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Yamareco

記録ID: 584486
全員に公開
山滑走
八ヶ岳・蓼科

北八 丸山 BC 最高の展望とパウダー

2015年02月03日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:12
距離
16.4km
登り
729m
下り
720m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:27
休憩
0:34
合計
8:01
8:56
8:56
13
9:09
9:09
14
9:23
9:24
11
9:35
9:36
15
9:51
10:01
87
11:28
11:49
178
14:47
14:48
7
14:55
14:55
22
15:19
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
冬季閉鎖のR299のゲート前が少し広く除雪されていますので、そこに縦列駐車しました。数台は駐車できると思いますが、今日は私以外にもう1台だけでした。
コース状況/
危険箇所等
登山道を歩く限りは危険な場所はありません。
なお降雪直後は登山道のトレースがすっかり埋まり、つぼ足の登山者は身動き取れなくなる可能性がありますので、スノーシューあるいはワカンは必須です。
今回最後に滑り終えてから、濃い樹林帯を横断して国道に向かいましたが、ここは木が密で雪が多いため、相当な難所でした。
R299の冬季閉鎖のゲート前の路肩に車を駐めます。
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R299の冬季閉鎖のゲート前の路肩に車を駐めます。
ここから道路をスキーで歩いて行きます。
ここから道路をスキーで歩いて行きます。
麦草ヒュッテのスノーモービルのトレースを進んで行きます。トレースを外すと20cmほどの柔らかい新雪が積もっています。
麦草ヒュッテのスノーモービルのトレースを進んで行きます。トレースを外すと20cmほどの柔らかい新雪が積もっています。
やっと陽が当たり始めました。
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やっと陽が当たり始めました。
北八らしい風景ですが、道路歩きが長いのでだんだんと飽きてきます(^^;。
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北八らしい風景ですが、道路歩きが長いのでだんだんと飽きてきます(^^;。
所々に展望ポイントがあります。
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所々に展望ポイントがあります。
中央アルプスをズーム。
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中央アルプスをズーム。
御嶽山をズーム。
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御嶽山をズーム。
正面に丸山が見えてきました。
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正面に丸山が見えてきました。
丸山の北西側のオープンバーンをズーム。
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丸山の北西側のオープンバーンをズーム。
蓼科山の山頂がちょこんと見えていました。
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蓼科山の山頂がちょこんと見えていました。
麦草峠手前の平坦で長い直線部分。ここは退屈です。
麦草峠手前の平坦で長い直線部分。ここは退屈です。
麦草ヒュッテが見えてきました。
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麦草ヒュッテが見えてきました。
麦草ヒュッテ前の平原。
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麦草ヒュッテ前の平原。
なだらかでBCスキーの練習に向いた斜面です。
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なだらかでBCスキーの練習に向いた斜面です。
麦草ヒュッテで食事にします。温かい食事で体が温まりました。
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麦草ヒュッテで食事にします。温かい食事で体が温まりました。
では丸山に向かいます。
では丸山に向かいます。
少し登ると浅間山が見えてきました。
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少し登ると浅間山が見えてきました。
振り返ると茶臼山、縞枯山と麦草ヒュッテ。
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振り返ると茶臼山、縞枯山と麦草ヒュッテ。
最初は小さいピークを越えてすぐ下りとなります。
最初は小さいピークを越えてすぐ下りとなります。
吹き溜まりでは雪がたっぷり。
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吹き溜まりでは雪がたっぷり。
いったん下って再び登りが始まります。今度の登りは丸山山頂まで続く長い登りです。
いったん下って再び登りが始まります。今度の登りは丸山山頂まで続く長い登りです。
この標識のところで右左上下のトレースが交差していました。
この標識のところで右左上下のトレースが交差していました。
上に向かうトレースは登山道を少し外れていましたが、おそらくスノーシューで駆け下りやすい斜面を下ったものと思います。すぐに登山道に合流します。
上に向かうトレースは登山道を少し外れていましたが、おそらくスノーシューで駆け下りやすい斜面を下ったものと思います。すぐに登山道に合流します。
平坦になるとこの標識がありますが、この標識から西に進むと展望台があります。
平坦になるとこの標識がありますが、この標識から西に進むと展望台があります。
今回はこちらへはノートレースでした。
今回はこちらへはノートレースでした。
展望台に到着。ただしここは踏み抜き要注意です。万一深く落ちると一人では戻れないかも。
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展望台に到着。ただしここは踏み抜き要注意です。万一深く落ちると一人では戻れないかも。
樹氷がきれいです。
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樹氷がきれいです。
ではここからの展望をご紹介。まず南側。
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ではここからの展望をご紹介。まず南側。
西天狗岳をズーム。中山北西面の斜面も滑れそうな感じです。
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西天狗岳をズーム。中山北西面の斜面も滑れそうな感じです。
南アルプス、中央アルプス。
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南アルプス、中央アルプス。
南アルプスをズーム。
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南アルプスをズーム。
中央アルプスをズーム。
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中央アルプスをズーム。
御嶽山、乗鞍岳。
御嶽山、乗鞍岳。
御嶽山をズーム。
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御嶽山をズーム。
乗鞍岳をズーム。
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乗鞍岳をズーム。
北アルプス、蓼科山。
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北アルプス、蓼科山。
槍穂高、常念岳をズーム。
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槍穂高、常念岳をズーム。
燕岳をズーム。手前に見える真っ白な三角の山が三峰山です。
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燕岳をズーム。手前に見える真っ白な三角の山が三峰山です。
立山、剣岳、爺ヶ岳をズーム。
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立山、剣岳、爺ヶ岳をズーム。
蓼科山をズーム。
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蓼科山をズーム。
北横岳、茶臼山をズーム。
北横岳、茶臼山をズーム。
引き返して山頂に向かいます。
引き返して山頂に向かいます。
丸山山頂に到着。樹林に囲まれて展望は良くありません。
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丸山山頂に到着。樹林に囲まれて展望は良くありません。
唯一南東側が開けています。
唯一南東側が開けています。
樹林が密なので登山道をそのままシールで下っていきます。
樹林が密なので登山道をそのままシールで下っていきます。
白駒池に向かう登山道に出ました。
白駒池に向かう登山道に出ました。
この標識のところから右側(北側)にトレースが伸びていましたので、そちらに向かいます。
この標識のところから右側(北側)にトレースが伸びていましたので、そちらに向かいます。
丸山東面オープンバーンに出ました。
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丸山東面オープンバーンに出ました。
遠くに浅間山も見えます。
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遠くに浅間山も見えます。
斜面をトラバースしているトレースに従って進みます。
斜面をトラバースしているトレースに従って進みます。
斜面中央にはスノーシューで駆け下った跡がありましたので、この辺りから滑りはじめます。
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斜面中央にはスノーシューで駆け下った跡がありましたので、この辺りから滑りはじめます。
東面上部はいつも風の影響が無いさらさらパウダーが吹き溜まっています(^^)。
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東面上部はいつも風の影響が無いさらさらパウダーが吹き溜まっています(^^)。
後半は少し新雪が薄くなりますが、気持ちよく滑ることが出来ました。
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後半は少し新雪が薄くなりますが、気持ちよく滑ることが出来ました。
では登り返します。
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では登り返します。
ドロップポイントまで戻り、そのままトレースに従って北側に進みます。
ドロップポイントまで戻り、そのままトレースに従って北側に進みます。
標識のあるポイントまで戻ってきました。
標識のあるポイントまで戻ってきました。
そのまま西に延びるトレースをたどっていきます。このルートも本来の登山道ではありませんが随所にマーキングがありました。
そのまま西に延びるトレースをたどっていきます。このルートも本来の登山道ではありませんが随所にマーキングがありました。
丸山の北西側にある大きなオープンバーンに出ました。以前よりここを訪れてみたいと思っていましたが、ルートが分からず実現出来ていませんでした。
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丸山の北西側にある大きなオープンバーンに出ました。以前よりここを訪れてみたいと思っていましたが、ルートが分からず実現出来ていませんでした。
正面には北八の山々がどーんと見えています。
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正面には北八の山々がどーんと見えています。
この岩場まで進んでみます。
この岩場まで進んでみます。
北アルプスがよく見えています。
北アルプスがよく見えています。
後で滑る斜面とその向こうに御嶽山。
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後で滑る斜面とその向こうに御嶽山。
浅間山方面。
振り返ると丸山がちょこんと見えています。
振り返ると丸山がちょこんと見えています。
ではまずこの斜面を滑ってみましょう。
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ではまずこの斜面を滑ってみましょう。
風の当たりやすい稜線はパック気味でしたが、少し下るとさらさらパウダーになりました(^^)。
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風の当たりやすい稜線はパック気味でしたが、少し下るとさらさらパウダーになりました(^^)。
途中で少し低木が目立ちはじめますが、滑るにはそれほど問題ありません。
途中で少し低木が目立ちはじめますが、滑るにはそれほど問題ありません。
気持ちよく滑ることが出来ました。
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気持ちよく滑ることが出来ました。
では登り返します。
では登り返します。
次はここから滑ってみます。
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次はここから滑ってみます。
浅間山をズーム。
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浅間山をズーム。
うっすらとスキーのシュプールと登り返したトレースが残っていました。
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うっすらとスキーのシュプールと登り返したトレースが残っていました。
私は滑った後は道路との間の密林を突破して帰る予定ですが、実際のところかなり苦労しました(^^;。
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私は滑った後は道路との間の密林を突破して帰る予定ですが、実際のところかなり苦労しました(^^;。
もう少し西側にトラバースしていきます。
もう少し西側にトラバースしていきます。
ではここから滑ってみます。
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ではここから滑ってみます。
上部はパウダーでした。
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上部はパウダーでした。
途中から斜度が急になりますので、そこから再び下の様子を確認してみます。
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途中から斜度が急になりますので、そこから再び下の様子を確認してみます。
では急斜面を滑ってみます。
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では急斜面を滑ってみます。
風で少しパック気味でしたが気持ちよく滑ることが出来ました。
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風で少しパック気味でしたが気持ちよく滑ることが出来ました。
西に下っていく斜面をもう少し滑ってみます。
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西に下っていく斜面をもう少し滑ってみます。
まだ斜面は続きますが、そろそろ道路に向かうべく樹林帯に進みます。
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まだ斜面は続きますが、そろそろ道路に向かうべく樹林帯に進みます。
シールを付けて進んで行きます。
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シールを付けて進んで行きます。
オープンバーンと樹林帯の間には大抵たっぷりの雪が積もっていますので、通過しやすい部分を探すのがポイントになります。
オープンバーンと樹林帯の間には大抵たっぷりの雪が積もっていますので、通過しやすい部分を探すのがポイントになります。
密な樹林帯の中をGPSで位置を確認しながら進んで行きます。
密な樹林帯の中をGPSで位置を確認しながら進んで行きます。
道路に近いあたりでオープンバーンに出ました。
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道路に近いあたりでオープンバーンに出ました。
ここは滑れそうなのでシールを外して一滑り。風の影響が無いふわふわのパウダーを楽しめました。
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ここは滑れそうなのでシールを外して一滑り。風の影響が無いふわふわのパウダーを楽しめました。
やっと道路に出ました。密林通過に約50分と、予想した倍近い時間が通過にかかりました。
やっと道路に出ました。密林通過に約50分と、予想した倍近い時間が通過にかかりました。
道路を滑り降りていきます。
道路を滑り降りていきます。
所々ショートカットしながら。
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所々ショートカットしながら。
車まで戻ってきました。
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車まで戻ってきました。

感想

穏やかな快晴に恵まれたこの日、3年ぶりとなる北八 丸山にバックカントリー(テレマークスキー)に出かけてきました。
冬季閉鎖のR299のゲートをスタートして麦草ヒュッテ経由で丸山までスキーで登り、東面、そして北西面にあるオープンバーンを滑ってみましたが、雪はパウダーで楽しめました。また展望も最高でした。
なお最後に滑り終えてから道路に戻るまでの、ルーファイしながらの密林通過が今回の核心部でした(^^;。登山道以外のノートレースの冬山歩きに相当慣れている人で無い限りはこのルートは入ってはいけないと感じました。密林強行突破はせず、登り返して登山道経由で戻れば、何の心配も無く楽しめると思います。
またこの辺りは近くに営業小屋があるのもうれしいです。

詳細は以下をご覧ください。
http://www.fujimoriworld.com/shumi/2015/2015-02telemark/2015-02telemark.html

(2015/3/6追記)
その後2015年3月5日にもう一度丸山北西面を訪れたのですが、国道から楽にアプローチできるルートが分かりましたので、以下を記録を是非ごらんください。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-596940.html

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コメント

丸山、いいですね!
Fujimoriさん、こんばんは。
いつもレコを拝見しております。
丸山、中山は前から気になっていましたが、思ったより滑走向きな斜面が多いようですね。
今回のレコを参考にさせていただき、今度チャレンジしてみたいと思います。
密林には足を踏み入れないように気をつけます(笑)
2015/2/4 22:47
Re: 丸山、いいですね!
Sanchan33さん
こんにちは。
丸山を久しぶりに訪れてみましたが、以前は各オープンバーンへルーファイしながらたどり着く必要があって苦労しましたが、今はスノーシューで訪れる人用にマーキングも多く、どか雪直後で無い限りは多分トレースもあり、アプローチは容易になりました。
今回初めて滑った北西側の大きな斜面が滑れると、満足度は一気に上がりますね(^^)。
問題は滑った後どうするかですね。密林突破は、通過しやすいルートを知っていないと(私は知りませんが)、思っていた倍ほどの苦労をすることになると思います(^^;。
登り返してもたかが知れていますので、比較的疎林の丸山北面や麦草ヒュッテ前のメローな斜面を楽しんでから帰るのもありだと思います。
お気をつけて。
2015/2/5 8:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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