阿弥陀岳 〜阿弥陀南稜から中央稜へ〜
- GPS
- 05:47
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,258m
- 下り
- 1,242m
コースタイム
天候 | 晴れ、途中ガス、下山後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ダート道2キロくらい走ります。凸凹ではないですが、大きい石もありましたので徐行運転が好ましいと思います。 舟山十字路の駐車スペースは全部で12台前後くらい。 今の時期は、きのこ採りの地元の方の駐車もあるので、土日は早めの到着が良さそうです。(ちなみに本日6時到着で、残り5台程度でした。歩いている途中で、きのこをたくさん袋にぶら下げた方々が下りてきたので駐車場に空きが出たと思います。) 最終コンビには、小淵沢ICだとICそばのセブンとローソンです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車スペースから広河原 なんでもない林道歩きです。 ・取付から立場山 尾根に乗るまでの急登は10分ほど。 尾根自体はテープもしっかりとあり、まず迷うことはない。 2200m過ぎ辺りから傾斜は緩み、ほどなくして立場山です。 ・立場山からP3 シャクナゲ、ハイマツ帯に突撃です。 ピーク毎にアップダウンもあり、距離は短いですが疲れます。 ・P3から阿弥陀岳 岩溝コースの下部のワイヤーは頼らなくても歩けると思います。 ルンゼ内は少し水が流れていて嫌な感じでしたが、ホールドはあるので、3点支持でしっかりとあがります。 P4の巻き道は、左側が崖で切れているので油断しないように慎重に。 ・阿弥陀岳から中央稜 黒ロープのあるポイントで御小屋尾根と別れます。 中央稜は左というか、直進。 下りの途中に有名な白いタオルの巻いてある箇所を左です。 あとは、ピンク、踏み跡を辿れば広河原沢へ出ます。 渡って林道に復帰します。(私はなんだか変なとこ渡ったみたいで最後に少し藪漕ぎ) <超個人的な想い> たまにバリエーションルートでなく、P3以外は一般登山道と変わらないという記述を見ますが、いやいやP3があるからこそバリとされているんじゃないかなぁと個人的に思う。 実際に今回の山行の直前に見たレコでは、上部グループが落石を起こし、危うくルンゼの中で直撃しかけた、しかも「らーく」のコールもなかったと。 恐ろしいことです。一歩間違えれば... |
その他周辺情報 | <下山後の温泉> もみの湯 500円。 |
写真
感想
完敗に終わった富士登山競走を除くと、なんとソロ登山はほぼ2ヶ月ぶりです。
天気も良さそうなので、去年初めて挑んだ阿弥陀南稜へ。
青ナギからの阿弥陀岳が見たかったのと、中央稜を下ってみたかったからの再訪です。
「あの熊鈴の音は何だったのだろうか?」
去年は阿弥陀の聖水の方から、旭小屋を経由したので、今年はそのままゲートを直進して広河原へ。
尾根への10分足らずの急登がやはりきつい。
ひとたび尾根に上がれば迷うことのない一直線。
そうなんです。一直線だからきついのです。ゆっくりめに登り、体力を温存して立場山に到着。
次に向かうは青ナギ。ここから見る阿弥陀岳の山容に去年は、一人でスゲー、スゲー!騒いでました。今年はそこで少し一緒に休憩した登山者の方がいたので、騒ぎたい衝動をグッと我慢。
ここからはシャクナゲ、ハイマツ帯への突撃と無名峰、P1、P2と細かなアップダウンを繰り返す。
途中、花に癒され、P3手前で気持ちを集中させて、ヘルメットを装着してルンゼの取付へ。この最初の二手が去年同様に非常に緊張しました。
先行者はいない、青ナギでお会いした方はまだ後ろ。
しかし、落石させないように細心の注意を払い、しっかりとしたホールドをつかみ、上へ上へと。
緊張のP3を突破して、P4の巻き道へ。
左側が崖なので油断しないように、もう一度集中して登り切ると待っていたのは快晴の阿弥陀岳でした。他の登山者もいたので、やったーの叫びの衝動も我慢。
のんびりと30分も休憩して、中央稜へ。山頂にいた他の登山者はみなさん赤岳方面への登山道へ下山しました。中央稜方面へは誰も行ってなかったはず。
「あの熊鈴の音は何だったのだろうか?」
中央稜の下山の目印ポイントの白のタオルポイントを左に折れた辺りで、先行者がいたのか熊鈴の音に近づく。
しばらくすると聞こえなくなった。
下りやすかったので、結構飛ばしていると、また熊鈴の音が...。
前も後ろも誰もいない。
小走り気味に行っても誰もいない。
頭の中は?だらけのままでいたら、広河原沢の渡る場所がずれていて、少しの藪漕ぎをして林道へ復帰して無事に舟山十字路へ到着。
あの音はなんだったのか?
1、阿弥陀山頂には興味のないトレランの人が途中で折り返して走ってた。
2、きのこ採りの方が、付近できのこを探していた。
3、あの世の...。
初の中央稜はなんとはなしのオカルト下山となりました。
ホントのオカルトは、もみの湯で乗った体重計の表示だったり。
おしまい。
コメント
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ホールドに届きますか?
ルンゼって…登山道にあるものですか!?
画像を見ると全く足場もホールドも見えません
怖いとか以前に、私なら手も足も出ません(><)
でも…今回本当に怖かったのは熊鈴の音でしょうか(笑)
モヤモヤが残りますね〜
DuckyMomoさん、こんばんは〜。
クライミングジムのちっこいホールドをイメージしてください。
何もないように見えるけど、案外しっかり掴める岩の出っ張りがあるので、そこを指で掴んでく感じです。
熊鈴の音のおかげ?で快速下山になり、首都高の渋滞前に帰宅できたのである意味スッキリでした(笑)
garnet0823 さん、はじめまして。というか。(笑)
阿弥陀山頂に居られたころ、私赤岳主稜線を下りていたんですね。
お互いに見えてたかもしれません。
道はふつうでも核心部はそれなりの技術と準備は必要ですね。
そういうアドバイスが必要だなと思いました。
2だと思います。
でないといけなくなる。
mmgさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
一応はじめましてですね(笑)
そしてお互いに見えてたかもしれません。
答えはやはり 2 ですよね!
でないと、いけなくなるし、ヘッデン歩行なんて絶対できないですね。
もしもP3まで来てダメだと思ったら、戻ることが必要だろうし、その前に何よりもそれなりの技術と準備は必要ですよね。
昨日の夜、トイレにビビってしまったのはここだけの話です…(笑)
garnet0823さん こんばんは
昨日、初めて中央稜に行きました
登りで行きましたが、尾根の下あたりに岩を家にした不気味な場所がありました
以前ナイトバードさんが行ったときおじさんが消えた。。。とありましたが、もしやそこに住んでる人が鈴をつけて歩いていたとか・・・
って今思いました
レコは昨日upし、その場所も載せました
見てもらってもいいですか?
でもここに住んでるってことないですよね
気になって仕方ありません
takaneponさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
仙人のレコを拝見し、驚愕です。
あれは作業場レベルの生活感ではないように思えます。
まさか、ホントに住んでいるのか?
確認しに行きたい衝動です(笑)もうすぐ雪が積もる前にと思ったり、うーんです。
虹の甲斐駒レコあがりましたよ。
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