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Yamareco

記録ID: 472038
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

明星山(糸魚川市・ヒスイ峡コース) ヤブこぎ、雨のダブルパンチ

2014年06月30日(月) [日帰り]
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Forest21 その他1人
GPS
--:--
距離
6.3km
登り
957m
下り
943m

コースタイム

 8:55 ヒスイ峡登山口
 9:15 南壁下のガレ場地帯開始
 9:45 ガレ場地帯終了
 9:50 サカサ沢を発見
10:20 サカサ沢に降り、沢沿いの道
10:35 木の根の赤いトタン板・ルートファインデング
11:00 あきらめて枝沢のぼり・ヤブこぎ開始
11:20 岡集落コース分岐点・竜護の尾根
12:00 明星山山頂
12:15 下山開始
12:50 岡集落コース分岐点通過
12:57 木の根の赤いトタン板通過
13:05 サカサ沢沿いの道を通過
13:25 南壁下のガレ場地帯開始
13:45 ガレ場地帯終了
14:05 登山口
 
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■北陸自動車道・糸魚川ICからヒスイ峡登山口まで、車で45分。全て舗装道路。

糸魚川ICからは国道148号線で長野方面に向かう。大正橋を渡るとすぐに県道483号線に入る。ヒスイ峡へ直接向かう道路は通行止めになっていたため、峠を回り込み「高浪の池」経由でヒスイ峡へ向かった。
コース状況/
危険箇所等
■登山道は途中にガレ場、渡渉、鎖場があるが、命の危険を感じる場所は無かった。
■登山口に駐車スペースあり。登山ポスト無し、トイレ無し。
■水場から岡集落コース分岐点までの途中で、ルートが分かりにくい場所がある。
8時00分、糸魚川ICを降り、国道148号線で長野方面に向かう。
by  N-05D, NEC
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8時00分、糸魚川ICを降り、国道148号線で長野方面に向かう。
車を走らせていると、右の前方に『明星山』が見える。ガスはかかっていないようだ。
by  N-05D, NEC
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車を走らせていると、右の前方に『明星山』が見える。ガスはかかっていないようだ。
8時20分、大正橋を渡ってすぐに県道483号線に入る。すぐにヒスイ峡までの案内があった。看板に4kmと書いてあるが、通行止めで大回りしなければならず、ここから登山口までは車で20分かかった。
by  N-05D, NEC
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8時20分、大正橋を渡ってすぐに県道483号線に入る。すぐにヒスイ峡までの案内があった。看板に4kmと書いてあるが、通行止めで大回りしなければならず、ここから登山口までは車で20分かかった。
峠からの明星山。白い岩肌が目立つ。何だか不気味だった。
by  N-05D, NEC
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峠からの明星山。白い岩肌が目立つ。何だか不気味だった。
8時40分、登山口に到着。周辺には駐車スペースが10台以上ある。また、この場所の少し手前にも、舗装されて白線の引かれた立派な駐車場があった。
by  N-05D, NEC
8時40分、登山口に到着。周辺には駐車スペースが10台以上ある。また、この場所の少し手前にも、舗装されて白線の引かれた立派な駐車場があった。
登山口付近には登山ポスト無し。トイレ無し。この日は私のワゴンRが1台だけだった。
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登山口付近には登山ポスト無し。トイレ無し。この日は私のワゴンRが1台だけだった。
8時55分、支度をして出発。まずはこの橋で小滝川を渡ることになる。
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8時55分、支度をして出発。まずはこの橋で小滝川を渡ることになる。
橋にはこんな看板があった。かんぬきを抜いて扉を開き、橋を渡る。
by  N-05D, NEC
橋にはこんな看板があった。かんぬきを抜いて扉を開き、橋を渡る。
少し傾いてはいたが、橋に不安な箇所は無かった。
by  N-05D, NEC
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少し傾いてはいたが、橋に不安な箇所は無かった。
橋から足下を見下ろす。
by  N-05D, NEC
橋から足下を見下ろす。
上流はこんな感じ。
by  N-05D, NEC
上流はこんな感じ。
下流はこんな感じ。
2014年07月01日 11:10撮影 by  N-05D, NEC
7/1 11:10
下流はこんな感じ。
8時58分、まもなく道標があり、ここから本当の登山道が始まる。
by  N-05D, NEC
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8時58分、まもなく道標があり、ここから本当の登山道が始まる。
最初はつづら折りになった杉林の登山道を進む。
by  N-05D, NEC
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最初はつづら折りになった杉林の登山道を進む。
登山道の様子、こんな感じ。ルートははっきりしており、歩きやすかった。
by  N-05D, NEC
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登山道の様子、こんな感じ。ルートははっきりしており、歩きやすかった。
木には赤ペンキ。結構多かった。
by  N-05D, NEC
木には赤ペンキ。結構多かった。
ピンクリボンもあちこちに見かけた。
by  N-05D, NEC
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ピンクリボンもあちこちに見かけた。
うっそうとした林の中をしばらく進む。傾斜はゆるやかである。
by  N-05D, NEC
うっそうとした林の中をしばらく進む。傾斜はゆるやかである。
そしてこの道標を過ぎると、登山道がやや急になる。でもまだゆるい。
by  N-05D, NEC
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そしてこの道標を過ぎると、登山道がやや急になる。でもまだゆるい。
登山道に、すこし石が出てきた。
2014年07月01日 11:11撮影 by  N-05D, NEC
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7/1 11:11
登山道に、すこし石が出てきた。
苔むしており、すべりやすい。石と石の間に足が挟まれ、何度か抜けなくなった。
by  N-05D, NEC
苔むしており、すべりやすい。石と石の間に足が挟まれ、何度か抜けなくなった。
9時15分、ガレ場地帯が始まる。ここからはしばらくは展望が開けます。
by  N-05D, NEC
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9時15分、ガレ場地帯が始まる。ここからはしばらくは展望が開けます。
右手の上には岩のかたまり。
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右手の上には岩のかたまり。
そして前方には大きな岩肌が見え始めた。
by  N-05D, NEC
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そして前方には大きな岩肌が見え始めた。
後方を振り返る。見えるはずの白馬岳方面の山はガスっている。
by  N-05D, NEC
後方を振り返る。見えるはずの白馬岳方面の山はガスっている。
石灰岩のガレ場地帯を進む。
by  N-05D, NEC
石灰岩のガレ場地帯を進む。
あちこちの石に赤ペンキがついており、ここは迷わない。
by  N-05D, NEC
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あちこちの石に赤ペンキがついており、ここは迷わない。
一部分ある樹林帯を抜け…
by  N-05D, NEC
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一部分ある樹林帯を抜け…
だんだん岩壁が近づいてきた。
by  N-05D, NEC
だんだん岩壁が近づいてきた。
そしてガレた斜面を登っていくと…
by  N-05D, NEC
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そしてガレた斜面を登っていくと…
明星山南壁の下に出た!正面から見る。
by  N-05D, NEC
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明星山南壁の下に出た!正面から見る。
そこから視点を左に移す。
by  N-05D, NEC
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そこから視点を左に移す。
さらに視点を左に移す。ここからガレた斜面をトラバースして進むことになる。
by  N-05D, NEC
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さらに視点を左に移す。ここからガレた斜面をトラバースして進むことになる。
そしてガレ場から足下を見下ろす。この写真では怖そうに見えるかもしれないが、歩く場所は平らになっており、案外大丈夫です。
by  N-05D, NEC
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そしてガレ場から足下を見下ろす。この写真では怖そうに見えるかもしれないが、歩く場所は平らになっており、案外大丈夫です。
歩く場所は割と広く、問題はありません。
by  N-05D, NEC
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歩く場所は割と広く、問題はありません。
足下はこんな感じ。ガレ場にしては、歩きやすかった。
by  N-05D, NEC
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足下はこんな感じ。ガレ場にしては、歩きやすかった。
巨大な岩とAさん。こうして比べると、岩の大きさが分かります。
by  N-05D, NEC
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巨大な岩とAさん。こうして比べると、岩の大きさが分かります。
足を止め、しばらく岩肌を眺める。先には雪渓が広がっている。あたりには緊張感が漂っていました。
by  N-05D, NEC
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足を止め、しばらく岩肌を眺める。先には雪渓が広がっている。あたりには緊張感が漂っていました。
雪渓はこんな感じ。
by  N-05D, NEC
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雪渓はこんな感じ。
さて、雪渓を避けて進みます。ほぼルート通りに進めた。
by  N-05D, NEC
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さて、雪渓を避けて進みます。ほぼルート通りに進めた。
切れ落ちた足下を眺めるAさん。楽しんでいるのか、それとも不安に感じているのか…
2014年07月01日 11:11撮影 by  N-05D, NEC
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切れ落ちた足下を眺めるAさん。楽しんでいるのか、それとも不安に感じているのか…
上から見下ろすと、こんな感じ。
by  N-05D, NEC
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上から見下ろすと、こんな感じ。
私も雪渓を通過する。この雪渓、ガンガンに固かった。
by  N-05D, NEC
私も雪渓を通過する。この雪渓、ガンガンに固かった。
さらにガレ場を進むと…
by  N-05D, NEC
さらにガレ場を進むと…
明星山南壁の真下まで来た!この岩壁、高度差は数百メートルもあるでしょう。すごい威圧感…
by  N-05D, NEC
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明星山南壁の真下まで来た!この岩壁、高度差は数百メートルもあるでしょう。すごい威圧感…
この場所が本コースの1つの見せ場です。
by  N-05D, NEC
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この場所が本コースの1つの見せ場です。
ぐるりとみてみます。まずは右側。
by  N-05D, NEC
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ぐるりとみてみます。まずは右側。
中央部。
2014年07月01日 11:11撮影 by  N-05D, NEC
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中央部。
最後に左側。
そしてもう1度中央部をじっくり眺める。う〜む…これはこれで美しい。
by  N-05D, NEC
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そしてもう1度中央部をじっくり眺める。う〜む…これはこれで美しい。
すばらしい岩壁を眺めながら、ここでしばらく休憩をとりました。
by  N-05D, NEC
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すばらしい岩壁を眺めながら、ここでしばらく休憩をとりました。
さて、再出発。まだガレ場は続きます。
by  N-05D, NEC
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さて、再出発。まだガレ場は続きます。
歩きながら左後方。
by  N-05D, NEC
歩きながら左後方。
歩きながら左上。
by  N-05D, NEC
歩きながら左上。
歩きながら左前方。
by  N-05D, NEC
歩きながら左前方。
登山道のすぐ左側はこんな壁。
by  N-05D, NEC
2
登山道のすぐ左側はこんな壁。
1ヶ所だけ、ニッコウキスゲがきれいに咲いていました。
by  N-05D, NEC
4
1ヶ所だけ、ニッコウキスゲがきれいに咲いていました。
アジサイ
ジシバリ
岩壁もそろそろ終わり。
by  N-05D, NEC
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岩壁もそろそろ終わり。
後方、歩いてきた道を眺める。
by  N-05D, NEC
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後方、歩いてきた道を眺める。
岩壁に別れを告げ…
by  N-05D, NEC
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岩壁に別れを告げ…
9時45分、ガレ場地帯終了。
by  N-05D, NEC
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9時45分、ガレ場地帯終了。
サカサ沢に向かいます。
by  N-05D, NEC
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サカサ沢に向かいます。
9時50分、あっという間にサカサ沢を見つける。
by  N-05D, NEC
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9時50分、あっという間にサカサ沢を見つける。
ここで水を飲み、水筒にも詰め直した。
by  N-05D, NEC
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ここで水を飲み、水筒にも詰め直した。
ここからは登りが少しきつくなる。
by  N-05D, NEC
2
ここからは登りが少しきつくなる。
前方、ピークらしきものが見える。
by  N-05D, NEC
2
前方、ピークらしきものが見える。
依然、赤ペンキやピンクリボンはあちこちにある。
by  N-05D, NEC
依然、赤ペンキやピンクリボンはあちこちにある。
岩山を左から巻いていく感じで進む。左手側にはサカサ沢が流れている。
by  N-05D, NEC
岩山を左から巻いていく感じで進む。左手側にはサカサ沢が流れている。
あれ…何だか雲が増えてきた感じがする。
by  N-05D, NEC
あれ…何だか雲が増えてきた感じがする。
サカサ沢に沿って進む。
by  N-05D, NEC
サカサ沢に沿って進む。
アジサイ
登山道、しだいに草で覆われてくる。
by  N-05D, NEC
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登山道、しだいに草で覆われてくる。
登山道には水がしたたっており、ドロドロしている。
by  N-05D, NEC
登山道には水がしたたっており、ドロドロしている。
10時20分、登山道が沢に降りていく。
by  N-05D, NEC
1
10時20分、登山道が沢に降りていく。
そしてサカサ沢を、少しだけ登ります。ちなみにこの沢は渡渉しません。
by  N-05D, NEC
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そしてサカサ沢を、少しだけ登ります。ちなみにこの沢は渡渉しません。
沢を歩くとすぐに登山道に戻り、沢から離れていきます。
by  N-05D, NEC
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沢を歩くとすぐに登山道に戻り、沢から離れていきます。
1ヶ所だけロープを越え…
by  N-05D, NEC
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1ヶ所だけロープを越え…
赤ペンキに従って進む。
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赤ペンキに従って進む。
ギンリョウソウ
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ギンリョウソウ
…と、ここでルートを見失ってしまった!写真の右下、木の根元に赤いトタンが落ちている場所に来る。ここから先、踏み跡がなくなりピンクリボンも見あたらない。
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…と、ここでルートを見失ってしまった!写真の右下、木の根元に赤いトタンが落ちている場所に来る。ここから先、踏み跡がなくなりピンクリボンも見あたらない。
地元の糸魚川から来た男性Sさんと出会う。Sさんもルートを見失い困っていた。3人であちこちにもぐりこみ、ピンクリボンやルートを探すが…無い。
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地元の糸魚川から来た男性Sさんと出会う。Sさんもルートを見失い困っていた。3人であちこちにもぐりこみ、ピンクリボンやルートを探すが…無い。
ここでの地形はこんな感じ。2本の沢が1つに合流している。赤いラインで奥の沢を進むのが正解。私たちは手前の沢を登っていってしまった。倒木のあたりが正規ルートだと思われる。
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ここでの地形はこんな感じ。2本の沢が1つに合流している。赤いラインで奥の沢を進むのが正解。私たちは手前の沢を登っていってしまった。倒木のあたりが正規ルートだと思われる。
奥の沢の様子はこんな感じ。
by  N-05D, NEC
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奥の沢の様子はこんな感じ。
手前の沢の様子はこんな感じ。沢といっても、水はほとんど流れていない。
by  N-05D, NEC
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手前の沢の様子はこんな感じ。沢といっても、水はほとんど流れていない。
2本の沢がぶつかっているところ。この右側を進むとよい。だが普通だと、こんな沢を登ろうとは考えません(^^;)
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2本の沢がぶつかっているところ。この右側を進むとよい。だが普通だと、こんな沢を登ろうとは考えません(^^;)
手前のドロドロした沢を登る。
by  N-05D, NEC
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手前のドロドロした沢を登る。
足下はこんな感じ。
by  N-05D, NEC
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足下はこんな感じ。
そしてヤブこぎに突入する。このとき、われわれ3人はヤブから強引に尾根に上がろうとしていた。写真はSさんです。まるで二枚目俳優みたいないい男でした。
by  N-05D, NEC
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そしてヤブこぎに突入する。このとき、われわれ3人はヤブから強引に尾根に上がろうとしていた。写真はSさんです。まるで二枚目俳優みたいないい男でした。
GPSも2.5万図も持たずにヤブを進む。本来、これは危険行為です。そしておよそ15分…ここでAさんが「おっ!」と声を上げる。何かを見つけたらしい…
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GPSも2.5万図も持たずにヤブを進む。本来、これは危険行為です。そしておよそ15分…ここでAさんが「おっ!」と声を上げる。何かを見つけたらしい…
沢へと降りていく。
by  N-05D, NEC
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沢へと降りていく。
11時20分。登山道、そして分岐点を発見!やれやれよかった。Aさんの嗅覚に感謝です。
by  N-05D, NEC
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11時20分。登山道、そして分岐点を発見!やれやれよかった。Aさんの嗅覚に感謝です。
ここは岡集落コースとの分岐点になっている。沢を渡渉してから、「竜護の尾根」の急登に入る。
by  N-05D, NEC
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ここは岡集落コースとの分岐点になっている。沢を渡渉してから、「竜護の尾根」の急登に入る。
もう登山靴はドロドロです。
by  N-05D, NEC
2
もう登山靴はドロドロです。
竜護の尾根の登りが始まる。
by  N-05D, NEC
竜護の尾根の登りが始まる。
アジサイ
木の根をまたいで登る。歩きにくい…
by  N-05D, NEC
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木の根をまたいで登る。歩きにくい…
ここの登りはきつかった。
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ここの登りはきつかった。
スカシユリ
これ…シライトソウでしょうか?
by  N-05D, NEC
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これ…シライトソウでしょうか?
登るにつれて、しだいに岩が増えてくる。
by  N-05D, NEC
登るにつれて、しだいに岩が増えてくる。
写真中央、Aさんにだいぶ遅れてしまった。手を挙げて「おーい!」と叫んでいる。
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写真中央、Aさんにだいぶ遅れてしまった。手を挙げて「おーい!」と叫んでいる。
周りは岩…
そしてまた、岩…
2014年07月01日 11:12撮影 by  N-05D, NEC
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そしてまた、岩…
足を止めて周りを見回す。残念ながら、ガスが出てきました。
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足を止めて周りを見回す。残念ながら、ガスが出てきました。
奇妙な形をした岩、そして松。もしガスがなければ、きっと最高の景色になるでしょう。
by  N-05D, NEC
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奇妙な形をした岩、そして松。もしガスがなければ、きっと最高の景色になるでしょう。
『明星山は、2〜3億年前の古生代の石炭紀〜二畳紀に海底にあって石灰岩が積もり…
by  N-05D, NEC
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『明星山は、2〜3億年前の古生代の石炭紀〜二畳紀に海底にあって石灰岩が積もり…
その後、中生代ジェラ紀の砂岩、貢岩が堆積した後、大仕掛けな地殻変動の結果…
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その後、中生代ジェラ紀の砂岩、貢岩が堆積した後、大仕掛けな地殻変動の結果…
現在の如く古い石灰岩が逆に中生代の地層の上に乗し上った。
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現在の如く古い石灰岩が逆に中生代の地層の上に乗し上った。
この石灰岩は黒姫山、清水山を経て親不知海岸に及んでいる。
by  N-05D, NEC
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この石灰岩は黒姫山、清水山を経て親不知海岸に及んでいる。
地層が殆ど垂直に近く、地下どこまで続くか解らぬが、海面上だけでも石灰岩は500億トンと推定され…
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地層が殆ど垂直に近く、地下どこまで続くか解らぬが、海面上だけでも石灰岩は500億トンと推定され…
化石に、珊瑚、フズリナ(紡錘虫)が特に多く、二枚貝や海ユリも発見された。
by  N-05D, NEC
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化石に、珊瑚、フズリナ(紡錘虫)が特に多く、二枚貝や海ユリも発見された。
また、石灰岩を好む特有の植物もある。』
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また、石灰岩を好む特有の植物もある。』
…と、藤島玄著『越後の山旅』に記載されてある。
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…と、藤島玄著『越後の山旅』に記載されてある。
イワギボウシ
さて、尾根で上まであがっても、なかなか山頂そのものにたどり着かない…もしかして、山頂を通り過ぎたのかな…などと不安になった。
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さて、尾根で上まであがっても、なかなか山頂そのものにたどり着かない…もしかして、山頂を通り過ぎたのかな…などと不安になった。
さらに進むと…
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さらに進むと…
山頂手前にまた分岐点がありました。
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山頂手前にまた分岐点がありました。
この看板にはこう記されていた。
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この看板にはこう記されていた。
分岐点の様子はこんな感じ。
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分岐点の様子はこんな感じ。
12時00分、ようやく山頂に到着!
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12時00分、ようやく山頂に到着!
『明星山(1,188.5m)』です。
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『明星山(1,188.5m)』です。
山頂には三角点もある。
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山頂には三角点もある。
せっかく登ったのに、ガスっていて眺望はゼロでした(T_T)
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せっかく登ったのに、ガスっていて眺望はゼロでした(T_T)
でも笑顔で記念撮影。あれ…雨が降ってきました。
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でも笑顔で記念撮影。あれ…雨が降ってきました。
12時15分、しだいに雨が強くなってきたため、早々に下山開始です。
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12時15分、しだいに雨が強くなってきたため、早々に下山開始です。
濡れた岩場は危険。慎重に進む。
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濡れた岩場は危険。慎重に進む。
やれやれ、ヤブこぎの上に雨…今日はダブルパンチです(*_*)
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やれやれ、ヤブこぎの上に雨…今日はダブルパンチです(*_*)
12時50分、岡集落コース分岐点通過。
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12時50分、岡集落コース分岐点通過。
復路では、分岐点からの正規ルートをたどっていく。「本当はどこを進めばよかったのか」と、登山道を検証しながら歩く…
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復路では、分岐点からの正規ルートをたどっていく。「本当はどこを進めばよかったのか」と、登山道を検証しながら歩く…
ところが、また倒木でルートが分からなくなった。
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ところが、また倒木でルートが分からなくなった。
そしてまたもやヤブこぎ突入。
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そしてまたもやヤブこぎ突入。
…で、ドロドロの沢を下り…
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…で、ドロドロの沢を下り…
結局、往路でも迷った「2本の沢の合流点」に出た。この付近は、どうやらあの「倒木」地帯が問題のようです。
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結局、往路でも迷った「2本の沢の合流点」に出た。この付近は、どうやらあの「倒木」地帯が問題のようです。
12時57分、木の根の赤いトタン板を通過。
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1
12時57分、木の根の赤いトタン板を通過。
雨が続く…
13時25分、南壁下のガレ場地帯にたどりつく。
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13時25分、南壁下のガレ場地帯にたどりつく。
再度、岩肌を観察します。
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再度、岩肌を観察します。
雨の中を進む…
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雨の中を進む…
雪渓を抜け…
13時45分、ガレ場地帯終了。
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13時45分、ガレ場地帯終了。
オカトラノオ
雨もやみ、そして小滝川が見えてきた。
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雨もやみ、そして小滝川が見えてきた。
やれやれ、明星山は高度は高くありませんが、なかなか手こずりました。
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やれやれ、明星山は高度は高くありませんが、なかなか手こずりました。
最後に橋を渡り…
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最後に橋を渡り…
14時05分、登山口に到着。ここでSさんとお別れ。「さようなら。またいつか、どこかでお会いしましょう〜(^^)」
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14時05分、登山口に到着。ここでSさんとお別れ。「さようなら。またいつか、どこかでお会いしましょう〜(^^)」
さて、帰りのついでに『高浪の池』に寄っていきましょう。
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さて、帰りのついでに『高浪の池』に寄っていきましょう。
車で10分ほどで到着。『高浪の池』には、広くて立派な駐車場があり、トイレもあります。
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車で10分ほどで到着。『高浪の池』には、広くて立派な駐車場があり、トイレもあります。
レストランもある。
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レストランもある。
高浪の池のほとり
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高浪の池のほとり
水面はひっそりとしている。
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水面はひっそりとしている。
池の周辺地域を解説した案内板
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池の周辺地域を解説した案内板
その案内板に写っていた明星山の写真。秋にはこんな景色が見れるようです。
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その案内板に写っていた明星山の写真。秋にはこんな景色が見れるようです。
本日はガスのため、明星山は見えません。
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本日はガスのため、明星山は見えません。
この池には「浪太郎」という伝説の巨大魚が生息するとのこと…
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この池には「浪太郎」という伝説の巨大魚が生息するとのこと…
最後に、このお店でおみやげのクッキーを買いました。
by  N-05D, NEC
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最後に、このお店でおみやげのクッキーを買いました。
明星山の山頂には行けたが、山頂からの景色が見れなかったため、満足しきれない感じ。また今度リベンジしに来ます。
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明星山の山頂には行けたが、山頂からの景色が見れなかったため、満足しきれない感じ。また今度リベンジしに来ます。

感想

この日は本来、魚沼市にある『荒沢岳』に登る予定だった。だが、関越自動車道・小千谷ICまでくると雨が降ってきてしまった。これではあの急峻な荒沢岳は無理…ということで、急遽予定を変更することとなった。天気予報では糸魚川方面が「晴れ」となっていたため、かねてから気になっていた『明星山』に行ってみることにした。

■ガレ場、岩場、渡渉などバラエティーに富んでいるが、危険度は常識の範囲に思える。命の危険を感じる場所は無かった。
■花があちこちに咲いており、けっこう楽しめた。
■サカサ沢の水は飲める。問題なかった。
■「木の根の赤いトタン板」〜「岡集落コース分岐点」までは、倒木でルートが消えている。赤ペンキ、ピンクリボンも見あたらない。この場所では、どうか細心のご注意を!
■「竜護の尾根」はかなりの急登。鎖やロープがいくつも出てくる。
■「竜護の尾根」を登り切ったところから山頂までは意外に距離があり長い。

急に予定を変更したせいで、ガイド本の地図コピーだけで『明星山』に登ることになった。準備不足である。そして案の定、途中でルートを見失い、GPSも2.5万図も持たずに「ヤブこぎ」となった。だが、本来こうした危険な行為は慎むべきである。今回は運良く事故につながらなかっただけであろう。

山頂まで行けたのはよかったが、いろいろと反省点のある山行となった。こうした反省点を、今後の登山に活かしたいと思う。また、今回は山頂からの景色が見れなかったため、また機会を改めて『明星山』にリベンジしたいと思う。

(参考文献)
・『新潟100名山』 新潟日報事業社
・『新にいがた花の山旅』 新潟日報事業社
・『新潟の山旅』 新鉄山岳連盟編・森谷周野監修 新潟日報事業社
・『越後百山』佐藤れい子著 新潟日報事業社
・『越後の山旅』藤島玄著 富士波出版社
・『季節の野草・山草図鑑』 日本文芸社

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