燕〜餓鬼岳（3日の行程を2日でクリア！）

2009年09月20日(日) 〜 2009年09月21日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 18.0km
• 登り: 2,072m
• 下り: 2,525m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:02
• 休憩: 0:42
• 合計: 4:44

11:36 中房温泉登山口
12:08 12:08 第１ベンチ
13:00 13:00 第２ベンチ
13:30 13:40 第３ベンチ
14:17 14:29 富士見ベンチ
14:57 15:17 合戦小屋
16:20 燕山荘

2日目

• 山行: 11:02
• 休憩: 1:35
• 合計: 12:37

5:38 燕山荘
6:02 6:17 燕岳
6:34 6:40 北燕岳
7:20 7:20 稜線分岐
8:38 8:38 東沢乗越
9:33 9:46 東沢岳
10:43 10:50 小ピーク下
13:21 13:27 餓鬼岳小屋
13:33 13:42 餓鬼岳
13:47 14:21 餓鬼岳小屋
16:00 16:00 大凪山
16:50 16:55 最終水場
18:15 ゴール地点

天候

1日目：ほぼ終日晴れ、2日目：晴れのち時々ガス

アクセス

利用交通機関：

タクシー

穂高駅から中房温泉まではタクシー（\7,120）、下山時は餓鬼岳小屋でタクシー予約、白沢登山口から信濃常盤駅へ

コース状況／危険箇所等

剣ズリ前後の岩場は桟道などあり、足場はしっかりしているものの、悪天時は通行注意。

写真

9/20 14:31

アルプス三大急登・合戦尾根から。左は八ヶ岳、右に甲斐駒から連なる南アルプス、間に富士山がくっきり。秋雨シーズンながら、今日は午後もいい天気です。

合戦小屋手前では、登山道周辺の紅葉も始まってます。

9/20 15:45

紅葉の木々越しに、目指す餓鬼岳〜剣ズリの稜線が望めます。それにしても遠い…

9/20 17:19

日暮れ前に燕山荘到着。温かいドリンクで寛ぎます。背後には、餓鬼岳越しに鹿島槍から連なる長大な後立山連峰。右にはこの夏親子で登った蓼科〜八ヶ岳。

9/20 17:36

だいぶ日も傾きましたが、槍穂に至る表銀座の稜線もド迫力！父ちゃんと長男は2度目の燕ですが、今回も表銀座とは逆方向へ…

9/20 17:37

夕映えの燕岳〜本場アルプスを彷彿とさせる燕山荘をバックに。9月半ばでこのような晴天、珍しいです…

9/20 20:28

前回（8年前）の燕ツアーで父ちゃんが自炊食料の重さでバテちゃった!?教訓を踏まえ、今回は小屋夕食です。さすがに秋の連休真っ只中で小屋は大混雑、4組目で8時過ぎにようやく晩飯にありつきます。おかずも多く、マスターの名物アルプスホルンも聞けて大満足!!

9/21 5:35

翌朝、4時過ぎ起床、朝食・荷造りを済ませ、まずは小屋の前で御来光を待ちます。朝焼けの雲と、凛としてそびえる燕岳が良い構図です。

9/21 5:37

有明山の向こう、八ヶ岳の稜線から美しい日の出。思わず合掌。今日も長い一日になりそう…

9/21 5:39

この日の当初計画は餓鬼岳小屋まで、唐沢岳を空身往復の予定。朝の槍穂の勇姿をカメラに収め、長丁場の稜線歩きに出発！

9/21 5:39

次男にとっては初めての燕登山。天気も良く、朝から北アの大展望を満喫！

9/21 5:42

北アでは珍しい白砂・花崗岩の歩きやすい稜線を進みます。

9/21 6:06

燕岳山頂到着。立山連峰はじめ四周の北ア大展望に、親子でまったり。それにしても、燕の山頂標識ちっちゃ！

9/21 6:09

槍穂もバッチリ。朝の風は冷たく、空の雲もすっかり秋の様相です。

9/21 6:20

御来光の賑わいに比し、道行く登山者はだいぶ少ないですが、北燕を越え、今日こそは餓鬼の稜線にチャレンジしよう！

9/21 6:34

北燕岳付近。ここから稜線を巻き気味に大町側へ下っていきます。

9/21 6:40

針ノ木〜鹿島槍〜白馬へと連なる後立山連峰もだいぶ大きく見えてきました。

9/21 7:46

稜線をかなり下ってきました。東沢乗越からの登り返しはかなりシンドイ…

9/21 9:49

ようやく東沢岳到着。高瀬ダムもチラッと見えます。目指す剣ズリから餓鬼岳の稜線は険しい表情。

9/21 9:57

紅葉の木々が険しい岩稜に映え、良質の日本画を観る思い。

稜線を巻き気味に進み、いよいよ難所・剣ズリに接近。岩場の連続で、気の抜けない道程です…。

9/21 12:38

剣ズリを左に巻き、木製の桟道を通過。道はしっかりしてくれるが、左側は切れ落ちており、一歩一歩慎重に…

桟道を通過、振り返ってパチリ。後ろのゴージャスな立山〜剣、針ノ木の稜線に見とれていると、谷に吸い込まれそうな感じで思わず緊張。

9/21 12:42

剣ズリ核心部。右側の道を巻いてきました。

9/21 13:41

小屋前に荷を置き、身軽になってついに餓鬼岳山頂到着。展望も良好、父ちゃんは8年越しの宿題クリアです！

9/21 13:43

秋空の下、午後になっても立山連峰〜針ノ木方面の展望も良好です。

9/21 13:47

稜線西側は強力に雲が湧き、まるで噴気を上げる火山のよう。この後、計画通り餓鬼岳小屋に泊まり、唐沢岳ピストンというオヤジの提案はムスコたちの「今日中に帰れるじゃん！」の声にあっさり却下。小屋でタクシーを予約、夕暮れ迫る中、沢沿いの道を下ります。山靴の底も再び剥がれ、筋肉痛も出て、最後はムスコ二人に引っ張られるように歩き、ヘッドランプ装着で午後6時過ぎ白沢登山口に何とか到着。

撮影機器：

PowerShot A700 CANON