悪天候により撤退〜北岳まで
- GPS
- 10:00
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,689m
- 下り
- 1,691m
コースタイム
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 8:47
天候 | 雲のち暴風雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
バス・乗合タクシーに乗換て広河原まで。バス1,130円、乗合タクシー1,200円。 8月25日よりバス本数減。 |
その他周辺情報 | 温泉:奈良田の里温泉 大人550円 19時まで 水曜日定休日 内風呂のみ お湯がヌルヌルしてすごく気持ちいいです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
携帯
時計
タオル
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感想
白峰三山の縦走にチャレンジ!
(奈良田駐車場)
前日19時に到着。第一、第二駐車場のどちらが便利かわからず行ったり来たり。
第二駐車場の隣に広いバス乗り場があり、駐車場の広さも第二の方が断然広いのでこちらに止めます。
簡易トイレ5個あり。夜中、外を歩くと駐車場の前の森から野犬の吠える声が。それも1匹ではなく2、3匹。怖いです。
(広河原まで)
5時30分にバスが出発するようなので準備をしていると、乗合タクシーの運ちゃんが「出発するよ〜」とのこと。バスより早く出そうなのでこちらに乗せてもらうことに。5時20分に出発。9人乗り、5名乗車。料金は協力金を含め1,200円。バスは1,130円です。
運転はかなり荒いです。山道の中、非常に飛ばすので酔いました。バスの方が良かったかも・・・。(帰りはバスでしたが、こちらも飛ばしてました。バスの方が大きい分揺れの影響は少なかったですが。)
6時頃広河原インフォメーションセンターに到着しました。
(白根御池小屋まで)
白根御池小屋分岐を右に行きます。当初は左の大樺沢方面に行く予定でしたが、落石注意の看板があり、後ろから来た人が迷わず右に行ったのでついて行くことにしました。
森の中の急斜面が続き、かなり体力を消耗しました。
(白根御池小屋)
外見ですが、きれいな小屋です。テント場にはテントが2張り。
(草すべり)
延々と登りが続きます。ほほ直登。かなり疲れます。草ですべることはありませんが、岩がゴロゴロして浮石を踏まないよう注意が必要です。
途中で雨が降り出し雨具を着用しました。終盤には鹿避けの中、高山植物が群生しています。
(小太郎尾根分岐から稜線)
霧により眺望なし。雨風も強くなり最悪の天候に。
(北岳肩ノ小屋から)
雨風がさらに強くなり視界不良。ここで痛恨のミス。頂が見えたので必死になって登って行くが、登頂するも山頂の標識はなし。焦って降りるが方向もわからなくなる。
勘で登山道をしばらく進むと向かいから先ほど抜かしたグループが。北岳はどっちですか?と聞くと、反対だよ〜、と。悪条件での山の怖さを痛感しました。
(北岳山頂)
なんとか登頂しました。日本2位の高さです。苦労しただけ喜びもひとしおです。
が、悪天候により全く眺望なし。晴れてたら最高なんだろうなー。
(第二の迷走)
縦走のため北岳山荘に向かおうとするが、標識も見当たらず、登山道らしきものも分からず右往左往。
視界不良で方向もわからず、これまた勘で進むが、途中から急坂(崖)になり、下からの豪雨強風の吹き上げに恐ろしくなり途中で山頂に引き返す。
また先ほどのグループに会い登山道を聞くも初めてでわからないとのこと。
体力も消耗し、天候の回復も見込まれないのでここで引き返すことを決断。
無事に帰ればチャレンジする機会はいつでもあるさ。
(下山)
黙々と来た道をおります。ステッキを持ってないので足を下すたびに膝に衝撃がきます。
ステッキを持たないことにこだわりを持ってきましたが、年も年だしそろそろ必要かもしれません。
途中、一回滑って尻餅をつく。その際手もついて指を突き指。その他軽く足を滑らすこと数回。
疲労と気の緩みから下山は事故が多いから注意が必要です。
(帰り)
帰りのバスまで1時間40分あるとのこと。予定してなかったから時間チェックしてませんでした。焦って下山したのが無駄でした。いろんなトラブルがあります。
バスには5名ほど乗車。バスは普通の路線バスですが、冒頭にも書きましたが、山道をかなりのスピードで飛ばします。
奈良田駐車場までの所要時間は45分。乗合タクシーとあまり時間は変わりません。
(温泉)
奈良田温泉に浸かります。ヌルヌルとした泉質で疲れを癒してくれます。
(全般)
さすが富士山に次いで国内で2番目に高い山。体力的にかなりきつかったです。加えて悪条件。ほんと苦行でした。
眺望も拝むこともなくただ登っただけでしたが、悪条件で引き返す判断ができたことは今後に生きると思います。
近いうちに再チャレンジします!
天候次第ですね、おいらも悪天候になったら引き返しています。
そうですね。山登りは潔さが必要ですね。
これからも安全第一でいきます。
私も8月14〜15日に北岳山荘泊で北岳に行きました。やはり雨、風が強く下りでは丸太の梯子で何度か滑って危ないおもいをしました。頂上から北岳山荘に降りるルートはおもっているほどたいへんではありませんが視界がなければかなり不安になるところかもしれませんね。正しい判断だったとおもいます。
私は八本歯のコルを通り北岳山荘に行き帰りは頂上から肩の小屋を通るルートでしたが、草すべりの登りはけっこうたいへんで私が通ったルートのほうが少し楽?かもしれません。再チャレンジ、今度は晴れるといいですね!
なるほど。今度は別のルートも検討してみます。晴れを期待して!
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