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Yamareco

記録ID: 498762
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ハイキング
東海

竜ヶ石山 方広寺〜山頂〜竜ヶ岩洞

2011年05月04日(水) [日帰り]
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bool その他3人
GPS
--:--
距離
11.6km
登り
428m
下り
430m

コースタイム

日帰り
山行
4:10
休憩
1:00
合計
5:10
9:10
150
スタート地点
11:40
12:10
40
12:50
13:20
60
14:20
ゴール地点
竜ヶ石山は、市街地から近く、山頂からの見晴らしも良好。
鎖場やガレ場など危険箇所が無く初心者でも安心して登ることができることから、
浜松市民をはじめ遠州地方の日帰りハイカーにとっては定番中の定番ともいえるコースです。

また2012年に新東名高速浜松いなさICが開設されたことにより、
他地方からのアクセスもより一層、改善されました。
今後、第二東名の三ヶ日以西が全通すると、
山麓の竜ヶ岩洞、方広寺などの観光名所を含めて、さらに来訪者が増えていくことが予想されます。

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR浜松駅より遠鉄バス「奥山(おくやま)」下車。

自家用車の場合は、奥山半僧坊(おくやまはんそうぼう)方広寺(ほうこうじ)の門前駐車場を目指してください。
駐車場は、初詣シーズン等を除いて無料で利用できます。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありませんが、山中には林道を含めて分岐が多く、
コース中は案内板が乏しいので、やや迷いやすいです。
地形図とコンパスを用意しておきましょう。
その他周辺情報 方広寺(ほうこうじ)周辺と、竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)周辺に商店があります。
とくに竜ヶ岩洞売店で販売しているジェラートは絶品ですので、ぜひご賞味ください。

近くに立ち寄りできる入浴施設はありませんが、
自家用車でしたら舘山寺(かんざんじ)温泉が日帰り圏内です。
また愛知県との県境にも近く、鳳来寺(ほうらいじ)周辺の湯谷(ゆや)温泉にもそれほど時間がかからずに到達できます。
今回のスタートは、奥山半僧坊(おくやまはんそうぼう)の通称で知られる方広寺(ほうこうじ)の駐車場。
お正月などを除いて、無料で駐車できます。

方広寺は浜名湖北部を代表する古刹にして、
臨済宗方広寺派の大本山です。
今回のスタートは、奥山半僧坊(おくやまはんそうぼう)の通称で知られる方広寺(ほうこうじ)の駐車場。
お正月などを除いて、無料で駐車できます。

方広寺は浜名湖北部を代表する古刹にして、
臨済宗方広寺派の大本山です。
駐車場から川を渡り、竜ヶ石山(りゅうがしやま)の登山口を目指します。
山行当日は5月の連休中でしたが、この日の方広寺周辺はどちらかというとシーズンオフの雰囲気。
門前町が最も混雑する初詣の時期を除くと、のどかな風景が広がります。
駐車場から川を渡り、竜ヶ石山(りゅうがしやま)の登山口を目指します。
山行当日は5月の連休中でしたが、この日の方広寺周辺はどちらかというとシーズンオフの雰囲気。
門前町が最も混雑する初詣の時期を除くと、のどかな風景が広がります。
方広寺から登山口までは林道を歩きます。
方広寺から登山口までは林道を歩きます。
そして林道脇に唐突に現れる、竜ヶ石山への登山口。
下調べ無しで歩いていては見落としてしまいがちです。
というか、下調べしておいても見落としそう。
そして林道脇に唐突に現れる、竜ヶ石山への登山口。
下調べ無しで歩いていては見落としてしまいがちです。
というか、下調べしておいても見落としそう。
入口は目立ちませんが、いざ足を踏み入れると登山道らしい登山道が続きます。
急登や危険箇所はありませんので、登山用の装備でなくてもハイキングルックなら問題なく歩けます。
入口は目立ちませんが、いざ足を踏み入れると登山道らしい登山道が続きます。
急登や危険箇所はありませんので、登山用の装備でなくてもハイキングルックなら問題なく歩けます。
峠を越えて、再び林道へ。
木漏れ日の中を歩きます。
峠を越えて、再び林道へ。
木漏れ日の中を歩きます。
視界が開けました。
奥に見える山が、これから頂上を目指す竜ヶ石山です。
右の平地は井伊谷(いいのや)地区。
視界が開けました。
奥に見える山が、これから頂上を目指す竜ヶ石山です。
右の平地は井伊谷(いいのや)地区。
立岩と名付けられている巨岩。
そのすぐ脇を歩いて通過します。
立岩と名付けられている巨岩。
そのすぐ脇を歩いて通過します。
竜ヶ石山は石灰岩でできた山で、山頂周辺はカルスト地形になっています。
巨岩・奇岩の間を縫うように登山道を進みます。
竜ヶ石山は石灰岩でできた山で、山頂周辺はカルスト地形になっています。
巨岩・奇岩の間を縫うように登山道を進みます。
竜ヶ石山山頂。標高359m。
浜松駅前のアクトタワーまで、くっきりと見渡せるビューポイントです。
山頂付近はグライダーの離陸基地になっていて、芝生広場のようになっています。

グライダー競技の都合上でしょうか、実は山頂手前まで車で来ることが可能で、駐車スペース(?)にはバイオトイレも設置されています。
竜ヶ石山山頂。標高359m。
浜松駅前のアクトタワーまで、くっきりと見渡せるビューポイントです。
山頂付近はグライダーの離陸基地になっていて、芝生広場のようになっています。

グライダー競技の都合上でしょうか、実は山頂手前まで車で来ることが可能で、駐車スペース(?)にはバイオトイレも設置されています。
山頂から北にほんの少し下りたところにある、竜ヶ石山という山名の由来になった「竜の爪岩」。
その昔、ここから竜が旅立った時に爪跡を残した岩、と言われています。
おそらく、写真左上から右下にかけて走っている溝のようなものがその爪跡かと。
山頂から北にほんの少し下りたところにある、竜ヶ石山という山名の由来になった「竜の爪岩」。
その昔、ここから竜が旅立った時に爪跡を残した岩、と言われています。
おそらく、写真左上から右下にかけて走っている溝のようなものがその爪跡かと。
山頂にてお昼休憩後、南へと下山します。
山頂にてお昼休憩後、南へと下山します。
カルスト地形特有の、石灰岩柱が並ぶ光景。
「竜ヶ石山のカレンフェルト」として、新・浜松の自然100選に登録されています。
カルスト地形特有の、石灰岩柱が並ぶ光景。
「竜ヶ石山のカレンフェルト」として、新・浜松の自然100選に登録されています。
麓の竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)近くまで下りてきました。
竜ヶ岩洞は竜ヶ石山の地下に広がる、全長約1000mの鍾乳洞です。
一般公開されているのはそのうち400mほどで、現在も新たなルートが探索されており、総延長は未だにはっきりしていません。

ちなみに、山名は「竜ヶ石」山ですが、洞窟名は「竜ヶ岩」洞と表記されています。
麓の竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)近くまで下りてきました。
竜ヶ岩洞は竜ヶ石山の地下に広がる、全長約1000mの鍾乳洞です。
一般公開されているのはそのうち400mほどで、現在も新たなルートが探索されており、総延長は未だにはっきりしていません。

ちなみに、山名は「竜ヶ石」山ですが、洞窟名は「竜ヶ岩」洞と表記されています。
竜ヶ岩洞の職員が手入れしているらしいミニ庭園。
これでもか! というほどの花盛りでした。
竜ヶ岩洞の職員が手入れしているらしいミニ庭園。
これでもか! というほどの花盛りでした。
竜ヶ岩洞の入口まで降りてきました。
洞窟内の気温は年間18度と安定しており、特に夏場は避暑を兼ねた観光目的で、ものすごい人出になります。

洞内にある落差約30mの地底滝、黄金の大滝が見どころです。
竜ヶ岩洞の入口まで降りてきました。
洞窟内の気温は年間18度と安定しており、特に夏場は避暑を兼ねた観光目的で、ものすごい人出になります。

洞内にある落差約30mの地底滝、黄金の大滝が見どころです。
洞窟出口には売店と食堂があり、見学者でなくても無料で利用できます。

とくに、洞窟内の地下水を使用したジェラートが「竜ヶ岩洞のジェラート」として、地元住民には知らない人がいないほど評判です。
(以前は浜松駅前にも支店があったが、現在は閉店)
山頂からの下山後に、ぜひともご賞味あれ。
洞窟出口には売店と食堂があり、見学者でなくても無料で利用できます。

とくに、洞窟内の地下水を使用したジェラートが「竜ヶ岩洞のジェラート」として、地元住民には知らない人がいないほど評判です。
(以前は浜松駅前にも支店があったが、現在は閉店)
山頂からの下山後に、ぜひともご賞味あれ。
竜ヶ岩洞の目の前から方広寺駐車場までは、細い道が続いています。
この道は、かつてこの地を走っていた軽便鉄道奥山線の線路跡です。
注意深く歩いていくと、ところどころに駅や橋脚の遺構が残されているのがわかります。
竜ヶ岩洞の目の前から方広寺駐車場までは、細い道が続いています。
この道は、かつてこの地を走っていた軽便鉄道奥山線の線路跡です。
注意深く歩いていくと、ところどころに駅や橋脚の遺構が残されているのがわかります。
方広寺駐車場のすぐ手前、小川の上にに残されている鉄橋の跡。
かつてはこの鉄橋を、線路幅762mmの小さな列車が走っていました。
川を渡ったすぐ先が終点の奥山駅跡地で、現在は遠鉄バスの奥山車庫になっています。
方広寺駐車場のすぐ手前、小川の上にに残されている鉄橋の跡。
かつてはこの鉄橋を、線路幅762mmの小さな列車が走っていました。
川を渡ったすぐ先が終点の奥山駅跡地で、現在は遠鉄バスの奥山車庫になっています。
奥山半僧坊の名物といえば、大あんまき。
愛知県知立市のものが有名ですが、こちらは「大」というよりも「巨大」といったほうが適切。
見た目もさることながら、味も折り紙つきの絶品和菓子です。
奥山半僧坊の名物といえば、大あんまき。
愛知県知立市のものが有名ですが、こちらは「大」というよりも「巨大」といったほうが適切。
見た目もさることながら、味も折り紙つきの絶品和菓子です。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 飲料 保険証 携帯 時計 タオル カメラ
備考 道迷い防止のため、地形図かコースマップは用意しておくことをおすすめします。

服装は、ハイキングに適した動きやすいものであればOKです。
その他の登山装備は必要ありませんが、登山靴とストックがあれば疲労感は少なくなります。

感想

標高はあまり高くないものの、アップダウンの多い山道が続くので、
登山初心者からベテランの方まで幅広い層に人気のあるハイキングコースです。

臨済宗の古刹・奥山半僧坊の方広寺と、
東海地方最大規模の鍾乳洞・竜ヶ岩洞という、
浜名湖北部の二大観光地から近いのも魅力です。

さて、竜ヶ石山周辺の名物といえば竜ヶ岩洞の「ジェラート」と、
方広寺門前の「大あんまき」が長らく二大巨頭でした。
ところが、最近は方広寺近くの油揚げ屋さんの「おから」も注目されています。

この「おから」、あまりの評判ぶりに生産が追い付かず、
油揚げを購入したときに一声かけないと譲っていただけない(しかも数量限定)という、知る人ぞ知る逸品ですのでご注意を。
この油揚げのほうも、長年方広寺の精進料理に採用されているという折り紙つきで、やはり絶品です!

竜ヶ石山の登山の帰りには、ぜひともお土産選びも楽しみたいです。

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