今日でよかった、ここでよかった 〜武奈ヶ岳〜

2014年11月20日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,255m
• 下り: 1,258m

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

湖西道路比良ランプから3分　イン谷口の路肩空き地に停めました。

コース状況／危険箇所等

各登山口と主なJR湖西線の駅には登山ポストが備えられています。
道標、テープなどもきめ細かく設置されています。

写真

11/20 5:17

イン谷口のバス停手前のスペースに停めました。

11/20 5:47

かなり冷え込んでいますが、歩いているとちょうどいいかな。

11/20 6:18

青ガレ
まだ暗闇ですが、岩が安定しているので見た目ほどには危険を感じません。

11/20 6:23

青ガレ上部から琵琶湖を振り返って。

11/20 6:45

金糞峠手前の急登

11/20 6:48

金糞峠
まだ日の出前です。

11/20 6:50

11/20 6:52

雲の隙間から顔を出した太陽。

11/20 7:02

沢に下りて、中峠からワサビ峠へ回り道することに。

11/20 7:05

この道はゆっくり歩くのがいいんです。

11/20 7:19

ちょろちょろ流れる小さな沢にも癒されます。

11/20 7:22

11/20 7:24

根もとに転がる朽ちた木からは、たくさんの小さな命が生まれていました。

11/20 7:24

骨太の木だ！

11/20 7:32

岩の表面を舐めるように流れる清水。

11/20 7:45

苔やシダの緑が残り、それほど寂しい風景でもないですよ。

11/20 7:52

中峠
ここからもう一度谷に下りて渡渉します。

11/20 7:53

葉の落ちたブナの木立の向こうにはワサビ峠。

11/20 8:05

人間の目にはもうシーズンが終わったように見えていても、山の生き物たち（けものや草木）は冬の準備に大忙しかもしれません。

11/20 8:14

11/20 8:21

ワサビ峠
まだ歩く人はいないようです。

11/20 8:26

11/20 8:32

コヤマノ岳

11/20 8:33

京都北山方面

11/20 8:35

ワサビ峠の向こうは御殿山。

11/20 8:37

西南稜から武奈ヶ岳。

11/20 8:50

北に目をやると・・・あれ？

11/20 8:49

比良から日本海が？
いやいや、雲海でしょう。

11/20 8:58

11/20 9:00

霞んでいますが琵琶湖の対岸。

11/20 9:00

蓬莱山と打見山。

11/20 9:01

11/20 9:01

伊吹山も姿を見せています。

11/20 9:03

4時間かけて山頂へ。

11/20 9:04

白山はもっと左ですね。

11/20 9:05

湖面が神々しく輝いていました。

11/20 9:06

釈迦岳とリトル比良。（対岸には伊吹山）

11/20 9:06

細川越から広谷に下りてみます。

11/20 9:36

さすがに山頂部は霜柱が融けていません。

11/20 9:38

毎回ほんのわずか山にお礼のつもりでごみを拾って帰ります。
今度ガラスも拾える用意をして行こう。

11/20 9:49

11/20 9:56

細川越えから広谷へ。

11/20 10:04

朽ちかけた木道を踏み外すと泥だらけに！

11/20 10:09

石伝いに渡る方がまだ安心できそう…

11/20 10:18

朝に歩いた沢筋とは雰囲気も違います。

11/20 10:28

広谷

11/20 10:54

イブルキノコバで出合ったイタリア人カップル。
八雲ヶ原までご一緒しました。
3か月かけて日本中の山を歩いているんだって！

11/20 11:06

ゲレンデ跡から武奈ヶ岳を見上げる。
コヤマノ岳（左）が手前なので高く見えます。

11/20 11:15

11/20 11:16

11/20 11:18

黒く光っているイワウチワの葉。

11/20 11:20

冬を越す態勢を取っているよう。

11/20 11:23

久しぶりに神璽（ジンジ）谷に下りることにしました。

11/20 11:25

いつ見ても「道」には見えません。
滑落の危険が隣り合わせです。

11/20 11:32

この季節、急勾配の谷に落ち葉が積もってけっこう危ないルートです。

11/20 11:32

落ち葉の下は浮石か水流のどちらかです。
一歩ごとにかなり緊張します。

11/20 11:37

11/20 11:39

11/20 11:53

ひっそりと咲く花を見つけるとなんだか得した気分♪

11/20 11:58

この谷の岩は足を乗せるとゴロゴロ動きます。
一抱えもある岩を2度谷底に落としました。

11/20 12:16

11/20 12:23

まだこんな色も残っています。

11/20 12:25

沢の水はどこも澄んでいます。

11/20 12:29

11/20 12:31

11/20 12:32

11/20 12:34

神璽の滝

11/20 12:53

11/20 13:07

11/20 13:18

以前ロープウェイがあったところ。

11/20 13:21

11/20 13:30

イン谷口

11/20 13:30

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-610 オリンパス

感想

むっしゅ

ここ最近の、気持ちばかりが先に走ってしまうような歩き方を反省して比良の山を歩いてみました。

踏み出す一歩に気持ちを乗せるというか、心と体が同じペースで歩いている実感を持ちたいと思いながら夜明け前の闇を歩き出します。

暗がりのなか、足元を照らすヘッデンの灯りに導かれ歩く心地よさ。
琵琶湖の対岸の空が赤く染まるのを足を止めて眺めながら、いつもだと先走る心がちゃんと自分とともにあるのを確かめていました。

沢の水音も風の冷たさも、落ち葉の色も道の景色もみな今日出会えた「いいもの」です。

今日でよかった
ここでよかった

いつどの山を歩いても同じことを思えるように、自分の器を大きくしたいと思った一日でした。

コメント

senrakuya

実は・・・
こんにちは！
実はヨキトウゲ、長いこと歩いてませんわ〜
ヘッデンウォーク、日の出、ゴミ拾い、シンジ滝！
比良、味わってますね

むっしゅ

Re: 実は・・・
senrakuyaさん、こんにちは！
プロフィール写真が楽しくなってますね

比良はどこを歩いても懐に抱かれているような安心感があって、山を歩いているのに疲れが消えていくような気分です

来週あたり、もう一度歩くことになりそう・・・かな

みゆっち

心と体のペース
monsieurさん、こんにちは！

山に行ってもなんかスッキリせず、モヤモヤする時があります。
逆にどんな天候でも、その時の自分にとっての絶景に出会えれば、とても幸せな気持ちになったりすることも。
あぁ、それは心と体が同じペースで歩けてるからなんだ、と今思いました
晴れの山のほうがいいけど、それよりも自分の心の快晴が第一
雨女(雪女)の負け惜しみかもしれませんが、
今日でよかった
ここで良かった
その気持ちを私も忘れずに、これからも山を歩いていきたいです

むっしゅ

Re: 心と体のペース
こんにちは！
意味不明の感想だと心配していたんですが、共感（？）していただいて恐縮です

視界に入ったものにちゃんと心を寄せる、一瞬でも心を通わせることで自分にとって大事なものに変わります。
花でも落ち葉でも岩や人でも、大事なものがどんどん増えれば今日来てよかったと思えますよね。

先を急ぐ山行ではどうしても気持ちばかりが先行してしまいます。
コースタイムに縛られないで歩きたい〜

churabana

Re[2]: 心と体のペース
おはようございます。
ペースって、大切なんですね。

仕事はどうしても心が乱れがち。
山では、しっかり合わせて歩くのがいいですね。

むっしゅ

Re[3]: 心と体のペース
churaさん、いらっしゃいませ

ペースなど無視して歩いている人間が「ペースを合わせて…」なんて
でも言わんとするところはわかっていただけてますよね

ちょっとしたことで調子のずれた私の山行の微調整までこの比良の山は面倒を見てくれています。

お世話かけっぱなしですよ

まあ

屏風のように織りなす山々
美しい日本画の世界
琵琶湖に重なる山々も　とても綺麗ですね

monsieurさんの　ここで良かった　
ほっと　します

むっしゅ

Re: 屏風のように織りなす山々
merさん、こんにちは！

前回のmerさんのレコに教えてもらったことを忘れないように歩いてみました。

いつも足は急がないんですが、気持ちだけが先に走っていってしまう繰り返しでした。
ちゃんと山に向き合っているのを実感したのは久しぶり・・・です。

ありがとうございます