シカシナイ南東面イワナノ沢(1-0)

2009年08月30日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.2km
• 登り: 1,086m
• 下り: 1,076m

コースタイム

コイボクシュシビチャリ川イワナノ沢出合(5:50)南東面沢出合(7:00)シカシナイ(12:30〜13:30)南面下降沢経由イワナノ沢出合(18:30)

写真

8/31 13:30

シカシナイ南東面沢手前の6m。全ての写真は阿厳氏撮影

8/23 4:09

屈曲点の7m、左岸バンドに乗るまでがいやらしい

8/31 13:31

連続するナメ段差、沢は小さく荒れ気味である

8/31 13:31

奥に2段12mが見える

8/31 13:32

15mの滝

8/23 10:31

北西面から1839峰を見ながら、稜上藪をこいで南面沢に向かう

8/31 13:34

下降。南面沢の出合

撮影機器：

COOLPIX P60 ニコン

感想

BiL

　23北西面直登沢を狙うも、前日の雨による増水の為、急遽変更してシカシナイを狙うことにした。

8/30　コイボクシュシビチャリは、前日よりも少しばかり水位が下がっているが未だ増水している。頭の片隅に引っかかっていた北海学友会京極氏のイワナノ沢の記録を頼りに、イワナノ沢南東面をシカシナイまでつめることに急遽変更する。イワナノ沢は、南東面沢に入る手前に6m段差、そこまで沢は概ね荒れている。南東面沢出合が7m、左岸草付を捲く。次の屈曲点に7m、左岸中間部よりバンドが走るが、そこまでは泥壁と脆いクラックがあり、悪い。このあたりは狭かったりして暗い印象が残る。少しいくと4段15m、2段目まで直登、3段目は強い水流を怖がり左岸小さく捲き、4段目は右岸に渡って草付を落口まで。ガレの堆積を見て、ナメの段差が連続、上の2段10mは左岸草付を落口まで捲く。手足突っ張れる狭い所の先に2段12m、その先にも15m直暴、緩い10m、10mを越えて、函状左岸からの支沢のシャワーを浴びて越えるとCo1230三股。小さな焚火をおこして戯れ、先の小滝をいくつかこなすと源頭のようになり藪をこいでピークへ。ピークからは、見たこともない角度からの39、カムエクを見、感慨にふける。少し休んで南面の沢を目指して稜上を行き、適当なところより沢へ下る。行けどもいけども笹薮で不安になったが、尻すべりで快調。結局南面沢出合のちょっと上に来るまで水はほとんど流れていなかった。懸垂は20m1回、40m2回。後は河原をイワナノ沢出合まで。

　イワナノ沢は全体的に荒れていて、沢を目当てに行くほどではないが、シカシナイへの登路としてはよいかもしれない。