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Yamareco

記録ID: 488783
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

[信州の里山]有明山 馬羅尾沢松川コース

2014年08月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:48
距離
13.8km
登り
1,552m
下り
1,563m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:23
休憩
0:26
合計
8:49
4:56
273
スタート地点
9:29
9:31
2
9:33
9:36
14
9:50
9:53
12
10:05
10:06
9
10:15
10:32
193
13:45
ゴール地点
0455駐車地
0515有明山登山口
0522第一渡渉点
0540第二渡渉点
0600第四渡渉点
0605第五渡渉点
0635不動滝
0650取付点
0800落合
0930有明山神社
0935三角点
0940中社
0950奥社
1010有明山神社(休憩)1030
1122落合
1213取付点
1230不動滝
1320親子滝
1330有明山登山口
1345駐車地

CT(北岳山頂往復)
登り:4時間20分 途中休憩15分
降り:3時間15分 途中休憩なし
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
安曇野インターチェンジを降りて、国道147号線を北上
北穂高の交差点を左折、県道306を右折して、馬羅尾キャンプ場方面へ林道を進む。
立派な、有明山登山口の標柱の手前にでて、そこをさらに奥へ進む。
今回は、舗装路が終わる手前の空き地に車を止めたが、さらに奥へ進むと、登山者用の駐車スペースがある。
四駆などは、最終の堰堤手前まで車で乗り入れることが可能。


コース状況/
危険箇所等
●駐車場
登山者用駐車場はあるが、その手前の空地にも停められる。
(GPSではゴール地点を指してい所が今回の駐車地)

●トイレ
馬羅尾キャンプ場のが使えるらしい

●水場
不動滝のたもとに、それらしきものがあったが、特に表示などがなかったため、そのままスルー

[駐車地〜登山口]
今回駐車したのは、舗装道路が終わる手前の空き地。
それより先も、車の進入は可能。堰堤が見える前に、登山者用駐車スペースがある。
立派な橋を渡って、その沢沿いの林道を進むと登山口

[登山口〜取付点]
基本的に、沢沿いを渡渉しながらすすむ。
渡渉点の木橋は、すべて流されているようで、ポイントを自分で見定めて、渡渉するほかない。
当然、増水時は渡渉不可。
沢は、荒れているが、新しめのピンクリボンがあり、迷うことはまずない。
沢に出たからと言って、渡渉するとは限らないので、周辺の状況をよく確認する必要がある。
逆に、リボン以外の方向へ進むのは、危険なので、必ずリボンを見つけ、その通りに進むこと。
不動滝は、向かって右側を登るが、ロープ、鎖のサポートはないので、要注意
不動滝を越えると、間もなく取付き点となる。
取付点の案内看板は流失していた。梯子もなかった気がする。

[取付点〜落合]
九十九折れの坂をひたすらの登る。
急登という程でもなく、進行方向で迷う個所も2か所ぐらいある程度の踏み跡がある、整備されているとはいささか言い難い(とはいえ、よくぞここまでという、思いが強い)登山道を進む。
山側から笹が伸びていて、それが気になって、谷側に重心を持って行かれるので、そこは十分注意したい。
特に、下りでは、登り以上に、足元が見えにくく、足を取られやすいので、注意。

[落合〜有明山神社]
本コースの核心部!
梯子、ロープ場多数。アップダウンを繰り返しながら、山頂へ向けて高度を稼ぐ。
特段危険な個所はなかったが、ここまでの行程を踏まえると、体力的に一番しんどいところで核心部が登場するといった感じ。
長いロープ場を登りつめると、間もなく有明山神社。
それは、突然の出来事。
鳥居の直下に頭を出す。




その他周辺情報 天然ラドン温泉 すずむし荘(500円)
馬羅尾キャンプ場入口に立派な標柱がある。
ここを、奥まで車を走らせる。
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馬羅尾キャンプ場入口に立派な標柱がある。
ここを、奥まで車を走らせる。
本日の駐車地。
この先、橋(地形図で確認できる)があって、未舗装道路となる。
登山者用駐車場は、ここからさらに500mほど進んだところにある。
本日の駐車地。
この先、橋(地形図で確認できる)があって、未舗装道路となる。
登山者用駐車場は、ここからさらに500mほど進んだところにある。
林道途中の看板。
車はさらに奥へ進めるが、私は徒歩で。
林道途中の看板。
車はさらに奥へ進めるが、私は徒歩で。
やや、荒れているので、四駆じゃないと無理かな。
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やや、荒れているので、四駆じゃないと無理かな。
登山者用駐車場。
看板はあるだけで、単なる空き地に駐車する。
ここから少し歩くと、案内看板がある。
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登山者用駐車場。
看板はあるだけで、単なる空き地に駐車する。
ここから少し歩くと、案内看板がある。
案内看板全景
渡渉点の橋は、すべて流出していました。
書いてあることは、ほぼ正解です。
渡渉点の橋は、すべて流出していました。
書いてあることは、ほぼ正解です。
立派な橋。
これを最後に、橋はない。
この沢沿いの林道をすすむ。
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立派な橋。
これを最後に、橋はない。
この沢沿いの林道をすすむ。
登山口。
のっけから急登と思われがちだが、これをあがると、結構平坦な道を進むことになる。
登山口。
のっけから急登と思われがちだが、これをあがると、結構平坦な道を進むことになる。
たぶん、渡渉点。
手前に、頼りなさそうな梯子が。
しかし、作りは堅牢であった。
たぶん、渡渉点。
手前に、頼りなさそうな梯子が。
しかし、作りは堅牢であった。
渡渉したところ。かな?
渡渉したところ。かな?
こんな感じで、沢は荒れてます。
こんな感じで、沢は荒れてます。
渡渉かな。と思ったら遡行だったポイント
渡渉かな。と思ったら遡行だったポイント
目印は、比較的しっかりとつけられています。
目印は、比較的しっかりとつけられています。
トレランコースですね。
トレランコースですね。
オフシャルな渡渉点は、ここまで。
あとどれくらい渡渉を繰り返したことやら。。。
オフシャルな渡渉点は、ここまで。
あとどれくらい渡渉を繰り返したことやら。。。
最近整備されたであろう梯子。
金具が真新しい。
最近整備されたであろう梯子。
金具が真新しい。
見た目貧弱、造り堅牢な梯子
見た目貧弱、造り堅牢な梯子
たぶん、渡渉したポイント
たぶん、渡渉したポイント
沢筋を行く道は、若干藪漕ぎっぽいところがある。
足元の踏み跡は、しっかりしているので、迷うことはない。
沢筋を行く道は、若干藪漕ぎっぽいところがある。
足元の踏み跡は、しっかりしているので、迷うことはない。
これも、渡渉ポイント。
この水量だから何とか渡れた。
これも、渡渉ポイント。
この水量だから何とか渡れた。
猿との遭遇。
土砂崩れのあとが、いたるところに。
土砂崩れのあとが、いたるところに。
不動滝。
天然クーラーで涼しい。
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不動滝。
天然クーラーで涼しい。
滝の左を登るんですが、わかりますか?
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滝の左を登るんですが、わかりますか?
不動滝登攀中
不動滝を越えて、渡渉すると、まもなく取付点となる。
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不動滝登攀中
不動滝を越えて、渡渉すると、まもなく取付点となる。
取付点からは、こんな道もある。
たいていは、迷わない。
取付点からは、こんな道もある。
たいていは、迷わない。
巨岩の脇を通過
アルミの梯子もあります。
アルミの梯子もあります。
九十九折れのロープ場。
これを越えたら。右折。
九十九折れのロープ場。
これを越えたら。右折。
落合。
有明方面は、表参道からの合流。
最後で、長いロープのようだ。
落合。
有明方面は、表参道からの合流。
最後で、長いロープのようだ。
稜線に乗ると、いくつか祠が出現する。
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稜線に乗ると、いくつか祠が出現する。
と、同時に核心部の始まりである。
と、同時に核心部の始まりである。
見た目ほど余裕で通過できる。
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見た目ほど余裕で通過できる。
子檀嶺岳が見えた!妙徳山も。
2
子檀嶺岳が見えた!妙徳山も。
里の風景。
里山ならでは。
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里の風景。
里山ならでは。
長野市方面も見える。
光っているのはMウェーブか?
長野市方面も見える。
光っているのはMウェーブか?
アルプスも頭をのぞかせた。
3
アルプスも頭をのぞかせた。
突然、鳥居が見えた瞬間。
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突然、鳥居が見えた瞬間。
奥社へと進む道
ガスが上がってきた。
ガスが上がってきた。
奥社の祠
三角点タッチ
下山時に遭遇した、大きなカエル。
私は、帰る途中。
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下山時に遭遇した、大きなカエル。
私は、帰る途中。
下山時、親子滝に立ち寄りました。
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下山時、親子滝に立ち寄りました。
天然ラドン温泉 すずむし荘でひとっ風呂
天然ラドン温泉 すずむし荘でひとっ風呂
有明山の全景を収めたかったが、なかなか雲が切れず。
穂高駅からのショット。
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有明山の全景を収めたかったが、なかなか雲が切れず。
穂高駅からのショット。

感想

二年ぶりに、有明山に足を運んだ。
前回は、もっともメジャーな裏参道中房コースであった。
今回は、開山ルートでもある馬羅尾沢コースにチャレンジしてみた。
表参道ほどではないが、相当キツイルートだとは聞いていたので、それなりの覚悟で挑んだ。以下、個人的な感想です。

コース状況でも書いたが、馬羅尾コースは、大きく分けて、三つのセグメントに分けることができると思う。
1.沢の遡行
この部分は、トレランでも十分楽しめそうなコースで、沢の水量と、コースさえ間違えなければ、快適な沢歩きができるコース。(とはいえ、渡渉時は注意)
2.九十九折れ
取付点からは、忍の一字で、稜線に向けて九十九折れの登山道を登るコース。
3.核心部
このコースが厳しいと言われる所以がわかるのは、稜線に出てからだと思う。
落合から有明山神社までが最もバリエーションに富み、楽しめ、かつ辛い行程だと思う。

裏参道コースは、沢の遡行を除いた、登りと、核心部がミックスされている感じがした。また、急登具合も裏参道のほうが、きついんじゃないかなぁと思った。

あと、沢の遡行は、十分に注意したい。
水量と、ガスのかかり具合では、躊躇なく撤退が望ましい。
実際、登行途中、馬羅尾沢にガスがかかり始めて、中房に降りることを真剣に考えたくらいである。(実際下山時は、ガスはあがっていたので、よかった)

次回は、もちろん表参道のピストンをして、有明山コンプリートを目指すつもりです。

馬羅尾沢ルートは、三つのセグメントそれぞれ楽しめるポイントがあるので、体力的に余裕がある方や、トレランさんにはもっと歩かれていいコースだと思った。
念のため、ヘルメットを持参したが、使う個所はなかった。
山頂や、核心部では、何名かの登山者・トレランさんとは、お行き会いしたが、馬羅尾沢コースでは、結局誰とも合わなかった。

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