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Yamareco

記録ID: 593327
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山滑走
道東・知床

東岳

2015年02月07日(土) [日帰り]
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体力度
4
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
14.8km
登り
1,469m
下り
1,471m

コースタイム

旧知円別小中学校(7:00)−東岳(12:30〜13:10)−旧知円別小中学校(14:50)
天候
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岬町の旧知円別小中学校周辺は、常に広く除雪されている。緊急時の避難場所になっているので、駐車するときは地元の迷惑にならないよう配慮したい。
コース状況/
危険箇所等
・入山口には民家がある。庭先や背後の雪原には踏み込まないよう配慮したい。北側の林の中を通ると良いだろう。
・386m標高点から標高850mの台地までの間、ケンネベツ川支流の浅い谷に沿ってルートをとると良い。南側の尾根上や凸状地形の上は、雪が風で飛ばされハイマツが露出していたり、アイスバーンとなっていることが多い。
・標高850mの台地から上部は、その時々で雪の質や形状の変化が大きい。状況が悪いときは、下部でスキー滑降を楽しむことを計画に含むとよい。
・標高850mの台地から上部のルート取りでは、直線的に東岳を目指してもよいが、今回のように西側から回り込む方が無難に思う。距離も大して差は無い。
・とにかく広大で特徴ある地形に乏しい。ダイナミックにスキー滑降を楽しむなら、視界不良時に限らずGPSは携えておきたい。
旧知円別小中学校に駐車。ここから入山。
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旧知円別小中学校に駐車。ここから入山。
標高150mの雪原にある巨樹。枝の張り出しが非対称なのはこの辺りの平均した風の強さを物語る?
標高150mの雪原にある巨樹。枝の張り出しが非対称なのはこの辺りの平均した風の強さを物語る?
標高350m付近。後ろを振り返れば海 !
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標高350m付近。後ろを振り返れば海 !
386m標高点から上部を垣間見る。初めてだと主稜線が見えたかと思うが、実際は標高1350m台地の端。
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386m標高点から上部を垣間見る。初めてだと主稜線が見えたかと思うが、実際は標高1350m台地の端。
標高650m辺り。見えるのは広大な雪原と海だけ。
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標高650m辺り。見えるのは広大な雪原と海だけ。
標高700mを超えた辺り。とにかく広くて真っ白な斜面が果てしなく続く。下りでは、どこでも滑り放題だが、ルートミスには油断無く。
標高700mを超えた辺り。とにかく広くて真っ白な斜面が果てしなく続く。下りでは、どこでも滑り放題だが、ルートミスには油断無く。
標高820mでゆるい尾根を越える。凸地形では風で雪が飛ばされハイマツが出ていたりするので、なるべく避けた方が良い。
標高820mでゆるい尾根を越える。凸地形では風で雪が飛ばされハイマツが出ていたりするので、なるべく避けた方が良い。
標高850m台地から上部を望む。スカイラインは標高1350m台地の端で、目指す東岳や主稜線はその向こう。奥が深い。
標高850m台地から上部を望む。スカイラインは標高1350m台地の端で、目指す東岳や主稜線はその向こう。奥が深い。
標高1250mまで登ってきた。南東方面には羅臼岳、サシルイ岳が聳えている。雪面には矮小化したダケカンバが露出していた。
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標高1250mまで登ってきた。南東方面には羅臼岳、サシルイ岳が聳えている。雪面には矮小化したダケカンバが露出していた。
東岳の山頂に到着。遠景は、知円別岳と、硫黄岳へ続く稜線。
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東岳の山頂に到着。遠景は、知円別岳と、硫黄岳へ続く稜線。
東岳から、知床半島先端方向を見る。知床岳が裾野を広げている。
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東岳から、知床半島先端方向を見る。知床岳が裾野を広げている。
東岳から、知床半島根元方向を見る。羅臼岳、知円別岳から硫黄岳にかけての尾根、オホーツク海に漂う流氷などが展開する。
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東岳から、知床半島根元方向を見る。羅臼岳、知円別岳から硫黄岳にかけての尾根、オホーツク海に漂う流氷などが展開する。
東岳山頂から。羅臼岳をUPしてみた。
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東岳山頂から。羅臼岳をUPしてみた。
山から降りてきた。登山口は標高50m、海が目の前。
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山から降りてきた。登山口は標高50m、海が目の前。

感想

最近、知床方面へ行った際は、東岳を訪れることが多くなった。冬の知床の山って気象が厳しいんじゃないの? 確かにその通りだと思うが、何回か通っていると時に好天にも恵まれる。また東岳なら、天気が良くて雪の状態に問題なければ、もちろん登頂を目指すけれども、天気が悪くても強風が吹き荒れている状況でなければ、標高800m以下ではスキー滑降が楽しめるからだ。東岳の裾野には広大な雪原が広がり、リフトこそ無いがまるでスキー場のよう。雪質は場所によって極端に変わるけれど、場所を選べば厳冬期ならそれほどの悪雪にはまだ出会っていない。今のところ、厳冬期に東岳へ入る人はほとんどいないので、プライベートゲレンデ感覚で遊んでいます。

今回、天候が良かったので東岳へ登頂したが、標高800mから上部の雪面は波打ちが多く、登り下り共に苦労した。一般には好天でも標高800m以下を滑って楽しむ状況だっただろうか。

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