明神岳東陵〜前穂〜奥穂〜涸沢（上高地発着）
hansusya
kk-
コースタイム
05:20 アカンダナ駐車場
05:55 上高地BT
06:30 上高地BT発
07:30 嘉門次小屋（水とビール補給）
〜大休止〜
07:55 嘉門次小屋発
08:00 養魚場跡
08:00 下宮川谷枝沢分岐
09:15 宮川のコル
09:45 遭難碑
10:25 ひょうたん池
〜大休止〜
11:00 ひょうたん池出発（登攀装備セット）
14:20 らくだのコル（幕営）
【二日目】
07:30 らくだのコル出発
08:15 バットレス基部
09:40 明神岳1峰
〜大休止〜
10:05 明神岳1峰発
12:15 前穂高岳
〜大休止〜
12:40 前穂高岳発
13:05 紀美子平
13:35 分岐点の印
14:35 南陵の頭
14:45 奥穂高岳
〜小休止〜
14:48 奥穂高岳発
15:30 穂高岳山荘
【三日目】
06:30 穂高岳山荘発
08:00 涸沢（小休止）
10:00 横尾
〜大休止〜
10:25 横尾発
12:15 上高地BT
12:30 上高地BT発
13:00頃 あかんだな駐車場着
| 天候 | 10/18：快晴 10/19：快晴 10/20：雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
ゲートに開閉時間制限あり（下記URL参照） http://www.nouhibus.co.jp/new/akandana_p01.html あかんだな駐車場からはバスを利用 http://www.nouhibus.co.jp/new/2012_kamikochi.html |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは上高地BT付近にあり 危険箇所については写真のキャプションにて |
| その他周辺情報 | 下山後はひらゆの森で入浴（大人500円） |
写真
河童橋を渡り、梓川右岸を歩いて明神橋方面へ
07:30嘉門次小屋。囲炉裏小屋ではイワナを焼く準備をしていた
明神橋を過ぎてすぐの脇道を左折して養魚場跡へ（赤いコーンが目印）
08:00養魚場跡。養魚場跡の左奥に「ひょうたん池」の標識があるので、そちらへ進む
下宮川谷を遡行する。目印が所どころにあるので、迷うことはない（と思う）
下宮川谷から枝沢へ。下宮川谷の左岸の岩に目印がある
谷が開けてくるあたりでトラバースして。宮川のコルへ
トラバース地点に目印と小さなケルンがある
トラバースの目印を見過ごしたkk（笑）。元のルートへ復帰中
【宮川のコル〜ひょうたん池】宮川のコル付近からひょうたん池方面を望む。右側の山が長七の頭。コルのあたりにひょうたん池がある
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宮川のコル付近からひょうたん池方面を望む。右側の山が長七の頭。コルのあたりにひょうたん池がある
宮川のコルから先も目印がいっぱいある
目指すべき明神岳東陵。らくだのコルはどこだい？
いったん谷へ降りて、左側の岩場直下を進む
2本のダケカンバを過ぎればひょうたん池だよ
10:25ひょうたん池。小さい…
ひょうたん池のすぐ上部に休憩適地がある。ここで25分ほど休憩
11:00。ここでハーネス類をセット。さて、そろそろらくだのコル目指して出発ら〜
ここから先は「第一階段」というらしい。まずは草付の斜面を登る
【池〜らくだのコル】つかむものも少ないので、かなりヤバい！ ピッケルを地面にぶっ刺して手がかりを確保しながら、ダマしダマし…
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つかむものも少ないので、かなりヤバい！ ピッケルを地面にぶっ刺して手がかりを確保しながら、ダマしダマし…
11:40。ここからロープを使った（たぶん）
基部のセルフ。雑い…
↑間違い。2ピッチ目でした
1ピッチ目の岩場をすぎると、再び草付が。でも、さっきよりもたいしたことはない
ハイマツ地獄が待っていた…。ヤブ漕ぎ級です
ビールha350mlをふたりで4本と控えめなり☆
東陵の全貌。どこ登るんやろね？ ま、行けばわかるか！
幕営適地はざっと見たところ3箇所。僕たちは一番手前の平地にモンちゃんのドームシェルターを設営
でも、三脚もないのでうまく撮れんorz
そろそろモルゲンロートのお時間なり。出るか？
07:30登攀開始。今日は穂高岳山荘までだからまったり出発なり
【1ピッチ目】1ピッチ目の岩場を超えて、そのまま直登しようと思ったけど、途中で怖くなったのでクライムダウン。素直に左へ回り込む
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1ピッチ目の岩場を超えて、そのまま直登しようと思ったけど、途中で怖くなったのでクライムダウン。素直に左へ回り込む
古いピトンで支点を取ろうと思ったけど、岩がグラグラ。ここは絶対ダメっす
支点をダマしダマし取って、貧弱な灌木に終了点をセット。セカンドkkが登ってくる
バットレス。スラブ系でフリクションばっちり。古いピトン打ち過ぎ（笑）
まずはバットレス正面を登り、壁が立ってくるあたりで右の凹角へ回り込む
らくだのコルから1峰まで5ピッチ約2時間でした。個人的には1ピッチ目がいちばんヤラしかったです
前穂手前のコルに降りるところで1個所懸垂あり
ルートは稜線の岳沢側。最後に涸沢側に巻いて奥穂へ
小屋泊まり。ひとり1泊2食で9500円だったような
いただきま！ オカズの品数が多くおいしかったです。僕はご飯3杯おかわり
【穂高岳山荘】で、3日目。昨日までと打って変わってヤバめの天候。さっさと降りよう。ザイデン経由で涸沢、上高地へ。雨が降ってきたので写真はなしで。
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で、3日目。昨日までと打って変わってヤバめの天候。さっさと降りよう。ザイデン経由で涸沢、上高地へ。雨が降ってきたので写真はなしで。
装備
| 個人装備 |
ピッケル必携
モンベル#5＆シュラフカバーだけでは寒い（笑）
|
|---|
感想
超おもしろかったです！
これまで何回かアルパインルートをやりましたが
いつも仲間と一緒だったので、
ふたりだけでのトライは今回はじめて。
多少不安でしたが、結果、最高の山行となりました。
ひょうたん池までは目印が明瞭なので迷うことはないと思います。
ただ、ひょうたん池から先の「第一階段」と呼ばれるところは
草付の斜面でめっちゃ滑ります。
ピッケルを地面にぶっさしてそれを手がかりにして登りました。
無雪期でもピッケル必携だと思います。
また、後半はハイマツが茂りまくりで、
プチ藪漕ぎを強いられます。しんどいです。
ちなみに2ピッチほどロープを使いました（なくても大丈夫？）。
らくだのコルには幕営適地が3箇所ほど。
この日は僕らだけの貸し切り状態でした。
夜になっても風が全く吹かず（こんなのはじめて！）
静かな静かな山の夜を堪能できました。
明けて二日目、
これから目指すべき東陵の岩場が
見事なモルゲンロートに染まります。
今まで見たモルゲンロートのなかでも一番美しかったかも。
というか、いつもはあまり積極的に見ないだけか（笑）
らくだのコルから明神岳までは5ピッチでした。
先がどうなっているのかわからなかったので、
ずっとロープで確保しながら登りました。
個人的には1ピッチ目が一番緊張しました。
取付すぐの岩を登り、その先の岩場（ピトンが打ってある）に登りかけましたが
途中でビビってクライムダウン。
素直に左へ巻き、50mいっぱいのところで終了点を作りました。
バットレスはピトンがたくさん。
また、クライミングシューズを履いていたので
フリクション効きまくり。サクっとクリアできます。
バットレス以降も草付やザレ場が続きます。
5ピッチ全体を通して、
・支点が貧弱なので、岩や灌木で支点を取る必要があります
・よって、ヌンチャクはアルパインがよいと思います
・すべての岩が浮いていると思った方がよいです
大きな岩も叩いてみると、あきらかに浮いているものも多かったです
・ただ、岩場はそれほど立っていないので、高度感はありません
てな感じです。
明神岳から前穂は懸垂1箇所ありです。
懸垂しなくても降りれると思いますが、
積極的にロープを使った方がベターでしょうね。
前穂から先は割愛します。
ということで、今回はこれにて。
超おもしろかったです！
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show696 さん
hansusyaさん、kk-さん、
こんにちわ〜
明神東稜お疲れ様でした！
いつも私が行きたいとこに先に行きますね〜
おかげで参考になります
レコ見てますます行きたくなりました！
来年行って来ようと思います〜
何度も書きましたが、超おもろいです、ココ！
僕らのようなビギナーにはちょうどいいレベルでした。
レコと重複しますが、注意点としては
・ピッケル必携
・核心は草付
・プチ藪漕ぎしんどい（笑）
・岩がもろい
ってところでしょうか。
来季、ぜひ☆
＞ちんたろうよ、こんなんでいいかい？
いいよ！最高！全身赤最高！
山小屋では恥ずかしくて、ダウン着れなかったよ（笑）
やはり全身赤色のポーズと奥穂山頂3,190ｍの笑顔ですね。
穂高岳・アルパイン最高っすね。
kinta兄さん、おはよーございます☆
ガキの頃から、なぜか赤い色に惹かれる僕です（笑）
前世はウシか？？
アルパイン最高っす！
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