秋は丹沢 ヤビツ峠→塔ノ岳→鍋割山→大倉 花と紅葉と晴天と一瞬富士
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,353m
- 下り
- 1,828m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り、風強く塔ノ岳直下で10度を下回った。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
大倉から渋沢駅行のバス(16:08発) 渋沢から秦野駅までは小田急。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
表尾根(ヤビツ峠→塔ノ岳) 標高差は700mほどだがピークが多く(二の塔、三の塔、鳥尾山、新大日)登り返しが多いので、意外と疲れた。大倉からのバカ尾根と比較すると、時間的には表尾根の方が時間がかかる。 数か所鎖場あり、塔ノ岳に向けて登っているはずなのに鎖場はほとんどが下り。 (塔ノ岳→鍋割山) 基本的には下りながらも尾根道を歩く、アップダウンはそれなりに。さまざまな所でロケーションが良いため写真撮影に適している。今日は追いつかれても譲らない韓国人3人組の後ろで歩いていた。 鍋割山稜(鍋割山→大倉) 前半はトレイルっぽい下り道、渡河地点が結構あり雨の日の直後は気を使うだろう。後半はひたすらに林道を下ってくる、花を探しながらの下りであった。 |
その他周辺情報 | 温泉 竜泉寺の湯「茅ケ崎店」600円 ナトリウムー塩化物強塩泉 ただし露天風呂だけ。 内風呂は軟水炭酸泉。朝6時より営業しており、6時阿ら9時までは100円引きの500円で営業しているので、結構便利。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
着替え
靴
ザック
行動食
飲料
コンパス
計画書
ヘッドランプ
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
秋は丹沢、そう考える人は多いのだと思う。ヤマビルが少なくなってからが丹沢山塊の真骨頂ともいえると思っている。実は先週友人が仏果山でヤマビルに血を吸われているので、今週どうかなと思っていたのだが、標高の差、そして登山道のみを歩くことに徹すればやられないのではないかという妙な意識もあった。
今週は丹沢はやめて別のところという考えもあったが、富士の冠雪を見たい、紅葉の状況を見たいという興味に負けて今日は丹沢を歩くことにしたのである。
伊勢原→大山→蓑毛→鶴巻温泉
大倉→蛭ヶ岳→大倉
と2回丹澤に行ったことがあるので、違う所に行きたいと思ったのだが、あくまでも今回は様子見。表尾根→塔ノ岳→鍋割山→大倉というコースを選択した。
丹沢の登山道は長く、標高差がかなりある。大倉尾根で標高差1200mで距離が7km以上、ピストンだけでも15kmコースである。今回登りで選択した表尾根は、登りはじめがヤビツ峠なので標高差は700mほどであるが、何せアップダウンが激しいため累積標高差であれば同じくらいあるかもしれないと思ってしまった、ヤビツ峠から塔ノ岳まで7.8km、かなり長い登山道である。
そして、鎖が結構厳しい。小さいのは何でもないのだが、2つほど大きい下りの鎖があり、そろりそろりと降りて行った。私がまだ鎖をつかんでいるのに上の方で次の人がおりようとして鎖を揺らす、こちらは「おっと」とびっくりする、「すいませんね、私が遅いんですね・・・」と思うこととする。100mクラスのアップダウンを繰り返しながら塔ノ岳に向かっていくのだ。
しかし歩いていて楽しい道だった。今日はアザミとリンドウ、紅葉、周りの山々と視覚的に飽きなく歩くことができた。
実は今日の最初は調子が悪かった。早く起きたせいなのか朝ご飯をがっつり食べたからなのか、体が重く抜かされっぱなしである。しかし、汗が出てきて止まってからは快調になった。鳥尾山を超えると、抜かされることは少なくなり、抜く方が多くなったような気がする。
また、三の塔直下でデジカメを首につるしていたネックホルダが切れ、デジカメを登山道に落としたまま100mほど進んでしまった。リンドウを写真に撮ろうと思ってデジカメを手に取ろうとしたらなかったので、100mほど登り返して見つけた。崖に滑落していなくてよかったと思った。何とか今日は使えた。
塔ノ岳・鍋割山は「人・人・人」だった。もちろん眺望もいいが、みなさん座ってお昼を食べている。塔ノ岳ではバーナーとコッヘルを使ってラーメンなどを作って食べているかおにぎりなどを食べている人が多かったが、鍋割山はもちろん「名物 鍋焼きうどん」である。
実は私も鍋焼きうどんを食べようと思って受付に行くと「1時間待ちね!」とのこと。13:20分ごろから1時間待ち、鍋焼きうどんを食べると14:40頃、大倉に降りるのに2時間半を見ていたので。17:00を超える、もう夕方で暗くなっている。そんなことを考えて私は今日のところは食べずに下山したのである。
しかし、あの時間で注文していた人、下っている最中にもまだ登ってきており「うどんが楽しみだ」と言っていた人たちはどうなったであろうか・・・。
私が鍋割山を去った後も、二股あたりまではこれから登る登山客に出会う。聞きもしなかったがきっと鍋割山荘で宿泊だろうなと思う。鍋割山荘の夕食はボリュームがあって美味らしい。本当に丹澤の山小屋の食事は素晴らしいらしい。
さて、鍋割山から大倉までも四捨五入すると8kmの道である。最初は尾根を下る道、そして途中からはだらだらと林道歩き。しかしながら花を探しながらの林道歩きもまた楽しい。
足は膝とふくらはぎに痛みや張りがあるが、問題はなし。てくてく歩き、今度は水を歩荷するぞと思い、大倉にたどり着いた。
私は春の大倉しか知らなかったのでびっくりしたのだが、農家という農家が登山客向けに無人野菜販売コーナーを設けているのである。これはうれしい人にはうれしいだろうなあ(私は今日料理を作る気になっていないので買わなかったが・・・)
そういうわけで、大倉登山口にたどり着く、「さあ!ソフトクリーム!、うどん食べられなくて昼食を取っていないのでうどんかそば!ラーメンも捨てがたい!!」と思いどんぐりハウスを目指すが、「バスがあと3分で出るよー!!!」との声で、「ここでゆっくりするか、渋沢や秦野でゆっくりするか・・・」と考えてとりあえずバスに乗ってしまった。
結局、秦野駅の箱根そばで「舞茸と春菊の天ぷらそば大盛り」を食べてしまったのである。写真にもないが、温泉に入って自宅で夕食にレトルトカレーも食べてしまった・・・。
来週は遠征の予定、土曜日に職場の行事があり代休が火曜。月曜の文化の日と火曜の代休を使ってどこかに行こうと思っている・・・。
両神山、荒船山か
伊吹山、御在所にする予定(予定は未定)
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