シーカヤックで有明海を渡って雲仙普賢岳を登る

2014年10月18日(土) 〜 2014年10月19日(日)

• GPS: 19:17
• 距離: 69.1km
• 登り: 1,986m
• 下り: 1,964m

コースタイム

1日目

• 山行: 15:21
• 休憩: 0:16
• 合計: 15:37

7:48 長洲町総合スポーツセンター
13:16 13:16 牡丹山
14:41 14:41 944.8ｍ三角点
16:29 16:29 紅葉茶屋
16:30 16:30 鬼人谷口
17:10 17:15 立岩の峰
17:30 17:39 雲仙岳
17:53 17:54 紅葉茶屋
18:59 18:59 944.8ｍ三角点
20:00 20:01 牡丹山
23:25 海浜公園

2日目、午前11時10分海浜公園→午前10時20分平野鮮魚店→午後12時20分島原出発→午後3時05分長洲町総合スポーツセンター到着

天候

晴れ

アクセス

シーカヤック

コース状況／危険箇所等

有明海は天候を見て凪の日に漕行、動力船とは港の近く以外では出くわしません、下見の時はスナメリと何回も出会いましたが、今回はアジ子の群れとボラのみ

大野木場登山口から仁田峠までの登山道は、台風19号の影響で枯れ枝や倒木多数

仁田峠から普賢岳の登山道は危険個所なし

その他周辺情報

島原港の平野鮮魚店の海鮮丼（800円）は絶品

写真

10/18 8:05

午前8時、熊本県長洲町総合スポーツセンターからシーカヤックで出発

10/18 8:09

ユニバーサル造船所のランドマーク、巨大タンカー

10/18 9:03

目的地の雲仙普賢岳、高気圧におおわれベタ凪！引き潮に乗って快適な航海

10/18 10:09

島原港までもうすぐ

10/18 10:25

午前10時25分、平野鮮魚店前の岸壁に到着、往路の海路18キロは約2時間半でした。

10/18 11:00

岸壁にロープで係船しようかとしたが、カキガラでカヤックが痛みそうだったので、平野鮮魚店の軒先をお借りして置かせて頂きました。

10/18 11:01

午前11時、ここからビーチサンダルからスニーカーに履き替えて、陸路のスタート

10/18 11:09

島原外港通過

10/18 11:53

水無大橋から見た平成新山

10/18 12:01

正午、水無大橋を渡り、このトマトの自動販売機を山手に曲がります。

10/18 12:01

ここからは商店もなくなります。

10/18 12:16

大火砕流で被災した大野木場小学校、ここにある自動販売機が最後です。

10/18 12:19

季節はずれのアジサイ

10/18 12:31

午後12時半、ここからは民家も無くなる

10/18 12:58

午後1時、大野木場登山口
舗装路はここまで

10/18 13:00

スニーカーから登山靴に履き替える

10/18 13:15

相変わらず草ぼうぼうの蜘蛛の巣だらけ

10/18 13:25

ここからは急峻な登坂と分かりにくい雑木林の登山道、台風で枯れ枝や倒木が増えていた。

10/18 13:41

マムシ草の群生、巨大だ

10/18 14:00

午後2時、この平成新山を監視しているプレハブ小屋までがキツイ

10/18 14:12

最後の車道を横切る、雑草が多くて車道も見えませんが・・・

10/18 14:33

ここからは緩やかなアップダウン

10/18 14:45

午後2時45分、平成新山が近くになってくる

10/18 14:45

登山道も草ぼうぼう

10/18 15:05

先月来たときは雑草だらけだったが、草が刈ってありスッキリしていた。

10/18 15:08

仁田峠ロープウェイ乗り場がもうすぐ

10/18 15:22

こんな枝があちこちあって道を塞ぐ、帰りの事も考えて脇に寄せていく

10/18 15:23

サングラスの落とし物、枝にぶらさげておきました。

10/18 15:32

午後3時半、仁田峠到着

10/18 15:34

腹が減ったので冷凍食品の自動販売機で補給

10/18 15:38

量が一番多かった炒飯

10/18 15:54

午後3時50分、先月はここで引き返したが、泊まりの準備をしてきたので突き進む

10/18 16:11

炒飯食べたので元気が出た！

10/18 16:29

登坂もスイスイ

10/18 16:30

あざみを発見

10/18 16:31

午後4時半、紅葉茶屋、ここから右に行けば普賢岳だが

10/18 16:33

鳩穴分かれから平成新山へまわる

10/18 16:41

午後4時40分、西の風穴

10/18 16:52

岩を抱えたヤマグルマ

10/18 16:53

写真では判らないけど、有明海の向こうに出発したユニバーサル造船所のタンカーが見えた。

10/18 16:54

午後4時50分、北の風穴

10/18 16:59

午後5時、島原市と有明海、思えば遠くへ来たもんだ。

10/18 17:09

登山道の脇から吹き上がる蒸気、平成新山は活火山だ。

10/18 17:14

夕日に赤く染まる平成新山

10/18 17:14

立岩の峰から普賢岳を見つめる

10/18 17:32

午後5時半、もうすぐ陽が暮れる

10/18 17:36

普賢岳到着！海抜0から1,359mの山頂に

10/18 17:34

有明海を背に夕日を浴びる平成新山

10/18 17:37

山頂はまだくすぶっていた。

10/18 17:41

1,360m？

10/18 17:56

午後6時、日没後、下山開始！紅葉茶屋までダッシュ！

10/18 18:22

さらにあざみ谷を駆け下りて仁多峠へ

10/18 18:28

午後6時半、仁田峠から見た島原市の夜景、この時間は自動販売機の電源も落ちていて飲み物の補給ができない
手持ちにペットボトルが1本あったからよかった。

10/18 18:59

ヘッドライトとイノシシ除けにラジオのボリュームを上げて下山

10/18 19:17

下りは超高速！

10/18 19:30

午後7時半、監視カメラのプレハブ小屋、この先は迷いやすい雑木林の登山道と急峻な下り坂が続く

10/18 20:10

午後8時10分、登山道終了

10/18 20:21

舗装路はふたたびスニーカーに履き替える

10/18 21:19

腹減った。水無大橋を渡り街に入ったところで、コンビニに寄ってパスタとビールで夕食

10/18 22:45

午後10時45分、千鳥足でカヤックを置いた平野鮮魚店へ

10/18 23:12

カヤックを岸壁から下し海浜公園へ移動

10/19 0:05

午前0時、海浜公園の隅っこでビバーグ、テントの中でひとり2次会

10/19 7:55

午前8時、朝は冷え込んだが、羽毛シュラフとカスケードのマットはすばらしく暖かく安眠できた。
朝食をすませてしばらく昼寝、カミさんの掃除機に追われる休日から解放され、至福の時を過ごす。

10/19 11:12

ランチタイムのため島原港をカヤックで移動

10/19 11:33

午前11時半、ふたたび平野鮮魚店へ
カヤックを置いてもらったお礼を言い昼食をとります。

10/19 11:41

名物海鮮丼！800円でこのボリューム
帰りは車なのでノンアルコールビールで乾杯

10/19 11:59

ここからふたたび海路！

10/19 12:23

ごちそうさま〜
午後12時20分島原出発

10/19 12:33

眉山から顔を覗かせる平成新山

10/19 13:18

さらば島原！

10/19 14:32

今日も穏やかな有明海、歩くより漕いでいる時が楽ちん、今日は少し北風があるが気にならない程度、満ち潮に乗って進む

10/19 14:57

目印の巨大タンカーが大きくなる

10/19 15:05

午後3時、長洲町に到着！
復路も2時間半でした。

10/19 15:23

海路38キロ、陸路30キロの積算距離約68キロでした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX10 SONY

装備

個人装備

シーカヤック

感想

縄文とうちゃん

十分な下見と天候を判断して決行、プチグレートジャーニー、有明海をシーカヤックで渡り雲仙普賢岳に行ってきました。

引き潮に乗り長洲町から島原市へ、島原市街地の舗装路はスニーカーで軽快に走破、トレイルでは登山靴に履き替えることで脚の痛みを回避、帰りは満ち潮に乗り長洲町まで戻りました。

天気に恵まれ陽が沈む直前、普賢岳山頂から有明海がハッキリ見え、自らがたどった海路と陸路を見渡せた気持ち良さは最高でした。

長洲町まではシーカヤックをカートップして行きましたが、その後はすべて人力移動で約68km、いつかは玄関先からシーカヤックで海を渡り旅に出かけたいな

コメント

touryou

えーーー！
jomon さん　初めまして。

し、信じられません！！！　間違いなく今年一番の驚きです！！！
シーカヤックからの登山とは・・・こんなスタイル初めて見ました！
内浦とはいえ、そんなベタなぎでも無さそうですし・・・恐れ入りました(^_^;)

まさに子供の頃に夢見た大冒険そのものです！
jomon さんのこのレコ見て、自分の中で何かが弾けました。(笑)
今日は興奮して寝つきが悪そうです(^_^;)

また次回のレコ楽しみにしてます！ありがとうございました<m(__)m>
そして、お疲れ様でした(^.^)

海の上に立つ家も楽しみです！

縄文とうちゃん

Re: えーーー！
touryouさん、こちらこそ初めまして

この日はすごくベタ凪で、前日に天気予報を見て即決行しました。
決行できた訳は下見をやっていたからです(^-^)有明海は何度も横断していて潮の流れも判っていて、海からの普賢岳も先月の下見で仁田峠まで登っていました。
冒険なんて大それたことではありません(≧▽≦)十分に準備したツーリングなんです。だから舗装路ではスニーカーに履き替えたり、荒れた登山道を夜間行できた訳で、大野木場登山口↔仁田峠は初めての人や久しぶりに歩く人には、夜間はとても危険でお勧めできません。

touryouさんも十分な準備で自然を楽しんでください(^-^)
コメントありがとうございました。

iwayatarao

感服いたしました。
有明フェリーで見る風景が海面スレスレで映しだされ、
しかも、水無川ピストンで
夕陽の普賢が素敵で感服いたしました。

私は、佐世保の九十九島で、半日ほど漕いだことが数回ありますが
（もちろん、インストラクター同行の超ビギナーおあそびです）
山とは使う筋肉が違って…。

対馬のリアス式海岸をカヤックで進んで
そこから登山なんてレコも絵になりそうな気がします。

縄文とうちゃん

Re: 感服いたしました。
iwayataraoさん初めまして
次回は眉山もと思いiwayataraoさんのレコを拝見させて頂きました。

普賢岳の夕日は素晴らしかったです。
有明海の輪郭がクッキリ見え、真紅に染まった平成新山にしばらく見とれて、帰りのことなんて考えられませんでした(^-^)

海浜公園から見上げる星空も、市街地とは思えないほど美しく、最近はよく島原に遊びに行っております。
佐世保にもよくカヤックに遊びに行きますが、長崎はホントにフィールドが豊富で羨ましいですね

コメントありがとうございます。