宮城蔵王(刈田峠避難小屋〜刈田岳)
- GPS
- 07:19
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 714m
- 下り
- 701m
コースタイム
0650すみかわスキー場ボトム発−0815スキー場トップ周辺−0850エコーライン合流
−1005刈田峠登山口−1100刈田峠避難小屋−1145刈田峠登山口−1240小休止1250
−1310刈田岳(シール剥がす)1340−1410すみかわスキー場ボトム
天候 | 2015/02/21(土) 快晴・微風・暖かい |
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過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・中央コースにはコンスタントに竹竿が設置されています ・観光道路からハイラインにかけて、雪上車が通ります。 端に寄って通り過ぎるまで立ち止まって待ちましょう。 ・井戸沢源頭部は雪崩れやすいので立ち入り厳禁です。竹竿が×に設置されています。 ・前山方面の樹氷が見ごろでした。今後、気温上昇で落ちてしまうことが増えるでしょう。 |
その他周辺情報 | ・温泉 バーデン家壮鳳 http://www.barden.co.jp/ 日帰り入浴\600 シャンプーリンスボディソープ有 ・ラーメン 伊達屋(福島市) |
写真
感想
4年ぶりの宮城蔵王は相変わらず本当に素晴らしかった。絶好の好天コンディションに恵まれ、絶景と樹氷原を堪能し、目的の刈田峠避難小屋偵察も完了。
再びあの山域を歩きまわる山スキーを計画実現するための第一歩となった。
先週はスキー場まで出向きながら物凄い地吹雪のため涙の撤退(伊達屋のラーメンドライブとなりました)。22(日)以降は春に向けた気圧配置の予報で厳冬の樹氷原を楽しむのは21(土)が今季最後になりそうと予想、再度車を白石へ走らせた。
ゲレンデ下から刈田峠避難小屋まで自分の足でどれくらい時間がかかるか、をとらえておくのが目的。時間&体力的に大丈夫なら刈田岳にも登る計画(ハイラインをピストンで引き返すのは効率が悪いような気もしたので)。
ピステンが美しいゲレンデを横切り観光道路を登る。スノーシュー跡がある。第3リフト下から観光道路はゲレンデを離れ、南側に視界が得られるようになってくる。パラダイスコースへの下降点を確認。まったくトレースはなかった。道路はジグザグに徐々に高度を上げる。前烏帽子〜後烏帽子が見えてくる。尖った独特の地形だ。ようやくリフト最上部付近へ到達。引き続き雪上車跡をノーラッセルで辿る。道路幅いっぱいの雪上車(往復運動していた)に何度も離合、毎回「どーも」と頭を下げる。中央コースの先に、肩に避難小屋をのせた刈田岳の展望。道路沿いか、中央コースか、どちらで登るのがいいのか迷ったが、ノーラッセルの楽チンを選択し引き続きエコーライン沿いに進む。徐々に展望がひらけ、右には名号峰の稜線、左には屏風〜杉〜前山の手前にパラダイスコース。パラダイスコースには懐かしの清渓小屋が肉眼でもくっきり見える。あの頃は楽しかった・・・・
標高が上がってもまったく風はなく直射日光が直撃して暑い。鉄下駄林道歩きのような歩行も展望に助けられ苦にならない。刈田岳へ至る中央コースを見送って引き続きエコーラインを進み、ハイラインの刈田峠登山口のちょい手前から左手の前山方面へ入る。ノートレースだが視界は絶好。樹氷原に入ってしまうと展望がきかなくなるので、全体が見渡せるうちに大体の進路を目視とコンパスで確認しておく。微妙な昇り降りがあるのでシールは貼りっぱなしとする。
雪はそこそこ締まっており、足首ラッセル程度。中央コースあたりはほとんどモンスターは見られないが、ここまで来ると見上げる高さの見事なモンスターが文字通り林立。モンスターのあいだを、踏み抜きとリングワンデリングに注意しながら歩きまわるのが楽しいんだよなぁ。刈田峠避難小屋はモンスター林の密なところに位置し、建物が白いので、直前までその存在に気が付かないが、今日は好天に恵まれ割とあっさり発見。冬季用の出入り口のある東側は完全に吹き溜まりとなっており、最近入った人はいないようだ(←記憶違いの勘違いで、出入り口は西側にあり、ちゃんと開いていたようです)。といっても掘り出すほどの積雪ではないので、ショベルで30分もあれば簡単に出せるだろう。スキー場下からここまで4時間。重荷であっても、道迷いがなければその日のうちにここまで到着し小屋に入れそうな感触が得られ、大きな収穫となった。
ハイラインへ戻ると観光雪上車が6台ほど隊列をなして登ってきた。ハイラインを少し上がったところが終点らしく、たくさんの下界の人たちが雪上車から降りて雪と景色を堪能している。観光用雪上車はスキー場の大きな収入源らしく、金を落とさないがリフトは使いたい登山者にとって下界の観光客はありがたい存在だ。
ここまでほぼ計画通りの進行であり、またハイラインを戻るのもダルいので、刈田岳へ登ることにする。ほどよくウインドパックされた斜面はエッジもシールもよく利き、標高を上げるほどに展望がますます広がる。あいかわらず風もない。順調に刈田岳避難小屋へ到達。刈田岳方面へ進む。氷雪をまとった刈田嶺神社と鳥居。風もなく穏やかな山頂。多くの登山者がそれぞれに楽しんでいる。真っ白な御釜にはスキーヤーが入っている。滑って登り返すのだろうか?
再びこの時期にここへ来られて本当によかった。
ようやくシールを剥がし滑降。シールで歩き回ったのでもう足がガクガクで、でこぼこな重い雪の中央コースをコケないように滑り降りるのが大変(すでに滑りを楽しめない状態)。なんとかスキー場まで降りて本日終了。あー楽しかった!来てよかった!
こんにちは。
単独とは凄いですね。こちらは、テレ2人+山(AT)2人の予定が、凸のレストハウスで偶然会ったテレの知り合いを加えた5名のツアーでした。
昨日は、どこも晴天で展望は抜群でしたね。ただ、樹氷は例年より小ぶりでしたが。
こちらは、凸〜西大巓〜西吾妻山〜二十日平〜凸でした。
西大巓・西吾妻山ともスノーシュの方が大勢で、スキーヤーは少なく、さらにテレマークは少なかったです。最近は、山(AT)スキーの極太板の方が多くなったと感じました。
ちなみに雪質は、西大巓東斜面は固くて苦労し、西吾妻から二十日平までの下りは重くて苦労しました。
そのうち、またご一緒したいですね。
、
midponさんこんばんは。コメントありがとうございます
西吾妻におられたのですね。あちらのモンスターも見ごたえがあるとききますが、小ぶりでしたか
「レストハウスで偶然会った」って、先日の猫魔を思い出します(笑)
さすが顔の広大なmidponさんですね
スノーシューほんとに増えましたよね。鉄下駄歩行を続けながら、「・・・下りでは見てろよ・・・・」と勝手に一方的に闘志を燃やしてました
テレとAT極太の勢力図もなかなか興味深いです。
今期中に一度はご一緒できればなーと思っております。夏山でご一緒できるかもしれませんね
midponさんは鱗はいつごろからですか?
どこか、景色を楽しみながら緩やかな傾斜で細板練習できるようなところをご存知でしたら教えてくださーい!
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