大麓山・トウヤウスベ山 絶景の樹氷林BC

2015年02月21日(土) [日帰り]

コースタイム

<登山データ＞
■日時：2015年2月21日
■装備：日帰冬山BC装備・アイゼン・ピッケル
　　　　　　（山スキー、スプリッドボード）
■時間：総行動時間　10時間9分（休憩・写真含む）
登り6時間34分（大麓山の40分のランチ休憩含む）　下り3時間16分
606入山→612林道分岐→623林道分岐→646地形図にない林道をクロス→937　1230ピーク東→1000　1178コル→1110大麓山1150→1240トウヤウスベ山1259→1357大麓山西滑走ポイント→1615駐車スペース
■人数：2人
■途中会った登山者　
・なし

天候

ド晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・特に危険なところはないですが、下の方は積雪不足の影響で小沢がたくさん出てたり、大きな倒木が多く歩きにくいです
・入山に関しては自然公園法第20条第3項を勿論遵守してます
・環境省の車馬等乗入れ規制制度（大雪国立公園乗り入れ規制）も遵守しています
（しかしながらいろいろなご意見があるのでログは控えます）

その他周辺情報

下山後はフラヌイ温泉、富良野くまげらでトンカツ

写真

2/21 6:20

はい！なんだかんだ手間取って6時すぎに入山！(T T)
チーン。。。。。
気合い空回り・・・・爆
あ〜あ。ルートは状況に応じて調整しよ〜(笑)
ゲート手前まで除雪が入ってるが、なんせ車を置くスペースがない。
車は乗り上げてなんとか置く

2/21 6:20

まだ薄暗いなか林道を歩く
今年の富良野界隈はとにかく雪が少ない。
林道もご覧の通りで、森の中も既にブッシュがでてきてる。
さながら残雪期の登山のよう
でも、気温はマイナス14度で見た目とのギャップ大！(笑)
顔がつめてーーーー

2/21 6:27

閉鎖されたゲートをすぎると早速地形図にはない沢に沿うように北に延びる林道が。
この林道使ってみる

2/21 6:34

沢沿いの林道を北上する

2/21 6:58

途中林道は北と東へいく二股に
沢はすでにスノーブリッジに苦労しそうだったので、確実に渡れるうちに渡っておこう。
二股を東に行き、すぐに尾根に取り付く

2/21 7:02

緩やかな広大な尾根の裾は大量の小さな沢が走っていて、すでに顔をだしてます。
小沢をかわすように蛇行歩行状態。

2/21 7:15

そしてもっと厄介なのがこれ。。。
大きな倒木がとても多い。雪がすくなく埋まってないので本日は山スキーなのでパスするに疲れる。

2/21 7:06

またまた地形図にない林道
しかも法面が急で登れない。
迂回させられる

2/21 8:44

森の住人は外出中のよう(笑)

2/21 7:57

人があまり入らない森に朝日が

2/21 8:50

標高上げてくると雪も安定してくる

2/21 9:01

そして不思議な光景。
ちいさなウサギかリスの足あとが途中から幅10CM程度の滑走跡に。。。
もしや彼らの中でもボードがはやっているのか！！？？

2/21 9:15

いい感じの森林地帯
仮に同じルート戻ることになってもかなり滑って楽できそう〜

2/21 9:15

と、自分の約50CMすぐ横の樹木の下から白い物体が一目散に逃げる。
冬の野ウサギをこんな至近距離でみるのは初めてだ。
ちょっと得した気分
＊一瞬の出来事で写真はありません

2/21 9:30

少しずつ眺望がやっと出てくる
遠くに日高山脈が雲海に浮かんでいる。
今日は晴天、無風の絶好の山日和！

2/21 9:47

大麓山東から南東に伸びる大きな尾根も見える

2/21 9:53

この静かな森を帰り滑るのもいいな

2/21 9:59

雪と空と木のみ
充分か！？(笑)

2/21 9:59

今日はMさんはスプリッドボードで参戦

2/21 9:59

稜線上にでた
目標バッチリ確認！

2/21 9:59

東方面〜

2/21 9:59

南方面〜
人の気配が全くない

2/21 10:00

ん！？　わ！！！
大麓山の南面ズーム・・・
うっすらシュプールが入ってる！！！！！
やはり樹氷BCを考える人いるんだな〜
それにしてここまで一切人気もなくトレースなにのにどこから。。。。
ま、数日前のラインだし、いずれにしてもあの樹氷林の滑走は格別だな！

2/21 10:04

稜線から東の麓に目をやると、、、、
なるほど。。。モービル痕
＊モービルで山頂直下まで入り樹氷林BCを楽しんだっぽい

2/21 10:04

大麓山全貌

2/21 10:05

森林浴をたのしみすぎて予定時間押し気味・・・
1230ピークは軽く東からトラバース
＊振り返って撮影

2/21 10:06

1178コル手前から山頂方向見上げる
樹氷がいっぱで素敵すぎる！
心の中で既に周回ルートはやめてここを滑ることで決定！(笑)

2/21 10:15

ピーク西側もよさそう〜

2/21 10:32

1230ピークごしに浮き夕張山地

2/21 10:32

ちょっとズーム！
今日はあまりの絶景に写真500枚くらい撮影〜(笑)
私って質より量派！？

2/21 10:54

予想通りクラストしていてスリップしまくりでたまらずシーアイゼン装着
＊帰りは気温上昇で柔らかく最高の状態に

2/21 10:58

最後の急登り〜
絶景すぎて同じ写真何枚も撮る！(笑)

2/21 11:04

うひょ。
なぜかニヤケル

2/21 11:09

樹氷達のお出迎え〜
さらにニヤケル

2/21 11:12

最高の斜面

2/21 11:20

山頂手前

2/21 11:22

ハイマツの踏みぬき多し〜
シューだと大変かも・・・・

2/21 11:25

きたー！
お！なんと標識あり！

2/21 11:24

厳冬期にこの快晴＆無風のピークって、、、
もってるな〜(笑)

2/21 11:25

ウペペとニペに挟まれる下ホロ
境山もこのアングル初めてだな〜

2/21 11:25

しかし絶景山だな

2/21 11:25

十勝連邦〜
実は大麓山も隠れた連峰の名山！

2/21 11:26

夕張山地〜

2/21 11:31

富良野岳ズーム！

2/21 11:44

夕張山地ズーム！

2/21 11:45

暑寒？まで見える！

2/21 11:12

パノラマ　　日高方面〜富良野岳

2/21 11:47

下ホロ綺麗だ

2/21 12:05

さ〜時間と戦いなので次なるトウヤウスベに向かう
この天気と眺望なら何時間でも居れるな
未踏で狙っている前富良野岳、なんとか雪があって滑れるうちにいきたい

2/21 12:08

目指すトウヤウスベ

2/21 12:11

一旦圧巻の樹氷林を標高で150M落とす
しかしこの面は樹氷とハイマツで雪が薄く滑走は不可能
バリバリ踏みぬきながら下りる

2/21 12:15

シールをつけたままスプリッドで下るのは難しそう〜

2/21 12:30

もはや樹氷ジャングル！？(笑)

2/21 12:38

コルを過ぎて登り返す

2/21 12:43

迫力ある

2/21 12:55

芦別岳が背後から応援！

2/21 12:41

トウヤウスベ山頂
勿論標識はない
ちょっと誰かさんのマネしてみた〜(笑)

2/21 13:07

このまま目の前の原始が原に向かって滑走も考えたが時間的に今日は無理〜
ここまで約6時間30分。日没に間に合うか微妙になってきた。(笑)
ここは無理せず来たルートを効率的に戻ることにする。

2/21 13:18

登りと違い滑走になると急に元気になるMさん。

2/21 13:48

動物発見！
ラクダか！？笑
樹氷って何にでも見えてくる

2/21 13:56

日差しがまぶしい

2/21 14:04

帰りのご褒美！
樹氷林滑り〜
ちょうど良い硬さになっておもろい〜！

2/21 14:25

吸い込まれる〜

2/21 14:38

山頂からコルまでの圧巻の感動的斜面を堪能
1178コルからは林道や森の中など上手く使い、標高650Mまで緩斜面をほぼ滑り続ける
はや！！
一気に時間大幅短縮！

2/21 16:06

斜度が緩んでからは林道を使う

2/21 16:23

朝来たトレースに合流
下りが予想以上に滑れて日没までに余裕で下山！

2/21 16:43

うっすら夕陽に染まる左に連峰と右に大麓山！
この山ほんと穴場だな。
眺望、滑走とても満足な山行だった

2/21 19:24

帰りは富良野のくまげらでトンカツ〜

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

iPhone 5s Apple

感想

hiro2525

地形図を見ていて以前から狙っていたマイナーな両山。
冬には滑るポイントも結構ありそうなので、厳冬期？にいくべくネットでみると登っている人もちらほらいる。
知人で山レコでお馴染みのPミンが今年登頂していて情報を確認して晴天予報の本日実行となりました。(笑)
なんといっても北海道一といわれる樹氷と主要な山が一望できる大展望が期待できるとの噂。
条件がよければ樹氷林を滑走できればベストと企む。

時間との戦いになるので朝4時ライトでの入山予定。はたして。。。。(笑)
さ〜気合いをいれて〜

■大麓山・トウヤウスベ山




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