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Yamareco

記録ID: 528620
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田

北八甲田の破線ルートはやっぱり「とんでもなかった」藪こぎ三昧の高田大岳

2014年10月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:36
距離
9.1km
登り
850m
下り
1,013m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:49
休憩
0:37
合計
8:26
7:55
270
12:25
12:49
26
15:22
15:34
39
16:21
16:21
0
16:21
ゴール地点
天候 カラッと秋晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
田代平駐車場に一台デポし
その後、谷地温泉の駐車場を利用させてもらいました。
コース状況/
危険箇所等
※登山ポスト
 谷地温泉のフロントに記入用紙があり、計画書も受け付けてくれるようです。

※登山道の状況
・【鞍部分岐から田代平(箒場)方面】
 鞍部分岐から標高1050m付近までは、登山道をあてにしないで歩く覚悟を持っている人以外、
 ★ 『 一般的には通る事をやめた方が良いと思うルートです! 』 ★
 とにかく藪が生い茂り、道の気配が完全に消えてしまっている部分が多々あります。
 雛岳分岐から下は、安心して歩く事ができます。

・谷地温泉から高田大岳
 今回私達はスタート直後から道ではない所を歩いてしまったようで、標高1000mまで藪の中を歩いてしまいました(^^ゞ
 ちゃんと気を付けていれば問題は無いのかもしれませんので、道を見失った場合は早めに一旦戻るなどした方が無難です。
 その後登山道に復帰してからは、踏み跡そのものはわかりますが、笹やハイマツが少々鬱陶しく、傾斜もコンスタントにキツメの道が山頂まで続きます。
 下りでは所々で道を見失う場合があると思います。
 ココを歩く場合は、一般の整備された登山道とは違い、近年一切整備等がなされていない道だという事をシッカリ頭に入れ、それなりの覚悟で歩く事が必要になるルートだと思います。

★八甲田の「山と高原地図」(2014年版)に記載されている登山道で、破線のコースは要注意です!★
★興味本位で立ち入らないようにした方がよいと思います★

追記:2016年の6月、7月に両コースとも刈り払いが行われ、道迷いの心配のない道に生まれ変わりました!!!
その他周辺情報 下山後の温泉は谷地温泉を利用しました。
日帰り入浴 大人500円
受付9:00〜18:00
シャンプー・ボディーソープの備付けあり。
http://www.itoenhotel.com/search_hotel/hotellist/835_yachi/tabid/236/Default.aspx
箒場まで2台体制、1台デポして谷地温泉まできました
今日は藪漕ぎスタイルです
頭はヘルメット、足元はスパイク地下足袋
衣服もバッチリ厚手の物を着ています
2014年10月12日 07:52撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6
10/12 7:52
箒場まで2台体制、1台デポして谷地温泉まできました
今日は藪漕ぎスタイルです
頭はヘルメット、足元はスパイク地下足袋
衣服もバッチリ厚手の物を着ています
紅葉も絶好調の谷地温泉

天気もイイね〜
2014年10月12日 07:52撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
10/12 7:52
紅葉も絶好調の谷地温泉

天気もイイね〜
立派ーな登山口ですが…
2014年10月12日 07:53撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
10/12 7:53
立派ーな登山口ですが…
いきなり登山道ロスト(笑)
無視してコンパスウォーク開始…
2014年10月12日 08:37撮影 by  DSC-TX10 , SONY
6
10/12 8:37
いきなり登山道ロスト(笑)
無視してコンパスウォーク開始…
藪をひたすら…

でも比較的歩きやすい藪でした(爆)
2014年10月12日 08:39撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
10/12 8:39
藪をひたすら…

でも比較的歩きやすい藪でした(爆)
上は紅葉
2014年10月12日 08:55撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 8:55
上は紅葉
藪と紅葉と青空
いい天気だねぇ、とのんきに言ってみる

はい、全く焦りはありませんでした(爆)
2014年10月12日 08:55撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
10/12 8:55
藪と紅葉と青空
いい天気だねぇ、とのんきに言ってみる

はい、全く焦りはありませんでした(爆)
天気もいいので、目標の山も見えるが…
2014年10月12日 09:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
10/12 9:26
天気もいいので、目標の山も見えるが…
やっぱり藪で、大いにずれました

高田大岳の崩落部が正面に見えたため
だいぶずれているのを確信し
登山道方面に戻る事にしました(^^ゞ
2014年10月12日 09:50撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 9:50
やっぱり藪で、大いにずれました

高田大岳の崩落部が正面に見えたため
だいぶずれているのを確信し
登山道方面に戻る事にしました(^^ゞ
でも、登山道も藪がうるさい
2014年10月12日 10:08撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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10/12 10:08
でも、登山道も藪がうるさい
なんとか登山道を初めて発見

一回道を横切ったはずなんだけど
・・・・・
気が付かなかったのよねぇ〜(^^ゞ

どうも地形図の登山道は間違っていたらしい
実際はもっと西側に登山道があるようなので
横切るハズ無し(笑)
2014年10月12日 10:08撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
10/12 10:08
なんとか登山道を初めて発見

一回道を横切ったはずなんだけど
・・・・・
気が付かなかったのよねぇ〜(^^ゞ

どうも地形図の登山道は間違っていたらしい
実際はもっと西側に登山道があるようなので
横切るハズ無し(笑)
笹のトンネルをくぐったり
2014年10月12日 10:08撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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10/12 10:08
笹のトンネルをくぐったり
洗くつの中…
えいちらほ
2014年10月12日 10:16撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 10:16
洗くつの中…
えいちらほ
木の葉もすごいが、覆いかぶさる笹がこれまた…
2014年10月12日 10:18撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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10/12 10:18
木の葉もすごいが、覆いかぶさる笹がこれまた…
こんな感じが続く…
2014年10月12日 10:33撮影 by  DSC-TX10 , SONY
10/12 10:33
こんな感じが続く…
かきわけながら(笑)
2014年10月12日 10:33撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
10/12 10:33
かきわけながら(笑)
段差も結構あって(笑)
2014年10月12日 10:34撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6
10/12 10:34
段差も結構あって(笑)
かなり上がってきました
いい紅葉、いい天気!
2014年10月12日 10:51撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 10:51
かなり上がってきました
いい紅葉、いい天気!
でも藪の中…(笑)
2014年10月12日 10:57撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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10/12 10:57
でも藪の中…(笑)
ささー
2014年10月12日 11:07撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
10/12 11:07
ささー
がさがさー

鬱陶しいぃーーーーー
2014年10月12日 11:09撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
10/12 11:09
がさがさー

鬱陶しいぃーーーーー
ときどき展望、ふう〜
2014年10月12日 11:16撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
10/12 11:16
ときどき展望、ふう〜
遠方まで見えています
岩手山、早池峰まで
2014年10月12日 12:12撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 12:12
遠方まで見えています
岩手山、早池峰まで
もうすこーし

太ったから余計にツライ!(爆)
2014年10月12日 12:20撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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10/12 12:20
もうすこーし

太ったから余計にツライ!(爆)
到着!
結構人が来ていて、以前刈り払った効果覿面!!
2014年10月12日 12:25撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 12:25
到着!
結構人が来ていて、以前刈り払った効果覿面!!
大岳も見えるし、いい展望です
2014年10月12日 12:26撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
10/12 12:26
大岳も見えるし、いい展望です
あっち
2014年10月12日 12:26撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 12:26
あっち
こっち
2014年10月12日 12:26撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 12:26
こっち
見渡して
2014年10月12日 12:26撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 12:26
見渡して
いただきます!
今日はおにぎり
2014年10月12日 12:29撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 12:29
いただきます!
今日はおにぎり
絨毯が広がっていました
2014年10月12日 12:47撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 12:47
絨毯が広がっていました
じゃあ、藪漕ぎ、第二弾、行きましょう!
2014年10月12日 12:49撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 12:49
じゃあ、藪漕ぎ、第二弾、行きましょう!
まずは鞍部まで下ります

鞍部まではシッカリ刈り払いされた道ですよ
2014年10月12日 12:52撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 12:52
まずは鞍部まで下ります

鞍部まではシッカリ刈り払いされた道ですよ
鞍部到着
2014年10月12日 13:13撮影 by  DSC-TX10 , SONY
10/12 13:13
鞍部到着
分岐点から雛岳方面へ
立派だったのは30mのみ
2014年10月12日 13:15撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 13:15
分岐点から雛岳方面へ
立派だったのは30mのみ
で、いきなりの藪!
道はなし
標高1200mまでは
しゃがんでも気配ナシの所が多数でした
2014年10月12日 13:16撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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10/12 13:16
で、いきなりの藪!
道はなし
標高1200mまでは
しゃがんでも気配ナシの所が多数でした
時々ピンクテープがありますが
ほとんどは藪の中で写真を撮る余裕なし
2014年10月12日 13:37撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3
10/12 13:37
時々ピンクテープがありますが
ほとんどは藪の中で写真を撮る余裕なし
ここが「道」
コンパスを合わせて藪を突き進み
たまにピンクテープを発見して一安心の連続でした
2014年10月12日 14:03撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 14:03
ここが「道」
コンパスを合わせて藪を突き進み
たまにピンクテープを発見して一安心の連続でした
ようやく「道」になりました
2014年10月12日 14:09撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 14:09
ようやく「道」になりました
やっと落ち着いて道になりました

やっぱり道は楽だねぇ〜(笑)
2014年10月12日 14:10撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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10/12 14:10
やっと落ち着いて道になりました

やっぱり道は楽だねぇ〜(笑)
気づけば紅葉に囲まれていました
2014年10月12日 14:37撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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10/12 14:37
気づけば紅葉に囲まれていました
ロープ場が一か所あります

そういえば有ったなと以前の記憶が甦る
2014年10月12日 14:54撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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10/12 14:54
ロープ場が一か所あります

そういえば有ったなと以前の記憶が甦る
日が傾いた中での紅葉
2014年10月12日 15:00撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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10/12 15:00
日が傾いた中での紅葉
そろそろ冬支度ですね
2014年10月12日 15:00撮影 by  DSC-TX10 , SONY
10/12 15:00
そろそろ冬支度ですね
黄色と記念写真
2014年10月12日 15:09撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 15:09
黄色と記念写真
立派なブナが
2014年10月12日 15:13撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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10/12 15:13
立派なブナが
すばらしい樹体!
2014年10月12日 15:14撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 15:14
すばらしい樹体!
雛岳分岐到着
このあたりからは立派に刈り払いされていました
2014年10月12日 15:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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10/12 15:25
雛岳分岐到着
このあたりからは立派に刈り払いされていました
ふー
疲れましたね

下りに飽きてきたぞ〜(爆)
2014年10月12日 15:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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10/12 15:25
ふー
疲れましたね

下りに飽きてきたぞ〜(爆)
でも、紅葉で癒される
2014年10月12日 15:39撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 15:39
でも、紅葉で癒される
お日様の陰りとともに下ります
2014年10月12日 15:44撮影 by  DSC-TX10 , SONY
10/12 15:44
お日様の陰りとともに下ります
もう間もなくゴール

この辺りは紅葉はこれから
2014年10月12日 15:52撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
10/12 15:52
もう間もなくゴール

この辺りは紅葉はこれから
遊歩道のよう
2014年10月12日 15:58撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5
10/12 15:58
遊歩道のよう
ここにも立派にブナ
2014年10月12日 16:10撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
10/12 16:10
ここにも立派にブナ
水場
ブラシも足置き用のブロックもあり
気が利いてます

水もおいしいですよ
2014年10月12日 16:13撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
10/12 16:13
水場
ブラシも足置き用のブロックもあり
気が利いてます

水もおいしいですよ
到着!

ふぅー
2014年10月12日 16:17撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 16:17
到着!

ふぅー
おつかれさまでした

はい、疲れました(笑)
2014年10月12日 16:19撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/12 16:19
おつかれさまでした

はい、疲れました(笑)

装備

個人装備
雨具 防寒着 タオル・手拭い 手袋 スパイク地下足袋 ヘルメット ヘッドランプ サバイバルブランケット カットバン・包帯・テーピング ロールペーパー 身分証明書・保険証 ハンディー無線機 予備電池 地形図 コンパス 筆記用具 計画書 時計 デジカメ 携帯電話 コッヘル ガスストーブ ガスカートリッジ 水分 おやつ(非常食) 食事 ツェルト GPSロガー 補助ロープ スリング カラビナ

感想

とにかく一回連れて行かないとおとなしくならない気配だったので(笑)
重い腰を上げて北八甲田の藪道コースを一気に2コース歩く事にしました。
谷地温泉〜高田大岳間は私も未体験、鞍部からは小滝沢を詰めた所までは歩いた事はありましたが、鞍部とh1200の間は未経験でした。
今回は何とか無事に歩き通せましたが、一般的にはお勧めできないコースですね。
特に鞍部分岐から雛岳分岐の間はヤバイ状態です。
ルートファインディングで歩く気構えが絶対的に必要だと思います。
一応私は沢登りなどで藪歩きにそれなりに慣れていたため、今回はあまり危機感を持ちませんでしたが、そのような経験と装備を持ち合わせていない場合は、立ち入らない方がよいと思います。
と思ったほどの今回の藪道探索山行でしたので、これでしばらく誰かさんはおとなしくなるでしょう(笑)
一時は最悪の場合は小滝沢の沢下りかと思いましたが、無事に普通に帰ってくることができたのでよかったと思います。
おつかれさまでした!

藪になった道を歩いてみたい
そうリクエストしたのは、私

いきなりの登山道ロストも想定内だけれど、これでは「登山道」調査にはならないではないか(笑)
真面目にコンパスを使って、山を進んでいく
濃くなったり薄くなったりの藪をコンパス通りに進む
そこまでは計算内
しかし、登山道を横切ったはずだが、それがわからなかったのが計算外
たぶん、二本あった沢のいずれかだったのだろうが、歩かれた感じではなかったために「単なる」沢だと思ってしまった(あとで調べてみたら、登山道自体が国土地理院および山と高原地図の登山道からかなりちがう地点を通過していました、わからないはずです。ということは、スタート直後の広場状になった部分でそれたようです)
さらに交差する高田大岳から下ってくる「大きい」沢がかなりの大きいものだと思い込んでおり、それを渡ってしまったのが間違いだった。
だんだんと近づく高田大岳の山肌にはっきりとした崩壊地が正面に見える
…ということは、進行方向右手、東に進路がずれているようだ
湿地でいったん休憩とする
ロガーとスマホのGPSで確認し、(私のロガーはかなり飛んでいて役に立たず)1000m地点であることは二人のプロトレックで確認した。
地図上では1000m少し上で登山道が西方向にずれてくので、合流したいところ
1000mをキープしつつトラバース作戦へ変更する
案の定、10分くらい藪漕ぎしてはっきりとした、でも藪がうるさい登山道に出た
一人、登山者が上がってきてびっくりする
まさか、ここで会うとは思わなかった
笹のトンネルの急傾斜をひたすらに登り、だんだんとハイマツが邪魔をしてくる
くぐって、もぐって、かきわけて山頂に到着した
山頂には意外に人が休んでいた
大岳よりも気に入った展望がえられて満足しながら昼ごはんをいただいた
鞍部までは快適な登山道!
そして…
またしても藪突入
立派だったのは最初の少しだけで、すぐさま濃厚な藪が出現した。
山頂であわせておいたコンパスで方角を外さないように進み、藪の内側に時々出現するピンクテープを確認しながら進む
先頭はピンクテープをつかんでいてもわからない位の藪をかき分けてまったく道とはわからない藪遊泳状態になった
お互いに声をかけながら、時々出現する沢や倒木で分からなくなった方角を探りをいれて見つけ出す
1100mの登山道のルート変更地点位になって、ようやくなんとか足場が見えるようになってきた
それでも濃密な部分はまだ苦戦する
これが「道」だとはっきりわかるようになったのはかなり進んで地図上で小滝沢の枝沢の大きなものがはいった地点からであった
ここからは登山道の刈り払いがされているようである
ようやく紅葉を眺める余裕もでて、陰る太陽を見ながら登山道の快適さをしみじみと感じた

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コメント

別な視点から一言!
しゅんさん、もしかして幸せ太り
フォトのせいかな
2014/10/13 8:56
Re: 別な視点から一言!
かなさん、編集中のスキをついてコメントありがとうございます
はい!その通り太ってきました
いやー、体が重いのなんのって
このままだと冬に泣きを見そうなので(今でもヒィ〜ヒィ〜言いながら登ってますが)
登りながら食事の量を減らしてください!と言っていましたよ
2014/10/13 10:19
む〜〜藪漕ぎですか(笑
それにしても深い藪ですね・・

ご苦労様としか言いようが無い(笑

やっぱ、ザレたガレ場の方がマシかも・・です

マダニなんかは大丈夫なんでしょうか??

    でわでわ
2014/10/13 17:53
uedayasujiさんへ
深ーい藪でした!
満足です

ガレ場は行く方向は見える分はいいですが、足元が不安ですね

マダニは青森にもいるはずなんですが
「刺されたことない」
だそうです
今はもう朝晩寒いせいもあるかもしれません
2014/10/13 20:54
藪漕ぎ
あの上高地・・
 それも・・
焼岳から西穂山荘の間も
 藪漕ぎに近い状態ですよ!
 2度と歩きたくないコースですね!

御二方もそうですが・・
 kimidoriさんも好きなようですね
2014/10/14 6:16
Re: 藪漕ぎ
うめちゃんさん、コメントありがとうございます。
あら、上高地でもそんな所があるんですか
なんか意外です

藪漕ぎは、決して私は好きではありませんよ
ただ、「嫌いでもない」といった感じですね
2014/10/14 11:21
umetyanさんへ
焼岳と西穂高山荘間は有名(?)みたいですね
気乗りしなくて、行かずに終わっちゃってます
冬にスキーで…とか考えたこともありますが、焼岳を越える部分が難しそうなのでこれまた棚上げです
やっぱり薮こぎスタイルで上高地出没!!でしょうか
2014/10/14 11:23
藪こぎ、大変そう〜
こういう登りは、二人気が合ってこそ出来るのですよね〜。
仲よく藪こぎの写真、面白く見させてもらいました。
見てると、二人の笑い声が聞こえて来ましたよ。
  良かったね〜   (^−^)
2014/10/14 11:54
Re: 藪こぎ、大変そう〜
せっちゃん、コメントありがとうございます。
登りって言うか、下りの藪漕ぎの方が厄介でした
とにかくしばらく登山道の気配がホボ無し
笑い声すらも藪を掻き分ける音でハッキリ聞こえない状況が続いていて
お互いイライラして夫婦喧嘩一歩手前でしたよ
2014/10/14 15:08
せっちゃんへ
まだまだ阿吽の呼吸まではほど遠いです
修行が足りませんでした
これにこりずに付き合ってもらえるといいんだけど
と思ってるんですが
2014/10/14 18:10
ゲスト
はじめまして
本当におつかれさまでした。
大変なのに、楽しそう (^_^)
2015/9/23 18:49
marusoraさん、コメントありがとうございます。
いや〜、この山行は疲れました
去年はこんな山行をやったんだな〜と思い出しました。
今年は山行回数が減ったので、今年は無理です
来年あたりから箒場から鞍部へのルートの刈払いをやるとの噂もあるので、
その後ならもう少し楽に行けるかもしれませんよ
2015/9/24 12:00
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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無雪期ピークハント/縦走 十和田湖・八甲田 [日帰り]
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2/5
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4/5

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