北八甲田の破線ルートはやっぱり「とんでもなかった」藪こぎ三昧の高田大岳
- GPS
- 08:36
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 850m
- 下り
- 1,013m
コースタイム
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 8:26
天候 | カラッと秋晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その後、谷地温泉の駐車場を利用させてもらいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※登山ポスト 谷地温泉のフロントに記入用紙があり、計画書も受け付けてくれるようです。 ※登山道の状況 ・【鞍部分岐から田代平(箒場)方面】 鞍部分岐から標高1050m付近までは、登山道をあてにしないで歩く覚悟を持っている人以外、 ★ 『 一般的には通る事をやめた方が良いと思うルートです! 』 ★ とにかく藪が生い茂り、道の気配が完全に消えてしまっている部分が多々あります。 雛岳分岐から下は、安心して歩く事ができます。 ・谷地温泉から高田大岳 今回私達はスタート直後から道ではない所を歩いてしまったようで、標高1000mまで藪の中を歩いてしまいました(^^ゞ ちゃんと気を付けていれば問題は無いのかもしれませんので、道を見失った場合は早めに一旦戻るなどした方が無難です。 その後登山道に復帰してからは、踏み跡そのものはわかりますが、笹やハイマツが少々鬱陶しく、傾斜もコンスタントにキツメの道が山頂まで続きます。 下りでは所々で道を見失う場合があると思います。 ココを歩く場合は、一般の整備された登山道とは違い、近年一切整備等がなされていない道だという事をシッカリ頭に入れ、それなりの覚悟で歩く事が必要になるルートだと思います。 ★八甲田の「山と高原地図」(2014年版)に記載されている登山道で、破線のコースは要注意です!★ ★興味本位で立ち入らないようにした方がよいと思います★ 追記:2016年の6月、7月に両コースとも刈り払いが行われ、道迷いの心配のない道に生まれ変わりました!!! |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は谷地温泉を利用しました。 日帰り入浴 大人500円 受付9:00〜18:00 シャンプー・ボディーソープの備付けあり。 http://www.itoenhotel.com/search_hotel/hotellist/835_yachi/tabid/236/Default.aspx |
写真
装備
個人装備 |
雨具
防寒着
タオル・手拭い
手袋
スパイク地下足袋
ヘルメット
ヘッドランプ
サバイバルブランケット
笛
カットバン・包帯・テーピング
ロールペーパー
身分証明書・保険証
ハンディー無線機
予備電池
地形図
コンパス
筆記用具
計画書
時計
デジカメ
携帯電話
コッヘル
ガスストーブ
ガスカートリッジ
水分
おやつ(非常食)
食事
ツェルト
GPSロガー
補助ロープ
スリング
カラビナ
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感想
とにかく一回連れて行かないとおとなしくならない気配だったので(笑)
重い腰を上げて北八甲田の藪道コースを一気に2コース歩く事にしました。
谷地温泉〜高田大岳間は私も未体験、鞍部からは小滝沢を詰めた所までは歩いた事はありましたが、鞍部とh1200の間は未経験でした。
今回は何とか無事に歩き通せましたが、一般的にはお勧めできないコースですね。
特に鞍部分岐から雛岳分岐の間はヤバイ状態です。
ルートファインディングで歩く気構えが絶対的に必要だと思います。
一応私は沢登りなどで藪歩きにそれなりに慣れていたため、今回はあまり危機感を持ちませんでしたが、そのような経験と装備を持ち合わせていない場合は、立ち入らない方がよいと思います。
と思ったほどの今回の藪道探索山行でしたので、これでしばらく誰かさんはおとなしくなるでしょう(笑)
一時は最悪の場合は小滝沢の沢下りかと思いましたが、無事に普通に帰ってくることができたのでよかったと思います。
おつかれさまでした!
藪になった道を歩いてみたい
そうリクエストしたのは、私
いきなりの登山道ロストも想定内だけれど、これでは「登山道」調査にはならないではないか(笑)
真面目にコンパスを使って、山を進んでいく
濃くなったり薄くなったりの藪をコンパス通りに進む
そこまでは計算内
しかし、登山道を横切ったはずだが、それがわからなかったのが計算外
たぶん、二本あった沢のいずれかだったのだろうが、歩かれた感じではなかったために「単なる」沢だと思ってしまった(あとで調べてみたら、登山道自体が国土地理院および山と高原地図の登山道からかなりちがう地点を通過していました、わからないはずです。ということは、スタート直後の広場状になった部分でそれたようです)
さらに交差する高田大岳から下ってくる「大きい」沢がかなりの大きいものだと思い込んでおり、それを渡ってしまったのが間違いだった。
だんだんと近づく高田大岳の山肌にはっきりとした崩壊地が正面に見える
…ということは、進行方向右手、東に進路がずれているようだ
湿地でいったん休憩とする
ロガーとスマホのGPSで確認し、(私のロガーはかなり飛んでいて役に立たず)1000m地点であることは二人のプロトレックで確認した。
地図上では1000m少し上で登山道が西方向にずれてくので、合流したいところ
1000mをキープしつつトラバース作戦へ変更する
案の定、10分くらい藪漕ぎしてはっきりとした、でも藪がうるさい登山道に出た
一人、登山者が上がってきてびっくりする
まさか、ここで会うとは思わなかった
笹のトンネルの急傾斜をひたすらに登り、だんだんとハイマツが邪魔をしてくる
くぐって、もぐって、かきわけて山頂に到着した
山頂には意外に人が休んでいた
大岳よりも気に入った展望がえられて満足しながら昼ごはんをいただいた
鞍部までは快適な登山道!
そして…
またしても藪突入
立派だったのは最初の少しだけで、すぐさま濃厚な藪が出現した。
山頂であわせておいたコンパスで方角を外さないように進み、藪の内側に時々出現するピンクテープを確認しながら進む
先頭はピンクテープをつかんでいてもわからない位の藪をかき分けてまったく道とはわからない藪遊泳状態になった
お互いに声をかけながら、時々出現する沢や倒木で分からなくなった方角を探りをいれて見つけ出す
1100mの登山道のルート変更地点位になって、ようやくなんとか足場が見えるようになってきた
それでも濃密な部分はまだ苦戦する
これが「道」だとはっきりわかるようになったのはかなり進んで地図上で小滝沢の枝沢の大きなものがはいった地点からであった
ここからは登山道の刈り払いがされているようである
ようやく紅葉を眺める余裕もでて、陰る太陽を見ながら登山道の快適さをしみじみと感じた
しゅんさん、もしかして幸せ太り
フォトのせいかな
かなさん、編集中のスキをついてコメントありがとうございます
はい!その通り太ってきました
いやー、体が重いのなんのって
このままだと冬に泣きを見そうなので(今でもヒィ〜ヒィ〜言いながら登ってますが)
登りながら食事の量を減らしてください!と言っていましたよ
それにしても深い藪ですね・・
ご苦労様としか言いようが無い(笑
やっぱ、ザレたガレ場の方がマシかも・・です
マダニなんかは大丈夫なんでしょうか??
でわでわ
深ーい藪でした!
満足です
ガレ場は行く方向は見える分はいいですが、足元が不安ですね
マダニは青森にもいるはずなんですが
「刺されたことない」
だそうです
今はもう朝晩寒いせいもあるかもしれません
あの上高地・・
それも・・
焼岳から西穂山荘の間も
藪漕ぎに近い状態ですよ!
2度と歩きたくないコースですね!
御二方もそうですが・・
kimidoriさんも好きなようですね
うめちゃんさん、コメントありがとうございます。
あら、上高地でもそんな所があるんですか
なんか意外です
藪漕ぎは、決して私は好きではありませんよ
ただ、「嫌いでもない」といった感じですね
焼岳と西穂高山荘間は有名(?)みたいですね
気乗りしなくて、行かずに終わっちゃってます
冬にスキーで…とか考えたこともありますが、焼岳を越える部分が難しそうなのでこれまた棚上げです
やっぱり薮こぎスタイルで上高地出没!!でしょうか
こういう登りは、二人気が合ってこそ出来るのですよね〜。
仲よく藪こぎの写真、面白く見させてもらいました。
見てると、二人の笑い声が聞こえて来ましたよ。
良かったね〜 (^−^)
せっちゃん、コメントありがとうございます。
登りって言うか、下りの藪漕ぎの方が厄介でした
とにかくしばらく登山道の気配がホボ無し
笑い声すらも藪を掻き分ける音でハッキリ聞こえない状況が続いていて
お互いイライラして夫婦喧嘩一歩手前でしたよ
まだまだ阿吽の呼吸まではほど遠いです
修行が足りませんでした
これにこりずに付き合ってもらえるといいんだけど
と思ってるんですが
本当におつかれさまでした。
大変なのに、楽しそう (^_^)
いや〜、この山行は疲れました
去年はこんな山行をやったんだな〜と思い出しました。
今年は山行回数が減ったので、今年は無理です
来年あたりから箒場から鞍部へのルートの刈払いをやるとの噂もあるので、
その後ならもう少し楽に行けるかもしれませんよ
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