木曽御嶽山（田の原口→王滝奥の院→王滝山頂→剣が峰山頂→二の池小屋本館）

2014年09月03日(水) 〜 2014年09月04日(木)

• GPS: 32:00
• 距離: 9.8km
• 登り: 1,027m
• 下り: 1,019m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:10
• 合計: 6:55

7:05 田ノ原山荘
8:10 8:20 金剛童子
8:30 8:30 八合目避難小屋
8:50 8:50 富士見石
9:30 9:30 九合目避難小屋
10:10 10:10 奥ノ院
11:20 11:20 王滝頂上山荘
12:20 12:20 御嶽山
14:00 宿泊地

2日目

• 山行: 2:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:00

7:20 宿泊地
8:20 8:20 王滝頂上山荘
8:50 8:50 あかっぱげ
9:20 ゴール地点

9月3日…朝の出発時点では気温10度。
八合目あたりで16℃。
九合目を越えたあたりから硫黄のにおいの中を歩く。
奥の院では気温12℃。
剣が峰では気温10℃。
二の池では気温（室内）13℃。

天候

晴れ→ガス→雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

田の原駐車場（協力料500円）

コース状況／危険箇所等

ほとんどのルートは整備され、ほぼ危険箇所なし。尾根では強風で飛ばされそうになる。

その他周辺情報

田の原駐車場から一番近いのは、こもれびの湯。その他にも数か所の温泉がありますが、１３時〜・１５時〜・土日のみ営業などで今回は入浴できず。

写真

前日から車中泊。5：30起床。本日のエネルギー。

協力金500円。

田の原駐車場。トイレも完備。

まずは、この一枚でしょ！

あ〜(+o+)山頂ガスガスだぁ。

まずは、ここでお賽銭してパンパンします。

森林限界を超える頃ですかね。

雲海と中央アルプス。

見上げれば八合目。

八合目ちょっと下から、バックに田の原駐車場。

目が光ってる！

アザミ。

田の原口と三笠山。

駐車場ズーーーム。この時間でも上の駐車場はまだ余裕あり。

雲の上の人になりました。

リンドウ？キキョウ？

山頂を目指す人々。

トウヤクリンドウ。

九合目石室避難小屋分岐。この辺りから硫黄臭が強くなる。

分岐から奥の院方面へ。この時点では青空っ(^^♪！

これ、いっぱいあったんですが…。

赤バージョンも。名前がわからず。

急に道標がなくなり不安な道ですがあってます。

あんなに大勢の人がいたのに、みな山頂直登ルートに行ってしまったのね(>_<)

トラロープもあるし、順調・順調！

ところが、ここで相棒のゴリラくんが骨折(T_T)どうしよう。

一番上のケルンを置いて完成させました(*^^)v

ここが奥の院かと思ったら、まだ先があった。

こちら“日の門”。ここに行く人、足元に気を付けてくださいね。

日の門ズーム。

日の門の稜線（反対側）に来て見ました。

そして正規ルートではない尾根上を進みます。

三点支持でバックで下がります。

今度は“月の門”到着しました。

もちろん中を通ること出来ます！

その奥にあったのが“奥の院”。傾いてるけど(~_~;)。

天気が良ければ、どこまで見えるんだろ？

地獄谷方面。ガスガスで見えなくて良かったかも。
でも見たかった。

正規ルートより月の門を見上げる。

ズームで。

正規ルートには倒れた石柱がありました。

ちょいと休憩。“即効元気”よく効くよ！と教えられ購入。効果のほどは？？？

キノコ。

正規ルートより日の門を見上げる。

日の門ズーム。

こちらにも倒れた石柱。このルートあまり整備はされていないようです。

あっという間に王滝山頂。

ガスガスです。

でも一応ね。

ここは人がいっぱい。シャッターをお願いできる人がいます。

王滝山頂バッチ。ボケてます。

王滝→剣が峰に向かう途中。

ネットでよく見かけますね。

さて、問題です！この写真で
石像は何体？
人間は何人？

剣が峰、お腹がすいたのでここでラーメンでもと思ったら準備中…って(T_T)。

最後のこの階段が、たまらん<`ヘ´>

ピークまで、もうちょっと！

三角点で山頂マークと重なりました(*^^)v

さてガスガスの山頂です。

どうせ下の景色が見えないなら寄りで。

でもヒキも欲しい。

ちなみにこちら、2011年10月の山頂写真。二の池までキレイに見えます！

みんな同じ写真を撮っちゃうのね。

周りに人が多いと、棒立ちになってしまう。
悲しい(+o+)

山頂で一番のお気に入りさん。

山頂裏から二の池方面に向かいます。

人が居ないとこんなことも(^_^;)

ガスガスですが、これでも一瞬の晴れ間なんです。

摩利支天方面から稜線を歩く単独山ガール発見！

おぉ〜〜〜見えてきそう！二の池方面。あと少し。

なかなかのルートで楽しいです。

こちらのルートは案内がしっかりついてる。

花を見るだけで、ほっとするね。

やっと見えてきました！エメラルドグリーンの？二の池と小屋。

ガスガスの向こうに万年雪。

一気には読めない。

到着です！二の池本館。

本日は“御嶽の間”に決定！

しかも一人占め(*^^)v
布団の数から言って通常は6人部屋かな？

まずはトイレチェック。男女に分かれてます。

和式・洋式ありました。水洗なし。ペーパーは中に捨てていいそうです。

いろいろ探検。

他の大部屋も探検。ここは扉だけで、上はふさがってないから音がもれますねぇ。

階段を駆け上がって来るとこんな数字。

さて、毛布にくるまって明日の計画。

山雑誌やコミックの無い山小屋で唯一“覚明さん”だけありました。御嶽山を開山した人。

夕食は17：30〜です。
信仰の山であり、信者と同じものを提供なのでちょっと精進料理っぽい。

夕食後ですが、こんな雰囲気の場所で食べます。

お風呂があって贅沢小屋！
入浴法は肩までつかって100まで数えよう！です。

ヒノキ風呂。もちろん石鹸類は×です。

寒いし布団が余ってるので、上下2枚使いの贅沢小屋。

朝食も北アルプスのそれとは比較になりません。
私は山小屋っぽくて好きです。

朝の二の池。ご来光もなく、今日の天気も下り坂。
このまま下山します。

焼き印の準備中。1回500円。

二の池焼き印。

さすが信仰の山。他の部屋にはこんな飾りも。

覚明さんと二の池。とりあえず撮りました。

なかなかの暴風雨です。

来る前にアイロンかけました。効果絶大！

一瞬、間違えたかと思うけどあってます、このルート。

雨でも少しは写真を。

あっという間に“あかっぱげ”まで来ました。

はい下山！おつかれ〜(^^♪

防水じゃないカメラが壊れ気味です。壊れる前に車内で一枚！

帰る途中のバス停＆公衆トイレ（キレイです）。

山小屋で頼んだオニギリ。摩利支天で食べる予定だったのになぁ。

山小屋兄さんの男飯オニギリは、大きくて硬くてうまい！

帰りの温泉もまだ営業してないので、御岳百草丸工場見学に（無料）。

しかも、百草丸のオマケつき。

感想

rita

ヤマレコには載ってませんが2011年10月に行った時はロープウェイコースの日帰りピストン。
とてもお天気に恵まれ、山頂から二の池小屋が見え「今度はあそこに泊まって、摩利支天まで行くぞ！」と決め、やっと実行できたものの悪天のため二の池宿泊までしか実行できず(T_T)。

せっかく作ってもらった男飯オニギリも、下山後の車中で食べることに。

九合目までは常にだれか人がいましたが、分岐で奥の院方面に行くとだ〜れも居なくなります。奥の院では年配御夫婦1組に会ったのみです。
静かでいいですが、コースはちょっと荒れてますので気をつけて。

王滝・剣が峰の山頂に戻るとガスガスにも関わらず大勢の人で賑わってます。
剣が峰の裏手から、二の池方面は岩場が多く、ここから急に人も少なくなり気を引き締めて歩行開始。

二の池は本館と新館があるそうですが、今回は本館。
今回は残念ながら夕焼け・星空・ご来光が見えず（前泊の車中泊の日の夜は満天の星空と天の川がキレイに見えましたよ）。宿泊客は10名でしたが、全員「明日は、予定変更でそのまま下山する」とのこと。私もそうしました。

帰りは場所によっては、斜めに歩かないと飛ばされそうな場所もあり視界は悪く道標も目の前までこないと見えない状況。

王滝下山口からはスムーズな下りですが、ガスガスです。
それでも登って来るひとは多い。

駐車場で会った男性2人組には「山頂どうですか？」と聞かれたので「オススメはしませんが、どうしても行きたい山好きならどうぞ」と返事をしたところ一人は慣れているようでしたが、一人は初めてらしいので「山を好きになってもらうためには、今日は行かない方がいいと思いますよ」な〜んて、カッコいいこと言っちゃった(^_^;)恥ずかしぃ。

私も、またいつか行ける日を楽しみにしています！

コメント

keniya

こちらに書きます。
自分の日記に書き込みいただきありがとうございます。プロフィール見ましたら、噴火の前に御嶽に登られていたこと知り、ビックリしました。本当に人の運不運は分からないと思いました。これからもご無事な山行をお祈りします。

rita

ありがとうございます
keniyaさん、こちらにコメントでビックリです 。

私の場合は、３週間以上も前ですがこれも運ですね。
当日に行かれた方でも、同じ時間・同じ場所にいた人達でも、何が生死を分けたんでしょうか。
“運”という言葉だけじゃ、納得できないことが多いけど“運”なのかな？