[信州の里山]有明山 馬羅尾沢松川コース
- GPS
- 08:48
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,552m
- 下り
- 1,563m
コースタイム
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:49
0515有明山登山口
0522第一渡渉点
0540第二渡渉点
0600第四渡渉点
0605第五渡渉点
0635不動滝
0650取付点
0800落合
0930有明山神社
0935三角点
0940中社
0950奥社
1010有明山神社(休憩)1030
1122落合
1213取付点
1230不動滝
1320親子滝
1330有明山登山口
1345駐車地
CT(北岳山頂往復)
登り:4時間20分 途中休憩15分
降り:3時間15分 途中休憩なし
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
北穂高の交差点を左折、県道306を右折して、馬羅尾キャンプ場方面へ林道を進む。 立派な、有明山登山口の標柱の手前にでて、そこをさらに奥へ進む。 今回は、舗装路が終わる手前の空き地に車を止めたが、さらに奥へ進むと、登山者用の駐車スペースがある。 四駆などは、最終の堰堤手前まで車で乗り入れることが可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●駐車場 登山者用駐車場はあるが、その手前の空地にも停められる。 (GPSではゴール地点を指してい所が今回の駐車地) ●トイレ 馬羅尾キャンプ場のが使えるらしい ●水場 不動滝のたもとに、それらしきものがあったが、特に表示などがなかったため、そのままスルー [駐車地〜登山口] 今回駐車したのは、舗装道路が終わる手前の空き地。 それより先も、車の進入は可能。堰堤が見える前に、登山者用駐車スペースがある。 立派な橋を渡って、その沢沿いの林道を進むと登山口 [登山口〜取付点] 基本的に、沢沿いを渡渉しながらすすむ。 渡渉点の木橋は、すべて流されているようで、ポイントを自分で見定めて、渡渉するほかない。 当然、増水時は渡渉不可。 沢は、荒れているが、新しめのピンクリボンがあり、迷うことはまずない。 沢に出たからと言って、渡渉するとは限らないので、周辺の状況をよく確認する必要がある。 逆に、リボン以外の方向へ進むのは、危険なので、必ずリボンを見つけ、その通りに進むこと。 不動滝は、向かって右側を登るが、ロープ、鎖のサポートはないので、要注意 不動滝を越えると、間もなく取付き点となる。 取付点の案内看板は流失していた。梯子もなかった気がする。 [取付点〜落合] 九十九折れの坂をひたすらの登る。 急登という程でもなく、進行方向で迷う個所も2か所ぐらいある程度の踏み跡がある、整備されているとはいささか言い難い(とはいえ、よくぞここまでという、思いが強い)登山道を進む。 山側から笹が伸びていて、それが気になって、谷側に重心を持って行かれるので、そこは十分注意したい。 特に、下りでは、登り以上に、足元が見えにくく、足を取られやすいので、注意。 [落合〜有明山神社] 本コースの核心部! 梯子、ロープ場多数。アップダウンを繰り返しながら、山頂へ向けて高度を稼ぐ。 特段危険な個所はなかったが、ここまでの行程を踏まえると、体力的に一番しんどいところで核心部が登場するといった感じ。 長いロープ場を登りつめると、間もなく有明山神社。 それは、突然の出来事。 鳥居の直下に頭を出す。 |
その他周辺情報 | 天然ラドン温泉 すずむし荘(500円) |
写真
感想
二年ぶりに、有明山に足を運んだ。
前回は、もっともメジャーな裏参道中房コースであった。
今回は、開山ルートでもある馬羅尾沢コースにチャレンジしてみた。
表参道ほどではないが、相当キツイルートだとは聞いていたので、それなりの覚悟で挑んだ。以下、個人的な感想です。
コース状況でも書いたが、馬羅尾コースは、大きく分けて、三つのセグメントに分けることができると思う。
1.沢の遡行
この部分は、トレランでも十分楽しめそうなコースで、沢の水量と、コースさえ間違えなければ、快適な沢歩きができるコース。(とはいえ、渡渉時は注意)
2.九十九折れ
取付点からは、忍の一字で、稜線に向けて九十九折れの登山道を登るコース。
3.核心部
このコースが厳しいと言われる所以がわかるのは、稜線に出てからだと思う。
落合から有明山神社までが最もバリエーションに富み、楽しめ、かつ辛い行程だと思う。
裏参道コースは、沢の遡行を除いた、登りと、核心部がミックスされている感じがした。また、急登具合も裏参道のほうが、きついんじゃないかなぁと思った。
あと、沢の遡行は、十分に注意したい。
水量と、ガスのかかり具合では、躊躇なく撤退が望ましい。
実際、登行途中、馬羅尾沢にガスがかかり始めて、中房に降りることを真剣に考えたくらいである。(実際下山時は、ガスはあがっていたので、よかった)
次回は、もちろん表参道のピストンをして、有明山コンプリートを目指すつもりです。
馬羅尾沢ルートは、三つのセグメントそれぞれ楽しめるポイントがあるので、体力的に余裕がある方や、トレランさんにはもっと歩かれていいコースだと思った。
念のため、ヘルメットを持参したが、使う個所はなかった。
山頂や、核心部では、何名かの登山者・トレランさんとは、お行き会いしたが、馬羅尾沢コースでは、結局誰とも合わなかった。
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