箱根 明星ヶ岳・明神ヶ岳〜奥和留沢みはらしコースから

2014年12月21日(日) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,188m
• 下り: 854m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:14
• 休憩: 1:39
• 合計: 6:53

7:23 和留沢入口バス停
8:06 8:06 奥和留沢みはらしコース登山口
9:31 9:31 尾根合流点
9:47 9:49 明星ヶ岳
10:28 10:28 鞍部
11:14 11:24 明神ヶ岳
11:58 11:59 鞍部
12:47 14:13 勘太郎の湯
14:16 宮城野支所前バス停

○コース参考
・昭文社　山と高原地図　「29　箱根」（2013年版）

天候

→→

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

町田→小田原　小田急　586
小田原駅東口→和留沢入口　伊豆箱根バス　360


起点：和留沢入口バス停
終点：宮城野支所前バス停

宮城野支所前→箱根湯本駅　箱根登山バス　540
箱根湯本→町田　小田急　特急はこね　896+620

コース状況／危険箇所等

・奥和留沢みはらしコースは、道標は多くあり迷うところはなかった。
　ごく一部に道が細くで足を滑らせると危険そうな場所があるが、ほとんどは歩きやい道。
・いつもながら、明神ヶ岳の尾根道はぬかるんで滑りやすい。特に山頂付近は泥沼になっていて、かなりひどい状態。
・明神ヶ岳の山頂は植生回復のため、立入禁止のロープが張られていて、山頂広場がかなり狭くなった。

その他周辺情報

○温泉・食事　勘太郎の湯　1,000

写真

12/21 6:30

小田急線の車窓から、夜明け前の富士山。

12/21 6:52

小田原駅の東口に、いつの間にか新しい地下街ができていた。

12/21 6:54

小田原駅東口。
ここでバスに乗る。

12/21 7:23

和留沢入口バス停。
ここで降りる人は他に誰もいない・・・

12/21 7:24

バス道を少しだけ戻り、ここから登山口へ。
登山口までは舗装路歩き。

12/21 7:25

見落としそうだが、道標もある。

12/21 7:32

なかなかの枝振り。

12/21 7:42

道がフォーク状に3つに分かれている。
地図を見ると、右側2つのどちらでも行けそうだが、道標は右端の道を指しているので、これに従う。

12/21 7:48

緩やかに登りながら、畑が見えてくると、和留沢の集落。

12/21 7:54

奥に僅かに見えるのが、目指す明星ヶ岳だろうか。

12/21 7:59

テーブルがある休憩スペース。

12/21 7:59

ここからは市街側の眺めがいい。

12/21 8:00

明星ヶ岳も見える。

12/21 8:06

ここが奥和留沢みはらしコースの起点。

12/21 8:07

砂利道を少し進むと、そこそこ広い駐車場がある。
でも誰もいない。。。

12/21 8:09

奥和留沢みはらしコースの案内図。
地元で整備している道のようだ。

12/21 8:10

コース中は道標も多くあった。

12/21 8:11

いきなり渡渉。
前日の雨で少し増水しているのだろうか。

12/21 8:14

右手側から登ってきて、この道標。
道を間違えたのかと思ったが、どうやらこれは下り道を示すもののようだ。
コース中には、同じ表記で登り用と下り用のものが混在していているものが多くあった。
両端とも矢印状にしてはどうだろうか。

12/21 8:15

これぞ箱根。
ハコネダケのトンネル。

12/21 8:24

杉とハコネダケの植林帯。

12/21 8:28

舗装された林道に出る。

12/21 8:29

橋を渡って、すぐ山道に入る。

12/21 8:31

みはらしコースという名前とは裏腹に、みはらしのない道が続く。
でも、手入れされた歩きやすい道。

12/21 8:36

この木橋は、滑りやすいので注意。

12/21 8:51

木橋を渡ると急登になり、いつの間にか植林帯を抜ける。
明星ヶ岳が近づいてきた。

12/21 8:52

岩場の注意書きが現れる。
岩場といっても、岩の上を通るだけで鎖などもなく、難しい道ではなかった。
ただ、岩以外の部分で滑りやすい急傾斜があるので注意。

12/21 8:53

岩場を抜けて振り返ると、いい眺め。

12/21 9:05

こんどは未舗装の林道に出る。
ここに案内が必要な気がするが、左手の緩く下る方に進む。

12/21 9:07

林道を少しだけ進むと、すぐに山道へ。

12/21 9:29

しばらく急斜面に付けられたジグザグの道を登っていく。
道が平坦になると、いよいよ外輪山の稜線へ。

12/21 9:31

外輪山の稜線に出た。
さて、富士山は・・・

12/21 9:31

くっきり！

12/21 9:31

箱根の若き当主、神山。
傍に控えるのは美形の小姓、駒ヶ岳。

12/21 9:32

右手には、どっしりと構える古参の重鎮、明神ヶ岳。
富士山の近くには、荒くれの猛将、金時山。

12/21 9:33

さて、明星ヶ岳へ。
両脇のハコネダケで、びしょ濡れになる。

12/21 9:33

正面の穏やかな山が明星ヶ岳。

12/21 9:35

神山の裾には強羅の町並み、さらに下に宮城野。

12/21 9:35

稜線からは、所々でいい眺め。

12/21 9:36

富士山は下まで白くなっていた。

12/21 9:36

神山の裾にある早雲地獄。
噴煙が見える。

12/21 9:38

振り返って明神ヶ岳。

12/21 9:39

富士山と明神ヶ岳。

12/21 9:45

明星ヶ岳の山頂近くは、防火帯も兼ねた広い道。
春には花で埋め尽くされる。

12/21 9:47

左手に盛り土が見えると・・・

12/21 9:47

ここが明星ヶ岳の山頂。
ピーク感はなく、見落としていまいそうな山頂。
そして展望もなし。

12/21 9:48

明星ヶ岳の御嶽大神。

12/21 9:49

明星ヶ岳の山頂は、古い石仏が多くある。

12/21 9:54

もし富士山が見えなかったらここで下るつもりだったが、いい天気なので明神ヶ岳を目指す。

12/21 9:58

あれ、上空に雲が・・・

12/21 9:59

あれ、富士山が・・・

12/21 10:01

外輪山の外側から雲が押し寄せてきている。

12/21 10:05

奥和留沢みはらしコースの分岐に戻ってきた。
つい30分前は快晴だったのに・・・

12/21 10:28

展望がなくなって、黙々と稜線を行く。
鞍部に到着。
ここで下ってしまおうかとも思ったが、やっぱり明神ヶ岳を目指す。

12/21 10:34

雲が外輪山の内側に侵入してきた。

12/21 10:38

途中にある木像。

12/21 10:40

ハコネダケの落ち葉。

12/21 10:59

ここは昨年登った、二宮金次郎柴刈り路の合流点。

12/21 11:01

次いで、明神ヶ岳の登山道では最もメジャーな大雄山最乗寺からの道と合流。

12/21 11:03

ここは、プロフィール画像に使っているお気に入りポイント。
富士山が見えなくて残念・・・

12/21 11:14

山頂に到着。

12/21 11:15

昨年はなかった、新しい標柱ができている。

12/21 11:15

これも新しくなって英語表記が加わった。

12/21 11:15

山頂広場は、植生保護のためロープが張られていて、大半が立入禁止になっていた。

12/21 11:29

広々とした山頂だったのに、すっかり狭くなってしまった。
ここは混雑する山なのに、大丈夫なのだろうか・・・

12/21 11:31

富士山も見えないし、早く下りて温泉にしよう。
雲は外輪山に沿って湧いているようだ。

12/21 11:37

下山を始めると、何だか晴れてきたような・・・

12/21 11:38

神山が再び姿を現す。

12/21 11:41

外輪山の外側には厚い雲。
この外輪山を境に雲と太陽のせめぎ合い。

12/21 11:46

やっぱり晴れてきた・・・
もう少し山頂で待っていればよかった・・・

12/21 11:58

鞍部に着いた頃には樹林越しに富士山も見えていた。

12/21 12:36

鞍部から一気に下って、宮城野の登山口。

12/21 12:38

宮城野から、神山と台ヶ岳。

12/21 12:46

宮城野から見る明神ヶ岳。
あ〜すっかり快晴。

12/21 13:36

いつもの勘太郎の湯で温泉と食事。
天ぷらそば。
（「天ざるそば」のつもりだったのに間違えた・・・というのはナイショ）

12/21 14:13

勘太郎の湯。
ちょっと高めだけど、広くてゆったりできる。

12/21 14:14

宮城野から見る明星ヶ岳。
今日は大文字からの眺めも最高だっただろうな〜

12/21 14:16

宮城野支所前バス停。
ここからバスで箱根湯本駅へ。

12/21 14:59

箱根湯本駅。
日曜の午後は大混雑。

12/21 15:18

箱根湯本駅。

12/21 15:31

これが噂の新型車両か〜
3両のうち1両だけが新型。

12/21 15:36

でも乗るのはこっちのロマンスカー。

12/21 15:47

電車のおやつは、富士山コーラと、饅頭ひとつ。

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

WashiTabi

今年は一度も箱根を歩いていなかったことに気が付いて、箱根を歩くことにした。
箱根の一般的な登山道はほとんど歩き尽くした感があるので、なかなかコースを決めるのが難しい。
今回は残り少ないまだ歩いていない登山道の1つ、奥和留沢みはらしコースから登ることにした。

奥和留沢みはらしコースからは、明星ヶ岳が近い。
もし晴れて富士山が見えるなら明星ヶ岳から明神ヶ岳まで足を延ばし、雲って富士山が見えなければ、明星ヶ岳からそのまま宮城野の温泉に下る、という計画にした。

歩く人が少ない奥和留沢みはらしコースだが、思っていたよりも登りやすく、道は細めだがきれいに手入れされていて、道標も多く付けてあった。
名前にある「みはらし」は、コース中にはあまりなかったが；
登山口の和留沢は、山奥の集落といった感じで、下界と明星ヶ岳の眺めがいい。
そして、外輪山の稜線にたどり着いて、一気に展望が開ける爽快感が良かった。

富士山は、稜線にたどり着いた時には快晴の青空にくっきりと見えていたのだが・・・
明星ヶ岳の山頂を往復する間に、みるみるうちに雲が湧き、あっという間に見えなくなってしまった。
富士山の眺めが素晴らしい明神ヶ岳ではすっかり曇の中で、何も見えず。
さっさと下りて温泉に入ろうと、早々と山頂を後にしたが、これが外れ。
下山し始めると、今度はみるみるうちに晴れていき、宮城野に下ってみれば、快晴。

というわけで、なんだか惜しいことになってしまったが、久々に箱根からの快晴の富士山が少しだけでも見られたので良しとしよう。

○すべての写真（Googleフォト）
https://goo.gl/photos/mhoidyGKqAVphyHM9