宝剣岳〜空木岳

2010年09月04日(土) 〜 2010年09月05日(日)

コースタイム

9月4日
7:15 菅ノ台BC-7:40極楽平7:46-8:36濁沢大峰8:47-9:41檜尾岳9:59-10:59熊沢岳11:13-12:18東川岳-12:36木曾殿山荘13:22-14:30空木岳14:35-14:40駒峰ヒュッテ
9月5日
5:36 駒峰ヒュッテ-6:13空木平分岐-7:00ヨナ沢の頭7:09-8:14池山小屋近くの水場-8:26-9:00林道終点-9:40菅ノ台BC

天候

2日とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

菅ノ台BCからバス&ロープウェイ片道1,900円
この時期は6:12始発だが、6:00に臨時バスが出た

コース状況／危険箇所等

・大地獄、小地獄付近は崩落があったようでルートが変更されているが、案内等あり問題ない。
・ロープウェイを降りたところに登山ポストあり
・こぶしの湯
600円、低温サウナあり、露天風呂からは南アルプスが一望できるらしいが、ガスってて見えなかった。
・こぶしの湯で聞いた市役所近くの蕎麦屋「いな垣」でソースかつ丼。ソースがちょっと甘め。従業員が10代でキビキビ働いていたのが印象的。

ファイル

非公開 4672.xls

計画書
（更新時刻：2010/09/01 05:00）

写真

9/4 6:59

朝の千畳敷、クリアブルー

9/4 7:37

南アルプスが一望

9/4 7:57

空木岳に向かう縦走路

9/4 8:03

富士山と駒ヶ根の街

9/4 9:41

9/4 9:41

檜尾避難小屋がポツンと宙に浮かんでるよう

9/4 10:47

振り返ると木曽駒・宝剣岳からの稜線

9/4 10:56

熊沢岳直下はボルダー岩?だらけ

9/4 11:20

頂上直下は岩々してた熊沢岳も、越えるとなだらか

9/4 11:51

空木岳はここから観るのが一番カッコイイ

9/4 12:31

東川岳から20分で「予約しないと泊まれない」木曾殿山荘

9/4 13:33

空木岳への登りがスタート

9/4 14:19

第1ピーク手前の岩場。色々整備はされてます

9/4 14:45

頂上から駒峰ヒュッテは目と鼻の先

9/5 4:57

日の出前。南アルプスとお月さん

9/5 5:09

雲の海、どこから陽があがるかな

9/5 5:10

空に浮かぶは木曾御嶽山

9/5 5:24

甲斐駒と鋸の間からでした

9/5 5:25

駒峰ヒュッテから臨む空木岳

9/5 5:45

池山尾根をくだります

9/5 6:51

ヨナ沢の頭手前の登山道

9/5 7:16

小地獄・大地獄の鎖場

9/5 8:20

池山小屋近くの水場

撮影機器：

EOS 50D CANON

感想

tyaku

空木岳。「そらき」「からき」「くうき」でもない何とも
魅力的なネーミングの山「うつぎだけ」。何度も行こうと
考えてきたがなかなか行けず、ようやく登るチャンス。

朝イチの菅ノ台BCは9月に入ったというのに長蛇の列。
初の片道切符でロープウェイに乗車。毎度の如く、
ロープウェイのすれ違いでスピード感を体感した客から
歓声が湧く。

早朝の千畳敷には人おらず。空はすっきり青い。暑いが
空気は澄んでいる。夏のような秋模様。

時間的に宝剣岳はパス。極楽平まで200m程度。階段状の道は
朝イチにはシンドイ。極楽平からは南アルプス一望。その間
からは富士山も。

ここからは下降と登り返しの繰り返し。踏み跡ははっきり
しているので特に問題ないが、どうもバテる。とにかく暑い。

途中ハイマツに包まれる箇所が多い。枝が瞼にぶつかる。
先週の沢でもぶつかったが、目は気を付けないと。

濁沢大峰から檜尾岳までは思ったより短い。檜尾尾根に
浮かぶ避難小屋は所謂カワイイ。空に浮かんでいるよう。
ふぉとじぇにっく。

熊沢岳直下は結構、岩。でも、手を使って岩を登るほうが
よっぽど気持良い。熊沢岳から東川岳は、檜尾岳から眺めて
感じたそれより、アップダウンはないのでホッ。

そんなこんな12:30過ぎに予約しないと泊まれない木曾殿山荘に
到着。2L強の水が殆ど底をついたので、徒歩8分の
「木曾義仲の力水」をいただきに向かう。小屋で聞いたとおり、
水は細く、「力」はない。早歩きで行き5分、帰り8分でした。

大休止後、空木岳に向けて最後の登りをスタート。
結果コースタイムより早かったが、正直バテた。10m歩いては
立ち止まる、そんな繰り返しになってしまった。

空木岳は3つのピークを行くが、1峰までが少々厳しい。
岩慣れしてないと戸惑うかも。ただ、鎖などは整備されて
いるので、着実に歩けば問題ないと思う。(人による)
とにかく手足4本で登るのが心地よい。。。と思ってしまう。

1峰までで十分ヨレてしまったので2峰までも思ったより苦労。
でも、2峰を越えれば頂上は目と鼻の先。

頂上には誰もいなかった。

小屋は頂上からすぐ、5分くらい。この安心感は悪魔的。
小屋は自炊小屋。寝具無しで3,500円。駒峰山岳会の方が交替で
管理人として入りながら維持しているとのこと。キレイな
小屋だった。寝具無しだが薄い銀マットは敷いてある。
当日はかなりの混雑。そして、寝床は2Fなので暑い。
当日の気温ならシュラフカバーで十分。シュラフでは暑い。

テラスでボーっとしてたら、見おぼえるのある方が。
P2でご一緒していたK夫妻。びっくり。暫し談笑。

それと、同じコースを歩いていたスマートでおされな
若い男女に会を勧めてみたが、残念、愛知在住。

管理人のハハは夕刻から友人たちと同級会を開催中。
なぜか招かれ土瓶蒸しをいただく。思いがけず、

というか
当然美味い。

夜は暑さとカエルノガッショウに我慢ならず1Fに
移動して就寝。

2日目
昨日の縦走路からやたらとスゴイボリュームに見えた
池山尾根、距離11km、標高差約2,000mを一気に下る。

確かにシンドい。が、道は良く整備されているので
数字よりは楽。ヤセ尾根の大地獄、小地獄は登山道の
崩壊で尾根沿いに道を取り直してあった。この8/14に
開通したらしい。

池山小屋近くの水場で大休止して一気に下山。

こぶしの湯はOPENの10:00ジャストに入館。
「やったー一番風呂!」と思ったが、なぜか先客5名以上。
別に一番風呂じゃないと気が済まないわけではないのに
スゴイショック。

そういえば水風呂が本気で冷たかった。
これならアイシングになりそう。

こぶしの湯の受付の方に聞いた「いな垣」で
ソースかつ丼食らい、帰路。12:00ジャストに高速イン。
途中岡谷〜諏訪で事故渋滞、相模湖IC〜小仏で渋滞を
はさんだが、14:40に調布IC通過。●地獄を回避できた。

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空木岳。名前負けしない、カッコ良い山だった。
でも、稜線から見るのと、池山尾根から見るのと大分違う。
圧倒的に稜線からが良い。池山尾根からだと少々デブ。
そんなわけで、小屋客はピストンの方が殆どだったが、
縦走ルートがオススメ。晴れれば展望も良いし。

ところで、どうも、今夏に靴を変えてからバテやすい。
靴が合わないからか?実際、歩いていると足裏が痛くなる。
忍耐のみで凌ぐが途中我慢できず、軽く宙に浮かせて緩和。
でまた歩く。そんな繰り返し。ちょっと甲の上の締め付けが
キツイので、それが足裏に響いているかな。

単なる体力不足か、靴との相性か。
高い買い物なので、もう少し様子見。

では。

コメント

ttana

う〜ん
冬に歩いてみたいルートだなぁ〜。
どう？

tyaku

反対則
「はい、是非冬に！」と言いたくなるほどの暑さだったわけですが。。。

修行せねば。

mjun

もしや...
バリアント？？

yhiro

これは
冬に行くべきルートですね〜。

ところで 12:00 高速IN、渋滞はさんで 14:40 調布って飛ばしすぎじゃない？

tyaku

これは
バリアント３７Ｌ、昨冬デビュー品です。
背負ってる人多いですが、本当に使い勝手の良いザックです。

tyaku

200km
くらいですので、そんなことはないハズです。

小仏も２０分くらいで通過。渋滞もそれほどではなかったということで。。。

冬、色々と宜しくお願いします！