ポンポン山・吉見丘陵ワンデーマーチ

2015年02月11日(水) [日帰り]

• GPS: 03:26
• 距離: 15.4km
• 登り: 158m
• 下り: 158m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:14
• 休憩: 0:13
• 合計: 3:27

12:43 吉見百穴駐車場
14:12 14:15 息障院（伝範頼館跡）
14:51 14:56 ポンポン山
15:16 15:17 八丁湖
15:27 15:31 安楽寺
16:10 吉見百穴駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

吉見百穴前の公営駐車場（無料）に置きました。
夕方5時には閉鎖するようなので、帰りが遅くなる場合は注意が必要です。

コース状況／危険箇所等

コースの9割以上が舗装路です（汗）
交通量のある道は歩道が整備されている場所が多く安全ですが、吉見観音北・ポンポン山南の八丁湖公園周辺等、ロードバイクが結構なスピードで走っているので、要注意。

その他周辺情報

道の駅いちごの里よしみ、苺大好き人間の自分としては楽しみに訪問してみましたが、地場産苺はすでに売り切れでした（涙）早い時間じゃないとゲットできないようです。

写真

2/11 11:54

母のお誕生日、薔薇を10本購入し飾ってみました

2/11 11:55

水栽培のヒヤシンスも見頃です

2/11 11:58

我が家の庭にもロウバイ、色は薄めですが匂います（＾＾）

2/11 12:48

家事を片付け、今日のワープ先は埼玉県吉見町

2/11 12:49

吉見百穴前の駐車場に車を駐め、市野川の土手沿いを歩きます

2/11 12:50

百穴入り口にあって存在感抜群のお堂に行ってみます

2/11 12:50

岩室観音、お隣の松山城が石田三成によって落城したときに炎上、江戸寛文年間の再建です

2/11 12:51

四国札所巡りができるという石仏群が岩室のなかに鎮座しています

2/11 12:51

百穴といい、岩や穴が多い場所のようですね・・・

2/11 12:51

胎内巡りもできるようですが、足場が悪そうなのでパスしました

2/11 12:52

堂内のご本尊も岩室のなか

2/11 12:53

お参り用の梯子も架かっています

2/11 12:58

国史跡、吉見百穴に戻り、見学します

2/11 12:59

最近札所巡りや七福神巡りづいているせいか、スタンプがあるとすぐに押したくなります（爆）

2/11 13:02

まずは敷地内にある埋蔵文化財センターで、吉見町の出土品を見学

2/11 13:02

馬の頭の形をした埴輪

2/11 13:02

吉見丘陵、古くから人が住み着いて栄えた場所なんですね

2/11 13:05

吉見百穴内には、国天然記念物ヒカリゴケのある穴もありました

2/11 13:09

百穴の上はいい感じの雑木林

2/11 13:10

東松山市街が見渡せる気持ちのいいベンチ

2/11 13:11

百穴といいつつ、小穴は219個あるとのこと

2/11 13:18

再び岩室観音前へ戻り、こちらも国史跡である中世の城跡、松山城を見学します

2/11 13:19

落葉した雑木林が気持ちいいです

2/11 13:20

椿が気持ちよさげに咲いています

2/11 13:21

本曲輪、かっては神社があったようです（石塔類は倒れそうなため近づけないようになっていました）

2/11 13:23

上杉家内の争いや足利氏、後北条氏、甲斐武田氏、越後上杉氏等々により争奪戦が繰り広げられた城跡も、今は秩父の山並みを見渡す景勝地

2/11 13:24

曲輪が何重にも張り巡らされ、それぞれが空堀で囲われています

2/11 13:25

二ノ曲輪

2/11 13:28

三ノ曲輪

2/11 13:28

結構な山道です

2/11 13:29

なぜかここだけ曲輪4と呼ばれています

2/11 13:30

北東側の出入り口に降りてきました

2/11 13:31

柑橘類が鈴なりの民家（推定無人）の脇を通り過ぎます

2/11 13:32

梅林があり、白梅だけが咲いていました

2/11 13:37

専用住宅に住むお地蔵さま、この辺りは石仏が多いようです

2/11 13:38

民家の軒先には福寿草

2/11 13:39

大沼に到着、江戸時代に新田開拓のために造られたものとのこと

2/11 13:40

水鳥たちがのんびりと寛いでいます

2/11 13:41

お利口そうなわんこのいる家や

2/11 13:43

不思議なオブジェのある家や

2/11 13:43

登った先が気になるコンクリ階段や

2/11 13:44

水道水の水飲み場（町営）を通過

2/11 13:47

ネコがひなたぼっこをしています（笑っています）

2/11 13:48

二個目の沼、天神沼を通過

2/11 13:59

満開の白梅、いい匂いがしました

2/11 14:05

ヤマレコ、ならぬサトレコ、田んぼのなかをとぼとぼと歩きます

2/11 14:09

御利益ありそうな石仏が三種類も並んでいます

2/11 14:14

源頼朝の弟、源範頼の館跡と伝えられる息障院ですが、創建は古く8世紀頃とのこと

2/11 14:15

立派な門構え

2/11 14:16

土塀を取り囲む堀が館跡を彷彿とさせます

2/11 14:16

門には立派な彫り物

2/11 14:16

中国の故事にちなんだ彫り物でしょうか・・・

2/11 14:16

源範頼は鎌倉幕府で重きをなし、領した辺りは吉見御所と呼ばれたとのこと、このお寺の周囲も吉見町御所という地名です

2/11 14:21

参道には梅が植えられ、白梅が咲き始め、満開になったらきれいだろうなぁ

2/11 14:22

あぜ道にはオオイヌノフグリが密集して咲いています

2/11 14:27

横見神社、古墳の上に本殿が建っているとのこと

2/11 14:31

再びのどかな田園地帯を歩きます

2/11 14:33

ダイサギ、結構な大きさです

2/11 14:47

立派な庚申さま

2/11 14:49

丘陵をのっこす舗装路を上がると、ようやくポンポン山の文字

2/11 14:49

久しぶりの山道

2/11 14:52

池は凍っています

2/11 14:52

楽しい落ち葉の道を抜けると舗装路＆民家、ポンポン山登山者用駐車場もあります

2/11 14:53

お地蔵さんの反対側に

2/11 14:53

ポンポン山入り口の文字、あとどれだけ登るのかな・・・

2/11 14:54

と思いきや、平行移動（右側に白梅、咲き始めです）

2/11 14:55

いわれのある塚を過ぎ

2/11 14:55

ポンポン山の全貌が明らかに

2/11 14:55

正面には高負彦根（たかおひこね）神社、神代の時代、天穂日命の6代目にあたる神さまとのこと

2/11 14:56

いよいよポンポン山、頂上直下は高低差20mの岩壁で、地面を踏むとポンポン音がするらしい

2/11 14:56

頂上直下には三猿の石碑

2/11 14:57

ポンポン山38m、吉見町最高峰に到達！

2/11 14:57

ビルから見下ろす程度の高さになぜか安心感が得られました（＾＾；

2/11 14:58

またまた庚申さま、いろんな神さま仏さまが入り乱れている気がする

2/11 15:09

来た道を戻り、次の目的地、黒岩横穴群へ

2/11 15:16

公園内の気持ちのいい道を歩くと程なく横穴群、未発掘分を入れると吉見百穴を上回る500個の小穴があるらしい・・・

2/11 15:17

八丁湖に着きました

2/11 15:17

ここにもいろいろな羽根の色の水鳥が戯れています

2/11 15:19

道ばたに人慣れたネコちゃんたち、一触即発？ネコ捨て禁止、罰金の標識もありました

2/11 15:23

湖畔には慎ましやかにロウバイや

2/11 15:24

スイセンが咲いていました

2/11 15:30

湖畔から少し登り返すと吉見観音、源範頼の建てた初代三重塔は1537年に焼失、こちらは江戸時代初期に再建したもの

2/11 15:31

立派な本堂

2/11 15:32

板東十一番札所、華やかな雰囲気でした

2/11 15:33

山門にはアニメチックな吽形

2/11 15:33

阿形もかわいらしい感じ

2/11 15:40

吉見観音から県道に向かう途中には、整然と並んだ庚申塔と仏さま

2/11 15:41

菜の花がきれいです

2/11 15:49

北向地蔵に到着

2/11 15:49

イボが取れる、占いが当たるという御利益があるらしい・・・（＾＾；

2/11 15:55

里の夕暮れ、ロウバイが夕日に輝きます

2/11 15:57

これでもか、ってくらいにお石仏がたくさんありました

2/11 15:58

夕日に光る八重咲きスイセン

2/11 15:59

庚申さまがこんなにたくさん居るのを見るのは、飯能市郊外の多峯主山以来かも

2/11 16:05

最初に見た岩室観音は、この龍性院の別院です

2/11 16:08

通行止めの標識を無視してつづら折りの坂道を降りたら、そこが吉見百穴の駐車場でした（＾＾）

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

yamaonse

最近、東松山周辺の丘陵歩きに凝っていますが、東松山といえば焼き鳥、だけじゃなくてウォーキングの祭典、日本スリーデイマーチの聖地です。毎年11月に開催され3日間で最大150キロを歩くこの大会、三日も続けて150キロも歩けるか、ということで、今日は一日で大会コースの一部である吉見町を軽く巡ります（＾＾）

まずは中学時代に見学して以来の吉見百穴。墓地、というには明るすぎる西向きの斜面にたくさんの横穴があるのを見学し、その前後には同じく岩場に建つ岩室観音や、戦国時代の史跡、松山城跡を見て回ります。そして、源頼朝の異母兄弟である源範頼の館跡と伝えられる息障院や吉見観音、北向地蔵等々を参拝しました。

一応ヤマレコということで付け足したポンポン山ですが、標高なんと38m！高低差のある山も普段から歩いておかないとアップダウンの激しい山でブレーキがかかる、と先日出掛けた沼津アルプスで思い知りましたが、毎度毎度の午後からハイキング、やっぱり早出しないとダメだと思いつつ、夕日の里山を楽しく歩きました（＾＾）