イヨシサンベ山、マタエクル山

2009年04月29日(水) [日帰り]

• GPS: 01:08
• 距離: 4.5km
• 登り: 187m
• 下り: 183m

コースタイム

[イヨシサンベ山]START 08:50 - 山頂 09:26 - GOAL 09:59
[マタエクル山]START 10:11 - 山頂 10:30 - GOAL 10:42

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

登山ポストなし。

写真

海岸から見る大黒島

海岸から見るイヨシサンベ山（鍋島山）

市立室蘭水族館

タンポポがいっぱい

笹薮の中の登山道

登山道

イヨシサンベ山（鍋島山）山頂

室蘭岳を眺める

鍋島歩道の標識

登山道入口

マタエクル山（ぼんす山）

獣道からの眺め

獣道からの眺め

ローソク岩駐車場

ローソク岩

マタエクル山（ぼんず山）山頂

山頂から見る駒ヶ岳

山頂から見る羊蹄山

山頂から見る室蘭岳

山頂から見る室蘭湾

感想

shu-hiker

室蘭市のイヨシサンベ山（鍋島山）に向かいました。

祝津臨海公園の駐車場にクルマを止め、先ずは公園内の海岸に向かいました。
今日はメーデー記念祭のようでして、大勢の客で賑わっていました。
とりあえず海岸でGPSの標高をゼロにキャリブレーションすると共に、
海水がしょぱいことを確認しました。純登山のスタートです。

この絵鞆半島の先端のほうにある標高１４０ｍの低山は、
国土地理院の地図では名無しの山です。

鍋島山とは、いかにも人名の鍋島を連想させる山名ですので、
事前にインターネットで由来を調べてみました。
しかし、全く手がかりが得られませんでした。

その代わり、アイヌ語では「イヨシサンベ（後から現れるもの）」と
呼ばれていたらしいことが判りました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%AC%E9%87%8F%E5%B1%B1
後日、もう少し図書館などで調べてみます。

標高６ｍの麓で、漁業または畑仕事の服装の70歳代くらいの
おばあさん二人に会いました。この山の名前を聞いたところ、
一人は知らなくて、もう一人は「鍋島山らしい」と答えてくれました。

途中で２回ほどルートを間違えたものの、
山頂には無補給、無酸素で到着できました。単独で純登山達成です！！！
海岸からは、たったの３０分でしたが（汗）
山頂からの眺めは、周りの木が邪魔して駄目でしたが、
少し降りたところで木々の間から眺める室蘭岳は素敵でした。

次はマタエクル山（ぼんず山）です。もしも丸一日あれば鍋島山-ぼんず山-測量山-母恋富士と
縦走して、絵鞆半島グレートジャーニー（笑）を目指すところですが、
あいにく今日は用事のため昼までに帰宅する必要がありました。

そこで、やむなくクルマでマスイチ浜展望台の駐車場に向かいました。
純登山へのこだわりから、なんとか崖を降りて海岸にたどり着けないものかと、
うろうろと獣道を探しました。そして獣道を見つけて下り始めましたが、
途中で何となく公序良俗に反するような気がしてきたので引き返しました。
ここはハヤブサの貴重な生息地であることを思い出しました。

ローソク岩駐車場がぼんず山から最寄の駐車場でした。
そこからは歩いてたったの５分で山頂です。
標高は１５４ｍと低いですが、そこからの眺めは最高でした。
駒ヶ岳、噴火湾、昆布岳、羊蹄山、室蘭岳など。

総時間1時間39分。距離5.91km。平均速度4.0km/h(鍋島山)、2.7km/h(ぼんず山)。
物足りないです。次に行くときには絵鞆半島グレートジャーニーです。

下記URLにGPSトラックや歩行記録などを載せてみました。
http://www.geocities.jp/yamasansaku/nabe_bonzu_090429.html