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Yamareco

記録ID: 592112
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳

2015年02月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:41
距離
16.1km
登り
1,682m
下り
1,679m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:20
休憩
1:20
合計
9:40
6:57
7:01
118
8:59
9:09
124
11:13
11:13
7
11:20
11:25
14
11:39
11:39
23
12:02
12:42
13
12:55
12:57
30
13:27
13:27
4
13:31
13:31
44
14:15
14:24
79
15:43
15:51
2
15:53
15:53
4
16:14
16:15
2
16:17
ゴール地点
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西沢渓谷駐車場(無料/60台/6:15頃到着時先客はゼロ)
※140号線から駐車場まで降りる斜面もきれいに除雪されていました。
積雪で西沢渓谷駐車場への駐車が難しい場合は、
道の駅「みとみ」北側の駐車スペースを利用するといいでしょう。
 
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
林道入口のゲートおよびねとり橋インフォメーションにあり。

【コース状況】
●コース全体
・コース全体を通してリボン&ピンクテープは豊富にあります。
・徳ちゃん新道・近丸新道分岐〜山頂間でアイゼンを使用。
・ピッケルは持って行きましたが使用する場面はありませんでした。
・出会った登山者は3組のみ。静かな山行でした。

●西沢渓谷駐車場〜徳ちゃん新道入口
売店やおみやげ屋(冬季休業中)さんの前を通過するとすぐに林道ゲートが現れます。
林道は入口から積雪しています。
ゲートから1kmほど林道を歩くとねとり橋インフォメーションに到着。
東屋とトイレ、登山ポストなどがありますが、トイレは冬季閉鎖中でした。
ここから西沢渓谷の遊歩道に入るとすぐに近丸新道登山口があります。
ヌク沢の橋を渡ってS字カーブを過ぎると西沢山荘(休業中)が見え、
山荘の手前に徳ちゃん新道入口があります。

●徳ちゃん新道入口〜徳ちゃん新道・近丸新道分岐
標高差およそ700mの尾根歩きとなります。
徳ちゃん新道入口より積雪あり。高度を上げるにつれて、日当たりのよい斜面は
地肌と雪が交互に現れます。
急登と緩斜面を繰り返しながら高度を上げていきます。
日当たりのよい急斜面は雪が溶けてシャーベットになっている箇所もあり、
下りは慎重に進む必要がありました。
徳ちゃん新道・近丸新道分岐直下は痩せ尾根ですが、通過には問題ないでしょう。

●徳ちゃん新道・近丸新道分岐〜木賊山(戸渡尾根)
木賊山までちょうど標高差600mの登りになります。
戸渡尾根に入ると積雪量が増えます。前半は雪で登山道の嵩が上がっている分、
シャクナゲがうるさいです。登りはさほど気になりませんでしたが、
下りはスピードに乗っている分、少しストレスでした。
シャクナゲ地帯を過ぎると樹林帯をもくもくと登っていきます。
積雪量もどんどん増えていきます。
2360m付近の岩場で視界が開ける箇所があり、ここからの富士山は見事でした。
2441mで奥秩父縦走路にぶつかり、ここから木賊山(2469m)まではすぐ。

●木賊山〜甲武信ヶ岳
甲武信小屋までいったん標高差100mほど下ります。
下りの途中で樹林が生えていない風の抜け道となっています区間があり、
目の前におにぎり型をした甲武信ヶ岳の全貌が見られます。
再び樹林帯に入ると甲武信小屋に到着。
甲武信小屋から山頂へは高低差100mほど九十九折りの登山道を登り返します。
最後の折り返しを登りきると短い稜線に出てここから頂上まではすぐ。
 
1台もクルマが止まっていない西沢渓谷駐車場からスタート。モルゲンの鶏冠山がよく見えます
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1台もクルマが止まっていない西沢渓谷駐車場からスタート。モルゲンの鶏冠山がよく見えます
林道ゲート手前より雪道です
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林道ゲート手前より雪道です
林道を進みます。前方に鶏冠山
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林道を進みます。前方に鶏冠山
ねとり橋インフォメーションに到着
ねとり橋インフォメーションに到着
西沢渓谷遊歩道に入ります
2
西沢渓谷遊歩道に入ります
徳ちゃん新道入口
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徳ちゃん新道入口
入口から雪が付いています
入口から雪が付いています
かわいいリボンが戸渡尾根付近まで導いてくれます
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かわいいリボンが戸渡尾根付近まで導いてくれます
太陽が昇ってきました
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太陽が昇ってきました
鶏冠尾根と並走します
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鶏冠尾根と並走します
顕著な尾根筋を進みます
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顕著な尾根筋を進みます
鶏冠山の第1〜第3岩峰がよく見えます
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鶏冠山の第1〜第3岩峰がよく見えます
静かな山歩きです
静かな山歩きです
ぐんぐん気温が上がりkomemameもこの暑さに文字通り脱帽
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ぐんぐん気温が上がりkomemameもこの暑さに文字通り脱帽
久しぶりにちゃんと歩く山行です(photo komemame)
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久しぶりにちゃんと歩く山行です(photo komemame)
歩くことが気持ちがいい日和
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歩くことが気持ちがいい日和
近丸・徳ちゃん新道分岐手前で南側の眺望が開けるところがあり…
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近丸・徳ちゃん新道分岐手前で南側の眺望が開けるところがあり…
振り返ると富士山と広瀬ダムが見えます
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振り返ると富士山と広瀬ダムが見えます
富士山アップで(photo komemame)
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富士山アップで(photo komemame)
さらに痩せ尾根を進むと…
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さらに痩せ尾根を進むと…
近丸・徳ちゃん新道分岐に到着。ここでアイゼンを付けます
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近丸・徳ちゃん新道分岐に到着。ここでアイゼンを付けます
稜線が見えます
戸渡尾根に入るとシャクナゲのトンネルが続きます
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戸渡尾根に入るとシャクナゲのトンネルが続きます
雪の量もグッと増えます
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雪の量もグッと増えます
もくもくと標高を上げていきます
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もくもくと標高を上げていきます
急斜面を登っていくと…
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急斜面を登っていくと…
2360m付近で西側の展望が開けます
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2360m付近で西側の展望が開けます
突き抜ける青空
真っ青な空に一筋の飛行機雲
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真っ青な空に一筋の飛行機雲
富士山と広瀬ダム
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富士山と広瀬ダム
絵画のような風景でした
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絵画のような風景でした
国師ヶ岳と奥に南アルプス
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国師ヶ岳と奥に南アルプス
雪も標高を上げるにつれて雪も深くなってきます
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雪も標高を上げるにつれて雪も深くなってきます
奥秩父縦走路にぶつかりました。破風山方面はトレースがありません
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奥秩父縦走路にぶつかりました。破風山方面はトレースがありません
奥秩父縦走路に合流してから木賊山までは目と鼻の先
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奥秩父縦走路に合流してから木賊山までは目と鼻の先
緩やかな登山道を進みます(photo komemame)
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緩やかな登山道を進みます(photo komemame)
雪の量が多かったです
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雪の量が多かったです
木賊山に到着。頂上標は写真の右側にあるはずなのですが、完全に雪の下に埋まっていました
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木賊山に到着。頂上標は写真の右側にあるはずなのですが、完全に雪の下に埋まっていました
木賊山から下ると視界が開けドーンと甲武信ヶ岳の全貌が見えます
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木賊山から下ると視界が開けドーンと甲武信ヶ岳の全貌が見えます
残りの行程がわずかとわかり、笑顔になるkomemame
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残りの行程がわずかとわかり、笑顔になるkomemame
甲武信小屋に向かって100mほど下ります
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甲武信小屋に向かって100mほど下ります
八ヶ岳と北アルプスが見えました
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八ヶ岳と北アルプスが見えました
トロロ昆布を巻いたゴマおにぎりに見えなくもない
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トロロ昆布を巻いたゴマおにぎりに見えなくもない
三宝山と武信白岩山と十文字峠方面
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三宝山と武信白岩山と十文字峠方面
ここは風の通り道でたいてい強めの風が吹いていますがこの日はそよ風でした
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ここは風の通り道でたいてい強めの風が吹いていますがこの日はそよ風でした
標高を下げると目の前の甲武信が迫る感じです
標高を下げると目の前の甲武信が迫る感じです
甲武信小屋を横目に見て、まずは山頂を目指します
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甲武信小屋を横目に見て、まずは山頂を目指します
いつもそうですがこのルートは小屋から山頂までが思いの外シンドイ
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いつもそうですがこのルートは小屋から山頂までが思いの外シンドイ
しかし、樹林帯を抜けるとこんな景色が待っているのです
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しかし、樹林帯を抜けるとこんな景色が待っているのです
木賊山をバックに
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木賊山をバックに
富士山をバックに
3
富士山をバックに
山頂はもうすぐそこ
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山頂はもうすぐそこ
短い樹林帯を抜けると…
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短い樹林帯を抜けると…
甲武信ヶ岳山頂に到着。相変わらず立派な頂上標だこと
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甲武信ヶ岳山頂に到着。相変わらず立派な頂上標だこと
山のポーズ
山頂より。国師ヶ岳〜朝日岳〜金峰山。国師ヶ岳と朝日岳の間からちょうど白峰三山が見えています。白い金峰山の横に甲斐駒と鋸
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山頂より。国師ヶ岳〜朝日岳〜金峰山。国師ヶ岳と朝日岳の間からちょうど白峰三山が見えています。白い金峰山の横に甲斐駒と鋸
白峰三山アップで。右から北岳〜間ノ岳〜農鳥岳
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白峰三山アップで。右から北岳〜間ノ岳〜農鳥岳
金峰アップで。金峰だけ白いですね。五丈石もよく見えます。その右側の甲斐駒と鋸岳もくっきり(photo komemame)
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金峰アップで。金峰だけ白いですね。五丈石もよく見えます。その右側の甲斐駒と鋸岳もくっきり(photo komemame)
山頂より。国師ヶ岳の左側には聖と笊の姿も見えます
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山頂より。国師ヶ岳の左側には聖と笊の姿も見えます
山頂より。八ヶ岳。権現から蓼科山まで全部見えています。驚いたのは甲武信ヶ岳から見ると北八ヶ岳が異様に長く見えること
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山頂より。八ヶ岳。権現から蓼科山まで全部見えています。驚いたのは甲武信ヶ岳から見ると北八ヶ岳が異様に長く見えること
南八ツアップで。左から権現〜旭岳〜キレット〜赤岳〜横岳〜硫黄岳〜東西天狗(photo komemame)
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南八ツアップで。左から権現〜旭岳〜キレット〜赤岳〜横岳〜硫黄岳〜東西天狗(photo komemame)
北八ツアップで。左から天狗〜中山〜丸山〜麦草峠〜茶臼〜縞枯〜北横〜蓼科(photo komemame)。奥には穂高〜大キレット〜槍
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北八ツアップで。左から天狗〜中山〜丸山〜麦草峠〜茶臼〜縞枯〜北横〜蓼科(photo komemame)。奥には穂高〜大キレット〜槍
山頂より。北アルプス。穂高から白馬まで全部見えていました
3
山頂より。北アルプス。穂高から白馬まで全部見えていました
北アアップで。左から立山〜劔〜爺〜鹿島槍〜五竜〜唐松〜白馬三山〜小蓮華(photo komemame)
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北アアップで。左から立山〜劔〜爺〜鹿島槍〜五竜〜唐松〜白馬三山〜小蓮華(photo komemame)
山頂より。北側を望むと三宝山と奥に真っ白な浅間山。左側には頸城三山と高妻山も見えています
3
山頂より。北側を望むと三宝山と奥に真っ白な浅間山。左側には頸城三山と高妻山も見えています
頸城山塊方面アップで。右から妙高〜火打〜焼山。正面に高妻山(photo komemame)
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頸城山塊方面アップで。右から妙高〜火打〜焼山。正面に高妻山(photo komemame)
山頂より。中央アルプスと御嶽
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山頂より。中央アルプスと御嶽
中央アルプスと御嶽アップで。御嶽はいまだ噴煙を上げています(photo komemame)
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中央アルプスと御嶽アップで。御嶽はいまだ噴煙を上げています(photo komemame)
山頂より。奥白根山と男体山、会津駒
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山頂より。奥白根山と男体山、会津駒
富士山は山頂より少し手前から眺めるのが一番よいです
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富士山は山頂より少し手前から眺めるのが一番よいです
富士山アップで(photo komemame)
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富士山アップで(photo komemame)
さて下山です
ご機嫌のkomemame
樹林帯に入ります
樹林帯に入ります
さよなら富士山
甲武信小屋。足跡もありません
3
甲武信小屋。足跡もありません
終始良い天気に恵まれました
終始良い天気に恵まれました
木賊山への登り返し
2
木賊山への登り返し
甲武信をバックに
2
甲武信をバックに
やらせ笑顔
動物トレース
樹林帯に入ります。ここから急降下
1
樹林帯に入ります。ここから急降下
素晴らしい景色に何度もレンズを向けてしまします
6
素晴らしい景色に何度もレンズを向けてしまします
雪を蹴散らしながら快調に下ります
雪を蹴散らしながら快調に下ります
シャクナゲ地帯に突入
2
シャクナゲ地帯に突入
近丸・徳ちゃん新道分岐を過ぎて富士山の眺望ポイントを過ぎると…
近丸・徳ちゃん新道分岐を過ぎて富士山の眺望ポイントを過ぎると…
ひたすらの下りです
ひたすらの下りです
午後になり雪が緩んでグチャグチャ気味
午後になり雪が緩んでグチャグチャ気味
西沢山荘が見えてきました
西沢山荘が見えてきました
お腹が減りすぎてフラフラだそう
4
お腹が減りすぎてフラフラだそう
行動食はカントリーマアム(期間限定のあまおう)
6
行動食はカントリーマアム(期間限定のあまおう)
出会った登山者は3組のみ。静かな山行を楽しめました
1
出会った登山者は3組のみ。静かな山行を楽しめました
汚れた靴を掃除しながら…
1
汚れた靴を掃除しながら…
林道をだらだら歩きます
林道をだらだら歩きます
カーブミラーでパチリ
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カーブミラーでパチリ
林道ゲートに到着。お疲れさまでした!
9
林道ゲートに到着。お疲れさまでした!

感想

凍傷を負ってからは指の様子を見ながらのおっかなびっくり山登りが続いていましたが、
ようやくほぼ完治し(爪の一部が少し変色している程度)、
久しぶりにちゃんとした雪山をしっかり歩きたいという気持ちのこの週末。
土曜日は全国的に天気が良く、登る山は選びたい放題です。
が、土曜日山行での遠出はどうしても睡眠が不足気味になり運転がキツイ。
比較的近場で日帰りとなると真っ先に八ヶ岳が思い浮かびますが、
最近の冬八ツの喧騒を考えるとちょっと腰が引け気味になってしまいます。

う〜んどうしよう。近場で雪がしっかりあって、ちゃんと歩けるところかぁ、
…そう言えばkomemameは甲武信ヶ岳が未踏。
冬の甲武信は、どうしても単調になってしまう印象が強く、
正直あまり気持ちも高まりませんでした。
けれど、人もあまり入っていないようで、ラッセルが楽しめるかもしれないし、
ケガ明けでちゃんと歩くことが今回の山行の主眼だったので、
まぁいいかという感じで向かってみることにしました。

西沢渓谷駐車場に到着するとクルマが一台も止まっていません。
これは予想以上に歩きごたえのある山行になるかもしれないと、
期待半分・心配半分でスタートしました。

徳ちゃん新道入口から雪はしっかりと付いていましたが、
標高が低く日当たりの良い斜面は地肌が見えているところもありました。
並走する鶏冠尾根を眺めながら黙々と標高を上げていきます。
雪はだんだんと増えていき、木賊山の頂上標も隠れるくらいでしたが、
結局そこそこ踏まれていてラッセルが必要なところはほぼありませんでした。

黙々と登って下るだけの、何だか気の抜けたコーラのような山行でしたが、
出会った登山者は3組のみと静かな山行は実現しました。
また、甲武信ヶ岳は今回で4回目となりますが、
これまでで一番天気が良く山頂からの眺望の良さを
改めて実感することができたのもよかったです。
 
 

甲武信ヶ岳は未踏の百名山で、いつか行かなくちゃって思ってた。
すでに何度か行ってるdanyamaは興味なさげだったので、
今週danyamaが出張で家を留守にする隙に、
仕事を休んでひとりで行っちゃおうか!と、密かに計画を立てていた。

でも百名山だというのに、この時期日帰りレコは少なめ…
今年は雪が多いし、平日で人が入ってなかったら、
ノートレースじゃ山頂までいけないかもなぁ、、
それに何より、ふだんあまり運転をしないからひとりで運転するのがかなり不安。。

と、そんな不安要素もあったため、danyamaへの営業もかけていた。
「一緒にいきませんかー、いかがですかー」と念仏唱えるように。笑
そしたらこの営業活動が実った^o^
そんなわけで、やっと念願の甲武信ヶ岳へ。

かなり事前に調べていたので、地図やコースの状況、目印などのポイント、
おおよそのタイムなどはぜんぶインプット済。
こうやって調べておくと、本当に歩きやすい。
ふだんからこれくらいやっておかないとダメだよな、と思う。
どれだけいつもdanyamaを頼っているんだろう。すこし反省…

それにしてもこの日は足どりも心も軽く、天気も文句なしの快晴〜〜。
気持ちがものすごくよい。
久しぶりにちゃんと雪山歩けたのも、心躍らせている理由のひとつかもしれない。

徳ちゃん新道、木賊山までは長いけど、意外と疲れもしないで到着。

でも最後のさいご、甲武信ヶ岳への登りがキツかったー。
あとちょっとだけ!あと10分!あと5分!とか思いながら、がんばった。
一気に視界がひらけたときは、すごーい!のひとこと。
南アルプス、八ヶ岳、北アルプスぜんぶ見える。
でもこの日どこより感動的だったのは富士山。
ふだん山に登っていると、富士山は見えれば、スゴイねと思うには思うのだけど、
どこか当たり前の存在すぎて、いちおカメラに収めるけれど、心はスルーしてしまっていた。
この日の富士山はぜんぜん違った。いつまでも見ていたい。
あんなに堂々と、神々しくて、まわりの景色を脇役に押しやり、
従えているかの様子は、すごすぎて、こわいくらい。
富士山に人格?心があるとしたら、きっとこわいものなんてないんじゃないかと思う。
ほんと、尊敬すべき存在。

私はまだまだこわいものだらけだし、
今回だって、ここに来るまでの小心ぶりといったら!
富士山からしたら、私のこわいものなんて小さな小さなことなんだろうなぁ。。

でもこうやって今回甲武信ヶ岳に来たことで
次回はここにひとりで来ることもできるかもしれない。
ひとつこわいものはなくなったと言っていいのかな。
富士山みたいにこわいものナシにはすぐにはなれないけど、
ひとつひとつ経験してクリアしながら、
つよいひとになりたいなぁ、と思った1日だった。


おしまい。

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コメント

静かな雪山♪
danyamaさん、komemameさん、こんにちは

danyamaさんのおっしゃるとおり、徳ちゃん新道は視界が開けてるところが少なく単調な登り下りだけの登山になりがちですが、そのぶん尾根を登りきって見える景色は最高ですよねー
(天気が悪ければダメですがww)

この土曜日は天気が最高で何処も賑わってたようですが、あえて喧騒を避けてマニアックな雪の甲武信ヶ岳をチョイスしたセンスが素晴らしいです

お疲れさまでした
2015/2/24 12:39
Re: 静かな雪山♪
yama_poundさん

こんばんは〜
徳ちゃん新道はながーくて、景色がひらけたときは
まさにご褒美だ〜!って思いました。
この日は天気がよかったので、ほんとサイコーでした。

甲武信ヶ岳からみえる山はどこもかしこも天気がよかったので、
あそこにはどんな感じかなぁ、いっぱい人がいるんだろうなぁとか、
想像もふくらみました。
yama_poundさんは二日連続の山だったんですね。
おつかれさまでした〜。
2015/2/24 22:11
奥秩父♡
こんにちは、danyamaさん&komemameさん(^^)v
気の抜けたコーラ&ゴマおにぎり山行お疲れ様です
danyamaさん、凍傷の方かなり良くなられたようで何よりです
今週末以降は雪と戯れそうですね!

甲武信ヶ岳には我が家も去年の暮れにお邪魔しましたけど、その時も雪がほとんどなくてガッカリ(>_<)
で、年明けから徐々にスゴいことになるのだろうと思ったら、あらら
このお山って、なんとなーく笊ヶ岳チックなお山ですよね
ずーっと樹林の中ですけど、ゴールで大展望が待っているみたいな。
21日はどこも天気が抜群に良かったですけど、甲武信からの北アとは羨ましい。。。
ワタシはこの山には3回ほど来てますが、バッチリ全滅なのであります(^-^;

あ、ワタシも毎年「今年こそは赤岳へ行こう!」と思ってはいるものの、ヤマレコの山行記録の多さでヒビってしまいとても近付けません(^-^;
基本的に騒がしいところよりも、雪が少なくても静かな山が良いなあと思うワタシであります!
で、いつかkomemameさんの甲武信ヶ岳ソロ山行を期待してま〜す(^^)v
2015/2/25 16:04
Re: 奥秩父♡
kamasennin さん

こんばんは〜
年末年始の激しすぎる山行を経験してしまったせいか、
もはやdanyamaはラッセルなし、トレースバッチリの山では
もの足りなくなってしまった様子…こわい
これから先、どんだけハードな計画を立てるのか…と恐れております、泣

甲武信って、確かに!kamasenninさんのおっしゃるとおり、
漂う雰囲気、ザルっぽいですよねっ。
どこまでつづくの、この尾根は〜と思いながら、
私も笊が岳のときのあの辛い感じを思い出していました。
ただあのときと違って、この日はかなり絶好調だったので、ずっと元気に歩けました
それにしてもkamasenninさんの甲武信、お天気全滅とは…ご褒美なしはつらい。。かも。。
甲武信ソロ、もうひとりでもいけそうなので、チャンスがあったら行ってきまーす!

我が家も静かな山派ですー。
kamasenninさんたちの二人占め会駒〜中門岳レコ、すごいうらやましい〜。
ほんときれいで、サイコーでした。
2015/2/25 20:46
遅くて、すみません!
こんにちは!
去年、羊蹄山でスライドさせてもらった者です。

コメを書こう書こうと思って、今日にまで至ってしまいましたです。
いつも、凄いお山をやれててますですね〜
ワイには真似できない、そんなスキルもないもんで、いつも羨望の元、レコを拝見
させて頂いておりますです。

して、八ヶ岳で凍傷になられたんですってね?大変でしたですね〜
ワイって、マイナス30℃にもなるド田舎で育ったもんで、軽い凍傷は日常茶飯事
だったもんで、しゃしゃり出てきた次第です。

凍傷になったら、とうしよう?なんて駄洒落こいてないで、昔はホオズキを塗るとか、
ぬるいお湯に付けるとかやってましたですが、今思うに体温で温めるのが一番かと。
植村直巳の著書には、自分のフグリで手を暖めたと書いてましたですわ。

予防は、痛みを通り越して感覚がなくなったらヤバいです。
そのもどりが、ジンジン痛いのなんの!
あっ、それは、ご存じですよね。

最初は、手袋の中で指は抜いて手の平でもみもみしながら暖めたりするですが、
それでもダメなら脇の下に手を入れるのがいいのかなと思ってますですわ。

あったり前のことでしたら、ご容赦下さいまし。

ではまた!
2015/2/25 21:54
Re: 遅くて、すみません!
settidazeさん

こんにちは〜!!!
settidazeさん、ご無沙汰しています。
レコもBlogもよく見させていただいていますー。
とくにBlogはおもしろくって、おいしそうな写真も多くて楽しませてもらってます
(手作りのアイスが気になって気になって…たべたい、笑)

danyamaの凍傷、、、お気遣いありがとうございます。
もう2ヶ月経ちましたので、ほとんど大丈夫のようです。
とはいえ負った指は冷えやすかったりするみたいなので、
山にいくときは手袋何枚ももって、塗り薬ももって完全防備でのぞんでいます。

ほおずきって、あの赤い実の風船のですよね??
あれを塗るんですか???初めて知りました。温める作用があるのでしょうかね。
あとふぐり、、、って、(←ウブぶっているわけじゃないのですが、笑)
分からなくて、検索かけてしまいましたーーー
おかげさまでひとつ言葉を憶えて、あたまが良くなりました
でもたしかにいちばん温かさが保たれる場所だから、よさそうですね!

わたしも足の親指が軽く凍傷っぽくなりましたが、
下山のとき温まってきたら、くつに当たるのが猛烈に痛くてたまりませんでした。
その後もしばらくは靴下を履くのも痛いくらいで!
あの痛みはもう勘弁…です

日常的に寒いところで過ごされているsettidazeさんは、
さすがいろいろご存知ですね。
お教えいただいてありがとうございます!
2015/2/26 15:38
こんばんは
はじめまして。
お写真が驚きの綺麗さだったので思わずコメントです。

春になったら登ろうと思っているので、参考にと開いたのですが
見入ってしまいました。
2015/2/25 21:59
Re: こんばんは
p496さん

こんにちは
我が家のレコを見てくださり、ありがとうございます!

わたしも今回初甲武信ヶ岳でしたが、ひらけたときに見える景色がすごくて、
とくに私は富士山に感動してしまいましたが
お天気のよいときにぜひぜひ行っていただけたらと思います!
眺望ないと、長い尾根歩きで修行っぽくなってしまいそう …笑

わたしも雪のない時期になったら、
もう一度ひとりでチャレンジしたいなぁって思っています
2015/2/26 15:45
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 奥秩父 [日帰り]
甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜近丸新道)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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