快晴の奥多摩駅前。本日はバスは使わないため、この地点から山行スタートとなる。
キレイに清掃されたトイレ(いつも清掃して下さっている方に感謝)に寄って支度を済ませ、駅前の道を国道411号方面へ進む。
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9/26 7:39
快晴の奥多摩駅前。本日はバスは使わないため、この地点から山行スタートとなる。
キレイに清掃されたトイレ(いつも清掃して下さっている方に感謝)に寄って支度を済ませ、駅前の道を国道411号方面へ進む。
駅前の商店街を抜け交差点を直進すると、道は東京都道184号奥多摩あきる野線となり、ほどなく橋が見えてくる。
橋の名前は「昭和橋」だった。ありふれた名前である。
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9/26 7:49
駅前の商店街を抜け交差点を直進すると、道は東京都道184号奥多摩あきる野線となり、ほどなく橋が見えてくる。
橋の名前は「昭和橋」だった。ありふれた名前である。
昭和橋を渡り切ると、右側の薄暗い林の入り口に広場があり、階段の前に案内標識が立っている。
指示通り「愛宕山・鋸山」方面(階段)へ進む。
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9/26 7:49
昭和橋を渡り切ると、右側の薄暗い林の入り口に広場があり、階段の前に案内標識が立っている。
指示通り「愛宕山・鋸山」方面(階段)へ進む。
この愛宕山の山麓の一帯は公園として整備されているようで、案内図が描かれた看板があった。
薄暗く人気のない現実の雰囲気とは対照的な、明るく楽しそうなイメージの案内板である。
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9/26 7:50
この愛宕山の山麓の一帯は公園として整備されているようで、案内図が描かれた看板があった。
薄暗く人気のない現実の雰囲気とは対照的な、明るく楽しそうなイメージの案内板である。
なんだかあまり手入れがされていないように見受けられるふれあい広場を抜け、案内図にも描かれていた階段を登る。
この階段…長い!長すぎる!十万石饅頭(ローカルネタ失礼)帰宅後調べてみると、187段もあるらしい。長い上に斜度もきついので、息が切れる。
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9/26 8:01
なんだかあまり手入れがされていないように見受けられるふれあい広場を抜け、案内図にも描かれていた階段を登る。
この階段…長い!長すぎる!十万石饅頭(ローカルネタ失礼)帰宅後調べてみると、187段もあるらしい。長い上に斜度もきついので、息が切れる。
息を整えつつ数分の登りをこなすと、五重の塔が印象的な愛宕山の山頂広場に到着する。
実際の山頂は石碑の裏手にある神社の辺りにある507メートルピークらしいが、確認はしなかった。
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9/26 8:07
息を整えつつ数分の登りをこなすと、五重の塔が印象的な愛宕山の山頂広場に到着する。
実際の山頂は石碑の裏手にある神社の辺りにある507メートルピークらしいが、確認はしなかった。
山頂広場を通過し、尾根道を進んで行くと道は下り勾配となり、舗装された林道(?)が通じる駐車場のような場所に出る。どうやらここが登計(とけ)峠のようだ。この舗装道は峠と麓の登計集落を結んでいるのだろう。
ちなみに「登計」の由来はトッケ、尖峰の意で、三ツドッケや芋木ノドッケと語源は同じである。しかも「峠」の語源も「トッケ」であるので、この峠は「トッケトッケ」ということになる。なかなかにユニークなネーミングだ。
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9/26 8:11
山頂広場を通過し、尾根道を進んで行くと道は下り勾配となり、舗装された林道(?)が通じる駐車場のような場所に出る。どうやらここが登計(とけ)峠のようだ。この舗装道は峠と麓の登計集落を結んでいるのだろう。
ちなみに「登計」の由来はトッケ、尖峰の意で、三ツドッケや芋木ノドッケと語源は同じである。しかも「峠」の語源も「トッケ」であるので、この峠は「トッケトッケ」ということになる。なかなかにユニークなネーミングだ。
切り株に積まれたケルン。大した意味はなさそうだが…
この辺りの道はよく整備されており、勾配も緩やかで歩きやすい。
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9/26 8:37
切り株に積まれたケルン。大した意味はなさそうだが…
この辺りの道はよく整備されており、勾配も緩やかで歩きやすい。
鋸尾根の一角に、大小の天狗像が置かれている。
どうやら氷川地区にある天聖神社の奥ノ院らしいが、天狗に所縁のある神社なのだろうか。なお、ここからの見晴らしは非常に良好である。
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9/26 8:39
鋸尾根の一角に、大小の天狗像が置かれている。
どうやら氷川地区にある天聖神社の奥ノ院らしいが、天狗に所縁のある神社なのだろうか。なお、ここからの見晴らしは非常に良好である。
鎖場コースと巻き道の分岐。ここは当然(?)鎖場コースを選択する。
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9/26 8:46
鎖場コースと巻き道の分岐。ここは当然(?)鎖場コースを選択する。
鎖場は目測5メートルくらいの岩場で、中央に鎖が垂らされている。
ホールドは豊富なので鎖に頼らなくても登れるが、岩がぬれているときは鎖を使った方が無難だろう。
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9/26 8:47
鎖場は目測5メートルくらいの岩場で、中央に鎖が垂らされている。
ホールドは豊富なので鎖に頼らなくても登れるが、岩がぬれているときは鎖を使った方が無難だろう。
鋸尾根上の展望地から御前山・三頭山方面を眺める。
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9/26 8:49
鋸尾根上の展望地から御前山・三頭山方面を眺める。
1,046.7メートルピークに到着。
鋸山の山頂はもう少し先だが、ここに三等三角点(点名:沢入)が埋設されていた。
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9/26 9:24
1,046.7メートルピークに到着。
鋸山の山頂はもう少し先だが、ここに三等三角点(点名:沢入)が埋設されていた。
鋸山に到着。1,109メートルピークで、ちょっとした広場になっておりベンチが数脚置かれている。
山名の由来は、鋸の歯のような山容であるようだ。ただ、三角点の点名が「沢入」なのがちょっと気になる。この近辺に沢入という地名はないようだし…
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9/26 9:36
鋸山に到着。1,109メートルピークで、ちょっとした広場になっておりベンチが数脚置かれている。
山名の由来は、鋸の歯のような山容であるようだ。ただ、三角点の点名が「沢入」なのがちょっと気になる。この近辺に沢入という地名はないようだし…
道端に、「オキノ岩山」と書かれた木片が埋設されているのを発見。どうやらこの辺りにピークがあるようだ。「オキノ」は「奥の」の意であろう。
帰宅後調べてみたが、この近くに「トバノ岩山」「中岩山」も存在するらしい。「トバ」は「トバ口」つまり「入口」、転じて「手前」の意であるから、「手前の岩山」「中の岩山」「奥の岩山」で間違いなさそうだ。
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9/26 9:52
道端に、「オキノ岩山」と書かれた木片が埋設されているのを発見。どうやらこの辺りにピークがあるようだ。「オキノ」は「奥の」の意であろう。
帰宅後調べてみたが、この近くに「トバノ岩山」「中岩山」も存在するらしい。「トバ」は「トバ口」つまり「入口」、転じて「手前」の意であるから、「手前の岩山」「中の岩山」「奥の岩山」で間違いなさそうだ。
白い花。シロヨメナ(白嫁菜)という名前らしい。
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9/26 10:08
白い花。シロヨメナ(白嫁菜)という名前らしい。
大岳山直前の鎖場。
鎖が必要なほどの斜度ではないと思うが、それなりに勾配は急である。
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9/26 10:24
大岳山直前の鎖場。
鎖が必要なほどの斜度ではないと思うが、それなりに勾配は急である。
大岳山に到着。1,266.5メートルピークで、二等三角点(点名:大岳)が埋設されている。
御前山・三頭山とともに奥多摩三山のひとつで、山名の由来としては山頂付近に建てられている大嶽神社に因む。なお、別名を「鍋冠山」といい、こちらは山容が鍋をかぶせたような形であることによるようだ。
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9/26 10:32
大岳山に到着。1,266.5メートルピークで、二等三角点(点名:大岳)が埋設されている。
御前山・三頭山とともに奥多摩三山のひとつで、山名の由来としては山頂付近に建てられている大嶽神社に因む。なお、別名を「鍋冠山」といい、こちらは山容が鍋をかぶせたような形であることによるようだ。
富士山は頭をちょこっとだけ出して雲の中に隠れていた。
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9/26 10:33
富士山は頭をちょこっとだけ出して雲の中に隠れていた。
ここで軽く食事。珍しく野菜ジュースなどを持参してみた。結構イケる。
なお、履いている靴がモンベルの「サワタビ」なのは履き心地を試したかったからだが、結論から言うと、10キロ以上歩くならミッドソールのある靴の方がいい。後半足の裏が痛くなってしまった。
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9/26 10:37
ここで軽く食事。珍しく野菜ジュースなどを持参してみた。結構イケる。
なお、履いている靴がモンベルの「サワタビ」なのは履き心地を試したかったからだが、結論から言うと、10キロ以上歩くならミッドソールのある靴の方がいい。後半足の裏が痛くなってしまった。
大嶽神社の狛犬くん。
いつ見ても愛らしい姿だが、実は狼だったりする。
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9/26 10:49
大嶽神社の狛犬くん。
いつ見ても愛らしい姿だが、実は狼だったりする。
現在は閉鎖している大岳山荘。だいぶ荒廃している。
トイレは山荘への階段を降りて、奥の展望台(使用禁止)の脇にある。
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9/26 10:50
現在は閉鎖している大岳山荘。だいぶ荒廃している。
トイレは山荘への階段を降りて、奥の展望台(使用禁止)の脇にある。
鍋割山との分岐地点。
本日は奥ノ院に向かうため「鍋割山・奥ノ院を経て御岳山」方面へ進む。
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9/26 11:09
鍋割山との分岐地点。
本日は奥ノ院に向かうため「鍋割山・奥ノ院を経て御岳山」方面へ進む。
「スカウトの森へ」の看板。
ちょっと気になったが、今回はスルー。
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9/26 11:13
「スカウトの森へ」の看板。
ちょっと気になったが、今回はスルー。
奥ノ院への最後の登り。
この辺りはやや紅葉が進んでいた。
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9/26 11:31
奥ノ院への最後の登り。
この辺りはやや紅葉が進んでいた。
武蔵御嶽神社奥ノ院に到着。1,077メートルピークで、石祠があるほかには特に目を引く人工物はない。
なお、武蔵御嶽神社の主祭神は櫛真智命(くしまちのみこと)だが、この奥ノ院に祀られているのは日本武尊(やまとたけるのみこと)である。
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9/26 11:33
武蔵御嶽神社奥ノ院に到着。1,077メートルピークで、石祠があるほかには特に目を引く人工物はない。
なお、武蔵御嶽神社の主祭神は櫛真智命(くしまちのみこと)だが、この奥ノ院に祀られているのは日本武尊(やまとたけるのみこと)である。
奇妙な形の木を発見。両手を挙げてバンザイをしているように見える。
真ん中の幹が折れて左右の枝が発達したのだろうか…
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9/26 11:36
奇妙な形の木を発見。両手を挙げてバンザイをしているように見える。
真ん中の幹が折れて左右の枝が発達したのだろうか…
山頂から少し下ると、奥ノ院の拝殿である男具那社(おぐなしゃ)がある。
ちなみに「おぐな」とは、日本武尊の幼名だそうである。
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9/26 11:38
山頂から少し下ると、奥ノ院の拝殿である男具那社(おぐなしゃ)がある。
ちなみに「おぐな」とは、日本武尊の幼名だそうである。
樹林の隙間から日の出山方面を望む。
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9/26 11:41
樹林の隙間から日の出山方面を望む。
「橘姫命」と彫られた石碑。
橘姫命は弟橘比売命のことであり、彼女は日本武尊の后である。
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9/26 11:51
「橘姫命」と彫られた石碑。
橘姫命は弟橘比売命のことであり、彼女は日本武尊の后である。
天狗の腰掛け杉。
なるほど腰を掛けるのにちょうどよさそうな形をしている。
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9/26 11:58
天狗の腰掛け杉。
なるほど腰を掛けるのにちょうどよさそうな形をしている。
天狗の腰掛け杉の近くになにやら近代的な建物が。
近づいてみると「東京都水道局御岳山浄水所」とのこと。集落があるのだから、浄水所は必要だ。
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9/26 11:59
天狗の腰掛け杉の近くになにやら近代的な建物が。
近づいてみると「東京都水道局御岳山浄水所」とのこと。集落があるのだから、浄水所は必要だ。
天気が良かったので、長尾平に寄り道をすることにした。
展望台手前の広場から大岳山方面を望む。
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9/26 12:08
天気が良かったので、長尾平に寄り道をすることにした。
展望台手前の広場から大岳山方面を望む。
展望台からの眺め。気持ちの良い景色である。
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9/26 12:09
展望台からの眺め。気持ちの良い景色である。
本日は武蔵御嶽神社には寄らず、日の出山方面を目指す。
鳥居をくぐり石段を降りると、ほどなく集落への道に接続する。
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9/26 12:20
本日は武蔵御嶽神社には寄らず、日の出山方面を目指す。
鳥居をくぐり石段を降りると、ほどなく集落への道に接続する。
土産物屋を横目に集落内の道を進むと、この道標を見つけることができる。
指示通りここを右折する。
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9/26 12:21
土産物屋を横目に集落内の道を進むと、この道標を見つけることができる。
指示通りここを右折する。
しばらく道なりに歩いて行くと、「熊に注意」の紙が巻きつけられた道標がある。
向かって右手の道へ進むと山頂を巻いてしまうので、左手の坂道を登る。
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9/26 12:37
しばらく道なりに歩いて行くと、「熊に注意」の紙が巻きつけられた道標がある。
向かって右手の道へ進むと山頂を巻いてしまうので、左手の坂道を登る。
青梅市と日の出町の境を表す看板。
なんだかずいぶん適当な看板だなあ…もう少し何とかならなかったのだろうか。
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9/26 12:44
青梅市と日の出町の境を表す看板。
なんだかずいぶん適当な看板だなあ…もう少し何とかならなかったのだろうか。
日の出山に到着。902メートルピークで、山頂は整備され、公園のようになっている。
山名の由来は、御岳山から見てまっすぐ東(日の出)の方角に位置することから。
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9/26 12:52
日の出山に到着。902メートルピークで、山頂は整備され、公園のようになっている。
山名の由来は、御岳山から見てまっすぐ東(日の出)の方角に位置することから。
この山の山頂は周囲が開けていて展望が良いことから、元旦の初日の出登山スポットにもなっているらしい。
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9/26 12:52
この山の山頂は周囲が開けていて展望が良いことから、元旦の初日の出登山スポットにもなっているらしい。
西側には御岳山が見える。
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9/26 12:53
西側には御岳山が見える。
さて、あとはつるつる温泉に向かって下るだけ。
道すがら、立派な馬頭観音を発見。昔は馬も登ったのだろう。
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9/26 13:16
さて、あとはつるつる温泉に向かって下るだけ。
道すがら、立派な馬頭観音を発見。昔は馬も登ったのだろう。
ゲコゲコ。
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9/26 13:33
ゲコゲコ。
謎の建築物。ドアは立派なのだが。
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9/26 13:34
謎の建築物。ドアは立派なのだが。
つるつる温泉に到着。
金曜日は1200円でお風呂とランチがセットになっていてお得感がある。ゆっくりお湯に浸かり、グラスビールで締め。
施設の入口にバス停があり、武蔵五日市駅へ運んでくれる。
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9/26 13:47
つるつる温泉に到着。
金曜日は1200円でお風呂とランチがセットになっていてお得感がある。ゆっくりお湯に浸かり、グラスビールで締め。
施設の入口にバス停があり、武蔵五日市駅へ運んでくれる。
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