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Yamareco

記録ID: 552344
全員に公開
沢登り
近畿

南紀　立間戸谷

2014年11月23日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
 - 拍手
yotty
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:08
距離
18.9km
登り
1,091m
下り
1,090m
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歩くペース
とても速い
0.5～0.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:35
休憩
1:34
合計
8:09
7:20
52分
スタート地点
8:12
9:45
71分
源助滝
10:56
10:56
212分
牛鬼滝
14:28
14:28
32分
尾根登山口
15:00
15:01
28分
飛雪の滝
15:29
ゴール地点
天候 はれ
過去天気図（気象庁） 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関：
自家用車
2014/11現在　新宮川（熊野川）左岸をさかのぼっては立間戸谷へ行けませんので、北東にある三和大橋を渡って向かうようにしてください（途中で橋が崩落していて復旧工事が行われている。）

駐車スペースはあまりありません。
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コース状況／
危険箇所等		 下流部は想像以上に谷が崩壊していて、源助滝の巻き道（登山道）に出るまでは巨石を巻くのが大変です。

2.5万地図の源助滝付近の波線ルートは位置が違っていて、北にあるガケとガケの間を通る位置に登山道があります。

源助滝：滝の左側を灌木を頼りに登り、落ち口付近まで出ましたが、全くフリクションのない岩で踏み出すことが出来ずに敗退しました…
なお、残地ハーケン・リングボルト類が見受けられましたが、それらを使って奥に進んだ先の2段目は越えられるのでしょうか…

いわゆるケヤキ平を過ぎた先からは大滝がバンバン出てきますが、どれも見た感じで巻き道がわかるのでまあ問題無いでしょう。

写真

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前日、中ノ谷を遡行後に「尾根登山道」に自転車をデポしておく。
2014年11月22日 16:44撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/22 16:44
前日、中ノ谷を遡行後に「尾根登山道」に自転車をデポしておく。
翌日、国道168から三和大橋を渡って熊野川左岸から立間戸谷へ向かいます。
2014年11月23日 07:11撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 7:11
翌日、国道168から三和大橋を渡って熊野川左岸から立間戸谷へ向かいます。
駐車スペースはあまりありません。
2014年11月23日 07:42撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 7:42
駐車スペースはあまりありません。
立間戸川。
なおガレガレで完全伏流している
2014年11月23日 07:43撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 7:43
立間戸川。
なおガレガレで完全伏流している
至るところで山道が寸断というのは本当です。
2014年11月23日 07:45撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 7:45
至るところで山道が寸断というのは本当です。
平屋くらいの巨石がゴロゴロしていて、一部ルートに悩むほどであった
2014年11月23日 07:57撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 7:57
平屋くらいの巨石がゴロゴロしていて、一部ルートに悩むほどであった
ペイントもあったけど見極めは必要。
2014年11月23日 08:03撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 8:03
ペイントもあったけど見極めは必要。
P89の北の谷
とんでもない傾斜をとんでもないガレが埋め尽くす
2014年11月23日 08:07撮影 by  DSC-TX20, SONY
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2
11/23 8:07
P89の北の谷
とんでもない傾斜をとんでもないガレが埋め尽くす
そして東側には源助滝
ここに来るまでも意外と大変。
2014年11月23日 08:22撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 8:22
そして東側には源助滝
ここに来るまでも意外と大変。
2段でひょんぐっている。
なぜかこの一帯だけは巨石が散乱していない。
さて2.5万地図の波線ルートを探すがどう見ても存在しない…
2014年11月23日 08:26撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 8:26
2段でひょんぐっている。
なぜかこの一帯だけは巨石が散乱していない。
さて2.5万地図の波線ルートを探すがどう見ても存在しない…
しょうがないので登ってみます。
最初の掴みやすい枝はかなり浮いているので体重掛けてはいけない。
2014年11月23日 08:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 8:50
しょうがないので登ってみます。
最初の掴みやすい枝はかなり浮いているので体重掛けてはいけない。
意外と良い感じに灌木がつながっている。
2014年11月23日 09:00撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 9:00
意外と良い感じに灌木がつながっている。
さて落ち口付近まで来たけどこの岩はゼロフリクションで全くムリ。残地頼りに進んでも奥の滝がやばそうでハマリそうだったからやめました…
2014年11月23日 09:06撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 9:06
さて落ち口付近まで来たけどこの岩はゼロフリクションで全くムリ。残地頼りに進んでも奥の滝がやばそうでハマリそうだったからやめました…
シンジラレナイくらい滑る岩だった。
2014年11月23日 09:45撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 9:45
シンジラレナイくらい滑る岩だった。
大高巻き覚悟で北に向かうとガケの切れ目に登山道表示があるではないか。
2014年11月23日 10:06撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 10:06
大高巻き覚悟で北に向かうとガケの切れ目に登山道表示があるではないか。
立派な道が付いていた。
トラロープもわりと新しい感じだった。
2014年11月23日 10:16撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 10:16
立派な道が付いていた。
トラロープもわりと新しい感じだった。
ケヤキ平を過ぎて屏風滝との分岐点。
ザックをデポして屏風滝を見に行きます。
2014年11月23日 10:51撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 10:51
ケヤキ平を過ぎて屏風滝との分岐点。
ザックをデポして屏風滝を見に行きます。
写真が下手すぎるけど右側に屏風滝。
50mくらいかな
2014年11月23日 11:01撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 11:01
写真が下手すぎるけど右側に屏風滝。
50mくらいかな
戻って斜瀑を巻くと異様な空間が広がる…
2014年11月23日 11:18撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 11:18
戻って斜瀑を巻くと異様な空間が広がる…
ナメ、巨石、牛鬼滝!!
2014年11月23日 11:19撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 11:19
ナメ、巨石、牛鬼滝!!
異様な空間だが流れは穏やか。
巻きも容易
2014年11月23日 11:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 11:21
異様な空間だが流れは穏やか。
巻きも容易
滝上は詰まったガレをこえるとナメとなるり、くるっと回り込むと…
2014年11月23日 11:36撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 11:36
滝上は詰まったガレをこえるとナメとなるり、くるっと回り込むと…
15mくらいのナメ滝
2014年11月23日 11:39撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 11:39
15mくらいのナメ滝
これも巻きは容易だ。
2014年11月23日 11:41撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 11:41
これも巻きは容易だ。
さらに回り込むと強烈に立っている50m
滝の左側の急傾斜を登ります。
2014年11月23日 11:44撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 11:44
さらに回り込むと強烈に立っている50m
滝の左側の急傾斜を登ります。
吸い込まれるような緩い傾斜の落ち口が逆に怖くて近寄れません。
2014年11月23日 11:53撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 11:53
吸い込まれるような緩い傾斜の落ち口が逆に怖くて近寄れません。
ナメ床の正面には絶壁が聳え立つ。
なんだこの谷は凄すぎる。
2014年11月23日 11:54撮影 by  DSC-TX20, SONY
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2
11/23 11:54
ナメ床の正面には絶壁が聳え立つ。
なんだこの谷は凄すぎる。
振り返ると吸い込まれそうだ
2014年11月23日 12:05撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 12:05
振り返ると吸い込まれそうだ
さらに奥には釜を持ったナメ滝
これは左岸の強烈なリッジを巻き登ります。
2014年11月23日 12:06撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 12:06
さらに奥には釜を持ったナメ滝
これは左岸の強烈なリッジを巻き登ります。
落ちることはないが絶壁です。
熊野川が近くに見えて、朝からチョットしか進んでいないことに愕然とした
2014年11月23日 12:10撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 12:10
落ちることはないが絶壁です。
熊野川が近くに見えて、朝からチョットしか進んでいないことに愕然とした
どこまでも登らされそうなリッジから離脱して下り口を物色
2014年11月23日 12:25撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 12:25
どこまでも登らされそうなリッジから離脱して下り口を物色
植林小屋が近いのかワイヤーが見られるようになってきた
2014年11月23日 12:28撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 12:28
植林小屋が近いのかワイヤーが見られるようになってきた
先ほどの釜付ナメを過ぎると一気に穏やかなナメ
2014年11月23日 12:30撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 12:30
先ほどの釜付ナメを過ぎると一気に穏やかなナメ
突如登山道表示　ドコを通ってきたのやら
2014年11月23日 12:32撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 12:32
突如登山道表示　ドコを通ってきたのやら
スゴイ山中に植林小屋が建っている。
小屋を回り込むように進む。
2014年11月23日 12:36撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 12:36
スゴイ山中に植林小屋が建っている。
小屋を回り込むように進む。
河原の様相を呈している。
登山道が子ノ泊山を目指して曲がっていった。
2014年11月23日 12:37撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 12:37
河原の様相を呈している。
登山道が子ノ泊山を目指して曲がっていった。
しばらく進むとナメ。
ただのナメじゃ有りません、1000mナメだ
2014年11月23日 13:09撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 13:09
しばらく進むとナメ。
ただのナメじゃ有りません、1000mナメだ
ほとんど最後まで続くナメだが、滑りやすいキツイ坂道は次第に嫌になった
2014年11月23日 13:30撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 13:30
ほとんど最後まで続くナメだが、滑りやすいキツイ坂道は次第に嫌になった
つめあげると林道。
山頂は昨日行ったからもう下山シマス。
2014年11月23日 13:44撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 13:44
つめあげると林道。
山頂は昨日行ったからもう下山シマス。
降りやすい尾根登山道（最後は谷）でラクラク下山。
2014年11月23日 14:28撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 14:28
降りやすい尾根登山道（最後は谷）でラクラク下山。
さてデポした自転車でお待ちかねの…
2014年11月23日 14:29撮影 by  DSC-TX20, SONY
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11/23 14:29
さてデポした自転車でお待ちかねの…
林道ダンヒル。
は〜らくちん。
2014年11月23日 14:46撮影 by  DSC-TX20, SONY
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2
11/23 14:46
林道ダンヒル。
は〜らくちん。
あっという間に麓まで下って立間戸谷へ戻ります。
途中の飛雪の滝は何度見ても銘瀑だ
2014年11月23日 15:02撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 15:02
あっという間に麓まで下って立間戸谷へ戻ります。
途中の飛雪の滝は何度見ても銘瀑だ
碧い流れの熊野川。
途中橋が崩落して通行止め。手前から河原に降りれば越えられる。
2014年11月23日 15:04撮影 by  DSC-TX20, SONY
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2
11/23 15:04
碧い流れの熊野川。
途中橋が崩落して通行止め。手前から河原に降りれば越えられる。
源助滝でハマった割には意外と早く帰ってこられた。
2014年11月23日 15:29撮影 by  DSC-TX20, SONY
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1
11/23 15:29
源助滝でハマった割には意外と早く帰ってこられた。
撮影機器：
サイバーショット DSC-TX20

感想

yotty

前日、山の反対側にある相野谷川(おのたにがわ)支流の中ノ谷を遡行後に自転車をデポして新宮市街地で夕食。

早朝、寝袋から出られずにいたが日の出を迎えて渋々起き上がり、立間戸谷へ向かう。

出発早々谷の崩壊が激しい、どこかにあった大滝観光気分が一気に吹き飛びルートを模索しながら谷を詰める。

源助滝にフラフラ引き寄せられ一通り見学を済ませて巻き道にいそしむが、どう見ても2.5万地図の波線ルートは見つからない。
大高巻きは勘弁願いたいと思い源助滝左側に取付き落ち口まで登る。
しかし落ち口上の岩が信じられないほどツルツルすべり、とても先に進む気になれない。
気持ちをリセットして滝を降りて大高巻きを決心、懸垂して滝を降りた。

再びガレた谷を詰めると なんと登山道表示と立派な道が付いていて楽に進む事ができる。
わかっているつもりだったが2.5万地図のルート表示を信頼しすぎない方が良い。

けやき平までほぼ水平の道を進み行くと谷がガレ始めて屏風滝との分岐にたどり着く。
荷物をデポして屏風滝までひと登り、急な谷と絶壁に囲まれ高度感が狂ってしまい高いはずの屏風滝が普通の大滝に見えてしまう不思議を感じていた。

引き返してナメ滝を越えた先からは大滝とナメそして絶壁の怒濤ラッシュが始まる。
源助滝での巻きにハマった直後と言うこともあり、巻き道の有無が酷く気になったが大滝は全く問題無く巻き上がることが出来た。

植林小屋を経て河原に突入、しかししばらく進むと延々続くナメに変化しひたひたと進む事となる。
滑りやすい傾斜のついたナメに飽きてきた頃に稜線に到着、山頂に行く気は全く生まれず下山を決め込み8ヶ月前も通った下山路を懐かしく思いながら自転車デポした尾根登山口に降りる。

自転車回収後駐車地に戻るあいだ、事前調査不足やもっと朝早く起きれば良かった等と色々な反省点が思い浮かんできた。
思い続けてきた立間戸谷は渓谷美を与えてくれただけではなく、様々な課題も浮き彫りにし投げかけてきた　そんな気がした。

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