上富良野岳【原始が原から】
- GPS
- --:--
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 1,495m
- 下り
- 1,496m
コースタイム
天候 | 曇り / 樹林帯より上は風強め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
原始が原から上富良野岳を登って滑ってみた。
除雪最終地点から林道と夏の登山道をひたすら歩いて原始が原を目指す。それにしても長くて退屈な歩きだった。原始が原まで登ると木々の隙間から富良野岳から三峰山へ続く稜線が良く見えた。
原始が原からは出来るだけ高度を上げないように意識して進む。帰りのことを考えて登り返しがないように進みたかったけど小さなアップダウンが多くてそれは無理だった。気温は低めで空気は冷たかった。森の中は穏やかな雰囲気。同じような景色が長くてちょっと飽き気味だった
標高1350m辺りまで登ると樹林帯を抜ける。雪もクラスト気味に変わってようやくツラいラッセルから開放された。雲が多くてクッキリとまではいかないけど十勝連峰の山々の稜線も良く見えた。眼下には今まで歩いてきた原始が原も見えていい景色だった。ただ風が強くてめっちゃ寒い〜。
標高1600m辺りでアイゼンに履き替えてスキーは背負う。埋まることも無く結構登りやすかった。風に背を向けて急斜面を黙々と登って行く。少し下までは視界もあったが稜線まで登るとガスで真っ白だった。何も見えないという感じでは無く薄っすらと雪面が見えるぐらいの視界。酔うような感じにはならなかった。
上富良野岳山頂でも風が強くて寒かった。一応三脚を立ててどうにか記念写真だけは写しておいた。凍えそうなので写真だけ写したら急いで登ってきた道を戻る。少し標高を下げて視界が出てきたところで滑降準備。
登った尾根横のボウル地形の中を滑る。ここはゲレンデのような良く締まった雪で意外と楽しい滑りだった。良く滑る雪でメチャクチャスピードが出て恐ろしかった。帰りのことを考えてできるだけ右方向へ滑って行く。
樹林帯に入ると片栗粉のような重い雪で殆どターンすることが不可能だった。仕方が無いから真っ直ぐ滑った。緩斜面になると小さい登り返しも多くて楽チンに滑っていくという感じではなかった。
標高1080m辺りで登りトレースと合流。あとは登りトレースに沿ってスタート地点に戻るだけ。日没時間も迫っているため急いで下りたかったがアップダウンが多くてそうは行かなかった。
登山道まで下りたところで真っ暗になってしまう。それにしても登山道も登り返しが多くて結構しんどかった。それでもシールは付けずに戻ることが出来た。
山頂でのガスは残念だったけど登り応えのある楽しいルートだった。今度は晴れ予報の日にまた来よう!
コメント
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こんにちは。
いつもレコ楽しく拝見してました。
とても真似できない30kmオーバーのハイク、本当にすごいですね。
いつも思っていますが、aofukurohさんのその強靱な肉体はどう作られているのか、とても気になります(笑)
滑り降りた大きな斜面もいいですね。
この時期の十勝連峰の景色には本当に癒されます。
これからもどうかお気をつけて。
レコありがとうございました。
nishiyan6さん
こんにちは!
スキーの場合、半分は滑っているわけなので実際に歩いた距離はその半分ですね。同じ距離だったらスノーシュー等に比べるとスキーの方がずいぶん楽だと思います。
山スキーをやっていると夏山での下りが苦痛で仕方がないです。夏はいつも「滑って下りれば早くて楽なのに!」って考えてしまいます。
僕は山スキーや山登りを始めて約10年ぐらいになります。こつこつと山に登っていたら自然と体力がつきました。それ以外は結構だらだらと過ごしています…。
今後ともよろしくお願いします。
10年以上前に「行きたい」て思って、まだ行けてないルートです。情報有難うございます。平らな区間が長そうなんでボードやと、もっと時間かかるかなー
chukiさん
こんにちは!
このルートは行程の多くが平らですので、あまりボード向けではなさそうです。アップダウンも多くてボードを履いている区間はほとんど無いかと思います。
スキーの場合でも真冬よりも春のザラメシーズンの方が滑りも楽しめるのではと思っています。
ですよね。一昔前に雪板仲間と話してた時も「アプローチはスキーで行こか」と話してました。
ザラメの ご報告も楽しみにしてます(?!)
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