湯檜曽川東黒沢〜ナルミズ沢（大烏帽子岳〜朝日岳〜白毛門）日帰り

2014年09月15日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.9km
• 登り: 1,722m
• 下り: 1,721m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:10
• 休憩: 6:10
• 合計: 14:20

4:40 白毛門登山口駐車場
4:40 7:30 東黒沢
7:30 7:30 丸山乗越
8:20 8:20 広河原
8:20 11:20 ナルミズ沢
12:10 12:20 大烏帽子山
13:00 13:00 ジャンクションピーク
14:10 14:10 朝日岳
15:20 15:30 笠ヶ岳
16:30 16:30 白毛門
17:10 17:10 松ノ木沢の頭
19:00 白毛門登山口駐車場

天候

曇りときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/15 5:10

まだ夜明け前の5時10分、なかなかよいナメにさしかかる

9/15 5:29

最初の二又は右へ進む

9/15 5:33

水量はかなりあります

9/15 5:58

9/15 6:00

この程度は水流脇を登れます

9/15 6:06

9/15 6:08

ひたひたと岩を覆って流れるナメ沢

9/15 6:09

2つめの分岐は左へ

9/15 6:22

9/15 6:26

丹沢と違って倒木がすくないのがうれしい

9/15 6:29

淵の中の釜

9/15 6:31

ナルミズ沢に出る前にナメは十分満足してしまいました

9/15 6:37

この分岐は左

9/15 6:48

この分岐を右（ちゃんとケルンが積んでありました）

9/15 7:34

7時34分　峠に到着

9/15 8:00

鳥甲山には全く見なかったトリカブトがここにはたくさん

9/15 8:13

ウツボギ沢にまで下りてきました

9/15 8:18

ペンキに従って進みます

9/15 8:40

ナルミズ沢本流です。エメラルドの淵が美しい

9/15 8:40

今日は防水型デジカメを持参しているので積極的に水中の様子も撮ってみましょう

9/15 8:46

水が作った造形

9/15 8:52

遠くに1757峰が見えてきました

9/15 8:52

魚はいないかな

9/15 8:53

9/15 8:54

9/15 8:55

9/15 8:58

あぶくの多い淵です。水中の様子は・・

9/15 8:58

こうなります

9/15 9:14

立派な淵があったので竿を出してみましたがヒットはありませんでした

9/15 9:14

この淵の水面下の様子

9/15 9:26

一枚岩の岩盤なのに真っ黒な岩盤の帯が横切っています

9/15 9:30

この淵も深そう

9/15 9:30

水面下は・・

9/15 9:38

9/15 9:42

狭いゴルジュなのでじゃぶじゃぶ腰まで浸かって進むしかありません

9/15 9:49

エメラルドグリーンの岩がちらほら

9/15 9:58

立派な滝が見えてきました

9/15 10:00

8m「魚止めの滝」です

9/15 10:01

右側から水流の脇を登ります

9/15 10:02

滝壺の様子

9/15 10:30

1757峰かなり近くなってきました

9/15 10:35

9/15 10:37

森林帯も抜けて開放的な感じに

9/15 10:40

ナメはまだ続きます

9/15 10:43

両脇は草付に

9/15 11:10

最後の滝らしい滝

9/15 11:23

沢を抜けて斜面を登る

9/15 11:38

9/15 11:53

1153稜線に出た。この三角錐の美しい山は大烏帽子岳

9/15 11:56

9/15 11:58

三角錐の山を見ると登りたくなる。
ここからだと逆方向にになるが、登ってやろう。

9/15 12:01

9/15 12:19

大烏帽子岳頂上は三角点のみ

9/15 12:21

いま詰めてきた谷

9/15 12:23

左の小ピークが沢からずっと見上げていた1757峰

9/15 12:32

1757峰までもう少し

9/15 13:00

1757峰からナルミズ沢

9/15 13:04

新潟方面

9/15 13:14

沢屋の帰り道程度しか需要がないせいか、登山道はあまりはっきりしていない

9/15 13:14

大烏帽子岳とその背後の山々。奥は巻機山？

9/15 13:53

朝日岳のピークについたと思いきや、ここは三国峠でした。

9/15 14:01

池塘が見える

9/15 14:10

1410朝日岳到着。ちょっと遅いかも。

9/15 14:11

彼方のピークが笠が岳。白毛門はもっと先。（見えない）

9/15 14:11

苗場山的な雰囲気のある朝日岳

9/15 15:16

笠が岳もまた三角錐型の山なのでした

9/15 15:25

避難小屋。冬季にここまで登れればテントいらないじゃん（埋もれているはずだからスコップは必要かも）

9/15 15:28

1528笠が岳到着。もう時間に余裕がないがばてているので早く歩けない。

9/15 16:30

1630白毛門

9/15 17:00

土合が見えてきた

9/15 17:12

1712松ノ木沢の頭　もうヘッデン下山は覚悟

9/15 19:01

1901真っ暗な中、駐車場帰着　お疲れ

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

感想

natoshi

昨年、神奈川県山岳連盟主催の沢登り講習会に参加した際、講師の方がナルミズ沢は　ナメが美しくいいところだといわれていた。ナルミズ沢ってどこ？調べてみるとなかなか不便なところにある。別の沢（東黒沢）を登って下りてそこからナルミズ沢登りを始めるのがトレンドらしい。このコース取りのメリットは始点と終点が一致すること。ただし距離が長いので通常は途中1泊のコースになる。ヤマレコの中には日帰りをされている方もちらほら。得意のアウトレンジ戦法で自分も日帰りできるのではないかという気がしてきた。結論からすると参考にした日帰りの方のタイムは結局参考にならなかった。体力が違いすぎた。もしくは前日の鳥甲山でスタミナ切れを起こしていたかもしれない。
沢登りはまだ薄暗い4時代から開始。ナルミズ沢ばかりに期待をしていたのが東黒沢も想像以上に美しいナメが続く沢でかなり楽しめた。地形図に支流を書き込んで分岐を確認しながら遡上したので、間違えることなく峠に到達。この時点で出発して既に3時間近く経過。目印になるようなものは最後の分岐にケルンがあるぐらいでテープの類はない。峠からはまた沢沿いに下降し、無事ウツボギ沢に合流。ウツボギ沢も白毛門に突き上げる沢登りルートの1つであり、岩に赤いペンキマークが塗られていた。少し下ってナルミズ沢の合流点が広河原。若者のパーティが幕営していた。
ナルミズ沢の脇を朝日岳への登山道がついており、時間稼ぎのため数百メートルは登山道を歩いた。せっかくのきれいな淵を通り過ぎてもったいないことをしたかもしれない。沢に道が接したところで入渓。白い岩、エメラルドグリーンの淵、豊かで、なめらかな水、丹沢の沢とは趣がまったく異なる世界だ。危ない滝登りもなく、ここまでたどり着けた者だけに与えられる心置きなく遊べる場所だ。
稜線に出るのに若干の笹藪漕ぎが必要であった。出た場所はJPと大烏帽子岳の中間点であったが、せっかくなので大烏帽子岳に登ってみる。うっすらと色付き始めた谷川の奥地の山々が見渡せた。その後JP、朝日岳、笠ケ岳、白毛門・・とどれも登り甲斐のあるピークを縦走し、駐車場に着いたのは19時を回ったところ。
やはりこのルートは途中1泊が正解のようだ。

コメント

13K

得意のアウトレンジ戦法
記録拝見させて頂きました。
1DAY沢登りお疲れ様でした。
ナルミズ沢は行ったことありますが、
途中でエスケープして最後まで行けませんでした。
ところで、得意のアウトレンジ戦法 → 長時間行動のことでしょうか？