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Yamareco

記録ID: 511144
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

池の沢、雪投沢から塩見岳がトラブルで農鳥岳にUターン

2014年09月13日(土) 〜 2014年09月15日(月)
 - 拍手
toshi-17 その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
18:48
距離
41.9km
上り
4,437m
下り
4,430m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9/13
 奈良田駐車場4:50―8:00大門沢小屋8:10―11:15稜線11:25―11:55広河内岳12:10―13:35池の沢の池13:45―15:30池の沢小屋

9/14
 小屋5:00ー6:30無名沢引返し点7:00―7:50雪投沢出合8:00―11:05幕営地跡11:25―11:30稜線―12:20北荒川岳12:40―15:35熊ノ平

9/15
 熊ノ平5:05―5:40三国平5:50―6:27東俣源頭6:36―7:25縦走路7:30―7:40農鳥小屋7:55―8:40西農鳥岳8:55―9:30農鳥岳9:45―10:20下降点―12:30大門沢小屋12:45―15:15発電所入口―15:30奈良田駐車場
天候 9/13 晴れ
9/14 晴れ
9/15 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田駐車場(丸山林道入口)
コース状況/
危険箇所等
本コースのうち、池の沢、雪投沢のほかは一般コースで特に問題ありません。

池の沢、雪投沢コースについて
山と高原地図(2013年版)によると、池の沢は道消滅、雪投沢は道荒廃と表記されていますが両コースとも、道消滅と表記した方が良いと思われるくらいの状況です。
このルートはこの10年来で2回歩いていますが、特に今回は倒木も多く、さらに灌木の成長もあるためか苦労しました。

(池の沢)
こちらは山道の残っている部分もあり、水が出てからも沢に入らずにずっと右岸沿いに歩けます。以下、概要です。
南嶺の縦走路から谷に下ると岩屑帯、それが終わると小灌木と這い松帯のヤブ漕ぎ、そのあとは踏み跡を、あるいは山道の跡らしき所を探しながら下っていくと池の沢の池に着きます。(幕営可能)
ここからはしばらく道が明瞭ですがやがて消え、倒木、ヤブ、崩れなどが次々と現れます。しかし、沢から大きく離れることなく右岸沿いに下れば池の沢出合に下れますが、傾斜が緩くなり出合に近付くと道は全く見つからず、小灌木が繁りヤブ漕ぎがうるさくなりました。
この夏、池の沢小屋は修理したようで、床の傾きや窓、屋根の修理などが済み、充分使用出来る状態です。
(この日も修理している人が在住していました。)

(雪投沢)
出合から緩やかな流れが続きます。今回、古い山道の残り具合を調べるつもりでしたが、ミスとトラブル(後述)により時間的な余裕が無くなり登るだけになりましたが、沢上部の状況から多分山道は消滅していると思われます。したがってここをルートに使う場合は沢支度が必要です。滝はありませんので、平水ならば問題ない沢です。
沢の上流になると川幅も広くなり明るい空が開け、向かえば平原に抜けるような感じになるころ、本流と分かれ右の小沢に入り幕営地跡へと詰めます。すぐに水が涸れ小灌木の窪地状の所をヤブ漕ぎを交えて登ります。すると左手に這い松の切れた所があり、そこを少し登ると幕営地跡に出ます。幕営地跡からは這い松の切れ間を縫うような道が稜線まで導きます。
なお、山地図の水場記号の所は、本流をもう少し詰めた付近に書かれていて、今回のルートと少し違います。地図通りに行ったら、もっと楽に登れたかもしれないですが不明です。(地図で詳細地形を読むと小沢がありそうな気もする。幕営地跡から南に向かえば確認できたのですが、時間不足で未確認。)
以前に登った時も今回と同じコースをとりましたが、この小沢も幕営地の水場に使っていた形跡がありました。今回も人間臭い屑が残っていましたので、水場に使うのだと思いますが、今年?は水線が低く水を得るのは大変だと思います。


登山口からすぐの森山橋からの稜線。このダムを越えると河原への仮登山道がつけられています。
2014年09月13日 06:02撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 6:02
登山口からすぐの森山橋からの稜線。このダムを越えると河原への仮登山道がつけられています。
吊橋が落されているために対岸へ渡る仮僑がつけられています。(渡り終えた後、撮影)
増水すると渡れない。
2014年09月15日 14:56撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 14:56
吊橋が落されているために対岸へ渡る仮僑がつけられています。(渡り終えた後、撮影)
増水すると渡れない。
大門沢小屋手前の木橋。5月に来たときは落ちていて渡渉が大変だった。
2014年09月15日 13:09撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 13:09
大門沢小屋手前の木橋。5月に来たときは落ちていて渡渉が大変だった。
大門沢小屋。
2014年09月13日 08:23撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 8:23
大門沢小屋。
もうすぐ稜線。
2014年09月13日 11:17撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 11:17
もうすぐ稜線。
大門沢下降点。
2014年09月13日 11:38撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 11:38
大門沢下降点。
塩見岳は雲の中。
2014年09月13日 11:50撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/13 11:50
塩見岳は雲の中。
少し紅葉のウラシマツツジ。
2014年09月13日 11:52撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 11:52
少し紅葉のウラシマツツジ。
2014年09月13日 12:14撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 12:14
広河内岳に近付くと・・・。見えたぁー。
2014年09月13日 11:55撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 11:55
広河内岳に近付くと・・・。見えたぁー。
広河内岳山頂。
2014年09月13日 12:18撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 12:18
広河内岳山頂。
白峰南嶺が続く。
2014年09月13日 12:16撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/13 12:16
白峰南嶺が続く。
北の俣岳は雲の中。明日登る雪投沢は正面の谷。
2014年09月13日 12:17撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/13 12:17
北の俣岳は雲の中。明日登る雪投沢は正面の谷。
白峰南嶺、この先から谷間に向かって下ります。
2014年09月13日 12:29撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/13 12:29
白峰南嶺、この先から谷間に向かって下ります。
這い松帯を避け縫うように下ります。
2014年09月13日 12:41撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 12:41
這い松帯を避け縫うように下ります。
下りきった後はこんな所を下って行きます。
2014年09月13日 12:53撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 12:53
下りきった後はこんな所を下って行きます。
やがて這い松と灌木のヤブ。
2014年09月13日 13:16撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 13:16
やがて這い松と灌木のヤブ。
こんな感じの所も抜け・・・。
2014年09月13日 13:16撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 13:16
こんな感じの所も抜け・・・。
こんな所に出ます。
2014年09月13日 13:18撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 13:18
こんな所に出ます。
すると、またまた。
2014年09月13日 13:27撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 13:27
すると、またまた。
抜けると・・・、明るくて感じの良い所に。
2014年09月13日 13:33撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 13:33
抜けると・・・、明るくて感じの良い所に。
そのあとも沢沿いの林の中を下ってやっと池の沢の池。
2014年09月13日 13:55撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 13:55
そのあとも沢沿いの林の中を下ってやっと池の沢の池。
紅葉のころは、どんな感じになるのかな。
2014年09月13日 13:56撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 13:56
紅葉のころは、どんな感じになるのかな。
2014年09月13日 14:08撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 14:08
池からは道が残っています。
2014年09月13日 14:16撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/13 14:16
池からは道が残っています。
多分、道があったのでしょう。
2014年09月13日 14:21撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/13 14:21
多分、道があったのでしょう。
倒木にふさがれたり。
2014年09月13日 14:33撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 14:33
倒木にふさがれたり。
小屋近くの林。
2014年09月13日 15:34撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/13 15:34
小屋近くの林。
池の沢小屋。
2014年09月13日 15:37撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 15:37
池の沢小屋。
間違えて入った沢、大失敗だった。
2014年09月14日 05:50撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 5:50
間違えて入った沢、大失敗だった。
谷間から見える山は?。
2014年09月14日 06:04撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/14 6:04
谷間から見える山は?。
黙々と登る沢。
2014年09月14日 06:07撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 6:07
黙々と登る沢。
こんな滝場も。こんなのがあったかなぁ、おかしい。
2014年09月14日 06:13撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 6:13
こんな滝場も。こんなのがあったかなぁ、おかしい。
源頭の感じ、やはりおかしい。ここで間違えたことに気づいて下ることに。
2014年09月14日 06:40撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 6:40
源頭の感じ、やはりおかしい。ここで間違えたことに気づいて下ることに。
これが雪投げ沢の出合です。周りはすっかり明るくなりました。
2014年09月14日 08:07撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 8:07
これが雪投げ沢の出合です。周りはすっかり明るくなりました。
こんな感じの全体的に明るい流れです。
2014年09月14日 08:48撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 8:48
こんな感じの全体的に明るい流れです。
2014年09月14日 09:03撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 9:03
胸を痛めて辛そうですが登るしかありません。
2014年09月14日 10:05撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 10:05
胸を痛めて辛そうですが登るしかありません。
上部に来ると明るく開けます。
2014年09月14日 10:05撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 10:05
上部に来ると明るく開けます。
倒木が沢を塞ぎます。
2014年09月14日 10:25撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 10:25
倒木が沢を塞ぎます。
白峰南嶺をバックに明るい沢を詰めます。
2014年09月14日 10:56撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 10:56
白峰南嶺をバックに明るい沢を詰めます。
もう少しで小沢の分岐です。
2014年09月14日 10:56撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 10:56
もう少しで小沢の分岐です。
小沢に分岐して登ると水は涸れ、窪状になると灌木がうるさい。
2014年09月14日 11:13撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/14 11:13
小沢に分岐して登ると水は涸れ、窪状になると灌木がうるさい。
やがて沢を離れて幕営地跡に飛び出します。
2014年09月14日 11:23撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 11:23
やがて沢を離れて幕営地跡に飛び出します。
手前が登ってきた谷。正面の谷は池の沢。
2014年09月14日 11:41撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 11:41
手前が登ってきた谷。正面の谷は池の沢。
熊ノ平に向かいます。遠くに見えるは間ノ岳と農鳥岳。
2014年09月14日 11:50撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 11:50
熊ノ平に向かいます。遠くに見えるは間ノ岳と農鳥岳。
振り返れば塩見岳。
2014年09月14日 11:55撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 11:55
振り返れば塩見岳。
歩かなければ着きません。痛いのを我慢して・・・。
2014年09月14日 12:05撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 12:05
歩かなければ着きません。痛いのを我慢して・・・。
和みます。
2014年09月14日 12:19撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 12:19
和みます。
大きな間ノ岳。
2014年09月14日 12:34撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 12:34
大きな間ノ岳。
北荒川岳山頂。
2014年09月14日 12:36撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 12:36
北荒川岳山頂。
小岩峰、ここまで来れば熊ノ平も一投足ですが、・・・。
2014年09月14日 14:21撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 14:21
小岩峰、ここまで来れば熊ノ平も一投足ですが、・・・。
まだまだ続きます。
2014年09月14日 14:44撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 14:44
まだまだ続きます。
辛い歩きです。
2014年09月14日 15:35撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 15:35
辛い歩きです。
熊ノ平小屋。やっと着きました。
2014年09月14日 15:56撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 15:56
熊ノ平小屋。やっと着きました。
小屋前のテラスから農鳥岳。
2014年09月14日 16:01撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 16:01
小屋前のテラスから農鳥岳。
熊ノ平のテント場はヒッソリとしていました。
2014年09月14日 16:19撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/14 16:19
熊ノ平のテント場はヒッソリとしていました。
夜明けの塩見、蝙蝠岳そして荒川岳の山並み。
2014年09月15日 05:53撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 5:53
夜明けの塩見、蝙蝠岳そして荒川岳の山並み。
三国平からの農鳥岳。元気を取り戻し、北岳から広河原でなくチョッと長い農鳥岳から奈良田に向かうことに決定。
2014年09月15日 05:59撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 5:59
三国平からの農鳥岳。元気を取り戻し、北岳から広河原でなくチョッと長い農鳥岳から奈良田に向かうことに決定。
トラバース道を進みます。
2014年09月15日 06:26撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 6:26
トラバース道を進みます。
大井川東俣の源頭。
2014年09月15日 06:47撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 6:47
大井川東俣の源頭。
塩見、蝙蝠の後ろに荒川、赤石岳。
2014年09月15日 06:47撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 6:47
塩見、蝙蝠の後ろに荒川、赤石岳。
大井川東俣を見下す。バックは塩見岳から蝙蝠岳の山並み。
2014年09月15日 06:48撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 6:48
大井川東俣を見下す。バックは塩見岳から蝙蝠岳の山並み。
トラバース道が続きます。
2014年09月15日 06:49撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/15 6:49
トラバース道が続きます。
振りかえってみたトラバース道。正面の山は三峰。
2014年09月15日 07:03撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 7:03
振りかえってみたトラバース道。正面の山は三峰。
このあと下った後の登り返しがきつい。
2014年09月15日 07:22撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/15 7:22
このあと下った後の登り返しがきつい。
やっと縦走路に出て富士山が正面。農鳥小屋はすぐ先です。
2014年09月15日 07:43撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 7:43
やっと縦走路に出て富士山が正面。農鳥小屋はすぐ先です。
農鳥岳と小屋。
2014年09月15日 07:44撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 7:44
農鳥岳と小屋。
三国平への分岐標識。
2014年09月15日 07:44撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 7:44
三国平への分岐標識。
鳳凰三山。
2014年09月15日 08:09撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 8:09
鳳凰三山。
小屋を後にして農鳥岳への急登がここから始まりです。
2014年09月15日 08:25撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 8:25
小屋を後にして農鳥岳への急登がここから始まりです。
振り返れば間ノ岳と農鳥小屋。
2014年09月15日 08:35撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 8:35
振り返れば間ノ岳と農鳥小屋。
緩やかになると西農鳥は近い。
2014年09月15日 08:53撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/15 8:53
緩やかになると西農鳥は近い。
農鳥岳山頂。多くの人で賑わっていました。
2014年09月15日 09:51撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 9:51
農鳥岳山頂。多くの人で賑わっていました。
間ノ岳、北岳と第3、第2の揃い踏み。
2014年09月15日 09:53撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 9:53
間ノ岳、北岳と第3、第2の揃い踏み。
あとは下るだけ、広河内、南嶺を目の前にして、大門沢下降点に向けて下ります。
2014年09月15日 10:17撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/15 10:17
あとは下るだけ、広河内、南嶺を目の前にして、大門沢下降点に向けて下ります。

感想

当初の計画は池の沢、雪投沢を経て塩見岳に登ったあと北俣尾根を西俣に降り、二軒小屋、転付峠を経て別当代山を通って湯島、奈良田へと帰るという盛り沢山、目いっぱいの山旅だった。
最近、目いっぱいの計画で、半分くらいの実行になるケースが多いが今回もその一つになってしまった。もう年なのでそれも仕方のないことだと半ば諦めている感がするこの頃です。

以下は行動のあらましです。
いざ実行、一日目の池の沢の出合まではほぼ順調にいったものの、今日のルートが以前よりもヤブが濃くなっていて難儀したことを考えて、北俣尾根の下降はやめて一般ルートの蝙蝠尾根を下るということに計画変更をした。(北俣尾根はもう何十年も歩いていないので心配な点が多かったこともある。)
二日目、雪投沢に向かう。暗いうちに出発、あまり確認しないで入ったのが大間違いのもとで隣の沢に入ってしまった。(気安く入ったのがいけなかった。)気が付いたのはかなり歩いた後で、急いで下ったがここで3時間のロス。これでは遅くなりそうなので塩見岳はパスして蝙蝠尾根を下ろうとまたまた変更して雪投沢に入った。
その後順調にいけば良かったのだが途中でUさんが浮石に捕まれ、一回転して転倒、胸を強打してしまった。その後、呼吸すると痛みが出るというような状況だった。(肋骨、肋軟骨のヒビ?、経験したこともあるので、痛いのはわかる。)
我慢強いUさんなので何とか稜線まで登ったが、蝙蝠尾根経由の二軒小屋は無理と判断して熊ノ平に向かうことにした。
その夜、ルートについて検討。熊ノ平からは、北岳経由の広河原に下るか、農鳥経由の奈良田に下るかの2案があるが、元気だったら農鳥岳、調子がイマイチだったら、北岳への楽なコースにしようと相談して就寝した。
翌朝、三国平まで順調に登ったUさんは、農鳥経由で充分いけるとのことだったので、ここからトラバース道に入った。あとはスピードは出ないものの、区切りの良い所での休憩を入れ、無事に奈良田の駐車場に戻ることができた。

大門沢下降点から奈良田まで3時間で下る実力者のUさんにとって、5時間も掛かってしまったこと、仕方のないことだが残念だったことと思う。
(帰宅後、レントゲン検査の結果は折れていたとの事、それにしてもよく頑張ったと思う。)
Uさんにとっては最悪な山行だったかもしれないが、自分にとって今年最後の夏山?、はじめて天候に恵まれ良い山行になった。

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コメント

お帰りなさい
ご無事で何より。Uさん大丈夫ですか?肋骨だと自然治癒しかないですよね。お大事に。天気が良くて良かったですね。
2014/9/16 20:46
Re: お帰りなさい
Uさんの怪我は骨折していたと電話がありました。一か月くらいは安静にしていないといけない、と言われたそうです。
チョッと頑張りすぎですよねぇー、あの人らしいけど。
ところでassamさんたちの仙丈が一日遅れだったら駐車場でばったりなんて・・・。
天気も良く、今回は登れて良かったですね。
2014/9/16 21:36
こんばんは!
こんばんは、1月の甲武信の頂上で少しだけお話しさせていただいたdrunkyです。

タイム的に農鳥小屋から西農鳥岳の中間くらいですれ違ってるようですね。

ご一緒だったUさんが完治されることを願うばかりです。

お疲れ様でした!
2014/9/16 21:12
Re: こんばんは!
drunkyさん、こんばんは。
頂上でのこと、憶えています。以来、ヤマレコ読ませてもらっています。
今回もすごい歩きでしたね、やはり若さは強いものだ。
レコを見ると、西農鳥と小屋の中間くらいだから、こちらはフーフーと登っていたのかもしれないですね。
これからもよろしくお願いします。
2014/9/16 21:53
お疲れ様です。
toshi-17こんにちは。
自分も蝙蝠尾根経由で二軒小屋を通る予定で南ア行ってきました。
結局予定変更で行けませんでしたが・・・
今年は天気が悪かったですがお互い天気に恵まれてよかたですね。
2014/9/17 13:01
Re: お疲れ様です。
Johnnnyさん、こんばんは。
ご無沙汰してます。

今年の夏の天気では、出掛けるのも考えてしまうほどでしたが、今回は恵まれてラッキーでした。
Johnnnyさんは蝙蝠尾根でしたか。実は蝙蝠尾根を今週末に予定していたのですが天気が悪そうなので中止の連絡をしたところです。

早く天候が安定するのを願うばかりですね。
2014/9/17 20:05
こんにちは(^^)
トシさんお久しぶりです。

この3連休は、新倉⇒転付⇒笹山⇒奈良田に行っていました。
久しぶりに秋の天気に恵まれましたね。
別当代山を通って湯島、奈良田への道はどんなですか?
このルート、一度通ってみたいと思っています。
しかし、お連れのお方も骨折しながら…タフですね。
尊敬します。
2014/9/18 12:55
Re: こんにちは(^^)
Hikaruさん、ごぶさたです。

笹山から広河内岳まで足を延ばしましたか、それとも下っちゃったか?。
奈良田で以前と同じようにニアミスだったかもしれないですね。

別当代山は湯島から尾根に道はついていますので、あまり人は入らないと思いますが、心配するような所ではないですね、と言っても数年前のことですが。

ヤマレコが変わって慣れないせいか書きにくくなったような感じがしますが、レコ見たいのでアップしてくださいよ。
2014/9/18 18:21
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