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Yamareco

記録ID: 476144
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ハイキング
甲信越

大峰山(鬼面沢巻道の枯れ沢から)

2014年07月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:49
距離
7.8km
登り
634m
下り
625m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:45 駐車地点 ― 7:55 林道ゲート ― 8:05 工事現場(勝覚寺方面からの合流地点) ― 8:35 鬼面沢入渓 ― 8:45 巻道から枯れ沢へ ― 9:30 標高530M付近(大峰山西尾根に合流) ― 10:17 標高566M三角点 ― 10:25 標高573M山頂付近 ― 10:46 三角点 ― 11:25 標高530M付近 ― 12:50 標高260M付近(支尾根分岐) ― 13:20 作業道に合流 ― 13:28 作業道入口(旧登山口) ― 13:35 駐車地点
天候 曇りのち晴れ
気温 22〜28℃くらい
日の出 4:31 日の入り 19:08
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長岡市村松町
一宮神社付近の路肩に駐車
コース状況/
危険箇所等
登山届

新潟県警察にメールで登山届を提出した。
http://www.police.pref.niigata.jp/osirase/sangaku/

今回のルート

前回7月5日同様、林道から鬼面沢に入り、巻道の途絶えたところにある枯れ沢をたどって大峰山の西尾根をめざした。山頂からは西尾根を下ったが、標高260M付近からは北側の支尾根を下った。すなわち、地形図に記載されている別の破線コースをたどって下山した。

道の状況

■枯れ沢―大峰山西尾根

鬼面沢に入ってしばらくは左岸に数箇所の巻道がある。ところどころで最近枝が伐られている。その踏み跡が唐突になくなるところがあり[写真6]、付近に小さな枯れ沢がある。急坂だが、あたかも登山道のように登れる。沢形が続くのは標高400Mの先くらいまでだが、そこから枝をつかんで斜面を登っていくのは困難ではない。西尾根手前の支尾根の上に出ると、本来ならヤブこぎをしなければならないはずのところが、西尾根まで踏み跡状の部分をたどることができた。それが踏み跡なのかどうかは不明。踏み跡だとすれば西尾根から山頂に向かう踏み跡がはっきりしないのが不可解だが、主尾根とその北側の支尾根とではヤブ化の進行の程度が大きく異なる可能性もある。

このルートは勾配としては十分下山にも使えるが、支尾根から枯れ沢に下りるまでのルートファインディングが難しい。私の場合、GPSを使わなければ、ヤブのきつい西尾根では尾根の分岐すらわからない。西尾根を下ろうとしていて尾根でない斜面を下りはじめるようなありさまだ。尾根の形や目標がはっきりしないところでかすかな踏み跡に頼って下ろうとすると、おもしろいほど簡単にルートを間違える。

■大峰山西尾根―北側破線コースの支尾根

枯れ沢の支尾根が大峰山の西尾根に合流するところは、標高530Mほどの小ピークをなしている。西尾根全体でもこの小ピーク上のヤブがきつい。山頂に向かうときは、時々ヤブの向こうに山頂が見えるのを目標にする。下山するときは、この小ピークのヤブを抜ければだいたいにおいてかすかな踏み跡がたどれる。慣れるにつれて意外と進みやすいと思えるようになったが、上述したように間違えやすいところが多い。

標高260M付近の破線コースの分岐はわかりにくい。しかし、支尾根に乗ってしまえばはっきりした踏み跡がたどれる。標高150M付近で支尾根が終わり、沢と出合う。そこからは平坦で踏み跡がわかりにくいが、沢の方向なりに進んでいけば作業道に出られる[写真9]。
ファイル
(更新時刻:2014/07/12 21:12)
林道のゲート。付近は駐車禁止。勝覚寺の裏から歩いた方が近い。
林道のゲート。付近は駐車禁止。勝覚寺の裏から歩いた方が近い。
工事現場付近から見えるのは大峰山手前の530Mピークのようだ。
工事現場付近から見えるのは大峰山手前の530Mピークのようだ。
工事現場の先。「通行止」の看板にもかかわらず、明らかに車が入っている。路肩に不安があるので大型車は不可ということだろうか。
工事現場の先。「通行止」の看板にもかかわらず、明らかに車が入っている。路肩に不安があるので大型車は不可ということだろうか。
釜沢石の崖。ここまで車で入れる。もちろんゲートがあるので一般には開放されていない。前回来た後でさらに刈り払いがされていた。
釜沢石の崖。ここまで車で入れる。もちろんゲートがあるので一般には開放されていない。前回来た後でさらに刈り払いがされていた。
鬼面沢入渓地点。ここまでは深いヤブの中にはっきりした踏み跡がある。台風8号接近に伴う雨で、前回よりも水流が強かった。
鬼面沢入渓地点。ここまでは深いヤブの中にはっきりした踏み跡がある。台風8号接近に伴う雨で、前回よりも水流が強かった。
巻道の途絶えるポイント。太い枝が伐られている。相当の労力を費してここまで道をつけたのは何のためだろう。ちなみに枯れ沢の入口には黒い水パイプがあった。
巻道の途絶えるポイント。太い枝が伐られている。相当の労力を費してここまで道をつけたのは何のためだろう。ちなみに枯れ沢の入口には黒い水パイプがあった。
530Mピークのヤブから時々山頂が見える。
530Mピークのヤブから時々山頂が見える。
標高566Mの三等三角点。
1
標高566Mの三等三角点。
ここで作業道に出た。
ここで作業道に出た。
作業道入口。2軒の民家の間から入る。
作業道入口。2軒の民家の間から入る。

装備

個人装備
時計
GPS
理院地図/コンパス
デジタルカメラ
1.5L
食糧
2日分
レインジャケット
レインパンツ
ヘッドランプ
シェルター
シュラフカバー
防寒着
救急用品
ナイフ
クマよけ鈴/スプレー
虫よけスプレー
地下足袋
マルゴJOG

感想

前回気になった枯れ沢をたどってみた。問題なく大峰山の西尾根に出ることができた。
前回手こずった西尾根の下りに再挑戦し、前回よりはスムーズに下ることができた。
今回は西尾根の途中から北側の破線コースを下ってみた。支尾根の上にはほとんど道といってもいいくらいのはっきりした踏み跡が続いていた。
前回までとくらべると毛虫が減っていた。前には見なかったマムシを2ヶ所で見かけた。

この季節でもヤブこぎをがんばれば大峰山に登れるのだから、草木の枯れる季節にはかなり楽しく歩き回れそうだ。なお、大峰山の尾根にはかつて村松城、羽黒山城という2つの山城があったらしい。これからしだいに寒くなってやがてヤブが枯れれば、城郭の探訪というマニアックな楽しみ方もできるのかもしれない。

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