小さい秋みつけた 武利岳〜9歳にはキツ過ぎたブッシュ
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,271m
- 下り
- 1,274m
コースタイム
天候 | 晴後曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スベースは2カ所あり10台程度まで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
武利岳への縦走は、ピンクテープで導いてくれる。但し、アップダウンとブッシュでの体力消耗は大人でも計算に入れた方が良いと思います。 |
その他周辺情報 | 糠平温泉、中村屋さんの日帰り入浴(21時まで)、大人500円、小人300円 |
写真
装備
個人装備 |
お茶2L
コーヒーとレモンゼリーで1L
傘
iPhone&充電池
保温シート
一眼
三脚
|
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共同装備 |
クッカー
ガス&ストーブ
水1L
ツエルト
|
感想
子供と小さい秋を楽しむため、武利岳へ。前ムカから武利岳の縦走路に主力を置いたため、武華山の山頂を踏んでいません。針ノ木岳(日本二百名山)に登りながら、蓮華岳(三百名山)に寄らない、つまりピークハントは二の次で、Hiroとの山行を楽しむ事に重点を置いているのです。ちょっと惜しい気もありますが・・・
満天の星空、三国峠でニペとウペペと青空と。久し振りの登山日和にウキウキしながら登山口へ。前ムカの分岐までは、Hiroの足ではこの位でしょう。しかし、「笹で覆われた登山道」と言う表現では計り知れない試練がHiroを襲います。ハイマツ、ナナカマド、その他の灌木の枝で体重30数キロのHiroの足取りが重く、コルでは大人の背丈を超える笹藪を進みます。コルからの登りの急登も初めは深い笹、続いて灌木、岩稜に出ると、疲労でHiroの顔色が変わっていました。
重い足取りのHiroに心を鬼にして言います。「今12時半、こんなペースでは、下山は真っ暗な時間になるよ。ヘッドライトとツェルトがあるから良いけど、下が同じ高さの雲が出てきているのは上昇気流だから、雷雨にならなければ良いのだけど。」この言葉に、Hiroのクライマーズスピリットが反応しました。登り7時間目にも関わらず、通常の大人の登山スピードで登り始めました。武華岳からの夫婦は山頂まであと30分の所で引き返していきました。山頂に着いたHiroの苦痛の表情。足が痛いと言います。靴を脱がせてラーメンで遅い昼食です。
下山はHiroがどんどん先に進みます。コルのブッシュもグイグイ進み、標高差250mの登り返しも休む事無く快調に登り詰めました。暗くなる前に下山出来そうです。武華山はガスがかかって展望はありません。あのダジャレは、武利岳を「むりいだけ」と読める方向けです。
秋の気配が濃厚になった北大雪の山を、Hiroと楽しみました。ブッシュの登りは9歳のHiroには堪えましたが、良く歩き通しました。我が子の成長を嬉しく思いました。糠平温泉で汗を流し、家に22時半到着した完全日帰り秋山登山でした。
コメント
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背丈を越える笹こぎは大人でも大変だあ・・・。
小さいお子さんががんばったのを見ると感動です。
hiro君 やったね!。 また、レコ見せてね!
gakukohさん、コメント有り難うございます。Hiroに声を出させて、読めない漢字は私が教えて読ませて頂きました。Hiroは頑張った甲斐があって、達成感に浸っていました。昨年、ハイマツのブッシュにウペペサンケ山を糠平富士で撤退(I_am_Ryoさんのレコにコメント)、今年は登山口に前夜泊で再挑戦を予定しています。ハイマツ漕ぎは、Hiroにとって最も苦手で体力を一気に消耗します(私のチロロ岳のレコ)。
今度はウペペサンケ山の「大きい秋」を見つけにHiroが山頂を踏めるか、ご期待下さい。gakukohさんのレコ、楽しみにしております。
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