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Yamareco

記録ID: 576620
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ハイキング
東海

知多半島オレンジライン 河和口〜えびせんべいの里

2015年01月17日(土) [日帰り]
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bool その他5人
GPS
--:--
距離
8.3km
登り
143m
下り
116m

コースタイム

日帰り
山行
2:40
休憩
1:05
合計
3:45
10:10
65
河和口駅
11:15
11:15
55
12:10
12:15
5
鵜の池公園トイレ
12:20
13:20
35
ジョイフルファーム鵜の池
13:55
えびせんべいの里 美浜本店
本来の「オレンジライン」は、東海岸の河和口駅と西海岸の知多奥田駅とを結ぶ、
知多半島横断ハイキングコースです。

今回はそのうち東半分にあたる、河和口〜ジョイフルファームを歩き、
そこからオレンジラインを外れて2kmほど南下したところにある、
「えびせんべいの里」をゴールとして設定しました。

全般によく整備されたコースで、標識も多く、
トイレも適度な間隔に設置されていて、非常に歩きやすいです。

特別、これといった絶景ポイントがあるわけではないものの、
景色自体は変化に富んだとても面白いコースなので、
飽きることなく快適にハイキングを楽しむことができます。
天候 曇り時々雨、のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
S:名鉄河和口(こうわぐち)駅
G:えびせんべいの里 美浜本店(南知多道路 美浜ICに隣接)

※今回はゴール地点に自家用車を置き、河和口駅からスタート。
コース状況/
危険箇所等
オレンジラインはコース全般にわたって、とてもよく整備されています。
標識も随所に設置されていますので、道迷いの心配もありません。

コース中の危険箇所はありませんが、コースの一部は車道と共用なので、
車両との接触による交通事故には気を付けてください。
その他周辺情報 スタート地点の河和口駅周辺には、コンビニ・商店はありません。
駐車スペースも乏しいので、できるだけ名鉄でのアクセスをおすすめします。

ゴールの「えびせんべいの里」は、
えびせんべいの試食が食べ放題&休憩コーナーのお茶とコーヒーが飲み放題という、
大人から子どもまで大評判の、美浜町を代表する観光施設(?)です。
(一つ残念なのは、試食コーナーと休憩コーナーが完全に独立している点です)
工場に隣接して広大な駐車場がありますが、休日のお昼過ぎには満車になります。

日帰り温泉は、本コース周辺にはありませんが、
帰路に伊勢湾岸自動車道の刈谷PAにて「天然温泉かきつばた」に入浴しました。
種類豊富なお風呂と広大な休憩スペースがある、おすすめの入浴施設です。
泉質は、塩分濃い目の炭酸泉で、冷えた身体が芯まで温まる非常に良いお湯です。
こんなに良い温泉がPAに併設されているとは、正直言って驚きです。
スタート地点、名鉄河和(こうわ)線の河和口駅。
一応、駅前駐車場(?)はありますが、とても狭いです。
駅舎に向かって右側、電柱の裏側の建物が公衆トイレです。
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スタート地点、名鉄河和(こうわ)線の河和口駅。
一応、駅前駐車場(?)はありますが、とても狭いです。
駅舎に向かって右側、電柱の裏側の建物が公衆トイレです。
河和口駅のすぐ目の前が知多湾の海岸です。
夏場は海水浴場兼潮干狩り場になる……らしいのですが、
その割には周辺駐車場が乏しくて泣かされます。

遠方の煙突は、中部電力の碧南火力発電所のものです。
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河和口駅のすぐ目の前が知多湾の海岸です。
夏場は海水浴場兼潮干狩り場になる……らしいのですが、
その割には周辺駐車場が乏しくて泣かされます。

遠方の煙突は、中部電力の碧南火力発電所のものです。
駅から500m程度は、住宅地の中の急登を歩きます。
ややキツい上に時折、自動車が通過するので気を使いますが、
ここで一気に標高を稼ぐので、ここより先に目立った急登はありません。
駅から500m程度は、住宅地の中の急登を歩きます。
ややキツい上に時折、自動車が通過するので気を使いますが、
ここで一気に標高を稼ぐので、ここより先に目立った急登はありません。
「オレンジライン」は河和口駅〜知多奥田駅を結ぶ、
知多半島を横断する全長11.1kmのハイキングコースです。
コースの主要な分岐点には標識が設置されており、
見落としや勘違いが無ければ、道迷いの心配はありません。
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「オレンジライン」は河和口駅〜知多奥田駅を結ぶ、
知多半島を横断する全長11.1kmのハイキングコースです。
コースの主要な分岐点には標識が設置されており、
見落としや勘違いが無ければ、道迷いの心配はありません。
落ち葉の絨毯の上を歩きます。
紅葉の季節には、コース中の随所にモミジのトンネルができるとのこと。
この日は季節外れのためか、他のハイカーがとても少なかったです。
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落ち葉の絨毯の上を歩きます。
紅葉の季節には、コース中の随所にモミジのトンネルができるとのこと。
この日は季節外れのためか、他のハイカーがとても少なかったです。
オレンジラインは舗装路と未舗装路が混在しています。
ガレ場や鎖場、階段は全く無いので、年齢や経験を問わずに歩くことができます。
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オレンジラインは舗装路と未舗装路が混在しています。
ガレ場や鎖場、階段は全く無いので、年齢や経験を問わずに歩くことができます。
ウバメガシのトンネル、と名付けられた区間。
自然なのか人工なのかはわかりませんが、短いコースであるにもかかわらず、頻繁に植生が変わります。
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ウバメガシのトンネル、と名付けられた区間。
自然なのか人工なのかはわかりませんが、短いコースであるにもかかわらず、頻繁に植生が変わります。
「オレンジ広場」は、仮設トイレもある休憩ポイントです。
河和口駅方面からは、左手に鉄塔が見えたらオレンジ広場の目印です。
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「オレンジ広場」は、仮設トイレもある休憩ポイントです。
河和口駅方面からは、左手に鉄塔が見えたらオレンジ広場の目印です。
オレンジ広場を過ぎてしばらく歩くと、
左手に鍋山(なべやま)への登山道が姿を現します。
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オレンジ広場を過ぎてしばらく歩くと、
左手に鍋山(なべやま)への登山道が姿を現します。
鍋山山頂。標高81m。
登山口からわずか1分足らずで登頂。
今回のコースの最高地点です。
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鍋山山頂。標高81m。
登山口からわずか1分足らずで登頂。
今回のコースの最高地点です。
山、低きが故に卑しからず!
鍋山の山頂には知多半島で唯一という、一等三角点の標石があります。
同行者曰く、「『角』の字が『肉』っぽい」とのこと。確かに。
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山、低きが故に卑しからず!
鍋山の山頂には知多半島で唯一という、一等三角点の標石があります。
同行者曰く、「『角』の字が『肉』っぽい」とのこと。確かに。
鍋山山頂から西方を見下ろした景色。
直下の高速道路は、これから跨道橋で渡る南知多道路です。
左下には見切れていますが、美浜ICがあります。
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鍋山山頂から西方を見下ろした景色。
直下の高速道路は、これから跨道橋で渡る南知多道路です。
左下には見切れていますが、美浜ICがあります。
コースの途中にあった、「鵜生息地」と書かれただけの標識に誘われるまま、脇道へと足を向けます。

脇道の終点は、菅刈池(すげかりいけ)を見下ろすポイント。
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コースの途中にあった、「鵜生息地」と書かれただけの標識に誘われるまま、脇道へと足を向けます。

脇道の終点は、菅刈池(すげかりいけ)を見下ろすポイント。
池には、カモやカワウが多数生息しています。
周辺の木々は、鵜の糞で白くなってしまっているほど。
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池には、カモやカワウが多数生息しています。
周辺の木々は、鵜の糞で白くなってしまっているほど。
コースに復帰して、先に進みます。

歩行中に2回ほど、こんな感じで自転車ともすれ違いました。
坂道はキツいでしょうが、自転車によるオレンジライン走破もできなくはありません。
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コースに復帰して、先に進みます。

歩行中に2回ほど、こんな感じで自転車ともすれ違いました。
坂道はキツいでしょうが、自転車によるオレンジライン走破もできなくはありません。
愛知県道273号線に合流。
ここからわずかですが、県道の脇を歩きます。
交通量は多くないものの、歩道はありませんので注意。
愛知県道273号線に合流。
ここからわずかですが、県道の脇を歩きます。
交通量は多くないものの、歩道はありませんので注意。
再び県道と別れて、竹林の中を歩きます。
風に揺れて竹同士がぶつかる、ポコポコという独特の音が周囲に響いていました。
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再び県道と別れて、竹林の中を歩きます。
風に揺れて竹同士がぶつかる、ポコポコという独特の音が周囲に響いていました。
南知多道路を横断する跨道橋。
この橋を渡った先がオレンジラインの中間地点、鵜の池です。
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南知多道路を横断する跨道橋。
この橋を渡った先がオレンジラインの中間地点、鵜の池です。
鵜の池。
という名前の割には、あまりカワウが多くない印象。
先ほどの菅刈池のほうが沢山いたような気が……?
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鵜の池。
という名前の割には、あまりカワウが多くない印象。
先ほどの菅刈池のほうが沢山いたような気が……?
理由はこの通り。カワウ自身の排泄物が原因で生息地が東に移ったのだとか。

それにしても、日本のカワウの90%がここに生息しているとはスゴい……。
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理由はこの通り。カワウ自身の排泄物が原因で生息地が東に移ったのだとか。

それにしても、日本のカワウの90%がここに生息しているとはスゴい……。
案内板の近くには、常設のトイレがあります。
ここを起点に、鵜の池公園を周回するバードウォッチングコースもあるようです。
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案内板の近くには、常設のトイレがあります。
ここを起点に、鵜の池公園を周回するバードウォッチングコースもあるようです。
鵜の池のすぐ西側にある、ジョイフルファーム鵜の池。
いちご狩りやイモ堀りなどが体験できる観光農園です。

今回はこちらの敷地の一角で、許可を得て軒先を借りてのお昼休憩。
……すると突然の通り雨が! 間一髪、濡れずにすみました。
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鵜の池のすぐ西側にある、ジョイフルファーム鵜の池。
いちご狩りやイモ堀りなどが体験できる観光農園です。

今回はこちらの敷地の一角で、許可を得て軒先を借りてのお昼休憩。
……すると突然の通り雨が! 間一髪、濡れずにすみました。
雨が上がるのを待って、県道274号線を南下します。
ジョイフルファームから美浜町総合公園までは歩道が狭く、歩きにくいです。
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雨が上がるのを待って、県道274号線を南下します。
ジョイフルファームから美浜町総合公園までは歩道が狭く、歩きにくいです。
今回のゴール、えびせんべいの里の美浜本店。
工場直売のえびせんべいが購入できるのはもちろん、えびせんの試食が食べ放題で、はるばる美浜町まで足を運ぶ観光客も多いのだとか。

駐車場は広大ですが、休日のお昼過ぎにはほぼ満車になってしまいます。
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今回のゴール、えびせんべいの里の美浜本店。
工場直売のえびせんべいが購入できるのはもちろん、えびせんの試食が食べ放題で、はるばる美浜町まで足を運ぶ観光客も多いのだとか。

駐車場は広大ですが、休日のお昼過ぎにはほぼ満車になってしまいます。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 防寒着 雨具 毛帽子 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ
共同装備
非常食 水筒(保温性) レジャーシート ガスカートリッジ コンロ コッヘル
備考 ハイキングに適した服装・装備であれば、不足はありません。
自販機やコンビニはありませんので、水分と食べ物は事前に用意しましょう。

ストックや登山靴は不要ですが、あったほうが歩きやすいとは思います。

野生のカワウのバードウオッチングには、双眼鏡を持参しましょう。

感想

浜松からは、地図上では近いが実際に行くとなると意外に遠い知多半島です。

そんなわけで、今まではせいぜいセントレアにお世話になる程度で、
知多半島に降り立った経験はほとんどありませんでしたが、
『オレンジライン』という、なんだか良さげなハイキングコースがあると聞きつけ、
会社の同僚と計6人で歩くことになりました。

実際に歩いてみての率直な感想は
「トレッキングほど疲れないが、ウォーキングほど気軽でもない、
いわゆる標準的な『ハイキング』と呼べるコース」
といった風情。

生粋のヤマ屋には少々物足りないでしょうが、
普段歩き慣れていない人や、登山の初心者が体力づくりや訓練で歩くには
まさにピッタリと言えるような道だと思います。

今回は東半分だけでしたが、全コース踏破しても11km強とあまり長くないので、
次の機会があれば、東海岸から西海岸まで歩き通すのも面白そうです。

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