水晶山(昭和池より往復)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 528m
- 下り
- 527m
コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
昭和池〜林道登山口〜等覚寺分岐までは、歩きやすい遊歩道。 等覚寺分岐からは、急登が続きますが、展望がとても良いです。 下山は、水晶山から林道への直コースを下りましたが、急坂の防火帯で、滑りに注意が必要。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
初めての水晶山登山に単独で挑戦。
昭和池からスタートします。
駐車場は、朽網方面から昭和池手前の分岐を左折し、少し登った場所にあります。登山道は、昭和池を挟んで反対側の道が近いので、階段をおりて反対側へ。車道路面に「スタート」と大きく記してあります。
コースは、各分岐で案内板が設置されているので、基本、道迷いの恐れはありません。登山道や林道、遊歩道も、崖斜面が崩壊しかかっている危険箇所にも、対策がされていたり、しっかりと整備されている印象がありました。本当に、頭が下がります。ありがとうございます。
昭和池から、『昭和池〜母原林道からの登山口』(コース表記では、登山口Aとしています)までは、1時間ほどかかりました。
駐車場がある昭和池から、この登山口付近まで、クルマで来る事も可能なので、時間のない方や、このコースからの水晶山〜貫山や平尾台への縦走をして戻るコースをとる方は、時間短縮が、可能だと思いました。
ですが、昭和池からの登山口までの歩きは、傾斜もゆるく、とても心地よい物でした。近くに沢が流れている場所もあったり、城跡の石垣?もあったり、と、のんびりと歩くのには、おすすめです。
登山口Aから、本格的な登山コースになるのですが、このコースの特徴として、見られたのは、登り始めてから少しで杉林の中に、あちこちに、大小様々な、石や岩が見られることです。貫山の上貫からの直登コースでも同じ様な感じなのですが、違う点は、点在する岩石に混じって、これまた大小の穴が、あちこちにあり、その穴の下に、水が流れているようで、せせらぎの音が聴こえるのです。
どうやら、この下は、地下水道(洞窟)が、張り巡らせれているのかも知れません。
同じ山系ですが、貫山(上貫側)よりも、平尾台の山系なのだな。と感じる事ができました。山名の『水晶』も、そういったところと関係しているのでしょうか?
しかし、穴が、あちこちにあるということは、それだけ危険も伴うという事を意味しています。ですが、登山道を整備されている方々のおかげで、危険箇所の穴には、切った木などで塞いだりして、安易に近づかない様に、促されていました。ありがたいです。それでも、注意しながら、ゆっくりとした傾斜を登って行きました。
そんな道を楽しみながら5分程、進むと、未舗装の林道に出ました。(コース表記では、サブ林道出会いと記しています。この林道は、頭になかったので、意外でした。
手持ちのスマートフォンのYMAPアプリで確認しましたが、この林道は、地図に記載がありません。
しかし、ここでも、登山者が迷わない様に、案内板が設置されていたので、5m先から、また登山道に進む事にしました。
それから、林の中を登る事数分で、苅田町の等覚寺方面からの合流地点に到着。
この分岐を真正面に下ると、苅田方面に行く様です。
ここから、右折し、広い防火帯のような、草だけの道を、登って行きます。
いわゆる尾根歩きのスタート地点といったところでしょうか。
この尾根が、平尾台まで続いていくようで、この貫山系の東南側の端にあたるようです。
ここから高度を上げて行くので、かなりの急登です。
それも、目の前のピークまでだ!がんばろう!と思って、登っても、また同じ様な急登のピークが前方に見えてきます(苦笑)
頑張って気を奮い立たせ、登っても、またまた、次のピークが前方に立ちはだかります(苦笑)
この3度の急登は、キツいです!ちょうど、平尾台方面から貫山山頂をめざし、最後に、急登がたちはだかりますが、あんな感じが続けて3度出てきます!
ただ、それまで、森林をずっと登って来て、この尾根歩きで、初めて展望が開けてくるので、その景色を楽しみながら登ったので、楽しかったです。
高度を上げるごとに、どんどん風景が広がるので、わくわくし、急登を頑張る「励み」になりました。
振り返ると、苅田町の「高城山」や北九州空港の周防灘、南側(進行方向に向かって左側)には、苅田町白川の田園風景から、高度を上げて行けば、行橋の馬ヶ岳も低く感じます。その後方には、犬ヶ岳山系や、英彦山も…。
やがて、3度目のピークの大岩が点在する場所辺りでは、前方に、平尾台方面と鉄塔も見えます。そこには、偽水晶山がそびえています。
ここが、水晶山山頂か?と思って、地図を見たりしたのですが、ここは、分岐の様です。ここでも、ちゃんと案内版がありました。
水晶山の山頂は、この尾根道から、北側(登って来た進行方向からは、右折)に外れているようで、そちらに目を向けると、前方に、現在地と同じ位の高さのピークがありました。
その分岐から水晶山山頂へ向かいます。
いったん、ゆるやかに下って行きます。すると、左側(偽水晶山方面)から合流して来る林道らしきものと出会いました。
そこからは、広々とした平坦な道(ここもまた、防火帯のようです)を5分程進むと水晶山山頂です!!
この山頂は、木々に囲まれて展望は、よくないのですが、、防火帯の一部になっているようで、北東側(貫〜曽根方面)の眺望があります。
そういえば、以前から、貫や曽根方面から見える貫山の左側に、ちょうど山頂が「V」のように凹んで見える山を見て、あそこは、どうなっているんだろう?大きな岩が二つあるのかな?って思って来たのですが、なんと、そこが、水晶山の山頂だったみたいです!
(実は、ここに来るまで、どの山が水晶山なのか、よくわからなかったのです)
お弁当を食べたあと、下山は、この防火帯をまっすぐに、下りて行く事にしました。というのも、地図を見ると、まっすぐ、この防火帯にそって、昭和池〜母原林道まで、破線がある事。この広い防火帯に沿って、トラロープがあった事。これで、行ってみよう!と思いました。
ただ、地図によると、昭和池からは、かなり遠くなりそうなので、アスファルトの林道歩きが長くなるのが、嫌だったのですが…。
急坂の防火帯を慎重に下り続けて20数分で、林道との交差地点に出会いました。YMAPアプリで確認したら、やはり、交差するこの未舗装の林道は、登りの時に出合ったサブ林道に繋がっているのでは?と推測しました。
ここを右折すれば、登山口A方面に近づく事は、間違いないと思われるので、よっぽど右折しよう!と思ったのですが、直進で前方にも、防火帯の山道は、続いています。どうしても、この道の登山口を確認したかったので、今回は、遠回りを覚悟して、直進することにしました。
そうやって下って30分程で、「昭和池〜母原林道」に合流しました。
ここを水晶山直登山口と勝手に命名(笑)
この林道を左折して1分程で、この林道から、下山する林道を発見しました。どうやら地図上では、ここから貫方面へ林道が出てる様です。
ゲートがあって、車は通れませんし、結構荒れている様なので、使える道ではないかもしれませんが、いつか冒険してみたいなって思いました。
で、ここから、Uターンして、登山口Aまでアスファルト林道歩きです。
どうも、道路脇の標識によると1.2kmくらいは、歩かないと行けない様です。ゆるやかな下りとはいえ、やはりアスファルト歩きは、あまり好きではありません。
途中、林道の分岐がありました。どうやら、先ほどから出て来たサブ林道は、ここから伸びている様です。
30程歩いて、登山口Aまで戻って来ました。結構遠回りだったな?と感じました。
ここから、160mほど先に進んだ方向に、登って来た昭和池〜の遊歩道の分岐があるので、そこまで、もうちょっとアスファルト歩きが続きます。
が
実は、この登山口の反対側(林道を挟んで下山側)に、整備された階段があって、地図には、記載がないのですが、ちょっと、覗いてみる事に…。
なんか、この道昭和池からの遊歩道のどこか(おそらく、沢あたりで合流)に出そうな気がします。
冒険心いっぱいで、ここを下って行く事にしました。
が
これが、大失敗でした。
途中で、道を見失い、沢に出たら、進めなくなり、仕方なく、地盤の緩い竹林の崖を登って20分近くも彷徨ってしまいました。
改めて、こういう無鉄砲な事はしてはいけないと反省しました。
16:45。ようやく昭和池駐車場に到着。
結構、歩きました(苦笑)
でも、メインのルートは、案内板もしっかりあって、楽しい山歩きになりました!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する