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Yamareco

記録ID: 550593
全員に公開
沢登り
丹沢

二十女沢

2014年11月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
6.1km
登り
618m
下り
618m

コースタイム

日帰り
山行
3:30
休憩
0:00
合計
3:30
9:20
30
9:50
0:00
30
入渓点(350m)
10:20
0:00
60
オオユナラノ沢出合
11:20
0:00
20
610m支沢
11:40
0:00
70
稜線(770m)
12:50
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 未確認ながら、林道は立ち入り禁止との情報あり。入渓には注意が必要。要確認。

追記(12/9)
宮ヶ瀬ダム周辺は立入禁止地区らしく、林道からアプローチすることは出来ません。警察に見つかり次第、検挙されるそうです。
霊園を過ぎた先に対岸に渡る15号橋があり、ここを渡り、二十女沢に向かう
2014年11月22日 09:20撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 9:20
霊園を過ぎた先に対岸に渡る15号橋があり、ここを渡り、二十女沢に向かう
宮ヶ瀬湖の辺りは紅葉が見頃だった
2014年11月22日 09:27撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 9:27
宮ヶ瀬湖の辺りは紅葉が見頃だった
橋を渡り、二十女沢右岸の林道を進む
2014年11月22日 09:33撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 9:33
橋を渡り、二十女沢右岸の林道を進む
青空の下、紅葉が美しい
2014年11月22日 09:38撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
11/22 9:38
青空の下、紅葉が美しい
林道歩きに飽きてきたので、林道を横切る4番目の枝沢を下り、入渓
2014年11月22日 09:52撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 9:52
林道歩きに飽きてきたので、林道を横切る4番目の枝沢を下り、入渓
あまりゴーロも無く、すぐにナメが出てくる
2014年11月22日 09:55撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 9:55
あまりゴーロも無く、すぐにナメが出てくる
派手さは無いが、何となく雰囲気の良い沢である
2014年11月22日 09:57撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 9:57
派手さは無いが、何となく雰囲気の良い沢である
晩秋のしっとりとした雰囲気の中を遡行して行く
2014年11月22日 10:01撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 10:01
晩秋のしっとりとした雰囲気の中を遡行して行く
小滝といくつか10mクラスの滝が出てくる
2014年11月22日 10:09撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 10:09
小滝といくつか10mクラスの滝が出てくる
特に難しくは無く、快適に越えて行ける
なかなか良い沢だなあ
2014年11月22日 10:10撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 10:10
特に難しくは無く、快適に越えて行ける
なかなか良い沢だなあ
410mで左岸からアカチガ沢が入ってくる辺りから沢幅が狭くなって、
2014年11月22日 10:12撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 10:12
410mで左岸からアカチガ沢が入ってくる辺りから沢幅が狭くなって、
段々両岸が立ってくる
中盤以降はゴルジュっぽい地形が続いていく
明るいので、陰惨な感じにはならない
難しくもないので楽しい
2014年11月22日 10:13撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 10:13
段々両岸が立ってくる
中盤以降はゴルジュっぽい地形が続いていく
明るいので、陰惨な感じにはならない
難しくもないので楽しい
420mで正面からオオユナラノ沢が出合う
2014年11月22日 10:22撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 10:22
420mで正面からオオユナラノ沢が出合う
オオユナラノ沢はほとんど水が流れておらず、伏流となっているようだ。面倒なゴルジュが続きそうな感じ
2014年11月22日 10:23撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 10:23
オオユナラノ沢はほとんど水が流れておらず、伏流となっているようだ。面倒なゴルジュが続きそうな感じ
本流は小滝で出合う
2014年11月22日 10:23撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 10:23
本流は小滝で出合う
いきなり険悪な感じになる
側壁は高く、巻くのは大変そう
2014年11月22日 10:26撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 10:26
いきなり険悪な感じになる
側壁は高く、巻くのは大変そう
岩の挟まった小滝を越えると
2014年11月22日 10:27撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
11/22 10:27
岩の挟まった小滝を越えると
3mCSが出てくる(5mくらいありそうな気がしたけど)
右から登れる。意外とホールド・スタンスがあり、難しくはない。中級者なら楽しく登れそう。初級者にはお助け紐を出した方が良い。
2014年11月22日 10:28撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
3
11/22 10:28
3mCSが出てくる(5mくらいありそうな気がしたけど)
右から登れる。意外とホールド・スタンスがあり、難しくはない。中級者なら楽しく登れそう。初級者にはお助け紐を出した方が良い。
なおも狭い状態が続く
2014年11月22日 10:32撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 10:32
なおも狭い状態が続く
小滝2連瀑
1段目
2014年11月22日 10:32撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 10:32
小滝2連瀑
1段目
2段目
快適に越えて行く
2014年11月22日 10:33撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 10:33
2段目
快適に越えて行く
何となくきれいで、とても雰囲気が良い
いい沢だな♪
2014年11月22日 10:35撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 10:35
何となくきれいで、とても雰囲気が良い
いい沢だな♪
豪雪の影響もあまり無く、倒木は少なかった
たまにあってもこの程度
ナメの奥に8m滝が見えてくる
2014年11月22日 10:38撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 10:38
豪雪の影響もあまり無く、倒木は少なかった
たまにあってもこの程度
ナメの奥に8m滝が見えてくる
8m滝  470m付近かな
ツルツルで直登は難しそう。ガイドでは左から巻くとあるが、倒木が倒れ掛かっており、通りにくい状態になっていた。先行パーティーはロープを出していた。
私は右から巻いた。1ポイント恐いところがあるが、それ以外は簡単。
2014年11月22日 10:39撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
2
11/22 10:39
8m滝  470m付近かな
ツルツルで直登は難しそう。ガイドでは左から巻くとあるが、倒木が倒れ掛かっており、通りにくい状態になっていた。先行パーティーはロープを出していた。
私は右から巻いた。1ポイント恐いところがあるが、それ以外は簡単。
良く光が入ってきて、沢がきらめく
2014年11月22日 10:41撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 10:41
良く光が入ってきて、沢がきらめく
ナメ滝や(560mくらい)
2014年11月22日 10:46撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 10:46
ナメ滝や(560mくらい)
ナメが続き
2014年11月22日 10:48撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 10:48
ナメが続き
とても楽しい♪
2014年11月22日 10:49撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 10:49
とても楽しい♪
2段8m滝(6m,2m)
2014年11月22日 10:51撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 10:51
2段8m滝(6m,2m)
左から巻く
踏み跡はしっかりついているが、グズグズな斜面なので注意
2014年11月22日 10:52撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 10:52
左から巻く
踏み跡はしっかりついているが、グズグズな斜面なので注意
8m滝を越え、ちょっと進むと水量がぐっと減る
2014年11月22日 10:57撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 10:57
8m滝を越え、ちょっと進むと水量がぐっと減る
600m付近はちょっと倒木が多かった
でも目立ったのはここくらい
2014年11月22日 11:01撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 11:01
600m付近はちょっと倒木が多かった
でも目立ったのはここくらい
だいぶ沢幅が狭くなってきた
2014年11月22日 11:09撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 11:09
だいぶ沢幅が狭くなってきた
水が流れていない沢筋をずっと詰めて行くのもイマイチだったので、610m支沢を詰めて、早めに稜線を目指すこととする
2014年11月22日 11:14撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 11:14
水が流れていない沢筋をずっと詰めて行くのもイマイチだったので、610m支沢を詰めて、早めに稜線を目指すこととする
610m支沢はこんなU字溝のような地形が稜線まで続く
涸滝がずっと続いており、快適なクライミングを楽しみながら、グイグイ高度を稼げる
本流よりも楽しいんじゃないかな
2014年11月22日 11:21撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 11:21
610m支沢はこんなU字溝のような地形が稜線まで続く
涸滝がずっと続いており、快適なクライミングを楽しみながら、グイグイ高度を稼げる
本流よりも楽しいんじゃないかな
青空と紅葉の下、楽しく登って行く
涸滝はフリクションが良く利き、快適極まりない♪
2014年11月22日 11:14撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 11:14
青空と紅葉の下、楽しく登って行く
涸滝はフリクションが良く利き、快適極まりない♪
稜線の30mくらい下まで来ると岩がボロボロになってくるので落石に注意が必要だ
2014年11月22日 11:33撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 11:33
稜線の30mくらい下まで来ると岩がボロボロになってくるので落石に注意が必要だ
稜線は明瞭な踏み跡と、テープが至る所にあった
特に真新しい紫色のテープが多かった
2014年11月22日 11:52撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
11/22 11:52
稜線は明瞭な踏み跡と、テープが至る所にあった
特に真新しい紫色のテープが多かった
樹林の間から宮ヶ瀬湖が見える
きれいだなあ
2014年11月22日 12:08撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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11/22 12:08
樹林の間から宮ヶ瀬湖が見える
きれいだなあ
撮影機器:

感想

(行動の記録)
15号橋を渡り、林道をしばらく進むと二十女沢に架かる橋に着く。橋を渡り、左岸林道を進む。ガイドの通りに林道終点から入渓しようと思ったが、意外に面倒なので林道を4番目に横切る枝沢を下降して入渓した。

入渓するとゴーロもあまり無く、すぐにナメや小滝が出てくる。何となく雰囲気が良く感じる。2月の豪雪で荒れていると思ったが、そんなこともなく、きれいな渓相が続く。倒木もあまり見かけなかった。

オオユナラノ沢出合を過ぎると、両岸が立って来て、沢幅も狭くなり、ゴルジュっぽい地形が続くようになる。良く日が射し込むこともあり、ゴルジュ特有の陰惨な雰囲気もなく、楽しく遡行できる。

滝は10mを越えるようなものは無く、どれも快適に越えて行ける。3mCSだけはやや手応えがあり、良いアクセントとなっている。
8m滝はガイドでは左となっているが、倒木が倒れ掛かっていて、通過しづらくなっているので右の方が良いかも。1ポイント緊張するところがあるが、あとは簡単。慣れていないメンバーにはお助けを出した方が良いかも。左を選択した先行パーティーはロープを出していた。
2段8m(6m,2m)は左から。グズグズの斜面なので注意。この沢は基本的にグズグズなところが多い。

600mを越えるくらいから一気に水量が減り、伏流っぽくなってしまう。このまま詰めても面白くなさそうなので、610支沢を詰め、早めに稜線を目指した。この支沢はほぼ涸滝から成っている。硬く安定しているし、フリクションが良く利くので快適に登っていける。本流よりもこちらの方が楽しいのではないだろうか。
稜線まで30m下くらいからは岩が脆くなり、崩れやすくなる。この辺りから注意が必要。

稜線からは鍋嵐北尾根を進む。踏み跡があり、テープ等の目印も豊富なので歩きやすい。特に真新しい紫色のテープが目立った。


(感想)
とても雰囲気の良い、美渓だった。特に良く晴れた晩秋が素晴らしい景観を見せるのではないだろうか。妙義の谷急沢左俣と同じくらい、晩秋の沢納にぴったりのお勧めの沢だと思った。

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コメント

二十女沢
yoshi629さんこんにちは
二十女沢 akoさんの記録で知りました
あの辺りの沢は、険悪感がいっぱいなのですが
紅葉と落ち葉で、とても感じの良さそうな沢ですね

谷急沢と言ったら落ち葉が沢山堆積した沢だったようなmaple
今年は花ばかりで沢に行けませんでした
2014/11/23 10:12
Re: 二十女沢
kazikaさん、お久しぶりです。

ガイドブックに載ったこともあり、近年は入渓者が増えているみたいですね。
おっしゃるようにあの辺りは側壁が立っていて、斜面もグズグズっていう厄介な地形であることがうかがえました。でも二十女沢に限っては難所も無く、穏やかな美渓です。晩秋の晴天時には素晴らしい景観を見せると思います。お勧めです。
2014/11/24 22:04
丹沢でしたか
yoshiさん、こんばんは。

何処かな?と思ったら丹沢だったのですね。
丹沢連続は珍しいような。
写真で見る以上に、実際に歩くとなお楽しい沢なのかな
と思いました。
今年の沢はそろそろ終わりでしょうか。
2014/11/23 19:17
Re: 丹沢でしたか
予定では今月上旬の奥武蔵で沢納にする予定だったのですが、今年は沢熱が収まらず、まだ遡行可能な丹沢の連続になりました。
それとちょうど宮ヶ瀬湖の辺りが紅葉の見頃になっていたようだったので、半分は紅葉目的でもありました。

丹沢=ヒルという構図があるので、敬遠しがちですが、この時期は最適ですね。
ひょっとしたら12/1に、最後に水無川本谷に行くかも知れません。あくまで当日の気温が高かったらという前提ですが。
2014/11/24 22:10
ここはお気に入りの沢です
yoshiさん、こんばんは〜
二十女沢、丹沢では上位に入る美渓ですよね! 特にアカチガ沢出合からプチ柱状節理っぽいゴルジュのあたりが気に入ってます。
それにしてもマイナーなこの沢で他パーティーに出会うとは珍しいこともあるんですね〜〜
CS滝は右登れるんですね。左でハンドジャム失敗でした。。観察不足ですね。ここはそのまま詰めると最後もろくて結構大変でした。。サクっと支沢からいくのがいいかもしれませんね。
2014/11/24 0:56
Re: ここはお気に入りの沢です
本当に美しい沢でした。何となく渓相が良いんですよね。また来たいと思わせる沢でした。
どちらかというとゴルジュっぽい地形が続くので、威圧的であまり良い印象を持たないはずなのに不思議ですね。

3mCSは一見難しそうに見えますが、取り付いてみると簡単に登れますよ。次は是非

この沢は常に斜面がグズグズだったので、巻いたり、詰めで登るのは大変だろうなと思いました。今回登った支沢だと涸滝がずっと続いていて、快適なクライミングを楽しみながら登って行けるのでお勧めですよ。
2014/11/24 22:18
プロフィール画像
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