ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 559026
全員に公開
ハイキング
丹沢

曽我丘陵展望旅 国府津〜高山〜浅間山〜篠窪〜大倉

2014年12月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
22.8km
登り
767m
下り
509m

コースタイム

日帰り
山行
5:24
休憩
1:36
合計
7:00
7:35
52
国府津駅
8:27
8:27
9
弁天山展望地
8:36
8:56
11
高山東南・上町トンネル分岐
9:07
9:07
5
高山(頂上付近)
9:12
9:17
8
展望台入口
9:25
9:25
25
六本松跡
9:50
9:50
20
10:10
10:10
3
10:13
10:27
23
浅間山北西展望地
10:50
10:52
25
足柄いこいの里
11:17
11:17
26
東名高速の橋
11:43
11:58
32
12:30
12:30
4
12:34
12:44
31
展望地
13:15
13:16
1
13:17
13:39
6
渋沢駅前ラーメン阿闍梨
13:45
13:45
12
中学校前陸橋
13:57
13:57
14
堀川交差点
14:11
14:11
7
八幡神社
14:18
14:25
10
農道の展望地
14:35
大倉バス停
平均時速は4.2km/h
高山東南・上町トンネル分岐での休憩時間は、実際には草に埋もれた道に進もうとして挫折した悪戦苦闘の時間です (汗)。
眺めの良いところでは撮影休憩しまくりですので、健脚な方はもっと速く歩くことが可能なはずです。
天候 快晴のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路……JR東海道線国府津駅下車
復路……渋沢で終了の場合、そのまま小田急線乗車。
ついでに渋沢から大倉まで赤線つなぎをしております。
大倉から渋沢まで神奈中バス乗車。
コース状況/
危険箇所等
*道標に従っている限り、危険なところはありません。

*高山周辺について……国土地理院2万5000分の1地図には、高山の頂上を通る破線の小径が描かれていますが、草が繁茂して廃道となっており通れません。様子見で無理矢理踏み込もうとすると、速攻で「種がくっつく草」の種まみれになり、野イバラで手の甲が流血の事態に……(泣)。

*六本松跡から浅間山西側の十字路までは、地元自治体によるハイキングコースとして指定されていないためか、道標が全くありません。ただ、基本的に稜線をまっすぐ行けば良く、踏み跡も極めて明瞭ですので、迷うことはありません。

*いこいの村あしがら〜篠窪〜渋沢丘陵の間はハイキングコースではありませんので、地図を持参して、自己責任で里道を見つけて歩くことになります。(少々、地元が指定したハイキングコースとかぶっているようで、たまに道標を見かけましたが、それに従ってはいません)
夜明け前の平塚駅前通りに出現したヲタの大行列。
2014年12月13日 06:04撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
12/13 6:04
夜明け前の平塚駅前通りに出現したヲタの大行列。
お目当てはこちら、神奈中バスの150分の1模型♪
2014年12月13日 06:53撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
12/13 6:53
お目当てはこちら、神奈中バスの150分の1模型♪
平塚駅から高麗山を望む。「桃太郎」試作機登場!
2014年12月13日 07:06撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
12/13 7:06
平塚駅から高麗山を望む。「桃太郎」試作機登場!
本日の登山口はこちら、東海道線国府津駅。
2014年12月13日 07:34撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
12/13 7:34
本日の登山口はこちら、東海道線国府津駅。
線路をくぐって登り始めると、ただちに富士山ドーン!
2014年12月13日 07:43撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
8
12/13 7:43
線路をくぐって登り始めると、ただちに富士山ドーン!
登るほどに痛快な大パノラマが広がって行きます!
2014年12月13日 07:50撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5
12/13 7:50
登るほどに痛快な大パノラマが広がって行きます!
相模湾をバックに最後の紅葉。
2014年12月13日 07:53撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
3
12/13 7:53
相模湾をバックに最後の紅葉。
箱根外輪山や矢倉岳と富士の位置関係が微妙に変わって行くのを楽しみまくり♪
2014年12月13日 08:02撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
9
12/13 8:02
箱根外輪山や矢倉岳と富士の位置関係が微妙に変わって行くのを楽しみまくり♪
ズームアップ!
2014年12月13日 07:56撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
6
12/13 7:56
ズームアップ!
小田原市街の奥に星ヶ山などを望む。
2014年12月13日 08:04撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
3
12/13 8:04
小田原市街の奥に星ヶ山などを望む。
神山・駒ヶ岳には雲がかかってしまいました。
2014年12月13日 08:05撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
12/13 8:05
神山・駒ヶ岳には雲がかかってしまいました。
ところどころ、見事な染まり具合のモミジが。
2014年12月13日 08:08撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
3
12/13 8:08
ところどころ、見事な染まり具合のモミジが。
相模湾もだいぶ下になり、結構登って来ました。
2014年12月13日 08:10撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
8
12/13 8:10
相模湾もだいぶ下になり、結構登って来ました。
弁天山界隈に進むと、丹沢の眺めも始まります♪
2014年12月13日 08:12撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
7
12/13 8:12
弁天山界隈に進むと、丹沢の眺めも始まります♪
今年のモミジを楽しむのは今日が最後?
2014年12月13日 08:20撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
6
12/13 8:20
今年のモミジを楽しむのは今日が最後?
大磯鷹取山を遠望。
2014年12月13日 08:27撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
12/13 8:27
大磯鷹取山を遠望。
湘南平と二宮駅前の吾妻山を遠望。
2014年12月13日 08:28撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
12/13 8:28
湘南平と二宮駅前の吾妻山を遠望。
12月中旬になってこんな感じなのは西湘の里山ならでは。
2014年12月13日 08:33撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
4
12/13 8:33
12月中旬になってこんな感じなのは西湘の里山ならでは。
なかなか見事♪
2014年12月13日 08:36撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
4
12/13 8:36
なかなか見事♪
上町トンネルの上にある分岐では必ず左へ! 25000分の1地図にある、高山頂上を通る道を通ろうと思い、一旦右に入って車道に降りたところ、ロクなことにならず。
2014年12月13日 08:56撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
12/13 8:56
上町トンネルの上にある分岐では必ず左へ! 25000分の1地図にある、高山頂上を通る道を通ろうと思い、一旦右に入って車道に降りたところ、ロクなことにならず。
車道の乗越地点で大山と蜜柑畑の組み合わせが現れると、西側の小径を登り返しますが……
2014年12月13日 08:53撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
4
12/13 8:53
車道の乗越地点で大山と蜜柑畑の組み合わせが現れると、西側の小径を登り返しますが……
こんな感じでデンジャラスな草に埋もれており、強行突破しようとしたところイバラで手が流血し退散……。
2014年12月13日 08:45撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
12/13 8:45
こんな感じでデンジャラスな草に埋もれており、強行突破しようとしたところイバラで手が流血し退散……。
高山頂上付近まで蜜柑畑が広がっていますが、結局ピークには接近出来ず、このカットを以て登頂記念に。
2014年12月13日 09:07撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
12/13 9:07
高山頂上付近まで蜜柑畑が広がっていますが、結局ピークには接近出来ず、このカットを以て登頂記念に。
高山はピークこそ埋もれていますが、農道からの眺めは良し。うっすら天城山を遠望。
2014年12月13日 09:10撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5
12/13 9:10
高山はピークこそ埋もれていますが、農道からの眺めは良し。うっすら天城山を遠望。
再び富士山ドーン! 思わぬところで時間を食ったため、見晴台往復は省略 (^^;
2014年12月13日 09:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
12/13 9:13
再び富士山ドーン! 思わぬところで時間を食ったため、見晴台往復は省略 (^^;
鎌倉時代の伝承もある六本松跡の近くからの展望。
2014年12月13日 09:25撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
3
12/13 9:25
鎌倉時代の伝承もある六本松跡の近くからの展望。
六本松跡周辺は梅の木が多く、3月頃は見事かも (花粉シーズンですが……)。
2014年12月13日 09:34撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
12/13 9:34
六本松跡周辺は梅の木が多く、3月頃は見事かも (花粉シーズンですが……)。
不動山周辺の道は暗い登山道。
2014年12月13日 09:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
12/13 9:48
不動山周辺の道は暗い登山道。
不動山頂上付近の紅葉。ピークへの急登の踏み跡もありますが、先刻の高山におけるイバラ攻撃がトラウマになって、ピークは巻いただけでおしまい (汗
2014年12月13日 09:50撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
12/13 9:50
不動山頂上付近の紅葉。ピークへの急登の踏み跡もありますが、先刻の高山におけるイバラ攻撃がトラウマになって、ピークは巻いただけでおしまい (汗
不動山〜浅間山稜線の323m峰にある電波塔。
2014年12月13日 10:00撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
12/13 10:00
不動山〜浅間山稜線の323m峰にある電波塔。
浅間山317m峰はやはり電波塔が占拠。少々下ると六本松跡以来久々に道標が現れ、実際ここから眺めが良くなります。
2014年12月13日 10:11撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
12/13 10:11
浅間山317m峰はやはり電波塔が占拠。少々下ると六本松跡以来久々に道標が現れ、実際ここから眺めが良くなります。
明神ヶ岳。デカい!
2014年12月13日 10:24撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
3
12/13 10:24
明神ヶ岳。デカい!
富士山はいつの間にか、強風と雲に巻かれてお隠れ。
2014年12月13日 10:26撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
12/13 10:26
富士山はいつの間にか、強風と雲に巻かれてお隠れ。
目を奪われる色です。
2014年12月13日 10:35撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
6
12/13 10:35
目を奪われる色です。
丹沢表尾根がさらに近くなりました。
2014年12月13日 10:38撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
12/13 10:38
丹沢表尾根がさらに近くなりました。
赤田集落の奥に聳える大山。
2014年12月13日 10:40撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
12/13 10:40
赤田集落の奥に聳える大山。
いこいの村グラウンドの上から眺める明神ヶ岳。
2014年12月13日 10:46撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
12/13 10:46
いこいの村グラウンドの上から眺める明神ヶ岳。
富士山は相変わらずお隠れ。この角度・黄葉で富士が見えれば申し分無しですが……。
2014年12月13日 10:46撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
12/13 10:46
富士山は相変わらずお隠れ。この角度・黄葉で富士が見えれば申し分無しですが……。
いこいの村の奥に、来し方の浅間山を望む。
2014年12月13日 10:57撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
12/13 10:57
いこいの村の奥に、来し方の浅間山を望む。
東名高速に向け下降する手前から眺めた表尾根。
2014年12月13日 11:03撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
12/13 11:03
東名高速に向け下降する手前から眺めた表尾根。
逆光に映える紅葉。
2014年12月13日 11:07撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
12/13 11:07
逆光に映える紅葉。
第一生命本社の奥に金時山と矢倉岳を望む。
2014年12月13日 11:22撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
12/13 11:22
第一生命本社の奥に金時山と矢倉岳を望む。
山里の風景を愛でながら歩いていると篠窪山が見えて来ました。
2014年12月13日 11:38撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
12/13 11:38
山里の風景を愛でながら歩いていると篠窪山が見えて来ました。
冬空のもと、一足早く咲き誇る菜の花。
2014年12月13日 11:43撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
12/13 11:43
冬空のもと、一足早く咲き誇る菜の花。
寒さの厳しい師走でも、来年の春は少しずつ確実に近づいているようです。
2014年12月13日 11:55撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
7
12/13 11:55
寒さの厳しい師走でも、来年の春は少しずつ確実に近づいているようです。
見事な柿の木がありました♪
2014年12月13日 11:44撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
4
12/13 11:44
見事な柿の木がありました♪
篠窪集落越しに、渋沢丘陵の西端部が見えて来ました。
2014年12月13日 11:58撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
12/13 11:58
篠窪集落越しに、渋沢丘陵の西端部が見えて来ました。
これは頭高山でしょうか?
2014年12月13日 12:02撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
12/13 12:02
これは頭高山でしょうか?
冬の切ない空の色と紅葉……。
2014年12月13日 12:22撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
12/13 12:22
冬の切ない空の色と紅葉……。
これぞ里山の秋という色彩。
2014年12月13日 12:24撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5
12/13 12:24
これぞ里山の秋という色彩。
長かった丘陵歩きのフィナーレとして、渋沢丘陵の大展望が!
2014年12月13日 12:37撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
1
12/13 12:37
長かった丘陵歩きのフィナーレとして、渋沢丘陵の大展望が!
丹沢の稜線に湧く見事な雲。こういう眺めは最高です!
2014年12月13日 12:40撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
6
12/13 12:40
丹沢の稜線に湧く見事な雲。こういう眺めは最高です!
一気に高度を下げた後は住宅街を歩いて渋沢駅南口に到着!
2014年12月13日 13:15撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
12/13 13:15
一気に高度を下げた後は住宅街を歩いて渋沢駅南口に到着!
かねてから食べてみたかった駅北口のラーメン「阿闍梨」へ。かきあげとラーメンの組み合わせの妙をはじめ、実に美味い♪
2014年12月13日 13:27撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
6
12/13 13:27
かねてから食べてみたかった駅北口のラーメン「阿闍梨」へ。かきあげとラーメンの組み合わせの妙をはじめ、実に美味い♪
余力が十分にありますので、大倉までヤマレコ赤線延ばし。246号線の歩道橋からはこんな感じに見えます。
2014年12月13日 13:45撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
12/13 13:45
余力が十分にありますので、大倉までヤマレコ赤線延ばし。246号線の歩道橋からはこんな感じに見えます。
いつもはバスですぐに通過してしまう八幡神社。
2014年12月13日 14:11撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
12/13 14:11
いつもはバスですぐに通過してしまう八幡神社。
次第にこの稜線が近づいて来るという展望の里山旅も間もなくおしまい。感傷を覚えつつ絶景を楽しみます。
2014年12月13日 14:18撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5
12/13 14:18
次第にこの稜線が近づいて来るという展望の里山旅も間もなくおしまい。感傷を覚えつつ絶景を楽しみます。
小丸周辺の鍋割稜線を遠望。小丸尾根も良いですが、そのうちマルガヤ尾根を登ってみたい……。
2014年12月13日 14:20撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
3
12/13 14:20
小丸周辺の鍋割稜線を遠望。小丸尾根も良いですが、そのうちマルガヤ尾根を登ってみたい……。
大山南尾根はこの10月に歩きましたので、この眺めは感無量。
2014年12月13日 14:31撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
4
12/13 14:31
大山南尾根はこの10月に歩きましたので、この眺めは感無量。
大倉に着いたら臨時便用として「かなみん」ラッピングバスが! 神奈中趣味に始まり神奈中趣味に終わる一日でした♪
2014年12月13日 14:35撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
2
12/13 14:35
大倉に着いたら臨時便用として「かなみん」ラッピングバスが! 神奈中趣味に始まり神奈中趣味に終わる一日でした♪
撮影機器:

感想

 寒波襲来となった師走の週末、ヲタな物欲の赴くままに、キーンと冷え込んだ夜明け前の平塚駅前に並ぶ(→神奈中バスグッズ即売会)という「イイ年こいて何やってんだ」なひとときを過ごしたのですが、朝7時過ぎには一仕事終わった状態となりました。そこで、この時間に登り始める東海道線沿線の山のうち、個人的に未経験なエリアを開拓しようと思いまして、曽我丘陵を縦走することにしました。先日葉山〜鎌倉界隈の峰々をめぐり、富士山の眺めを楽しみまくった際、特徴的な風貌の矢倉岳のさらに手前に低く連なる曽我丘陵の存在が自ずと眼に入り「では、あのユルい稜線から富士山はどう見えるのか」と思ったためでもあります。また、ちょうど蜜柑の季節を迎え、冬枯れの景色の中にも鮮やかな彩りを楽しめそうだということもあります。

 というわけで、朝7時半前に国府津駅に降り立ちいざ出発! 斜面を覆い尽くす蜜柑畑に誘われるようにダラダラと坂を登って行きますと、面白いように富士・箱根・丹沢・相模湾の大パノラマが広がって行く……♪ これぞ相州の低山歩きの魅力だな、と認識を新たにさせられます。長年神奈川県に住んでいながら、知らない世界が多々あるものです。今まで「御殿場線沿いのショボい里山」と馬鹿にしてごめんよ……(^^;)。そして、これから梅の季節に梅林とからめてのんびり歩くのも楽しそうです。稜線の梅が咲いたら、果たしてどのような絶景が見られるのでしょうか?!

 一通り曽我丘陵をたどった後は、ヤマレコ赤線つなぎの便宜ならびに今後の渋沢丘陵歩き (未経験 ^^;) の下見を兼ねて、篠窪を経て渋沢へ。里山らしい風景の奥に丹沢が見えるのを楽しみながら、散りゆく紅葉と咲き始めた菜の花の交錯に、まさに師走から新年へ……という時の流れの早さを感じます。篠窪集落は菜の花で町おこしを進めているようですので、新年以後に里のそこかしこで菜の花が咲けば、さぞかし絶景だろうなぁ……と想像するのも楽しいものです。梅といい菜の花といい、開花ピークが花粉症シーズンの絶頂と重なるのは困ったものですが……(泣)。

 そんなこんなで「いつもの」渋沢駅に着き、遅い昼食を……ということで入ってみたのが「ラーメン阿闍梨」。普段は丹沢から下山してくると渋沢には16時過ぎとなり、いつも駅到着直前のバスの中から眺めて「うまそうな店だな……」と思うのみでしたが、実際入ってみるとマジウマ♪ 
 というわけで、腹を満たして気分が良く、余力も十分にありましたので、さらに腹ごなしがてら赤線つなぎで「いつもの」大倉へ。午後の斜光線に照らされた丹沢表尾根の眺めを楽しみつつ、「丹沢に登ったわけではないけれど、こんな周囲から丹沢を眺め続ける一日もなかなか良いな」と思った次第です。

 こんな感じで大充実の一日となりましたが、一つだけ反省……国土地理院地図の情報を鵜呑みにするな! (滝汗)。高山の頂上を通る道を見つけようとして、ホントえらい目に遭いました……。ただ、服に付きまくった草の種を取ろうと悪戦苦闘していたところ、通りかかった蜜柑農家の方がデカい蜜柑を2つ下さり、美味かった……♪ 人生何事も、完璧でもなければ最悪でもない、という分かりやすい実例かも知れません (^^;
 以上、割とマイナーな山域のネタではありますが、ご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2287人

コメント

里道ハイクは楽し
bobandouさん、こんにちわ。

曽我丘陵へ行かれたんですね。写真を拝見していると、お嬢との散策にもってこいの場所のように思えます。次回はこちらか渋沢丘陵へと決めました(^^;

ただ、当方車での移動&お嬢連れという制限付き、おまけにピストンが嫌いというやっかいなおまけ付きなので、周回コース作りがなかなか難しそうです。ただのんびり散策できそうなので、ぷら〜っと訪れてみようかと思います。

赤線繋ぎ、伸びてますね。今回のコースからは寄方面へ伸ばして高松山・大野山方面へ蜘蛛の巣ばりに伸ばされても面白いかと…高松山周辺の里山の道もなかなかですよ。
2014/12/14 7:10
>mamepapaさま
 おはようございます、コメントどうもありがとうございます!
 曽我丘陵や渋沢丘陵は、多くの場合簡易舗装された農道歩きの世界ですので、土を直接踏まなければ気が済まない(または足が痛くなる)という向きにはイマイチかも知れません。それでも、登れば登るほど面白いようにドッカーンと景色が開けるという点では、ひょっとすると鎌倉あたりのハイキングよりもズバ抜けているような気もします。お嬢様とのお散歩にも是非〜! とくに1月下旬以後は梅 (曽我梅林公式HPに開花速報が随時アップされます) または菜の花など……春を先取りするのが楽しそうです。

 ただ、駐車スペースにつきましては見当がつきません (汗)。狭い農道ばかりですので、路駐は出来ませんし……。ただ、曽我丘陵でしたら鴨宮北東部のロードサイドSCがズラリと並ぶエリアにどこか駐車スペースはあると思いますし、秦野〜渋沢エリアもどこかしらコインパーキングがあるのではないかと思います〜。あと、「いこいの村あしがら」には駐車場がありますが、施設利用者以外の駐車が可能かどうか分かりません (^^;)。
 周回コースは、細かい枝道がいくらでもありますので作り放題ですが (笑)、地図はしっかりとヤマレコでプリントアウトされることをお勧めします! 

 赤線つなぎの旅、今後クリスマスの時期以後丹沢にドカ雪が降ったらしばらくお預けですが (→迷わず大倉〜丹沢山ピストン ^^;)、春の花(そして4月頃の淡い新緑)と赤線つなぎを如何に両立させてやろうか……と、いろいろプランが浮上しています。スギ・ヒノキ花粉の飛散量が多ければ心が折れてしまうかも知れませんが……。高松山から寄にかけてのエリア、あるいは大野山を取りまくエリアは個人的に全く未踏ですので、新たな発見を求めていずれ近いうちに挑戦してみたいと思っています。
2014/12/14 11:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 丹沢 [日帰り]
soga
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら