がこのまま続いてくれることを期待して進みます。
三角点に到着。ベンチもたくさん設置されています。ここまでは順調なペースで来れました。
三角点に到着。ベンチもたくさん設置されています。ここまでは順調なペースで来れました。
視界も開け剱岳もちょこんと見え始めました。日当りの良いところは結構暑く感じます。
視界も開け剱岳もちょこんと見え始めました。日当りの良いところは結構暑く感じます。
ここは大きな一枚岩の上を進みます。雨で濡れていたりするとちょっと怖いかもしれませんね。
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ここは大きな一枚岩の上を進みます。雨で濡れていたりするとちょっと怖いかもしれませんね。
積雪深の計測ポール。冬場はここにどれくらいの雪が積もるのか気になるところです。
積雪深の計測ポール。冬場はここにどれくらいの雪が積もるのか気になるところです。
まるで石畳のような登山道。整備されすぎなくらい整備されています。本当に感謝しかありません。
まるで石畳のような登山道。整備されすぎなくらい整備されています。本当に感謝しかありません。
五光岩ベンチに到着しました。先ほどまでは青空でしたが下から雲がどんどん湧き上がってきます。
五光岩ベンチに到着しました。先ほどまでは青空でしたが下から雲がどんどん湧き上がってきます。
木道歩きになりました。まるで遊歩道のような気持ちの良い時間を過ごせます。
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木道歩きになりました。まるで遊歩道のような気持ちの良い時間を過ごせます。
太郎平小屋を視界に捉えました。登ったときに見える山々に期待を膨らませます。
太郎平小屋を視界に捉えました。登ったときに見える山々に期待を膨らませます。
登山道の脇にはチングルマが大群生していてなかなかすごい量でした。これは見ものです。
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登山道の脇にはチングルマが大群生していてなかなかすごい量でした。これは見ものです。
太郎平小屋に到着。富山南警察署の山岳警備隊員の方が居られました。こちらで登山届を提出。
太郎平小屋に到着。富山南警察署の山岳警備隊員の方が居られました。こちらで登山届を提出。
太郎平小屋では大休憩。期待していた眺望は見えただけ良しという感じでした。
太郎平小屋では大休憩。期待していた眺望は見えただけ良しという感じでした。
太郎平小屋を後にして先に進みます。ここも晴れていたら最高に気持ちのいいところ。
太郎平小屋を後にして先に進みます。ここも晴れていたら最高に気持ちのいいところ。
脇には池塘もありました。さっきから背景はずっと真っ白でちょっと残念です。
脇には池塘もありました。さっきから背景はずっと真っ白でちょっと残念です。
薬師峠が見えてきました。ここはテン場になっていて数張り貼られていました。
薬師峠が見えてきました。ここはテン場になっていて数張り貼られていました。
薬師峠からは沢のような道を進みます。歩きやすいルートを見つけるのがなかなか大変。
薬師峠からは沢のような道を進みます。歩きやすいルートを見つけるのがなかなか大変。
薬師平に到着。また少し青空が見えるようになりました。北ノ俣岳が見えています。
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薬師平に到着。また少し青空が見えるようになりました。北ノ俣岳が見えています。
薬師平も素敵な場所でした。こういうところでのんびり過ごすのも悪くないですね。
薬師平も素敵な場所でした。こういうところでのんびり過ごすのも悪くないですね。
薬師平で休んでいると雲の切れ間から槍ヶ岳の穂先が顔を出してくれました。これはラッキーです。
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薬師平で休んでいると雲の切れ間から槍ヶ岳の穂先が顔を出してくれました。これはラッキーです。
これから向かう薬師岳方向はだいぶ雲が多そうです。心の中で山頂行くのは明日にしようと決意。
これから向かう薬師岳方向はだいぶ雲が多そうです。心の中で山頂行くのは明日にしようと決意。
足元の雰囲気が山頂に近づいてきている感じになってきました。なかなか疲れる登りところでした。
足元の雰囲気が山頂に近づいてきている感じになってきました。なかなか疲れる登りところでした。
薬師岳山荘はもう少しのようですね。ここからは比較的なだらかな傾斜となりました。
薬師岳山荘はもう少しのようですね。ここからは比較的なだらかな傾斜となりました。
ついに薬師岳山荘が見えてガッツポーズ。後ろの山頂方向はやはり雲の中ですね。
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ついに薬師岳山荘が見えてガッツポーズ。後ろの山頂方向はやはり雲の中ですね。
薬師岳山荘に到着です。今日の宿泊者の中では一番乗りのチェックインだったようです。
薬師岳山荘に到着です。今日の宿泊者の中では一番乗りのチェックインだったようです。
今回はちょっとリッチに個室を予約しちゃいました。とてもキレイで過ごしやすそうです。
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今回はちょっとリッチに個室を予約しちゃいました。とてもキレイで過ごしやすそうです。
向かい側の大部屋も覗いてみました。コロナ対策で簡易間仕切りが設置されていました。
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向かい側の大部屋も覗いてみました。コロナ対策で簡易間仕切りが設置されていました。
あんみつを注文して小屋前でのんびり過ごします。相棒はこれを楽しみに登ってきたそうです。
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あんみつを注文して小屋前でのんびり過ごします。相棒はこれを楽しみに登ってきたそうです。
ビールを飲みながらのんびり過ごしていると少し雲が取れてきました。けど動く気なし。
ビールを飲みながらのんびり過ごしていると少し雲が取れてきました。けど動く気なし。
夕食の時間となりました。やくしオムレツ、とんかつ、肉じゃが。どれも美味しかったです。
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夕食の時間となりました。やくしオムレツ、とんかつ、肉じゃが。どれも美味しかったです。
夕日は残念ながら雲で見えません。今日はもう部屋でゴロゴロしましょう。おやすみなさい。
夕日は残念ながら雲で見えません。今日はもう部屋でゴロゴロしましょう。おやすみなさい。
おはようございます。御来光を眺めに山頂へ向かいます。富山市内の明かりがよく見えます。
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おはようございます。御来光を眺めに山頂へ向かいます。富山市内の明かりがよく見えます。
ヘッドライトを点けて真っ暗な中を歩くのはかなり久しぶり。身軽なのはありがたいですね。
ヘッドライトを点けて真っ暗な中を歩くのはかなり久しぶり。身軽なのはありがたいですね。
山頂手前の避難小屋跡を通過。ここからでもご来光は楽しめそうですが折角なので山頂へ。
山頂手前の避難小屋跡を通過。ここからでもご来光は楽しめそうですが折角なので山頂へ。
北アルプスの貴婦人と呼ばれる薬師岳山頂に到着。今シーズン九座目の百名山登頂となりました。
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北アルプスの貴婦人と呼ばれる薬師岳山頂に到着。今シーズン九座目の百名山登頂となりました。
多分あそこから昇ってくるのでしょう。空がだいぶ赤くなってきましたがもう少し後のようです。
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多分あそこから昇ってくるのでしょう。空がだいぶ赤くなってきましたがもう少し後のようです。
少し南の方を見ると槍ヶ岳などのシルエットが見え、遠くには富士山も確認できました。
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少し南の方を見ると槍ヶ岳などのシルエットが見え、遠くには富士山も確認できました。
槍ヶ岳や穂高連峰、その後ろには乗鞍岳や御嶽山など近隣の山々が全て見渡せました。
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槍ヶ岳や穂高連峰、その後ろには乗鞍岳や御嶽山など近隣の山々が全て見渡せました。
さて本題の御来光はと言うと。ん?出てきた?出てきてない?なんか微妙な雲がありますね。
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さて本題の御来光はと言うと。ん?出てきた?出てきてない?なんか微妙な雲がありますね。
よくみると長野側は広大な雲海になっていてこれは素晴らしいの一言。見入ってしまします。
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よくみると長野側は広大な雲海になっていてこれは素晴らしいの一言。見入ってしまします。
山頂標もオレンジ色に染まっています。天気が思わしくない日が続くなか今日来れたことに感謝。
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山頂標もオレンジ色に染まっています。天気が思わしくない日が続くなか今日来れたことに感謝。
薬師堂にも陽が差し込んでいます。こちらの祠には山名の通り薬師如来が祀られています。
薬師堂にも陽が差し込んでいます。こちらの祠には山名の通り薬師如来が祀られています。
今回個人的に一番楽しみにしていた絶景。国の特別天然記念物に指定されている薬師岳圏谷群。
今回個人的に一番楽しみにしていた絶景。国の特別天然記念物に指定されている薬師岳圏谷群。
金作谷カール。朝日に照らされて本当に最高です。後ろには立山や剱岳、富山湾も見えます。
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金作谷カール。朝日に照らされて本当に最高です。後ろには立山や剱岳、富山湾も見えます。
こちらは中央カール。後ろには槍ヶ岳、穂高連峰、三俣蓮華、鷲羽岳、富士山などが見えます。
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こちらは中央カール。後ろには槍ヶ岳、穂高連峰、三俣蓮華、鷲羽岳、富士山などが見えます。
充分楽しめたので小屋へ戻ります。まだ陽が当たらない西側の斜面も味がありますね。
充分楽しめたので小屋へ戻ります。まだ陽が当たらない西側の斜面も味がありますね。
山頂から延びる稜線。手前には薬師岳山荘、遠くには太郎平小屋や北ノ俣岳に続いています。
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山頂から延びる稜線。手前には薬師岳山荘、遠くには太郎平小屋や北ノ俣岳に続いています。
山荘に戻ってきました。御来光を楽しむために朝食時間を待っていただけるのはありがたい。
山荘に戻ってきました。御来光を楽しむために朝食時間を待っていただけるのはありがたい。
お腹が減ったので朝からご飯をお替りしてしまいました。朝の味噌汁って何故かホッとします。
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お腹が減ったので朝からご飯をお替りしてしまいました。朝の味噌汁って何故かホッとします。
山荘の脇には薬師岳の圏谷群が国指定特別天然記念物である記念碑が設置されていました。
山荘の脇には薬師岳の圏谷群が国指定特別天然記念物である記念碑が設置されていました。
二日目のスタートです。昨日とは打って変わって気持ちの良い青空が一面に広がっています。
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二日目のスタートです。昨日とは打って変わって気持ちの良い青空が一面に広がっています。
これを見たかったと言える、槍ヶ岳、穂高連峰、三俣蓮華岳、黒部五郎岳の皆様です。
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これを見たかったと言える、槍ヶ岳、穂高連峰、三俣蓮華岳、黒部五郎岳の皆様です。
太郎平小屋と北ノ俣岳が見えます。何年か前に飛越新道で北ノ俣岳に登ったのを思い出します。
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太郎平小屋と北ノ俣岳が見えます。何年か前に飛越新道で北ノ俣岳に登ったのを思い出します。
薬師平まで下ってきました。広い草原の奥に黒部五郎岳と北ノ俣岳が見えています。
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薬師平まで下ってきました。広い草原の奥に黒部五郎岳と北ノ俣岳が見えています。
薬師峠を越えて太郎平小屋に向かって登り返します。ここを歩くのは気持ちいい。
薬師峠を越えて太郎平小屋に向かって登り返します。ここを歩くのは気持ちいい。
写真ばっかり撮っていて全然前に進みません。同じような写真が何枚もあります。
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写真ばっかり撮っていて全然前に進みません。同じような写真が何枚もあります。
今日は時間にかなり余裕があるのでゆっくり歩いても問題ありません。ラッキー。
今日は時間にかなり余裕があるのでゆっくり歩いても問題ありません。ラッキー。
太郎平小屋に向けて木道が続いています。なんな海外に来た気分になりました。
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太郎平小屋に向けて木道が続いています。なんな海外に来た気分になりました。
昨日の分までかなり満喫しています。相棒は帰りたくないの言い始めました。
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昨日の分までかなり満喫しています。相棒は帰りたくないの言い始めました。
太郎平小屋と太郎山。せっかくだから太郎山に登っとこうかという話しになりました。
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太郎平小屋と太郎山。せっかくだから太郎山に登っとこうかという話しになりました。
太郎平小屋に到着。とりあえずベンチでひと休みしてから太郎山を目指します。
太郎平小屋に到着。とりあえずベンチでひと休みしてから太郎山を目指します。
黒部五郎岳と薬師沢の分岐。どちらも行ったことのない未体験ルート。いつかは行こう。
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黒部五郎岳と薬師沢の分岐。どちらも行ったことのない未体験ルート。いつかは行こう。
ささっと太郎山に到着しました。あっさり着きすぎて物足りない気もします。
ささっと太郎山に到着しました。あっさり着きすぎて物足りない気もします。
太郎山から見た太郎平小屋と薬師岳。今回の主役はとても立派な山でした。
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太郎山から見た太郎平小屋と薬師岳。今回の主役はとても立派な山でした。
富山の市街地と富山湾、能登半島までしっかり見えます。左下には有峰湖も見えます。
富山の市街地と富山湾、能登半島までしっかり見えます。左下には有峰湖も見えます。
さて、充分満喫出来たのでそろそろ下山を開始します。安全に下山出来ますように。
さて、充分満喫出来たのでそろそろ下山を開始します。安全に下山出来ますように。
すごい奥地まできたんだなぁと改めて実感。少しずつ雲が増えてきた気もします。
すごい奥地まできたんだなぁと改めて実感。少しずつ雲が増えてきた気もします。
長い長い下り道。ずっと先まで見えるこの道は長くも感じるし、気持ちよくて短くも感じる。
長い長い下り道。ずっと先まで見えるこの道は長くも感じるし、気持ちよくて短くも感じる。
奥に見える街並みと海まで繋がっているような錯覚に。それにしてもよく整備されている。
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奥に見える街並みと海まで繋がっているような錯覚に。それにしてもよく整備されている。
眼下に有峰湖も見えるけど、あの手前まで下山するって結構遠く感じてちょっと心が折れる。
眼下に有峰湖も見えるけど、あの手前まで下山するって結構遠く感じてちょっと心が折れる。
五光岩ベンチ、三角点と通って樹林帯まで下りてきた。折立まではもうひと頑張り。暑い。
五光岩ベンチ、三角点と通って樹林帯まで下りてきた。折立まではもうひと頑張り。暑い。
十三重の塔慰霊碑。一九六三年に薬師岳で遭難された大学生の慰霊碑。手を合わせます。
十三重の塔慰霊碑。一九六三年に薬師岳で遭難された大学生の慰霊碑。手を合わせます。
無事に折立に到着しました。順調に進み薬師岳を満喫することが出来た最高の二日間でした。
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無事に折立に到着しました。順調に進み薬師岳を満喫することが出来た最高の二日間でした。
三角点〜五光岩ベンチの間で撮影
三角点〜五光岩ベンチの間で撮影
五光岩ベンチ〜太郎平小屋の間で撮影
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五光岩ベンチ〜太郎平小屋の間で撮影
五光岩ベンチ〜太郎平小屋の間で撮影
2022年09月04日 10:07撮影 by  iPhone XS, Apple
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9/4 10:07
五光岩ベンチ〜太郎平小屋の間で撮影
太郎平小屋〜薬師峠の間で撮影
太郎平小屋〜薬師峠の間で撮影
薬師峠〜薬師平の間で撮影
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薬師峠〜薬師平の間で撮影
薬師峠〜薬師平の間で撮影
薬師峠〜薬師平の間で撮影

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 サングラス タオル ストック

感想

二年前の九月に「北ノ俣岳」へ登頂。その時に一目惚れした「薬師岳」へ行きたいと思いつつなかなか計画が出来なかった。今年に入って七月下旬にやっとの思いで計画を立てたが悪天候により延期。そして今回、金曜日に見た天気予報でこれは「薬師岳」に行くしかないと思い山荘を予約した。

【一日目】
朝は「有峰林道」の開門時間に合わせて車を走らせる。向かう途中どうもお腹の調子が悪く時間が経つに連れて悪化。これはヤバいと思いコンビニまで猛ダッシュ。事なきを得た。この後が少し不安ではあるが登山には問題なさそうなので決行することに。そして気持ちを入れ替えて「有峰林道」へ。日曜日にしては意外と空いていた印象で「折立登山口」に到着。

出発してしばらくは天気も良かったが標高を上げるに連れて雲がどんどん上がってきて最終的には覆われてしまった。今日はさっさと山荘に入ってのんびり過ごそうと決めた。

宿泊先の「薬師岳山荘」に到着。今回はちょっとリッチに個室を予約。間際での予約だったが空いていてよかった。ひとまず荷物を置いて「ビール」と「白玉あんみつ」を購入。外のベンチでゆったりとした時間を過ごした。
しばらく部屋でくつろいで夕食の時間。やくしオムレツ、とんかつ、肉じゃが、水餃子、冷奴などメニューは豊富で美味しかった。しばらくして夕日を見に外へ出たがやはり雲が掛かっており見ることは出来ない。今日はこのまま部屋で過ごして休むことにした。

【二日目】
今日は晴れ予報。宿泊している山荘から御来光は見えないので山頂へ向かうことにした。昨日の夜は見えなかった「富山市街地」の明かりも見えているの期待できそうだ。ヘッドライトを装着して歩いたのはかなり久しぶりだった。

そして「薬師岳山頂」に到着。これにより今シーズン九座目の百名山登頂となる。山頂に着く頃には空がだいぶオレンジ色になり始めていた。この時間帯に見える「槍ヶ岳」のシルエットはかっこいい。しばらくすると空のオレンジ色はどんどん濃くなり御来光を迎える。しかし少しだけ雲があったようで若干ボヤけた御来光となってしまったが満足。
陽が昇り始めたので今回の個人的な楽しみであった「薬師岳圏谷群」を眺めた。朝日に照らされた「金作谷カール」は本当に絶景で輝いている。背景に「立山」や「剱岳」が見えるのも良かった。もっと居たかったが山荘では朝食が待っているので戻ることに。宿泊した「薬師岳山荘」さんは御来光を楽しめるように朝食の時間を待っていてくれるので本当にありがたい。

朝食後準備を済ませて出発。今日はこれだけ晴れているので眺望がすばらしく少し歩いては止まって撮影の繰り返し。全然前に進んでいない気がするが今日は時間に余裕があるので問題ない。眺望や木道歩きを楽しみながら「太郎平小屋」に到着。あまりにも気持ちがいいので「太郎山」へ足を運んでみる。すぐに登ることが出来てこちらも素晴らしい眺めだった。

充分満喫したので下山を開始。前方に「富山湾」や「能登半島」を眺めながら下っていくのも非常に気持ちよく足取りが軽く感じる。しかし眺望が無くなってくると足取りは重く感じた。そして過去の遭難者慰霊の「十三重の塔」があり間もなく「折立登山口」に戻った。

【総評】
念願の「薬師岳」に登頂できて嬉しいのはもちろんだが、ここ最近は天気がパッとしないなかでこれだけ晴れた日に山で過ごすことが出来たのは特別感があった。これだから山はやめられないと改めて感じた。北アルプスの貴婦人と呼ばれる「薬師岳」を満喫できた二日間だった。

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
薬師岳/折立起点太郎平小屋薬師平薬師岳山荘経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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