土樽駅から紅葉盛りの茂倉・谷川岳・万太郎・仙ノ倉・平標山周回
- GPS
- 15:55
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 2,949m
- 下り
- 2,964m
コースタイム
22日・大障子小屋5:10.万太郎山6:15.越路小屋6:50.毛渡乗越7:00.エビス大黒ノ頭8:15.仙ノ倉山9:10/20.平標山10:00.渡渉点11:20.吊橋12:05.土樽駅13:25.
電車は21日上野6:26.湯沢7:39/8:08.土樽駅8:24.→→22日・土樽駅13:39.湯沢14:15/15:08.上野16:34.
まあ、夜行は疲れるから、朝に出て夕方帰るというのを第一の前提条件にしています。
電車賃はツーデーパス5000円+自由席特急券2520×2で10040円。宿賃は0円。
天候 | 21日は晴れ・22日は曇りがち 紫外線は強かったようで下山したら首筋ヒリヒリ、眼はちょっとショボショボ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
崩落などはない。 一ノ倉・オジカ・大障子・越路・エビス大黒のそれぞれの避難小屋はきれいに使われている。ただ、エビス大黒・越路など雨漏りするという報告もあるので雨の日は注意を要す。 オジカ沢ノ頭への東面は急な岩場、万太郎の南に怖いヤセ尾根がある。 地形図は「土樽」「茂倉岳」「水上」「三国峠」の四枚。 |
写真
感想
谷川岳に登ると西に延びるすっきりとした尾根が気になる。
ということで今回は懸案の谷川岳から平標山までの尾根を目標とし新幹線で越後湯沢に行き、三つ戻った土樽駅を起点として周回することにする。
下山の土樽15時21分に乗りたいので泊まりは大障子小屋。とすると上野6:26.湯沢7:39/8:08.土樽8:24で何とかなるだろう。
土樽駅から東に下り蓬新道の分岐を8:50右に橋を渡り、10台ほどの駐車場から茂倉新道の樹林帯に入る。この道は木の根が張った歩きにくい道で段差もあって筋肉にきつく、休憩適所もない。ただ南に時折姿を見せる万太郎山を励みにして黙々と登る。
900m登った矢場ノ頭1490mに出れば茂倉岳が姿を見せ見晴らしの良い尾根道になるがここまででかなりバテバテ。芍薬甘草湯とバンテリンで脚の筋肉を補修。ミニアンパン二個260kcal投入。
茂倉小屋はきれいな小屋で、10人ほどくつろいでいる。2分下った水場で500ml2本を補給して顔を洗う。冷たくてうまいっ。
茂倉岳からは見晴らしが良い。一ノ倉の避難小屋は二畳程度。以前はドアがなかったが修復されている。谷川岳はさすが人気の山で沢山の人で賑わっている。肩の小屋でビール350mlを500円で買い温まらぬようしっかりくるむ。
14:20いよいよ西尾根に入る。手前の急な岩場の崖をいくつか上れば広いオジカ沢ノ頭の山頂に15:25。南に2分下った避難小屋で10分休憩。六畳程度できれいだ。
さらに35分行けば小障子ノ頭の先の大障子避難小屋に16:10到着。八畳程度。泊まりは中に6人。外のテントに2人と4人。ビール、八海山と菊水のワンカップ、おつまみはビーフとイカ。α米で夕食にして6時には寝る。
夜は強い南風がゴーゴー吹いていたが次第に弱まる。α米で朝食にして5:10出発。
10分ほどで明るくなりヘッデン外す。藪はないが露よけに雨具の下だけ着ける。万太郎の北の肩の標識を目指し、南の山頂までちょっと藪がある。山頂(6:15)からは仙ノ倉山の姿が良い。
南に下る尾根はかなりやせていてちょっと怖い。越路小屋は六畳ほど。ここもきれいだ。
最低鞍部・毛渡乗越1568mから320mジクザグに登ってエビス大黒ノ頭も見晴らしが良い。仙ノ倉と麓の小屋も見通せる。
100m岩場を下ってエビス大黒避難小屋は三畳程度。ドアがしっかりしている。
だらだら240m登れば仙ノ倉山。2026mは今回の最高地点である。西に平標山がきれいなので木の段に腰掛けて10分休憩(9:10~20)。紅葉の潅木を通って平標山までは別天地の雰囲気で来た甲斐があったなという感じ。
大障子小屋から予定通り5時間で10:00に平標山に着いたが下山について一思案。
土樽までコースタイム5時間なら15:21水上行きだが急げば13:59湯沢行きも可。
ということで平標新道をがんがん下って渡渉点(11:20)まで80分で下って65分短縮。この平標新道は矢場ノ頭(1480m)までは開けた笹の急斜面で見晴らしが良い。矢場ノ頭は岩場に杉の根が固く張り付いている。その下は茂倉新道と似た樹林の中の土の道だが傾斜は二倍くらいあり登るとしたらかなり辛い。時折木の根をまたぐ。
渡渉点で顔を洗い、あとはだらだら巡航速度で歩いて吊橋12:05、ここから車道を80分で土樽13:25着。最後の土樽までの関越道に沿った車道の50mの登り10分は2日間の中で一番辛かった。
土樽駅の自販機でジュース買い、13:59発、湯沢14:15着で駅そば食べ、14:47の新潟発の自由席が満員だったので15:08始発MAXたにがわ416号二階席に乗って上野16:34着。
ということで、紅葉も見事、天気も良しということで満足満足であったのさ。
あ、それと平標山からは西に2時間で火打峠に下るのが一番早い。南越後観光バスが1日10本運行していて30分で越後湯沢に着く。
コメント
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yassanさん!ロングの谷川岳 お疲れさまでした〜
素晴らしい稜線ですね。v(^-^*
見てもみても見飽きないです。
土樽駅からのコースってあったんですね、
気がつきませんでした。f^^;
駅から 歩けるっていいですよね〜
いつか 谷川岳と仙の倉山間の稜線を
歩きたいと常々思っていましたが(無理ですが〜)
画像を見ていると 思いはつのりますぅ。
いいですねぇぇ。うっとり。(^-^*
UPDOWNの繰り返しで 凄そうですが
一ノ倉と谷川岳の間も 大変そうですね。(~ ~;
あー でも とにかく 綺麗です。(^^;
久しぶりに谷川にも行きたくなりましたが
んん、、、しんどいのがわかっているので
決心つきかねます。f^^;
わたしは 8月にレンゲショウマを観るために
鳩ノ巣から御岳へ行った位だったので
(大楢峠と御岳間のなだらかな道は やっぱり
好きです〜 心がのんびりしますです〜)
先日 伊豆ヶ岳へ足慣らしへ行き ついでに
帰りに彼岸花を観に高麗に寄り ついでに
日和田山へ上がり なんだかこれだけで
疲れたので 大丈夫か(ーー* と不安を
残しつつも 21日は地蔵岳へ行ってきました。(^-^*
初めての南アルプスですー(iーi*
始めは観音岳を目標に歩き始めたのですが
(ドンドコ沢の美しい滝達の観賞は・・・
時間短縮のため ドンドコ抜かしましたf^^;
鳳凰小屋に着いた時には12時位で
どうしたもんかと 思案しはじめた 調度
タイミングの良い時に 小屋のご主人でしょうかね、
話しかけてくれて
日帰りなら 地蔵岳にして見晴らしのよい
なんとか?というとこまで行って
14時までにここに戻ってきて 御座石鉱泉へ
下りればバスに間に合うと思うよ」と教えてくれたので
その通りにしまして。(^-^*
青空にそびえるオベリスクと雲海を眺めることが
出来ました〜ヽ(^○^*ノ
観音岳の横に富士山を見えました〜
雲海の上の甲斐駒も 素敵でした〜ヽ(^○^*ノ
山頂直下の あの歩きにくい砂地は
下り時は ま〜楽しいこと〜♪
雪道下るみたいな感覚でした。
ちなみに どんだけ寒いのかと・・・
(こんな高いところ初めてなもんでf^^;)
情報収集の結果 マフラーも持っていったんですが
それでも不安で 甲府のユニクロで毛糸の帽子も
買っていきましたがf^^;
まー全然 暑くて 最初から最後まで半袖一枚
でした。(^^A
そんなこんなで 鳳凰三山、ひとつだけですが
歩いてこられたので 幸せです。(^-^*
山頂滞在時間が30分だったので 心残りも
充分ありますけどね。(^^;
まー くるたんびに あれやこれやと
長文ですみません・・・(^^A
コメント残さなくても あっちこっち
拝見させて頂いてますのでね〜〜〜 ^^
でわ お邪魔しました〜
谷川岳から平標山まではコースタイム7時間ですがなかなかきつかったです。他のルートなら15~20%くらいは短縮する自信はあるのですが今回は標準タイムを守ってまったり歩きました。怪我したらこわいし紅葉も見事だったのでゆっくり楽しめました。
平標と仙ノ倉の間が広々として開放感があるので湯沢からバスで行って西の火打峠から仙ノ倉までもいいかなと思っています。
higuさんもあちこち行かれたんですね。
大楢峠までの道もすっきりしていて良いし以前は峠から城山を越えて鳩ノ巣に下ったことがあります。ここは少し荒れていますがとても静かで好きな道です。
巾着田の彼岸花は見事でしょうね。日和田山への道は木のチップを敷いてあってふっくらした感じが好きです。岩場から見る巾着田は真っ赤に染まっていることでしょう。
鳳凰山を日帰りとは・・もったいない感じ。一泊してゆっくりすればよかったのに。ドンドコ沢は白糸ノ滝で水浴びしたことがあります。というよりしぶきで濡れちゃったのでついでに・・。賽の河原から赤抜沢ノ頭まで行かれたんですね。観音岳と富士山がきれいだったことでしょう。地蔵岳のオベリスクはぶらさがっているロープを頼りに登ったという友達もいますが私は怖いので眺めるだけにしています。小屋までの下りは快適ですが以前左の樹林に入らずに右にずっと下ってしまって登り返す失敗をしました。
この時期は天気が荒れるとこわいので防寒対策は必要ですね。使わないに越したことはないけど手袋・マフラーは持参したいものです。
またどこか行かれたらみやげ話を楽しみにしていますね。
yassanさん
始めまして
これらのコース何度か挑戦しましたが
実現させてもらえませんでした
茂倉岳避難小屋の水場 今にも涸れそうですね
紅葉の盛りの尾根々 行ったつもりで 堪能させて
頂きました
今後も挑戦致します
koshibaさんはじめまして
去年の7月の記録を参考にさせていただきました
天気が悪くて大変でしたね
茂倉避難小屋の水場はまだまだ水量多くて500mlが40秒ほどで入りました
万太郎の北尾根は歩いてないけど厳しそうですね
吾策新道は天気悪いと怖い感じ
天気が良い時に縦走できるといいですね。これからもよろしく
yassanさん、今晩は。
この前が馬蹄形だったので、次はこちらとは思っていたのでとっても参考になりました。
でも僕は日帰りしか出来ないので、このコースは今の僕のレベルではちょっと長すぎますね(;^_^A
やるなら二回に分けるか、もっと修行するかのどちらかですね(;^_^A やっぱり写真を撮りながら歩きたいですしね。これだけ綺麗な景色なのだから。
今年は無理なので来年ですね
futaroさん、はじめまして。
今回は天候ときれいな紅葉に当たってラッキーでした。
私にとっては2日で歩行16時間のコースです。
以前の馬蹄型縦走もテント泊で16時間かかったので、馬蹄型を日帰り14時間で歩けるfutaroさんなら土樽から周回もできそうな気もしますけど・。
谷川岳から平標山の間をメインとするなら、平標から西に下って火打峠から南越後観光バスで湯沢とか、面白くない茂倉尾根を避けて土合方面から入るなど、別のルートもありそうな気がします。
よく晴れた日に行けるといいですね。
お久しぶりです。higuです。(^-^*
>湯沢からバスで行って西の火打峠から仙ノ倉まで
西の火打峠・・・ 地図を何度もじろじろ見てみたんですが
見つかりません・・・f^^;
どの辺りにありますかね・・・・f^^;
仙の倉山へ行くときは ばかのひとつ覚えのように(^^;
平標山登山口から平標山の家経由で 上がり
下りは 平標山から松手山経由で下りる・・・
って このパターンおんり〜なもので。(^m^*
この平標山←→松手山間の 長い階段道の景色が
好きなんですよねぇ。 ^^
一度反対まわりでとは 思っているんですけどねぇ
辛そうでf^^; 本気になれないんですよねえ。。(^^;
そうそう去年 ここ下っている時に
朝 土合を出て西黒尾根経由で縦走してきたという方に
お会いしましたよ〜(((><
しかも 泊まりになってもいいようにと
大きめのザッグでしたし・・・
そんなに速く歩いていると まわりの景色を堪能
出来ないかと思って きいてみたんですけど(^m^*
ちゃんと景色も楽しんでいるそうでした。 ^^
速い人は それなりに余裕があるんですね。
>小屋までの下りは快適ですが以前左の樹林に入らずに
おお〜 おっかないですね。(^m^*
あそこ 谷間になっていましたねー
山頂付近の砂地から樹林にかわる辺りに
黒い鳥がいたんです。
で、「これは 珍しい鳥にちがいないど〜」と
思って じろじろ見たら
ん?? カラス??
カラスかよ〜ヽ(`Д´*ノ でしたよ・・・(ーー*
あんな上にも カラスいるんですねぇ・・
>鳳凰山を日帰りとは・・もったいない感じ。
一泊してゆっくりすればよかったのに
本当にそう思いました。(iーi*
もったいなかったですーーーーー
しかし・・・私の場合 祭日が重なった連休でしか
行けないので そうすると 小屋も混み合って
いそうですし・・・ 混んでいる小屋は
すごそうですし・・・f^^;
お風呂 入れないのはイヤだし・・
なんとか我慢するとして でも頭が洗えないのは
イヤだし・・・ 布団 臭いって・・きくし・・
いびきもすごいって きくし・・・
と、思っていると いつまでたっても
山小屋には泊まれそうもありません・・・f^^;
だんだん足腰も弱くなりつつあるので
いつかは 泊まることに なるのでしょうけど。(^^;
この10月の連休は 谷川か平標山方面かと
思っていたんですけど 初心者さんに誘われて
富士山方面の山へ。 ^^
長くなるので ページ 引っ越しますです〜f^^;
続く
yassanさん、今晩は。
前回は初めましてでしたね(;^_^A
”火打峠から南越後観光バスで湯沢”というのが有るなら、確かにそのコースは面白そうですね。
土合->谷川岳->標本山->標本小屋->火打峠ですね。
ところでテント泊で16時間と、日帰りの軽装で14時間はあまり変わらないですよ。 前はいつも泊まりがけの山行ばかりだったので、日帰りの軽装での登山はあまり経験が有りませんでした。
実際に日帰りしか出来なくなってやり始めると、やっぱり軽装で良い分、歩は進みますので。
higuさんおひさしぶり。
火打峠というのは松手山から西に下った平標山登山口のあたりのことです。
松手山方面は一度行ってみたいと思っています。
鳳凰山のカラスですか・・。結構エサがあるんでしょうかしら。
Futaroさん、たしかに日帰りは気楽ですね。
泊まりとなるとシュラフとマットで1kg弱。水とガスと食料で1kgが増えますもんね。テント持ったら1.5kgだし。
私の日帰りはいつも6時ころには帰宅して食事作って家族に食わせて・・という感じなので日暮れまで歩き続けるというハードな歩きはできていません。
かっつり14時間歩くというのはやったことないかな。
まあ、若くないので自分の力としては二日に分けて・・という感じで歩いています。
でも夏には6時ころまで歩くこともあるんですけどね・・。
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