障子ヶ岳〜室町期の山城址探訪(味見公園から2往復・苦笑)
- GPS
- 03:57
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 404m
- 下り
- 394m
コースタイム
天候 | 曇り〜小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
味見桜公園に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された登山道で、道幅も広く、道迷いの心配はない。 急坂では、土が柔らかく滑りやすい箇所もある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
香春町とみやこ町の境界上にある障子ヶ岳に初めて登って来ました。
天気は、午後から雨の予報だったので、最短時間で登れるコースということで、味見桜公園から登ってみました。
マイカーで、味見トンネルの香春町側出口から少し下ったところを右折し旧道の味見峠を目指します。道は、途中まで舗装されていますが、途中からは、未舗装の林道っぽい感じで、道幅も離合不可能なせまい道を蛇行しながら登ります。歩いたら気持ち良さそうな道だったので、旧道入口の路肩部分に停めれば良かったかも?と思いました。
しばらく旧道を進むと、桜の木がたくさんある少し広くなった場所があり、そこが『味見桜公園』でした。公園には、あずま屋もあり、桜の季節は、沢山の人が集う様な感じでした。クルマを停めるスペースは10台くらいは停められそうな感じです。今回は、寒いし、また平日なので、誰もいませんでしたが…。
登山道は、道幅も広くとても歩きやすい道でした。
粘土質が急坂では、滑りそうなので、慎重にゆっくり登りました。
15分程登ると、稜線歩きっぽくなります。
アップダウンを繰り返しながら、気持ちよい山歩きを満喫出来ました。
稜線なので、左側が、京都地区、右側が、田川香春地区、と時折、展望が見えるので楽しいです。
障子ヶ岳は、中世(室町時代初期)に、築かれた山城です。地形を活かした山城なので、ピークの丘に達すると、『砦址』と書かれた標識などが、ちゃんと、設置されていて、当時を想像しながら歩けるので、楽しめました。
また、カエデの林もあり、今は落葉していますが、紅葉の季節に、訪れてみたいなと思いました。
途中で、松の木の間から、香春町採銅所方面の展望が開けた場所がありました。真正面に、香春岳(三の岳)牛斬山が、どーんと見えます!なかなかの景色です。
そこから、少し進むとゲートがあります。これは、おそらくバイク等の進入させないためのゲートだと思われます。
そこからも、アップダウンを繰り返し、徐々に高度を上げて行きます!
やがて、鞍部での、みやこ町上野からの分岐地点に、登山記念帳のポストが設置されていました。こういうのっていいですよね。地元の方の想いが伝わってきて、ほんわかな気持ちになります。
そこから、山頂に向かって、一番の急登がありました。土も滑るし、ここは、キツかったです。喘ぎながら登り終えると、開けた草原地帯の山城に出ました!
北の丸址、空壕址、馬場址、二の丸址、本丸址、等の、地形を活かした山城は、素晴らしかったです!高度感のある展望は、先日の「鷹取山」に比べても遜色無いです。いや、むしろ、地形を活かした「曲輪」などがそのまま残っており、こちらの方が、昔をしのばせてくれて、良いかも?と思いました。
山城と言えば、昨今、兵庫県の竹田城が人気だそうですが、石垣こそありませんが、負けてないのでは?と思えるほど、素晴らしい山でした!
山頂は、本丸である一番奥(南側)のようで、そこで、食事をして、しばらく絶景を堪能しました!
天気も曇りですが、貫山や福智山も見えたし、犬が岳の後方に、由布岳も見えたので、良かったです!
小1時間ほど過ごして、雨が落ちる前に、下る事にしました。
来た稜線を戻りました。
母とのんびり話しながら、クルマに戻って来たのですが、そこで、ポケットの中に手を突っ込むと、クルマのカギがない!!事に気づきました!!
どうやら落とした様です!!
ただ、ポケットには、ファスナーをついていて、ちゃんと閉めてあったので、唯一開けた場所を思い返して見たら…。携帯を取り出した山頂しかありません。(苦笑)
ものすごいショックでしたが、仕方なく、山頂まで、カギを探しに急いでまた登る事に…なってしまいました。
母には、あずま屋で、待ってて、と言ったのですが、私も行く!というので、じゃぁ、ゆっくり来ていいから…と告げて、小走りに私は登りました。
ものすごくきつかったけど、その時に、ぽつり、ぽつり、と雨が落ちて来て、稜線から見える遠くの山もガスがかかり始めています。焦る気持ちとカギがなかったらどうしよう?という不安も入り乱りながらも、あえぎながら、必死で山頂に向かいました。
山頂についたときは、雨が小雪になっていました。
雪のちらつく中を、一番奥の、山頂標識まで、ぜぇぜぇいいながら、辿りついたら、山頂標識の根元に、カギが落ちていました。
あたりが、刈って頂いてた草原だったので、カギが目立っていて発見しやすかったので、本当に感謝しました!!!
そこで、水をがぶのみして、ゆっくり下りようかと思っていたら、母もぜぇぜぇ言いながら、登って来ました。その速さには、本当に驚きました。なんか申し訳ない気持ちになりました。
そんなハプニングがあったおかげで、結局2往復したことになりました。
しかし、手軽なコースにしといて本当に良かったです。
クルマに辿り着いた瞬間、雪が本格的に降り始めました。。
カギは、ちゃんとリュックの奥にしまっとこう!と教訓になった一日でした。
コメント
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鍵が無事に見つかって良かったですねf(^^;)
明日は我が身ですから気を付けねば。
josephさんとお母様との親子登山がすっかり馴染んできましたね♪
あちこち登覇されるお姿に脱帽です(((^_^;)
Shu1102さん
ありがとうございます!
鍵がない!って分かった時は、ホント、青ざめました。
そのあと、必死で山頂まで登ったのですが、よくノンストップで登れたなって思いました。まるで、火事場のくそ力!なんだなって思いました(笑)
母が、山歩きを始めて、生きがいを感じてくれたので、良かったな。って思ってますので、しばらくは、親子登山は、続きそうです!
いつか、昨年、夏に雨で断念した「井原山」に挑戦したいと思っています。
積雪とか、大丈夫ですかね?
josephさん。
自分にも同じような経験が「あるある」・・・
阿蘇に行った際、砂千里から中岳〜高岳と登った後、中岳を過ぎた稜線の辺りで、「けっ、携帯がない・・・ 」
ちょうど休憩中だったので、その辺りに落ちてないか?探してみましたが見つからず。。。
落とした時、積雪のせいで音がしなかったんだ!と思い、携帯を探しながら再度、高岳へ
結局、携帯は見つからず、「後で携帯会社に電話して回線を止めて貰おう」と思いながら、スゴスゴと帰路につきました
車まで戻り、ドアを開けると!
なんと、座席の上に携帯が置いてありました(苦笑
結果、携帯は最初から持って行っていないという衝撃のオチ!!
出発前には、装備品はしっかり確認しなきゃ!という教訓を得た出来事でした
maltenさん。
ありがとうございます!
そうなんですね。maltennさんもそんな体験されたんですね。
阿蘇山だったら、大変でしょうね。
クルマにあって良かったですね!
でも、あきらめて、下山した判断が正解でしたね!
私なら、永遠と彷徨ってたかも…です。(苦笑)
山登りするときって、知らず知らずに、ハイテンションになってるから、私も注意しなくちゃ!って今回、思いました!
出発前も、私もちゃんと、もう一度、確認します!
良いことを教えて下さって、ありがとうございました!!
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