加美アルプス・槍ヶ峰〜西雄岳・またに山
- GPS
- 04:58
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 970m
- 下り
- 787m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 6:33
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新田キャンプ場奥の林道は、現在工事中で通り抜け出来ません。車は、通行止め看板附近の路肩に駐車。 市原峠は、峠附近に駐車。 |
写真
感想
今年の5月に三国峠から加美アルプスを歩いたが、青玉神社奥の林道三叉路の車を回収する必要があり、奥雄岳から時間切れで引き返したので、その続きを歩こうと、出来ればそのまま「またに山」を通り市原峠までを縦走しようと再挑戦しました。
三国峠から市原峠までを秋の日が短い時期に歩ききるのは難しいので、播但界尾根の黒川新田林道が越える峠から槍ヶ峰、中岳、南岳、北雄岳、奥雄岳、西雄岳、またに山、市原峠へのルートを、予定より少し短い時間で辿れました。
地形図には、新田ふるさと村の奥に林道が延びており、点線の峠道が生野の黒川へ記されています。この峠道を利用して播但界尾根まで登れば、槍ヶ峰で千が峰への多可郡と神崎郡の郡界尾根に繋がります。
稲美町を早朝出発し「まちの駅多可」でUさんと合流、2台で市原峠へ向かう。峠に1台を駐車し新田ふるさと村を経て林道最奥まで進むと、林道工事中の為通行禁止の看板が上空に送電線が通る真下に有り、看板前に車を駐車準備をして出発します。地形図によれば林道が大きく回り込む所が旧峠道の入口のはずですが、林道工事の真っ最中、沢もガレ沢で沢に沿ってブルトーザーでなければ登れないような坂道が上に延び、峠道など全く判りません。この新設林道を利用して登り、終点から尾根に取付けば峠道が残っているだろうと考え、立木に掴まりながらピークまで登り切るが踏まれた跡は無く着いた所は峠のすぐ東の播但界尾根上でした。
尾根を西へ降り峠に着けば立派な林道開通記念碑、「帰去来」と刻まれ、裏には由来(帰去来「かえりなんいざ」と訓読みする。郷里に帰って,田園生活を楽しもうという法意を述べた中国の陶淵明の「帰去来辞」による。黒川新田線の概要 この峰越し林道は,地域林業の振興と森林の多目的機能促進を図るための林道です。)が書いてありました。
この峠から東へ播但界を槍ヶ峰へ歩く訳ですが、北アルプスで喩えるなら西鎌尾根に相当する尾根は良く踏まれて展望も申し分なし。これから辿る奥雄岳から西雄岳の吊り尾根が南に、その遙か先にまたに山と千ヶ峰までが一望です。
Tさんと私は槍ヶ峰からは前回も辿った道、南岳からの降りで少し尾根を逸れたがトラバースで修正、奥雄岳からは幾つかの岩峰を越え西雄岳に到着、ネットの記録にもここからの降りが厳しいと書かれているが、確かに杉の木が強風で倒れその跡の岩が露出しザレた斜面になっている。ロープも張ってあるが、慎重に降れば問題ない。降りきったコルの先の送電線鉄塔でお昼を済ませ、直ぐ上の稜線には加美町の清水へ降る分岐を過ぎれば穏やかな稜線になり、登り降りを繰り返し、遠かったまたに山に着く。時刻も2時前で、この後の行程にも余裕が見込めるので一休み。少しパラッと来たが雨にも遭わずに市原峠に到着。ところが削り取られた林道へ降りる道が無い。探したが見つからず、最後にフェンスを掴んで降りる羽目になったが、全員無事林道へ着地出来た。
次に来ることが有れば、最初に林道が交差した所から尾根に戻らずそのまま林道を歩けば、この様な事にはならずに済むが、ハイカーの為にはせめて崖に梯子でも掛けてくれれば良いのにと思った。
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こんばんはー
兵庫はどうですか?
こちらは、今までに無く寒く強風、雪が舞っています。明日朝起きたら一面ぎん世界かもです。
日曜日、天気が良ければ近場の山で雪を楽しもうかなと思っています。
それでは。
瀬戸内海に面しているので、滅多に雪は降りません。県の真ん中を北へ過ぎれは雪に変わります。日本海まで行くと雪国になります。雪を求めて但馬の氷ノ山まで行けば、2〜3メートルの積雪で山頂がなだらかのでガスれば方向が分からず遭難騒ぎになることがしばしばありますね。でも晴れれば蔵王の樹氷の様にモンスターが見られますよ。
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