二十女沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 618m
- 下り
- 618m
コースタイム
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 未確認ながら、林道は立ち入り禁止との情報あり。入渓には注意が必要。要確認。 追記(12/9) 宮ヶ瀬ダム周辺は立入禁止地区らしく、林道からアプローチすることは出来ません。警察に見つかり次第、検挙されるそうです。 |
写真
感想
(行動の記録)
15号橋を渡り、林道をしばらく進むと二十女沢に架かる橋に着く。橋を渡り、左岸林道を進む。ガイドの通りに林道終点から入渓しようと思ったが、意外に面倒なので林道を4番目に横切る枝沢を下降して入渓した。
入渓するとゴーロもあまり無く、すぐにナメや小滝が出てくる。何となく雰囲気が良く感じる。2月の豪雪で荒れていると思ったが、そんなこともなく、きれいな渓相が続く。倒木もあまり見かけなかった。
オオユナラノ沢出合を過ぎると、両岸が立って来て、沢幅も狭くなり、ゴルジュっぽい地形が続くようになる。良く日が射し込むこともあり、ゴルジュ特有の陰惨な雰囲気もなく、楽しく遡行できる。
滝は10mを越えるようなものは無く、どれも快適に越えて行ける。3mCSだけはやや手応えがあり、良いアクセントとなっている。
8m滝はガイドでは左となっているが、倒木が倒れ掛かっていて、通過しづらくなっているので右の方が良いかも。1ポイント緊張するところがあるが、あとは簡単。慣れていないメンバーにはお助けを出した方が良いかも。左を選択した先行パーティーはロープを出していた。
2段8m(6m,2m)は左から。グズグズの斜面なので注意。この沢は基本的にグズグズなところが多い。
600mを越えるくらいから一気に水量が減り、伏流っぽくなってしまう。このまま詰めても面白くなさそうなので、610支沢を詰め、早めに稜線を目指した。この支沢はほぼ涸滝から成っている。硬く安定しているし、フリクションが良く利くので快適に登っていける。本流よりもこちらの方が楽しいのではないだろうか。
稜線まで30m下くらいからは岩が脆くなり、崩れやすくなる。この辺りから注意が必要。
稜線からは鍋嵐北尾根を進む。踏み跡があり、テープ等の目印も豊富なので歩きやすい。特に真新しい紫色のテープが目立った。
(感想)
とても雰囲気の良い、美渓だった。特に良く晴れた晩秋が素晴らしい景観を見せるのではないだろうか。妙義の谷急沢左俣と同じくらい、晩秋の沢納にぴったりのお勧めの沢だと思った。
コメント
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yoshi629さんこんにちは
二十女沢 akoさんの記録で知りました
あの辺りの沢は、険悪感がいっぱいなのですが
紅葉と落ち葉で、とても感じの良さそうな沢ですね
谷急沢と言ったら落ち葉が沢山堆積した沢だったような
今年は花ばかりで沢に行けませんでした
kazikaさん、お久しぶりです。
ガイドブックに載ったこともあり、近年は入渓者が増えているみたいですね。
おっしゃるようにあの辺りは側壁が立っていて、斜面もグズグズっていう厄介な地形であることがうかがえました。でも二十女沢に限っては難所も無く、穏やかな美渓です。晩秋の晴天時には素晴らしい景観を見せると思います。お勧めです。
yoshiさん、こんばんは。
何処かな?と思ったら丹沢だったのですね。
丹沢連続は珍しいような。
写真で見る以上に、実際に歩くとなお楽しい沢なのかな
と思いました。
今年の沢はそろそろ終わりでしょうか。
予定では今月上旬の奥武蔵で沢納にする予定だったのですが、今年は沢熱が収まらず、まだ遡行可能な丹沢の連続になりました。
それとちょうど宮ヶ瀬湖の辺りが紅葉の見頃になっていたようだったので、半分は紅葉目的でもありました。
丹沢=ヒルという構図があるので、敬遠しがちですが、この時期は最適ですね。
ひょっとしたら12/1に、最後に水無川本谷に行くかも知れません。あくまで当日の気温が高かったらという前提ですが。
yoshiさん、こんばんは〜
二十女沢、丹沢では上位に入る美渓ですよね! 特にアカチガ沢出合からプチ柱状節理っぽいゴルジュのあたりが気に入ってます。
それにしてもマイナーなこの沢で他パーティーに出会うとは珍しいこともあるんですね〜〜
CS滝は右登れるんですね。左でハンドジャム失敗でした。。観察不足ですね。ここはそのまま詰めると最後もろくて結構大変でした。。サクっと支沢からいくのがいいかもしれませんね。
本当に美しい沢でした。何となく渓相が良いんですよね。また来たいと思わせる沢でした。
どちらかというとゴルジュっぽい地形が続くので、威圧的であまり良い印象を持たないはずなのに不思議ですね。
3mCSは一見難しそうに見えますが、取り付いてみると簡単に登れますよ。次は是非
この沢は常に斜面がグズグズだったので、巻いたり、詰めで登るのは大変だろうなと思いました。今回登った支沢だと涸滝がずっと続いていて、快適なクライミングを楽しみながら登って行けるのでお勧めですよ。
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