前川大滝沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 上り
- 540m
- 下り
- 540m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※前川と大滝沢出合いの橋の少し先に駐車場あり。5台分くらい? |
コース状況/ 危険箇所等 |
※滑川温泉の日帰り湯は16:00まで ■宿泊した五色沼パラダイス http://homepage3.nifty.com/urabandai/camp.html ・管理費 500円/1人 ・バンガロー 5000円 ・布団セット 600円 ・炭 500円 |
ファイル |
非公開
4689.xls
計画書
(更新時刻:2010/09/13 05:00) |
写真
感想
ナメばかりだと思っていた沢だったのだが・・
意外と登攀の多い沢だった。
F1からそんなにフリクションが効いていると思わない滝から始まり〜。
危険個所はロープを出して進む。
最後の方、ロープを出さず登り、メンバーを危険な目にあわせた。
途中でセミ状態になってしまったメンバーを助けに、Toiちゃんにビレイをしてもらい、ロワーダウンで接触。そこで自分とセルフビレイを繋ぎ、一緒に登攀し、事なきを得る。
沢のCLは難しいと再認識。次回への教訓。
怖い思いさせちゃってごめんなさい。
これに懲りずにまた参加して下さい。
記録を見て「これは行ってみたい!」と思っていた前川大滝沢。
運良くお仲間に入れていただいて参加しました。
行きの東北道は連休前夜ということか、とても混雑。
最近、高速休日1,000円のせいか、休日前夜の高速がやたらと
混んでいる気がします。上り坂では決まって減速、そして
ブレーキランプ点灯。一部運転を担当しましたが、
なかなかにストレスフルでした。
福島飯坂ICを下りて峠駅に向かいますが、ドンドン
暗い道に入りますので、コンビニはIC下りてすぐのところで
入っておくのが無難。
峠駅は屋根付きスペース。元々車両基地?
トイレはあるので、アプローチはシンドイですが、
前夜泊にはオススメ。
朝、脇を通過する始発の山形新幹線を見送り
(少々新鮮)、出発。
沢は橋の手前の右手に下降ポイントあり。
沢は以前のレポを読んで想像していた以上に
滝→登攀の連続でした。フリクションが効く岩と
効かない岩があり、結構ビビってしまいました。
一方で、期待通りのナメ床も登場。今まで丹沢や奥秩父で
見てきたそれとはスケールが違い、感動、感嘆。
ずっとこれが続けばいいのになぁと思うのですが、そう思
ってると決まって滝が登場。
その滝も、主役の前川大滝とご対面した際は、
「ああ、こんなスゲー滝見たことない」と暫し見とれて
しまいました。これは一見の価値があります。
一般登山道の展望台から得られるものとは比べ物に
ならないこと請け合いです。
今までハイキングの過程で「●●の滝」とかあって
見に行っても大体やっぱりガッカリ「はりまや橋」でしたが、
ここはそんな裏切りありません。
大滝沢の大高巻は2箇所ほど危険個所の通過があったが、
ロープを出していただき問題なし。
ちなみに天然スライダーで裸族になったのは、着ていた
長袖を濡らしたくなかったからです。悪しからず。
でも、その後、別の箇所の簡単なへつりで不用意に滑って
ドボン。全身濡れたのでまったく意味無し。
その後は秋風で歯ガクガク、怖いヘツリで足カクカク。
特に「最後の方の怖そうな滝」は、私は高い位置を
ルートにしてトラバースしましたが、岩が脆く、触っては
ポロリ、踏んでみてはボロリ、かなり怖かったです。
特に一歩、見るからに崩れそうなフットホールドが
あって、そこに置くときには、想像力と不安顔が全開
でした。が、ソロリと置いたら何とか崩れず、徐々に
体重をかけて、無事に崩れず乗り切ることができました。
しびれた〜。
後半、「そろそろ終わっても良いかなぁ」と思っても
滝が連続し、滝が終わったと思っても、次は巨岩登場で
足に来る。さっきまでは感動を声にしていた皆も最後は
無言で歩を進めてました。
殆ど足場のない吊り橋を見上げ、暫く巨岩帯を行ってから、
支沢に入り、フカフカユルユルの苔に足跡を付けていると、
ようやく登山道が登場。レールが残る登山道を沢靴のまま
下山しました。登山道は基本快適ですが、展望台への分岐
箇所でアンテナ設置のための道が別に延びていますので、
間違えないようご注意くださいw
これまでの丹沢や奥秩父とは開放感、水の美しさ、ナメ床、
滝、どれをとってもスケールが違って感動の連続でした。
技術的な未熟ぶりや体力不足が露呈しましたが、こんな沢なら
また行ってみたい、そう思えるところでした。
沢以外の時間も楽しかったス、ありがとうございました!
そうそう、水は鉄分たっぷりなので、ドボンの際は要注意ス。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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ここは高さはそれほどでもないけど、トラバース
がちょっと微妙で怖いですよね。8月に遡行した時
は、トラバースに移るところで中間支点を取って、
とりあえずロープを固定して、セカンド以降の人
に登ってもらいました。それでも、初心者的な
メンバーの一人は、「怖い〜」を連発してました。
滑り落ちると大ケガはしないと思いますが、打撲と
擦り傷は覚悟する必要があるでしょうね。無事で
何よりです。
ウォータースライダーできそうなところは、一
杯あるけど、やっぱり同じところでやってますね。
「This is the man.」氏の雄叫びは何?気合い?
This is the manです。
あのアホ写真では、「ヤマスカバンザーイ」と
叫んでおります。
否、鉄臭い水を口に含んで、「オエー!」と
気合とも嗚咽とも取れる気勢を発している図
でございます。
ZENさんの記録を見て大滝沢に参加しました。
いつかご一緒させていただける日を夢見て
修行に勤しみます。
mjunさん、皆さま、こんばんは。
この沢、名前のとおり立派な滝が続くのですね 。
登攀が続き大変なようでしたが、暑さ続きの東京から拝見すると、こちらも涼しくなります。
これからは紅葉の沢歩きを楽しめますね
ZENさん
沢CLは難しいです。
後半急ごうと思い、ロープを出さずに行ってしまいました。
ロープを出すと時間がかかる。出さないで登るのはそれなりにリスクが生じます。
最後の方の滝(F幾つだろう?)は、他の人の記録だと右から登っているみたいですね・・
Akanekoさん
お久しぶりです!!
ここの大滝は高さ120mと本当にデカイんですよ!!
Akanekoさんの記録の細かさはいつも勉強になります。ヤマレコユーザーはかなり参考になるんじゃないでしょうか
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